クロワデュノール!アロヒアリイ!!ビザンチンドリーム!!!凱旋門賞お疲れ様でした!!!!!
クラシック戦線について語るスレpart17
166:名無しのウマ娘ファン ID:RyoMOYiAU
阪神JF:シエラトパーズ
朝日杯FS:ドラグマ
ホープフルS:ドラマトゥルギア
桜花賞:エコールラブ
皐月賞:シーバルネス
NHKマイル杯:ドラグマ
オークス:サフィーペルシア
ダービー:シーバルネス
安田記念:エコールラブ
宝塚記念:ドラマトゥルギア2着 New!
167:名無しのウマ娘ファン ID:Ymig4EuF0
ドラマトゥルギアちゃん凄いわ
「皐月賞2着……三冠ウマ娘になれないことが確定したので」ってダービー蹴ってシニア混合の宝塚行くのヤバすぎるし、それでクビ差2着まで行くのマジでとんでもないわ
168:名無しのウマ娘ファン ID:DpKGMGbo3
シエラトパーズやドラマトゥルギアレベルの怪物がクラシック無冠で終わる可能性がある今年のクラシック戦線、魔境すぎる
169:名無しのウマ娘ファン ID:vDALJJ7zc
ドラマトゥルギアは菊花賞も出てこないことがほぼ確定してるぞ
毎日王冠→秋天で調整中とのこと
170:名無しのウマ娘ファン ID:pH2JzeTpi
シエラトパーズ、桜花賞もオークスもマジで惜しかったな…
171:名無しのウマ娘ファン ID:wwCsDyLQ3
あそこから差し切ったサフィーペルシアちゃんも相当ヤバいよ
172:名無しのウマ娘ファン ID:/rOkPUq+8
ドラマトゥルギアにデビュー戦で負けた娘が今や2冠ウマ娘だからな…
173:名無しのウマ娘ファン ID:hsL4atqmB
ドラマトゥルギアちゃんのデビュー戦、ダービー3着のガイウスちゃんもいたんよね
豪華すぎる
174:名無しのウマ娘ファン ID:Wpb0IHLKD
まぁその時のガイウスちゃんはシンガリ負けでつるつるてんなんだが
175:名無しのウマ娘ファン ID:rZmbOLf5O
シエラトパーズ、もしかしてミンフレジアお姉様と同じ系譜なのか??
176:名無しのウマ娘ファン ID:Ne+aNDJdA
秋華賞勝てるから見てろ見てろ
177:名無しのウマ娘ファン ID:lY0chkTKY
エコールラブは秋華賞出てくるんかなぁ
マイラーっぽいから来ない??
178:名無しのウマ娘ファン ID:7ZfaPRK/f
ラインクラフトとかグランアレグリア的な感じでどうにか…
179:名無しのウマ娘ファン ID:HlL48NImd
シエラトパーズが秋華賞獲ってもアツいし2着でもそれはそれでアツい
180:名無しのウマ娘ファン ID:emXWMHrq+
シエラトパーズの凄いところは桜花賞オークスと2着かつ秋華賞でも連対を外すとは一切想定されないこと
181:名無しのウマ娘ファン ID:zJxjrzfXb
これ
182:名無しのウマ娘ファン ID:So498IBtS
アルヴさんみたく秋華賞1番人気の可能性がある
サフィーペルシアさんは秋華賞どうかなぁ
183:名無しのウマ娘ファン ID:qc9+tx5L0
エコールラブは秋華賞来てくれ……出走のメリット少ないかもしれないけど……
184:名無しのウマ娘ファン ID:v21VCxV9K
中距離適性があるなら出るんじゃないか
185:名無しのウマ娘ファン ID:Oq5a2usXG
エコールラブはジャックルマロワ賞に出て勝ってきなさい
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
10月。それはクラシック3冠路線最後の一戦が行われる月。
ティアラ路線の秋華賞とクラシック王道路線の菊花賞である。
秋華賞の注目はやはりジュニア女王シエラトパーズが最後の1冠を獲るのかどうかだ。桜花賞ではエコールラブ、オークスではサフィーペルシア。それぞれ2着に惜敗したシエラトパーズ。
エコールラブはマイラーと目されていたが先日秋華賞への出走を発表。サフィーペルシアは「このままダブルティアラです!!!うおおォォォォ!!!!!!」とオークスの会見で叫んでいたので間違いなく出走してくるだろう。ダブルティアラウマ娘が誕生するのか、ジュニア女王が意地を見せて最後のティアラを戴冠するのか。それとも新たなるティアラウマ娘の誕生か。
ではここで、レース前日の有力ウマ娘たちの様子を見てみよう。
【CASE1 シエラトパーズ】
シエラトパーズは才気溢れるジュニア女王ウマ娘だ。敗北を想像させない安定したレーススタイル、女王の異名に相応しい超然として優美な佇まい、誰にでも優しく穏やかに接する優れた人間性。ライバル視する者はいても嫌う者は1人もいない、そんなウマ娘である。
9月に開催された秋華賞前哨戦・ローズステークスを優勝し、通算戦績は6戦4勝2着2回。
そんな才色兼備シエラトパーズが秋華賞前日にしていることは──
「やはりエコールラブさん、早々に内側に潜るわね……。この動きは対策のしようがないから仕方ない。重要なのはここから抜け出させないこと。今回私は6枠だから内でブロックするのが絶妙に難しい。外から内に切り込むにしても4枠に確実に先行するであろうリュアンウィールさんとフロートルミナスさんがいるからこの2人の妨害にならないタイミングと位置で切り込む必要がある。アドリブも必要になるけれど、思い切って作戦を……」
「サフィーペルシアさん、とんでもない末脚ね…。末脚勝負をするのは分が悪いわ。かといって同じ先行策ではオークスの焼き直しになりかねない。やはりここは…」
「紫苑ステークスのシュヴァルツローゼさん……。ここまで規模の大きい捲りは珍しいわね。スタミナ勝負でも明らかに強い筈……。だとすれば……」
断じてクロノジェネシスではない。いやまぁクロノジェネシスなら秋華賞を獲っちゃうのでいっそクロノジェネシスになるのもアリなのだが、残念ながら今回はおはジェネシスできない。
彼女がしているのはライバルウマ娘のレース分析である。
エコールラブのイン突きやサフィーペルシアの末脚といった自らを負かした走りはもちろん、直接対決の機会がなかったウマ娘の勝ちパターン・レーススタイルを映像から分析して対策・作戦立案を行っているのである。
とはいえもう本番前日なので、今は自分の状態を加味しての最終確認といったところか。
「よし」と呟いてトレーナーから借りたタブレット端末を専用ケースに仕舞う。彼女の中で作戦が決まったようだ。
同室の先輩ウマ娘タンザナイトノヴァに「トレーナー室に行ってきますね」と一声かけてから部屋を出ていくシエラトパーズ。「ほいふ〜い…」という尊敬する先輩の気の抜けた返事を聞きながら部屋を出ていった。
トレーナーと打ち合わせをする。
「正気ですか?本番でいきなりそのような大胆な…」
「最も勝率が高いのはこの作戦でしょう?」
「それはまぁ……そうなのですが……」
シエラトパーズのトレーナーは神経質そうなメガネの男だ。針金のような痩身長躯に銀縁メガネ、生真面目な表情が固定された顔。そんなトレーナーにしては珍しく驚きを顕にしている。その表情には担当に対する心配がごく僅かに見て取れる。
そんな相棒の表情と言葉を受けて、女王シエラトパーズは──
──不敵に、笑った。とても『悪い』笑顔。
「私はどんなことでも実現できる。それは貴方が1番よくわかっているでしょう?」
トレーナーは少し間を置いて、ため息をついた。
「はぁ。あなたがそう言うのであれば……信じて送り出しましょう。ただし、無理はせず、作戦遂行が難しいと判断される場合は──
──いつも通りの、王道の、女王の走りで、勝ってきなさい。いいですね?」
【CASE2 サフィーペルシア】
サフィーペルシアは猪突猛進ド根性ウマ娘だ。見る者に「こいつは何か凄いことを成し遂げてくれるんじゃないか」という期待を抱かせる豪脚、不利を受けても決して諦めずに足を繰り出す勝負根性。その根源となる真面目で情熱的な気質。ストイックなトレーニングオタクでもあり、そんな彼女は「真似したくてもできない」と他のウマ娘たちから尊敬と畏怖の念を抱かれている。
そんな質実剛健サフィーペルシアが秋華賞前日にしていることは──
「サフィー!?危ないからもうやめて!!??」
「トレーナー、止めないでください!これを成し遂げれば明日勝てるんです!!明日の私が待っています、あっ、今サイドチェストしてますよほら!!」
「ずっと何を言っているの!!??」
トレーニングジムで遊んでトレーニングに励んでいた。今のトレーニングメニューは鉄球2つを片手で同時に握り潰すやつである。は?
「これを握り潰せれば私は秋華賞を勝てます!!だって、ジェンティル先輩がそうだったんですから!!!」
「多分関係ないよ!?……え、ないですよね?」
側で(変な)笑顔を浮かべてサフィーペルシアを見守る先輩トレーナーに思わず確認してしまう。ジェンティルドンナを担当している先輩トレーナーは(無駄に)ニヒルに笑って
「因果関係はないかもしれないが、アレをできるウマ娘だからこそドンナは勝てたのかもしれないな★」
と宣った。★って言うな。黙れよ。
「っていうかサフィー!今日のトレーニングはもうおしまい!明日のために休むのも大事なんだからね!?」
「正しいことを言わないでください!!!」
「逆ギレ!!??」
逆ギレに驚愕しているちんまい女性はサフィーペルシアを担当するトレーナーである。真面目で熱心で善良なこのトレーナー、ウマ娘にかける情熱がかなり大きくウマ娘のためならなんでもする勢いがあるため、ウマ娘からの支持は厚い。
今この瞬間はトレーニングジャンキーと化した担当のツッコミ役にしか見えないが。かわいそうに。
実はこのサフィーペルシア、仕上がりは最高である。なんなら優勝した前走のオークスよりも仕上がっている。ティアラ路線スレではファンによって上がりタイム予想をされているが、31秒台予想が冗談抜きで出てくる程度にはすごく凄い仕上がりだ。
ツッコミ疲れてゼーハーしているトレーナーだが、内心では
(変なことをしなければ絶対勝てる──持っている脚のレベルが違う)と考えている。基本的に他のウマ娘へのリスペクトに溢れるこのトレーナーですら他のウマ娘とサフィーペルシアの間に"格の違い"を見出しているのである。
「とりあえずその鉄球にぎにぎをやめろォォォォ!!!!!!」
……変なことをしなければ勝てるらしい。大丈夫かなぁ。
【CASE3 エコールラブ】
エコールラブは貞淑と神秘に可憐さを隠したウマ娘だ。派手さはないが無駄もないスマートな走り、神秘性を演出する儚げな容貌、その見た目に違わずおとなしく淑やかな性質。引っ込み思案でコミュニケーションが苦手だがそれすらも見た目に合っている。桜花賞に安田記念とGⅠを連勝していながら威張りもせず、誇らしげにもしない。それが逆に癪に触るというウマ娘も僅かながらにいるが、エコールラブ本人は気にしていない。
そんな意外と豪胆かもしれないエコールラブが秋華賞前日にしているのは──
「…エコールラブ。今食べているそれは何?」
「…いちご大福です。姉さんに持ってきてもらいました。トレーナーさんと先輩方の分もありますよ」
「ありがとう、あれこれ三皇堂のいちご大福?高かったのでは………ってではなく!!」
「…?」
「…‥(葛藤)!それ、何個目かしら?」
「4つ目です。とても美味しいので、つい。えへへ…」
「(かわわわわわわわわわわかわ)明日は秋華賞よね?糖類過多ではないかしら?」
「……ワタシの場合はむしろ前日当日ともに量を食べた方がよいのでは?」
「………。」
めっちゃいちご大福食ってた。
エコールラブ、あんだけシリアス感ある独白とか意味深なキャラ作りしておいてここに来てまんぷくキャラになりつつあった。やっぱりこいつレース舐めてるだろ。
まぁ、エコールラブは筋肉も脂肪もなかなかつかないほっそりウマ娘だ。本人の言う通り量を食べた方がよいのも一理ある。
稲村トレーナーは思わず指摘してしまったが、別段問題行動でもない。
それはそれとして──
「緊張とか、してないの?」
愚問かもしれない。GⅠを2連勝、それも片方はシニア級との混合戦。そんなエコールラブが今更世代戦で過去1番に緊張する道理はないかもしれない。だが、思わず確認してしまった。いちご大福に舌鼓を打つエコールラブに緊張感など欠片も見受けられない。
エコールラブは(いちご大福をもそもそ食べながら)答えた。
「レースはなるようにしかなりませんから……」
稲村トレーナーはこの超然とした答えに戦慄する。まるでレースは時の運と言っているようにも思える発言だが、真意は如何程か。
「とはいえ、今回は難しいレースになると思います…」
「えっ」
急に何を言い出すのこの娘は。稲村トレーナーは(本番前日に)担当が漏らした不穏な言葉に驚愕する。えっ、今?今そんな不安点を述べられても対策とか──
「──シエラトパーズさん。ワタシより強いあの方がいますから。ワタシを抜きにすればシエラトパーズさんが勝つでしょう。ワタシの勝率も安田記念の半分もあれば良い方です」
「……エコールラブ」
「もちろん、全力で挑ませていただきますし、勝ちます」
「ッ…!」
顔を上げたエコールラブ。稲村トレーナーは込み上げた悲鳴を飲み込んだ。そこには──楽しみで仕方がないと言わんばかりの『悪い』笑顔が浮かんでいた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
京都芝2000mGⅠ・秋華賞
1枠1番 グランブランシュ 8番人気
1枠2番 マジックリオネ 13番人気
2枠3番 アスティカコロン 17番人気
2枠4番 ステイドロップス 10番人気
3枠5番 ナギノフォーミュラ 7番人気
3枠6番 エコールラブ 2番人気
4枠7番 リュアンウィール 9番人気
4枠8番 フロートルミナス 11番人気
5枠9番 サフィーペルシア 3番人気
5枠10番 サロスレミュール 6番人気
6枠11番 シエラトパーズ 1番人気
6枠12番 ミュージカルホール 12番人気
7枠13番 ブラックフェザー 5番人気
7枠14番 アトラクトレイズ 16番人気
7枠15番 シュヴァルツローゼ 4番人気
8枠16番 ウミノワルツ 18番人気
8枠17番 ブレイクオン 14番人気
8枠18番 サーペントコスモス 15番人気
シエラトパーズのトレーナー、担当アイドルに5㎏太ったことを指摘してそう。
サフィーペルシアはギャグキャラになっていますが素のスペックは最強格です。
エコールラブは稲村トレーナーの頑張りでチームの後輩兼エースとしての立場に落ち着くことができました。心が折れて消える先輩もいませんでした。
次回は秋華賞です。もしかしたら秋華賞当日に更新の可能性…