痛いのがイ○ので○○○に極振りしたいと思います。 作:仏のマスター
カイ強化……カイ強化
でもその前に……♡
「兎も角にも、Lv.1で装備なし。初期ステータスの振り分けすらされてない現状をどうにかしないとな」
カイ
Lv.1
満遍なく分けてオールラウンダーに行くか、メイプルちゃんみたいに極振りするか……この世界来たなら極振りでしょ?
俺が極振りをするのなら……「では上位者インタビューです」……ふと聞こえてきた空に浮かぶモニターから聞こえてきた声に俺は空を見上げた。そしてそこに映し出されていたのは…………
「ランキング4位、ミィ……この声は…………」
キャラ自体は知っていた。元カノになんか似てるなとも思っていた。ただ前世で俺は小説とスロットのみでアニメは見ておらず、このキャラの声を知らなかった。スロットでは上位ARTでバトルにならないと映像が流れず、俺はまだ聞いた事が無かったのだ。
それにミィって名前……もしそうなら…………
一度は消したはずの記憶が呼び戻される。
…………
「ミィ……ミィ……クチュン」
「……捨て猫か」
ぽたりぽたりと雨の舞い散る帰り道、俺は一匹の子猫と出会った。
雨で湿って今にも崩れそうなダンボールのケースの中にタオルの上に小さく丸まったまま鳴く子猫。
「…………」
「ミィ、ミャウ」
寒くて震えるその小さな体を見て、俺は自然と自身にさしていた傘をその子猫のダンボールの上に屋根になる様に置いた。
「ごめんな。家はマンションで動物は買えないんだ」
持っていたハンカチを広げ、子猫を包むように拾い上げ、体に付いた雨を拭き取る。そしてダンボールケースも拾い、そのまま近くの公園のベンチの上に置き、傘を被せる。
「ミャ、ミィ、ミャウ〜」
「あのまま地面に置いとくよりマシだろ? これならこれ以上は濡れないだろうし」
所詮気休めだ……だけど、他に通りががった誰かに拾われてくれれば……そんな思いでその子猫を眺めていた。
「折りたたみ入れといて正解だったなぁ〜」
今日の天気予報は曇り、所により一時雨。タイミング悪く私の帰る時間に降り出してきた。
「ミャ、ミィ、ミャウ〜」
「…………子猫?」
公園の方から子猫の鳴き声が聞こえて、私は導かれるかのように声が聞こえた方へ歩き出した。
「? 板杉君?」
子猫の声と共にそこに居たのはクラスメートの板杉君だった。雨に打たれながら、その子猫の頭を撫でていた。
なんだろう? 何かほっとけない気になって、私は、そっと近づいた。
「傘もささずに濡れてたら風邪ひいちゃうよ?」
「……佐藤さん?」※(後書きにて)
下から見上げるように見てきた板杉君の表情はなんだか辛そうに見えた。あっ、そうか。子猫の上に傘さしてあげてるから…………
「その子……」
「捨て猫みたいだね。連れて帰りたいけど家はペット不可のマンションだからさ…………」
板杉君の悲しそうな表現に胸がキュッとなる。そして私は衝動的にその子猫を抱き上げ叫んでいた。
「わ……私が飼う! 家は一軒家だし、前にも猫飼ってた事あるから!」
「――ホントに!? ハハッ、良かったなチビ猫。良い御主人様が見つかって!」
さっきまでの暗い表情とは違い、明るく笑う板杉君の笑顔に今度は胸がキュンとなった……キュン?
※読者の皆様へ
ミィの本名なんですが原作公式でも出ていないので、担当声優の佐藤利奈さんの名前をモジッて佐藤海奈という設定で私の小説では書いていくことにしました。
利奈をミィからミ奈→ミ……検索したら【海】が出てきて海斗とおソロにしちゃえと【海奈】となった流れですね☆
宜しくお願いしまーす!
ついに元カノが原作キャラの誰か判明です。合ってましたか?
つまりはですね〜海斗女体化姿はミィ(現実世界の海斗と付き合っていた高校生三年生の頃)の姿となります!
アニメ二期一話でふわふわふれあいルームに変装して入る黒髪ミィのメガネなし一般的な旅人の服姿といえば想像しやすいでしょうか?(検索してみてね☆)
あと板杉海斗(元の男性時)のイメージ画、作者手書きイラストも一話前書きに挿絵として追加してますので良かったら見て下さい★