(仮)豹頭王の物語の一登場人物に憑依する話。   作:Marchhatter

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(本日2話投稿の、2話目です。)



049 古代機械

(偽イシュト視点)

 

 イシュトヴァーンが統制権を返してきた後。

 僕はグインとともに、洞窟へと双子を伴って走った。

 そう、またイシュトヴァーンのやつ、好き勝手に戦闘を楽しんだ後、統制権を返してきやがったんだ。いつか、ビシって言ってやる。うん。

 

 息も絶え絶えになりながら、僕はリンダをお姫様抱っこして疾走する。

 いや、外面は余裕ぶってとりつくろってますけどね。でもさ、人間一人運ぶって大変なんだよ。

 

 そのリンダはなぜか、頭というか耳を僕の左胸につけて、腕を僕の首に回し目を閉じている。

 ちょっと疲れたのか、柔らかい体からは力が抜けきっている。あんな奇怪な生き物に狙われてることについての精神的なショックもあるのかな。

 これが終わったら、グインやスニさんと一緒に精神的ケアをしてやらないとな。

 

「入り口が見えてきたぞ、イシュトヴァーン」

 

 一方グインの奴は、超人的な体力をしてるからなー。わずかに息を弾ませてる程度。

 僕も外面は負けじと、はずむ息を押さえながら叫ぶ。

 

「中に入るぞ、グイン!」

 

「──大丈夫か?」

 

「ああ、仕方ねえ!この洞窟、いや島の主がいるはずだ。そいつに抑えさせよう!」

 

「挟み撃ちに、なるのではないか?」

 

「それはな、」

 

 そうだよな。普通に考えると。

 

「グイン、イシュトヴァーン!──分かってる、いざとなると私の力を使う!」

 

 声が発され。みると、菫色の目が僕を見上げている。

 

「そうか」

 

 こうして会話してる間も、僕は足や腕の筋肉への乳酸の蓄積を感じている。

 そして僕たちの十数タール背後には、視力がないことを考えるとおそるべき速さで怪物が迫ってきている。

 目を潰していても、巨獣には双子の位置は分かるらしいんだ。

 もっとも、追ってきてるけど路上の障害物とかはわからないらしくぶつかったりしてる。

 

 この怪物には実体がある。ばきばき、と当たった木をへし折る音からも明らかだ。

 ただ、目にみえるすべてが実体だというわけではない。いくばくかは、おそらく虚像、──ではないけれど、半実体というのか、この世界の実体を十分に持っていない、重さも持たない実体なんだと思う。

 それがおそらく、グインの剣が徹らなかった理由。

 

 何をしたのかわからないけれど、リンダたちが聖別してくれた剣(聖別してくれたのは、僕の大剣とシュリオの舶刀、そして今は怪物の頭に刺さってるシュリオの投げナイフの3つ)なら、そのこの世界に実体化していない部分を傷つけられる、──ということみたい。

 ちなみに今はグインに僕の大剣が行ってて、僕がシュリオの舶刀を持ってて、グインの剣はさっきの場所に落ちてる(もしかするとシュリオが拾ってくれてるかも)と思う。ちなみに行方不明のグインの剣はモンゴール軍の馬上用大剣の数打ちもので、頑丈で切れ味も悪くはないが別に惜しむほどのものじゃない。

 

「入るぞ、イシュトヴァーン!」

 

「おおよ!」

 

 島を髑髏に見立てると、その口にもみえる洞窟にかけこむ。

 入り口は明るく大きい。この部分には、あの幻獣も入ってこれる、──というより、この入り口部分はあの幻獣の住処のひとつなのだ。ひどい、魚のような腐臭がする。

 そのまま洞窟は高さと幅を減じながら奥に続いている。この部分には、あいつは入ってこれないはず。

 奥に進むと、急に暗くなる。入り口からの光が急に減じたのは、幻獣も入ってきたからだ。

 

 まだ光があったときにみてとった地形を思いだしながら、僕とリンダは奥に進む。グインとレムスも続く。

 

「スニ、みるっ!」

 

 有難い、スニさんのいつもははしばみ色の目が緑色に光っている。セム族の目は特別製だ、わずかな光でもものをみることができる。

 彼女の誘導に従って、僕たちは洞窟の奥に進む。

 がんっ、と怪獣が洞窟の狭くなっている部分に体当たりする音がして、ばらばら、と石や砂が落ちてくる。

 触手を気にしながらも、僕はリンダを丁重におろし、腰の袋から火口と火打石を取り出して着火する。

 

「やれやれっ、ちょっとは一休みできそうかよ?」

 

 布を固く撒いて脂を沁み込ませた小型松明を、真イシュトヴァーンは隠しに常備してる。

 手のひらくらいの大きさしかないが、1ザンは持つ。もっとも灯りはひどく心もとない。

 一同がそろっているか確認する。グインとレムス、イシュトと僕、そしてどこかわくわくした表情のスニさん。よしっ。

 

「イシュトヴァーンよ。入り口を押さえられてしまったが、雪隠詰めではないのか。考えがあってのことだろうな?」

 

「ああ、この奥にいる奴に話を付けよう」

 

 がん、がんっ、びたんばたんと体当たりと触手のふりまわしが続いてる。

 僕たちはグインも持ってた簡易松明に火をうつし、洞窟の奥に進んだ。

 

 ──────

 

 原作のとおり、洞窟は途中から急な下りとなる*1

 入り口近くの腐臭が、あの怪物のものだろう、ということを僕たちは共有したりする。

 

「あの大きな生き物。あれ、肉食だってこと?」

 

「肉も食うし、襲っても来る。安全たぁ、言えねえな」

 

「ああ、ただ小動物はさほどあれを恐れている気配がなかった。主食は海の魚介なのかもしれぬ」

 

 そんな会話を交わしながら、僕たちは進む。

 ときおり、ゴゴゴゴ・・と大地が震える気配。

 

「グイン、長居はしない。そして洞窟を出たら走る。船を出させるぞ」

 

「ああ。──イシュトヴァーンよ、洞窟の主とは、──あれか?」

 

 洞窟の曲がり角の向こうから、不思議な光が射している。

 

「おお?おう、思ったような姿じゃねえかもしれねえな!

 ともかく、ご挨拶といこうぜ」

 

 洞窟の最深部の光は、白熱球でも蛍光灯でもLEDでもない。

 やっぱり謎エネルギーだ、──と、僕は思った。

 

 ──────

 ──────

(第三者(グインほか)視点)

 

 グインは自分でも、あまりものに動じない方だとは思っているのだが。

(それが誰を基準にしてそう思っているのか、記憶喪失のグインには判じかねている。)

 それでも、それは心を、そして自分の根源を揺さぶられるような体験だった。

 

 曲がり角をまがると、洞窟は一気に広くなっていた──そしてそこに、光が満ちていた。

 光源は、──銀色のまばゆい光を放つ、半円形の巨大なかたまり。

 

”それが何でできているのかについて、どうしても、はっきり云うことはできない──というのは、それの表面には、たえずちかちかとさまざまな色あいの光が舞いおどり、新たに生まれては他のそれととけこみ、いっときもその乱舞はやまぬ*2

 

”かれらは思わず知らず、うっとりと魅せられてその奇怪な光の球、その光の乱舞にみとれていた*3

 

 グインは、無理やりに視線をひきはがし、そっと同行者たちの顔を見やる。

 ──リンダの、予言者のトランス状態になっていることをうかがわせる、どこか恍惚とした表情。

 ──レムスの、驚愕にぽかんと目と口をみひらきながらも、何か腑に落ちた、とでもいうような得心をもうかがわせる表情。

 ──スニの、わかりやすく不思議に接した驚きと、好奇心にあふれた表情。くるくる舞う光の球に飛び移りたいと思っているようだ。

 ──イシュトヴァーンの、本当かよ!とでも言いたげな驚愕の表情を浮かべつつも、しかしどこか不思議に余裕と落ち着きを漂わせた表情。

 

「似ているわ・・」*4

 

 トランス状態のリンダは、この光の乱舞がパロの封印された「古代機械」に似ていると指摘する。

 レムスの、古代機械はとても複雑な形をしているが、これはただの光の球にみえる、という反論に対し。

 リンダはその奥に、古代機械があると述べる。

 

「光の子らがふしぎな機械を守っているのがみえる。──まがりくねった管、すきとおるドーム──巨大な脳、赤く輝く目が私たちをみている。・・・見よ、わたしたちは、敵ではない・・・そうよ、われわれはヤヌスを信じるもの──」*5

 

「(・・まあ俺は()()()()()()自体は疑っちゃいねえ、ただ()()()()()()は、信じていねえけどな!

 あと、スニさんはアルフェットウを信じてるぞ!)」

 

 ぼそっとリンダに聞こえない程度の声量でつぶやく、イシュトヴァーンは。

 極度に豪胆なのか極度に無神経で馬鹿なのかのどっちかに違いない、と横にいたレムスは思った。

 

「──あれが目ざめるわ。待って、わからない──何を知らせようとするの?」*6

 

 リンダは、おそらくは憑依状態のなかで、この光の球の主と会話し。

 そして、早くここを離れよ、という意思を伝えられる。10(タルザン)以内に。

 それを伝えたリンダは、力を使いつくしたのか、崩れ折れ。グインが彼女を介抱しようとする。

 

「これは、そこの()()()からの警告なんだな?行こうぜ、俺は十分に見た。

 グイン、お前は巫女姫様を頼む。

 ただ、リンダ!すまねえが、できれば、()()()()()()()()()()、そして()()()()()()()()を頼む!──レムス、スニさん、行こう」

 

 落ち着き払ったイシュトヴァーンはそう言い、レムスを促し、スニを肩に乗せて出ていく。

 レムスとスニも光の球になおも心を奪われながら、リンダの伝えてくれた警告に理があると思ったらしく、反対しない。

 

「リンダ、行くぞ──むっ?」

 

 グインもまたリンダを抱き上げ、出ていこうとしたとき。

 リンダの言ったように、光の球の様子が変わってきていた。

 光が球の表面でいっそう活発にうごきはじめ、ひっきりなしに球の表面で光がはじけ。

 そして光は光球の下にあつまり、上部がすきとおったドーム状となり。

 その内部の、管の入り組んだ巨大な脳のような機械をあらわにしはじめた。

 

(これは、何だ)*7

 

 グインは、魅せられたように現れてきた、機械を見つめた。

 しかしそのとき、硬直するグインの腕のなかで、リンダがもがいた。気がついたらしい。

 

 リンダをグインが地面に降ろすと、完全に憑依状態にあるリンダは。

 いつも首からかけているペンダント──王家の祈り紐についた宝石を引きちぎって右手につかみ、高々と差し上げ。

 彼女の紅い唇が、ルーンの成句を呼ばわり、ルーン文字の印形を左手で虚空に描く。──ふしぎなことに、彼女が描いた印は一瞬、光の球にまけぬほどにまばゆく光り、その形を虚空と網膜にとどめた。

 

「至高者よ、愚かな人間からの願いを!──聖なる門番たる御使いを遠ざけ、そして飛び立つのを数タルザン、待ってください!あなたのしもべが、まだ、ここに!」

 

 その言葉とともに、彼女が崩れ折れる。グインは潮時とみて、彼女を再び抱き上げ、光の満ちた洞窟を走り出ていく。

 

 最後の一瞥で、グインはすきとおるドームの天蓋の下に。

 彼が一度、ノスフェラスの嵐に巻き込まれたときに目撃したもの。

 ──おそろしく巨大な、手も足もない、芋虫のような赤ん坊を見た、と思った。

 

 ──────

 

「グイン、グイン!リンダは、大丈夫か?」

 

 洞窟の入口で待っていたイシュトヴァーンは、リンダを抱きかかえて上がってきたグインを急き立てながら、道を走る。

 遠くの林に、ばきばきという音がして、木々の梢が洞窟から離れる方向に揺れていくのがみえるのは、おそらく視力を失った巨獣が彷徨っているのであろう。

 あの巨獣は、イシュトヴァーンによると彼らがここに戻ってきたときには、いなくなっていたらしい。そのちょっと前から、なんか耳にすごく響くきんきんした音がしてたよ、というのはレムス談。

 

 ひとえに恐怖にかられ、彼らは山を駆け降った。

 敏捷で道を見とおす原始的な本能を備えたスニがいなかったら、危なかったかもしれない。

 地面は、いまやはっきりと周期的に揺れ動いていた。ばさばさばさ、と鳥が飛び立ち、獣が騒ぐ。

 

「ドールの硫黄の臭いの毛むくじゃらの()()にかけて!

 ちゃんとあいつら、船を出せるようにしててくれただろうな!

 あと熱いカラム水か、シムハラの特級のお茶!そして、茶受けのヴァシャの砂糖漬けもな!」

 

「あの大蛸のこともある、きっと船を出すよう進めているであろうよ」

 

「お茶請けは、さすがにないと思うよイシュト!」

 

「スニ、ヴァシャ、好き、貯蓄、ある!」

 

 息をはずませながら、交わす会話。

 グインは、本当なら悩ましいことを見聞きしたと思っていた。自分が何者かもわからないこと。今しがたみた、不思議な光の球と、その中にひそむ巨大な単眼の赤子のこと。リンダの発した聖句と、おそらくはそれを聞き届けた「至上者」のこと。

 レムスも、船にもどってから語ろうと思っていた。──あの銀色の光が、夢のなかでみた、ノスフェラスの大地から突き出た円筒とそこから飛び出した光の円盤に似ていること。

 だがともかくも、彼らは生きていて、そして仲間と息を切らしながら走っている。それで十分だ、と思えた。

 

「急げ、急げ!もう、板を上げようかと思ってたところだ!」

 

 まもなく、岸壁。

 ほとんど恐慌に近い表情で、船に板を渡して待っていてくれている船員が叫んで呼びかけた。

 

「すまねえ!すぐ出よう!えーと、()()()*8!」

 

 渡し板をわたったレムスは、背後を振り返った。

 島がいっそう大きく揺れてきて、最後は走るのも難しかったくらいだ。

 船が岸を離れた。折しもの強風が吹き抜け、帆に風をはらみ、歯に骨をくわえて(船が白い泡を喫水に生じさせながら走ることを、船乗りはそう呼ぶ)、「サリアの首飾り」号は驀進する。

 

「島が、裂ける──」

 

 甲板には、多くの乗客たちも残っていた。

 船尾から、島の様子を彼らは見守る。

 

 島の頂上が、ゆるやかに裂けた。

 グインたち一行は、そこが彼らがもぐりこんだ洞窟のあった位置だ、と直感した。

 押しのけられ、土砂崩れがおきて濛々とした土ぼこりが起きている。

 その中心から、白っぽくみえる巨大な光の球がせりあがってくる。

 

「なんだあれは」「──ヤヌスよ、守り給え!」「ああ、目が!」

 

 上下に少し扁平な光の球の表面を、まばゆい光、五彩の光が走る。

 山の上にのぼりきって、そこで一時停止していた光球は。

 やがて、あざやかな光の帯を後に流しながら、さらに上昇しはじめた。

 

「行ってしまう──」

 

 光の球は、やがて大空に小さくなっていき、消えてしまった。

 グインたち一行、そして乗客たちと、船員たちはその光の球が消えてからも、しばらくその消えた大空を無言のうちに見つめていたのだった。

 

 ──────

 ──────

(第三者視点、パロ、クリスタル市、午後)

 

「姫様、それでは参りましょうか」

 

「ああ、気が進まぬが、是非もなし」

 

 フロリーは、彼女が敬愛する女主人を促し。

 彼女たちに割り当てられた邸宅の馬車寄せで、さいぜんから待機していた馬車に乗ってもらう。

 

 今夜の宴の趣向は、仮面舞踏会だ。

 彼女の主人は、女神イラナの装いをすることとなっていて。

 それはもう、征服者を憎んでやまないパロ貴族たちをすら黙らせるに値する出来である、──と、すくなくとも忠誠心の厚い侍女は考えている。

 

 彼女、フロリー自身は基本的にはいつものように侍女の装いをしている。もちろん儀式用の上質な生地のもの。

 ただ、濃紺でなく暗がりに溶け込む黒を基本色とし。

 またところどころに刃物を通さない革を縫い付けた特別な仕様の侍女服を着用している。

 腿の高い位置に革の帯で付け、レースとパニエに隠された、細いが鋭く堅牢な懐剣。

 長めの靴は、刃物を通さない犀革製。少し重いが、暗器を仕込んである。白いカフスも、同様。

 

(ただ、これでもレイピアを持つ騎士たち相手では十分ではありませんね。

 まったく、なぜわざわざ、仮面舞踏会などという面倒な趣向を──)

 

 今回、モンゴール公女アムネリスと、パロのクリスタル公アルド・ナリスを引き合わせる宴が。

 モンゴール側の重要人物が一堂に会する場でもあり、またパロ側の人員に多く頼って開催される以上。

 そこが叛逆の場になりかねないことは、モンゴールも承知している──いや、少なくともこの侍女フロリーは、確信を得ている。

 もしかするとモンゴール駐留軍側が不満分子のあぶり出しを図ろうとしてわざわざ武器を持ち込みやすい形にしたのか?と思ったが、そうではないらしい。

 

(──タイランさまたちは、あまり頼りになりません。

 問題がおきれば、公女様の責任にするつもり。こちらはこちらで、自衛せねば。

 いざとなれば、昨日捕えたあのパロ側の間諜の身柄を交渉の卓に乗せて──)

 

 アムネリス公女の忠実な侍女、フロリーは。

 天気の雲行きを憂うように貴重な硝子を嵌めた馬車の窓から外を眺めながら、頭の中で考えをめぐらせる。

 

 伏し目がちの優美な容貌、長く流れる黒髪、一見ほっそりとしてみえる体つき。

 そして、まごうことなく有能な侍女としてのすぐれた技能。

 それらの外見に人々は騙されてしまうが、──彼女には女主人すら気づいていない、別の顔がある。

 厳しい鍛錬を積んだ、凄腕の忍びとしての顔が。

 

 叛逆の舞台としてしつらえられ、パロの社交界の魑魅魍魎がうごめく会場に。

 彼女たち主従は、乗り込もうとしていたのであった。

 

*1
第9巻「紅蓮の島」170頁。

*2
第9巻「紅蓮の島」177頁。

*3
第9巻「紅蓮の島」179頁。

*4
同178頁。

*5
同180頁。

*6
同180頁。

*7
同182頁。

*8
第9巻「紅蓮の島」195頁のイシュトヴァーンの名言。仏教用語ではないか、と物議をかもしたこの言葉を、偽イシュトは言ってみたくて仕方なかったらしい。

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