痛いのがイ○ので○○○に極振りしたいと思います。 作:仏のマスター
ギルド【楓の木】の平凡な? 一日★
板杉海斗サイン・握手会にて
怪我から復帰後初のサイン・握手会……無事、握手券をゲットした私は列に並んで自分の番がくるのを今か今かと待っていた…………そして、その時はやってきた!
「お次の方どうぞ!」
呼ばれて席を立ち、いざ海斗様の下へ☆
「こんにちわ〜」 ニコリ☆
…………あぁぁ……カッコイイよぉ〜〜笑顔が素敵! カイと話してる時とは違って、やっぱりドキドキ度♡が違うわね!
「お、お疲れ〜カイ……斗君……って、多分誰か分からないよね。私よイズよ」
「はい?……お疲れ様です(イズさん? あれ? どっかの事務所関係者の方かな? やべっ、誰か思い出せない)。今日は来てくださってありがとうございます!(とりあえず支障が無い感じに返しとこう)」
「リアルでもちゃんと応援してるから頑張ってね☆」
「はい! これからも応援宜しくお願いします☆(リアル? 何の事だ? 更に誰か分かんなくなったぞ?)」 ニコリ☆
「じゃっ、また後でね♪」
「…………(また後で? ヤバイ、誰だ、誰だ!? )」 ニコニコ
笑顔で手を振って送り出してくれたわ♡また後で話すのが楽しみだわ♪
…………
この時はそんな風に思っていたのに…………
「マネージャー! 今の人……【イズさん】って方、知り合いっぽかったけど誰か覚えてる!?」
「【イズ……さん】ですか? んぅ〜取引先関係者で【イズさん】って方は聞き覚えが無いですね…………」
「『また後で』ってまた会うみたいな事を言ってたからまずいかも」
「何人か確認取ってみます!」
現実での面識は実は全くゼロなのに普通に声を掛けてしまったイズ……この後、その真実を知る。
「ヤッホ〜さっきぶりね♪」
「さっき? アレ? どっかですれ違いましたっけ?」
「何言ってんの、今日の握手会! 私って声掛けたでしょ?」
「…………」
コレは……あれっ? 俺イズさんにも説明しなかったっけ?
かくかくしかじかウマウマヤッホイ(カイ説明中)
「…………」
「…………」
「……えっ? じゃあ私……ただの変な人になってない?」
「もし俺が、この世界のリアル俺の立場だったら調べて、誰か分からなくて……そんな風に思ってるかも?」
「――あっ…………」
「……ドン・マーイケル?」
イズさんが固まってしまった(石化)……コレは、そっとしておく事にしよう。
俺は逃げる様に立ち上がりサリーちゃん探しに出掛けるのであった。
「おい、イズ。この前頼んでた盾の補修どうなってる?」
「…………」
「おい、イズってb――『ヴワァァァン!』――グフッ!?」
不意に上がったイズの頭が、上から覗き込むように声を掛けていたクロムの顎に下からクリーンヒットしたのだった。
「ガッ……アガッ……(痛ひゃい……)」(涙)
「ピィ〜……って、カイが居ない!? 早く追いかけないと!!」 グニャリ
「グエッ!?」
一瞬何か聞こえた? と思ったイズであったが、自身がクロムを踏み潰したのにも気付かず駆けていくのであった。
「むっ? 今日は誰も居ないのか?」
ギルドに召喚された私だが室内には誰も居ないように見える。
「……ヴゥゥッ」
「――ヒッ!? 何だ!? 何の声だ!?」
急に聞こえた低いゾンビの様な声に体がビクリと反応する。しかし辺りを見回しても何も居らず、気配も無い。
グニッ、グニャリ
「グエッ、アギャッ!?」
「!? クッ、ドコだ!? 姿を現せ!」
刀を構え戦闘態勢となるが、敵? か謎の存在は未だに姿を見せない。
「……あぁ……○色…………♡」
「んっ?」
ふと声が下から聞こえた気がして下を見ると…………
「!?!?!!??」
「アハハ〜♡――ってちょっと待て! コレは誤カ――ヒゲブ!?!?」
「キィヤァァァァァ!! イヤァァァァァ!?」
哀れ……意識を失ったクロムの上に召喚されたカスミ……そしてそこからのラッキースケベ♡…………カスミの乱撃の嵐に肉塊と化していくクロムであった…………
後編に続く……?