活躍を楽しみにしていた方には謝罪を、それでもよろしければ閲覧してください。
もしかしたらISキャラの中で作者は一番お世話になったかもしれないキャラなんですよねー。
「つまり、あなた達はよくこの部屋に遊びに来てて、ご飯を食べたり泊まったりしていると」
本当に生徒会長だった裸エプロンの前で正座をさせられている俺たち、おい鈴膝を枕にして寝るな。というか寝すぎだろコイツ。クラスや授業だと頼りになる姉御肌らしいがホントか?
「しかも、しゃ、シャワーを浴びて一緒に寝てるって」
「まぁわたしや箒さんは借りないことも多いですが」
「多くないだけで借りてるんでしょ!?」
何かおかしいのか、ご飯食べて遊んでたらそのまま消灯時間で帰れなくなるから仕方ないだろ。最近はそれ前提で着替えを持ち込んでるし、俺の服を勝手に使う連中は見習え。
「思ってた以上に爛れた関係でお姉さんびっくりだわ」
「言われてんぞシャル」
「春明のことだよ!?」
えーでもこの中で爛れてるってシャル以外に思いつかないし。
「そうだな」
「そうですわね」
「むにゃ」
「アレはクラリッサの言っていたキセイジジツの練習なのだろう?」
「ア゛ァー‼ 味方がいない゛‼」
布団に籠ってしまった。爛れてるというかアレだな、思春期だ。
「ボクとしては一番は鈴だと思うけどなぁ!?」
布団の中から叫び出すシャル、常に寝ているか寝転がっているコイツのどこが爛れているのやら。ダレているだけだ。
「今もさらっと膝枕してもらってるし‼ お互い裸見慣れてるし‼ 春明の服も着せてもらってお世話してもらって一番いっしょに寝てるし羨ましい‼」
「最後変なの混ざったな」
そう言われてもなぁ鈴だしなぁ。
「鈴だしな」
「鈴さんですしねぇ」
「すぴー」
「わたしもよく同じことしてもらってるぞ」
「ラウラも羨ましい‼ ボクもそのポジション行きたい‼」
シャルが今日も元気だ、奥さんにも伝えておこう。出会った時に連絡先を交換して以来たまにシャルの様子を聞いてくる。一応本人とも連絡しているらしいのだが、外から見た意見を聞きたいらしく、内緒で写真を送ったりしている。お揃いのネコ型パジャマを着たラウラを抱きしめて寝ている写真は好評だった。
「ちょっとよく分かんないんだけど二人は付き合ってるの?」
「いや全然?」
寝ているままの鈴の手を持って軽く振る。
「えーちょっとよく分かんないんだけど、なら、その、ほら大人の関係的な?」
なんかモジモジしながら顔を逸らしながら聞いてくるが何だこの人。
「失礼なこと言わないでください、俺は清い身体です」
「いやうん、そこまで行くと逆に不純な気もしてくるくらいには仲いいわね」
誠意を持って言うと伝わった。少し引かれた気もするが、気のせいだろう。
「うらやましいなぁ」
何か言いたいこともあるのだろうが、そろそろこっちも聞いて良いのだろうか。
「はい、先生」
「先生じゃないけどはい篠崎君」
「名前聞いてもいいですか」
「今更!?」
だって会長ってことしか聞いてないし、このままだと水着エプロン会長と呼ぶしかない。
「それだけは勘弁して……………改めてIS学園生徒会長、更識楯無よ!」
一瞬で制服に早着替え、そしてどこからか飛び出した扇子を開くと生徒会長! の文字が書かれている。なにそれカッコいい。
「改めまして篠崎春明です、では部屋空けるのでよろしくお願いします」
「そういうあいさつじゃないのよ!?」
「自己紹介しないとやっぱダメだと思って」
「違うから、そういう目的で来たんじゃないから」
なんだって!?
「いたいけな男子高校生の純情を弄んだんですかっ⁉」
「それはゴメン! ちょっとからかってみたくて‼」
「酷いですね! 責任取ってください‼」
「春明って責任嫌いだったよね」
「自分で取るのはな、他人には取ってもらいたい」
「酷いわね‼」
布団の中から何か言われたが気にしない、男の期待を裏切った責任は重いのだ。
「いや、だから別の目的があって来たわけで」
とか言い出した更識会長に文句を言おうとして立ち上がると、
「あ」
持たれかかっていた鈴の手がパンツに引っ掛かり、ずり落ちた。
「ひゃ! 早く履け春明!」
「レディの前ではしたないですわよ」
「ふぎゃ」
「やはりシャルより大きいな、いやシャルはあれから大きくなっていたがもしや春明も?」
「え、なに何か起きたの?」
なんか好き勝手言われてるけど見慣れてるだろお前ら。箒に至っては昔一緒の風呂にも入ってんのになんだその反応は。あと鈴はすまん、立ち上がった拍子に膝から落とした。
というか更識会長静か、
「……………」
なんかめっちゃ見てる。顔真っ赤でガン見してる。手で隠したりもせずにガッツリ直視してる。……………なんだろう、ムラムラします。
「……………………!」
鼻血出てるし、この人さてはただのむっつりスケベでは?
この状況をどうしようか悩んでいたら、
「おーい春明、千冬姉やっぱりいろんなもんしまい込んでたわ。おかげで時間がかかって、春明ィ! なんて格好、って生徒会長‼ 春明を狙って来たのか‼」
突如乱入してきたホモと生徒会長のバトルが勃発。騒ぎを聞きつけて来た千冬さんによって鎮静された。あの人俺の方全然向いてこなかったけどなんなの?
「この度はウチのむっつりスケベがご迷惑をおかけしました」
次の日、部屋に眼鏡をかけた先輩が楯無を引きづって来た。副会長の布仏虚というらしい、のほほん女子の姉らしいが似ていない。そう言ったら笑われた。俺のことも聞いてるらしい……………………流石に全部話したりはしてないよな? ちょっと怖い。
「まぁ楯無も思春期ですし仕方ないですよ」
「え、呼び捨て?」
「むっつりスケベ会長の方が良かったか?」
「楯無でお願いします」
年上だからといって誰もに敬語を使うわけではないのだ。身近にそんな年上がいるので。
「お嬢様は篠崎君と織斑君のIS訓練の師事、部活動への勧誘に来たのです」
「それと水着エプロンって何か関係が?」
「ありません」
虚先輩に言いきられた楯無は口笛を吹いて他所を向いてた。なんだこの会長、こんなんで会長が務まるのか?
「ふっふ、これでもこの学園最強なのよ」
「エロへの興味が?」
普通にISの腕がだった。拗ねだしたけどアレだな、千冬さんとかアホウサギと似た匂いがする。
それで自衛のために俺たちの特訓をね、ふむ。
「いやしないけど」
「なんでぇ⁉ 一夏君は受け入れてくれたのに‼」
「そのままアイツ引き取ってくれ」
たぶん年上の方が好みのはずだし、でも女だしなぁ。いけるかなぁ。
「IS使って男になれたりしない?」
「ちょっと何言ってるか分からないわ」
「チッ、最強のクセに役に立たねぇな」
「どういうこと!?」
やっぱあのISが変態すぎる、アレ使ってどうにかホモの意識を逸らしたり、あ、その前に。
「虚先輩は恋人とか旦那とか募集してません?」
「それはお誘いですか? 嬉しいですけど今はしていませんね」
「ならまたの機会に誘いますよ」
「ふふ、待ってます」
「なんか置いてけぼりなんだけど! というかなんで虚には声かけてお姉さんには声かけないのよぉ‼ イイもんイイもん! どうせお姉さんなんて誰にも声かけられず一人で生きていくんだもん‼︎」
ジタバタと暴れる楯無、やっぱ同類じゃねぇか。虚先輩も死んだ目をしてるし常習犯だなこれ。
「申し訳ありませんが少しだけ」
このめんどくさいむっつりスケベをどうしようか考えていると、虚先輩がコッソリと耳打ちしてきた、え、いやするけどさ。ホントに?
無言で頷く虚先輩、えーまぁやるけどさぁ。
「あーそろそろシャワー浴びよっかなー」
ピタリと楯無の動きが止まった。
「疲れたしなー誰か一緒に入って身体洗うの手伝ってくれないかなー」
ピクピクと耳が動いている。
「誰か着替え用意してくれないとシャワーから出たら裸なんだよなー風邪ひくよなー」
なんかチラチラ見てる。
「あー誰かいないかなー」
「…………………………………………良かったらお姉さんが手伝ってあげようか?」
寝転んだままこっちを見る楯無、なんかもう眼がギンギンになってる。なんでコイツ生徒会長なんだよ、やってることセクハラだぞ。
「洗うのも、手伝うわよ」
手が少しピクピクしてる、おい。異性がシャワー浴びてる最中に揉んでくるやつの手だろ。そんなんもうセクハラ超えた何かだぞ。
「それじゃあちょっと付いて来て」
「分かったわ」
歩いているだけなのに鼻息が荒い、というか俺の前を歩いている虚先輩に気が付かないってなんだこの人。思春期すぎるだろ。
そのまま虚先輩に着いて行き、生徒会室に到着。
「ここで洗いっこするのはレベル高いわね!」
とか言い出す楯無を虚先輩協力のもとイスに縛り付けて帰った。今度から虚先輩にも差し入れするか、そんなことを考えて部屋に戻った。
シャワーを浴びようとしたら、既にラウラがいた。頼まれたので少し狭かったが髪を洗ってやった。髪綺麗だなラウラ。
自分の中の生徒会長は出会ったばかりの男子生徒を生徒会に誘い、下ネタによるツッコミ過労死させてくると思ってます。映画にもなったけど何で映画作ったの???
よく考えるとマンガ、アニメの生徒会長とかいろものしかいねぇな。なのでウチも例にもれず変にしました。
感想、誤字報告いつもありがとうございます。特訓して文化祭なんですよねー盾無ってそこそこあとに話が出てきてその前に秋雲さんとかが出てくるんですがどうしよっかなー。
あらすじにラクガキ乗っけたので良かったら見てください