痛いのがイ○ので○○○に極振りしたいと思います。 作:仏のマスター
次話かその次で一章完結予定です。
プスプスと焼け野原になった一帯の中心に一人の女の子と鉄の像だけが残る……木は吹き飛び草や花は燃えて消し飛び、その爆発の衝撃を物語っているものである。
この場をそんな焼け野原にした乙女は荒い息を吐きながらも、自身の一撃に満足したのか薄っすらと笑みを浮かべていた。
「ハハッ……どうよ、海斗? これがあたしの全力よ」
「…………」
「言葉も出ないくらいに昇天しちゃった? さぁ、その思いの丈を愛と共に私にぶち込んできて♡」
両手を広げ海斗がくるのをウェルカムな海奈に対して海斗は動かない。
「……海斗?」
「……アイ♡メン、開放。……ふぅ」
アイ♡メンの中に入っていたサリーが外に出される。どうやら今回は意識を失う事は無かったようである。
「チッ、泥棒ネコも生き残ってたか」
「ウッ……ウウッ(中が怖かったよ〜涙)」
「よし、○そう!」
アイ♡メンから出てきたサリーを見て、最早○意を隠すことも無く○しにかかる海奈。しかしその前に海斗が再び立ち塞がる。
「ごめんね海斗、昇天して溜まってるのを早く開放したいのかもしれないけど先にそいつ○させて♡」
「……誰が昇天したって?」
「えっ?」
「耐えてやったぞコノヤロー!」
「――嘘っ!? さっき昇天したのより遥かに高威力の一撃だったのよ!? 昇天しなきゃおかしいじゃない!」
『因ミニ私モ耐エマシタ☆』
全員無事だった事に驚きを隠せない海奈……色々とあって海斗はHPを2残し、耐えてみせたのだった。
「サリーちゃんへの愛が俺をここまで強くした……だから言っただろう? お前じゃもう昇天しないって」
「アッ……ヴァァァァッ……ミトメナイッ!!」
短剣を片手にもはや捨て身の一撃とも言わぬ形で海奈は海斗へと襲いかかった。
ガシリ
しっかりと海奈の手首を掴み、攻撃を止める海斗。
「もうお前に倒される気もない……これで終わりだ。そして俺の事は諦めて忘れろ」
【魂撃】
海斗もう一つの必殺の一撃が海奈へと襲いかかる。もはや抵抗はせず、ただ海斗の目だけを見つめる海奈にその一撃が…………
「グッ……ガハッ!」
ポスン
「……ほへっ?」
「……むっ?」
『「「「…………」」」』
「グハッ!!」
『「「――エェェェェェ!?」」』
解説しよう。
クマーン(´(ェ)`)から受け継いだ必殺技でカッコよくミィをカイが倒す場面だったはず…………であるが、最後の【魂撃】はまさかの不発……さぁ忘れている人は思い出してくれ。
【魂撃】
かつて森の覇者と言われた一匹の熊が編み出した究極の技。
星を描く5点の高速同時攻撃の後に星の中心点へ魂の一撃を叩き込む。
ダメージ2倍、50%即死効果(最後の一撃のみ)。
《自身のHPが1割以下の時限定で使用可能で、この技を使い相手を倒せればHPが1残った状態に、倒せなかったら自身のHPはゼロになる》
クマーーン!!