IS学園でホモから逃げるために婚活する   作:アオノクロ

27 / 84
感想にて、ゲイブンではなくてゲイヴンだと指摘されました。失礼しました、いやこれ謝るとこか???


ホモネタとACネタみんな好きらしいですね、流石に遊ぶか。自分の名前で調べると遊んでる様子が見れるかもしれません。普段は捕食者の頂点目指してますが。

あと、自分が見た動画はお薬中毒者の方です、別ジャンルですが尊敬してる人です。投稿速度おかしい。

では銀の福音編フィナーレをどうぞ。


あとがきにてラクガキを乗せました


最高のプレゼント

「疲れた」

 

 銀の福音を倒した後、エネルギーがきれた俺と銀の福音のパイロット、ナターシャを一夏と箒が運んで旅館に帰宅。ナターシャも銀の福音も異常はなく、数日経てば元気になるらしい。じゃあなんで暴走したんだよ、とは思うがその辺は別の人の仕事なので放置。

 

 報告とかはあったが疲れたから寝たいといえば許可され、部屋に戻るとかろうじて浴衣に着替え布団は諦めてそのまま横になり寝ようとしたのだが、

 

「なんのようだアホウサギ」

 

 寝転んだまま窓から入り込んできたアホに声をかける。疲れたから寝たいのだが、コイツの目の前で熟睡すると何をされるのか分かったもんじゃない。

 

「いや〜別に〜? アレだけ自信満々に行ったのにボロボロで帰ってきた様を見にきただけだけど〜?」

 

 顔を見なくても分かる、コイツニマニマと笑ってやがる。

 

「渡鴉使ったでしょ〜? 性能だけでいえば勝てるのにいっくんと箒ちゃんに手伝ってもらってエネルギー切れ、ダサいね〜」

「お? ケンカか? 売りに来たんだな???」

 

 疲れてるだけで動くには問題ないんだぞ。

 

「そんなバカアキにプレゼント!」

「お? あっ⁉︎」

 

 束のあちこちから出てきたアームが俺の身体を掴む。普段なら反応できるのだが疲れている今のままだと無理だ。

 

「あ、い、イデデデデデデ⁉︎」

「渡鴉初の実戦で身体がバキバキだねぇ、優しい優しい束さんが癒してあげようじゃないか!」

「おま、ふざけん、アダダダダダダダ⁉︎」

 

 複数のアームに全身を拘束されて適切な力加減で、いや強くしてるなコレ⁉︎ 全身のマッサージをされるのだがめっちゃ痛い。力強く素早く適切に痛みを持ってほぐされる。絶対痛みなくしてできるだろ‼︎

 

 とはいえ全身を捕まえられて何かできるわけもなく、笑いながら見下ろす束の前で俺は痛みに悶えるしかできなかった。

 

「うぉ……」

 

 マッサージが終わって寝転んだまま呻く。身体はスッキリしたがそれはそれとして体力がゴッソリ持って行かれた気がする。

 

「そして仕上げがこちら!」

「ぐほっ‼︎」

 

 笑顔で俺の上に飛び込んできやがった! 動けないので防ぐこともかわすこともできず腹で受け止める。もし飯を食った直後なら吐いてたぞ。

 

「ふふん、束さんがあっためてあげよう。羨ましいね〜この贅沢もの〜」

 

 満足な顔で抱きついてくるが度重なるダメージによって反応できず、もはや起きていられるのも怪しい。起きたら文句を言ってやろうと決めて、まぶたが落ちた。

 

 

 

「相変わらずどこでも寝られるし誰かが一緒だとすぐに寝ちゃうね、バカアキ」

 

 すぐ近くで寝息をたてる春明のほほを優しくつつく。出会って以来様々な勝負をしてきた相手。勝とうが負けようが、くだらない勝負だろうが全力で挑んでくるバカなやつ。世界に一人きりという感覚を拭えなくなった時に、唯一腕力だけなら自分に張り合える友人とケンカをした。そこへうるさいからの一言で止めにきた子ども。まさかこんなにも長い付き合いになるとは思ってもいなかった。

 

「渡鴉を乗りこなせるかは半々ってとこかな。勝ったけど全身疲労と筋肉痛でダウン、こっちは身体に合わせきれなかった。ま、整備したし次はいけるでしょ。ねーエアちゃん」

 

 渡鴉のISコアに宿る形のない赤い光に呼びかける。春明の胸元で黒いネックレスが少しだけ光った。

 

「コレからもいろんなこと教えてねー…………巨乳のお姉さんもの多い、束さんのこと好きすぎでしょ。あ、でも洋物も増えてきてる、ほっほう」

 

 隣で寝る少年の秘密を天災は暴いていく。このことは誰にも言わないのである。

 

 

 

 起きたら夕方だった。なんか前にもあったな。

 

 覚醒しきれない頭のまま部屋を出ていい匂いのする方へ行くと、生徒たちが集まって食事をしていた。どうやら今回は間に合ったらしい。

 

「春明! 身体は大丈夫か⁉︎」

 

 心配しながら身体を触ろうとしてきたホモを蹴飛ばし、空いていた席に座る。周りは正座をしているが気にせずあぐらをかく。昨日も思ったが刺身が美味い、海が近いせいなのか。

 

「ずっと寝てたのか?」

 

 隣に座ってた箒に聞かれてうなずく。その後も他のメンバーにいろいろ聞かれるが、テキトーに応える。今は腹が減っているので飯が優先なのだ。そんな俺にも関わらず、横で箒が後に起こったことを教えてくれた。

 

 何があったのかを説明し、軽い検査を受けた後銀の福音に関することは秘密にしておいてほしいと言われたそうだ。理由は分かるが秘密にするもん作るなよ。あと学園に帰ったらハンバーガーが送られてくるらしい。またパーティだ。

 

「あのことは話していない」

 

 戦闘ログは残ってるかもしれないが、必要ならアホウサギに頼んで消して貰えばいいし特に問題があるわけではない。説明するのがめんどくさいだけなのだ。聞いた箒は呆れていた。

 

「臨海合宿も先生方が忙しいので授業は中止、戻ってからまたカリキュラムを組み直すらしい」

 

 忙し過ぎだろ先生、またパーティが地獄になるぞ。

 

 とまぁ話していたのだが、ふと思い出したことがある。

 

「そういや箒誕生日じゃね?」

 

 え、っと驚く箒。周りも驚いてこちらを見る。なんで思い出したのかもなぜ覚えているのかは不明だが、思い出したものは仕方ない。

 

「その通りだが……春明が覚えていたのは意外だな」

「なんか思い出したわ、えーっと」

 

 パタパタとあちこちを探すが何もない。そりゃ誕生日を思い出したのが今の今なので用意すらしていない。いま自分にあるものを確認する、ふむ。

 

「最後に食べようと思ってたコレやるよ」

 

 皿にあった一切れの刺身を箒の皿に乗せてやった。プレゼントには変わりないので許して欲しい。

 

「…………もう少しだな、考えたり時間をかけて準備してくれてもいいのだぞ?」

「寝たら忘れるから無理だな」

 

 明日どころか今日の夜に覚えているかも怪しい。忘れるよりはいいだろう。

 

「昔と変わらないな」

 

 なんか笑ってるし許されただろ、ヨシ!

 

 その後誕生日だと聞きつけたクラスメイトたちが箒の元に集まり、自身の皿から少しだけ料理をわけ、最終的には元の皿よりも豪華になっていた。盛り付けはイマイチだったが、箒は嬉しそうだった。

 

 夜、いつものメンバーが部屋に集まりトランプ大会が開かれた。いつの間にか入り込んでいた女将さんが負けて昔の恋愛体験を話してくれた。感想としてはそうだな、ぜひ幸せになってください。そのまま女性陣の恋愛トークに発展し、ついていけなくなった俺は外に出て散歩をした。

 

 海を見つめていたウサギに「世界は楽しい?」と聞かれたので悪くない、と答えておいた。納得したのか背を向けて小難しいことを話し出したので蹴り飛ばして海に落としてやった。よっし、コレで150勝目。

 

 高笑いをしていると海から飛び出してきたアームに捕まえられて海に引きずりこまれた。腹を抱えて笑うアホウサギの足を引っ張りこかす。そのまま投げ飛ばしたり、たまたまいた魚を投げつけられたり、気がつけば明るくなっていた。

 

「おい、はやく乗れ。バスの中でなら寝てもかまわん」

 

 次の日、学園に帰るため準備をしていたのだが、アホウサギとの勝負のため夜更かししてしまい、朝風呂に入ると眠気が来た。箒協力のもと帰る準備をしてあとは乗り込みだけとなったのだが、バスに乗る前に箒に捕まった。

 

「実はな、一夏が新しいリボンをプレゼントしてくれたのだ。春明にも期待しているぞ」

 

 せっかく刺身をやったのになんてガメついやつなのだ。大和撫子を見習え、どんなのか知らんけど。

 

 意気揚々とバスに乗り込む箒を見送ってどうするか考えていると、

 

「ハロー、あなたが春明ね」

 

 なんかキレーな外国人ねーちゃんが話しかけてきた。名前はナターシャで銀の福音の操縦者らしい。そういや一夏が抱えてたな。

 

「ありがとうね、あの子を止めてくれて。封印処分になりかけたけど、第二形態移行に移ったおかげで生き残れたわ。しかも聞いた話だと、あなたが一番頑張ってくれたらしいじゃない。コレはお礼よ」

 

 そういって俺のほほを軽く掴むと、たまたま寝不足せいでフラつき、ナターシャの口が口に当たった。

 

 驚いて目を見開くも、そのまま離れないナターシャ。バスからは悲鳴があがる。俺はというと寝不足と初のダブルパンチで頭がショートしていた。

 

 何秒か、何時間か分からないがようやく離れると、

 

「もし良かったらアメリカに来てちょうだい、次会えたら別のお礼をあげるわ」

 

 軽く手を振ってカッコよく去っていった。あ、千冬さんに捕まってアイアンクロー受けてる。

 

「バス、乗らなきゃ」

 

 かろうじて出てきた言葉のまま身体を動かす。バスの乗車口に足を乗せると、箒がなんか変な顔をしていた。

 

「や、やるではないか春明。コレが新しい刺激」

 

 フラフラと席に戻る箒を見送り、一番前の座席に座るとすぐに目を閉じた。バスの中は騒がしかったが、すぐに意識は落ちた。

 

 夏の日差しはさらに強くなる。




どーでもいい情報ですが、春明はハニトラに弱いです。流されてたかもしれませんが、新聞部の黛にパン見せで買収されてます。仮にどっかのエージェントが仕掛けたら即落ちです。けどホモと思われてるのでどこの誰もしません。ウケる。この情報は誰も知りません、単純すぎて誰も思いついてないからです。


渡鴉もとい黒鳥のコアにはエアと呼ばれる人格が存在します。春明はなんかAIぽいのがいるなーくらいの認識です。趣味はコアネットワークで火をつけること。ネットを通じて他のコアの性癖を育成してます。一番の仕事は操縦者の趣味を母親へ密告することです。今後特に出番は考えてないです。


感想、誤字報告いつもありがとうございます。次回から簪、楯無に行くか夏休みに行くか考え中です。気まぐれで変わるのでお気楽に良き闘争ライフをお過ごしください。



稚拙ですが束と海で戯れるシーンを書きました
【挿絵表示】
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。