痛いのがイ○ので○○○に極振りしたいと思います。   作:仏のマスター

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サリーちゃんしか勝たん!

あなたは誰押しですか?


はじまり

「おーい、聞こえてる?」

「反応ないけど大丈夫かなこの子?」

 

 今、俺の目の前には前世で見覚えのあるキャラクターであるメイプルちゃんとサリーちゃんが立っていて、二人を見た事で俺が今どの世界に、あの閻魔のバカに転生させられたのかを理解した。

 てかサリーちゃんがカワイイ、俺の嫁。まずソコ!――ん? って事はサリーちゃん攻略しろって事ですか、閻魔様? あっ、さっきはバカって言ってスミマセン。サイコーです☆ 胸の高鳴りを感じながら自分の心臓に手を当てて……フニッ☆……ん? 何だこの柔――って俺の身体…………

 自身の現状を思い出し絶望する。俺今女になってんじゃん! しかも思い出したくない元カノそっくりに! あっ、やっぱり前言撤回、バカ閻魔男に戻せ! サリーちゃん攻略できない!!

 

『もう転生しちゃった後では、僕は力の干渉はできないのだ〜創造神様に怒られちゃうも〜んも〜ん』

「そうなのか――って聞こえとんのかいお前!」

『アレレ、言ってなかったっけ? まぁそういうわけだからよろ〜★』

「……ブチッ#」

 

 頭の中でこんな事が繰り広げられているなんて知らないだろう二人は心配してくれていたみたいだけど、俺はそんな二人の事も考えずに閻魔への怒りを叫んでしまった。

 

「あぁーもう! マジ最悪なんだけど!!」

「ひゃっ!?」

「うわわ!?」

「……あっ」

 

 俺がいきなり叫んだせいで二人を驚かせてしまった……反省、反省。

 

「あっ、ごめんね。今のはサリーちゃん達に対してじゃないんだ! それと助けてくれてありがとう! 一瞬死んだかと思ったよ」

「あはは、それなら良かったよ……けどあれっ? 私名前名乗ったっけ?」

「あっ…………」

「私達、自己紹介も未だだよね?」

 

 困った……急だったのもあったから自然と名前で読んじゃった……良い返答が思いつかず、また黙ってしまっている私。

 

「メイプルならともかく、私はログインしたばかりで全然有名でもないし……」

「…………」 タラタラ(汗)

「……まっ、君が無事だったならそれで良いか!」

「ならお互いにちゃんと自己紹介しようよ!」

 

 肩をポンポンと叩きながら流してくれた優しいサリーちゃんに、笑顔でそんな事言ってきてくれたメイプルちゃん……えぇ娘達やぁ……あぁ〜もう百合展開でもいいからサリーちゃん狙っても良いですか? 

 

「何故か知ってるみたいだけど、私はサリー!」

「私はメイプルだよ! 宜しくね☆」

 

 知ってる……だけど本来なら私達は初対面なんだ。

 だからちゃんと返事をしよう。二人とは是非仲良くなりたいしね……特にサリーちゃんとは。

 

「えっと……初めまして、私は…………」

 





○)ダメに決まってるでしょ! サリーと百合展開とか私が許さないから!……ってあれ?……私の部屋……何か嫌な夢を見てたような…………ふわぁ〜もう起きるかぁ〜むにゃむにゃ。




 ヒロイン? は誰にしようかしら?
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