魔法科高校の劣等生に転生したら生まれた時から詰んでいた件について(仮)   作:カボチャ自動販売機

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初投稿です。誤字脱字多いかもです。勢いで書いており手元に原作がないため矛盾あるかもです。一話の文字数少ないです。

それでも良いという心の広い方はどうぞ。

よろしくお願いします。


家族編
第1話 転生


魔法科高校の劣等生。

魔法というものが存在する世界でシスコンブラコン兄妹が無双するという物語である。いや実際にはもっと暗躍とか、テロとか、暗い感じのシリアスも沢山ある深い物語なのだが、ぼくの場合八巻までを流し読みというかアニメが始まる直前に急いで読んだ感じだから細かいところは読み飛ばしているのだ。だって解説的なの多いんだもん。

 

さて、なぜぼくがそんな適当な感じで読んだラノベについて語っているかと言うと─

 

 

「まびばびぶ(マジヤバス)」

 

 

─転生したからだ。魔法科高校の劣等生の世界に。

 

そして今は原作の一巻、つまりこの物語の主人公たる司波 達也とその妹たる司波 深雪が国立魔法大学付属第一高校に入学する約15年前だ。ちなみにぼくはたぶん、生まれたてホヤホヤの0歳児。

目は良く見えないが、耳はしっかり聞こえるようで「魔法の適性」やら「サイオン量」やらのワードが飛び交っているのが分かりここが魔法科高校の劣等生であると思い至ったわけだ。

 

しかしこのテロが横行する世界観が全然ライトじゃないライトノベルでは当然のように人が死ぬわけで。ぼくの知っている原作イベントで言えば『沖縄のやつ』とか『横浜のやつ』とかヤバそうである。他にも何かと事件の多そうなこの世界で確実に生き残るためにはどうすればいいのか?ぼくは考えた。結果、司波兄妹と同じ高校に入学すれば良いんじゃね?という結論に至った。なぜなら原作において第一高校の生徒は誰も死んでいないからである。主人公のパワーが働いているのか知らないがなんやかんやで死人は出ていない第一高校。原作開始後下手に動き回るより主人公達の近くで知っている未来を過ごす方が安全に決まっている。

 

とはいえ第一高校に入学できるのはエリートだけという話であったしそう都合良く入学出来るかは分からない。なんせ一学年たったの二百人だ。一科生(ブルーム)でなくても良いむしろ主人公に近い二科生(ウィード)で良いのだがそれでも難易度はルナティックだ。物語の主人公たる司波達也が原作一巻で「良く受かったものだと自分でも驚いている」的なことを言っていたし。

 

うーんとりあえずの方針として行けそうなら一校それが無理そうなら他の魔法科高校、それも無理なら諦めて魔法関連には関わらない。そうだな~、前世でなりたかった薬剤師にでもなろう。あっ職業の名前忘れたけど古い本を直す人もいいかも知れない。ぼく本好きだし楽しそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし、そうと決まれば寝よう。いやだって疲れたし眠いし。ぼく0歳児だし。明日から本気出すし。

 

というわけでおやすみー。


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