IS学園でホモから逃げるために婚活する   作:アオノクロ

45 / 84
 みなさんのヒロインレース総評めっちゃ笑ってます。ゴール前で踏みとどまってる奴の多い事多い事。

 順当に進んでるの多分のほほん女子だけじゃないかな?



 さて明後日の方向に進んでいるドイツ少女です。


軍隊長少女は平穏を望む

 ラウラ・ボーデヴィッヒにとって篠崎春明は推しである。

 

 自分を理解してくれて、認めてくれた。恩人ともいえるが尊敬などの想いが強い。と思っているのは当人だけ。側から見れば懐いている犬である。

 

「春明よ、アニ○イトにいかないか」

「いかないが」

 

 もはや日本人だろと言わんばかりの誘いに即答する春明。アニメも漫画も読むがそれほどのオタクというわけではないのだ。

 

「まん○らけの方が良かったか」

「伏せるとこ考えろ」

 

 絶妙に卑猥になった。どちらにせよいかないが。

 

「オススメの本をプレゼントしようと思ったのだが」

「仕方ねぇ行ってやるよ」

 

 この時春明は誤解しているが、未成年なのでそういう本は買えない。店の中を物色し、紛れ込んだ本も店員の「学割ありますよ!」の一言で学生証を出してしまった二人は全年齢向けしか買えなかった。

 

 ちゃんと割引してもらって浮いたお金で二人はソフトクリームを食べていた。ついていたスプーンでかき込むラウラに対して、春明はのんびりとなめていた。

 

 最後までかき込んだラウラはモゴモゴとしながら自分とは別の味である春明のソフトクリームを見つめる。なんとなく察した春明がラウラに向けるが、ラウラはコーンだけが残った自分のソフトクリームを見つめた。心なしかしょんぼりしている。

 

「気にすんな、食え」

 

 ほんの少しだけ考えるが、意を決して顔を伸ばす。少しだけ開いた口は春明のソフトクリーム────

 

 

 

 

 

 

 

 ではなく春明の口に向かっていった。

 

「んっ、ん」

 

 顔が覆い被さったまま喉が、口が動いて空いた隙間から声が漏れる。終わったのかゆっくりと顔が離れると、二人の口から透明な糸が繋がっていた。

 

 満足な顔をするラウラに対して呆れた顔の春明、ティッシュでラウラの口周りを拭くと持っていたソフトクリームを差し出す。輝く目で見つめてかき込む様子を春明はのんびり眺めていた。

 

 近くを通り過ぎたオタクは血涙を流していた。

 

 

 

 時間はあるのでまだ遊ぼうと二人が来たのは公園。ブランコに座るラウラの背中を押す。ラウラ曰くこういう事をする漫画があったのでやってみたかったらしい。楽しんでいると、近くにいた子どもたちがこっちを見ていた。

 

「む、ブランコを独占してすまない」

 

 ブランコから降りて子どもに譲る。荷物を持って離れようとすると、見ていた女の子がラウラの袖を掴んだ。クイクイと引っ張られる。一瞬きょとんとした顔をするがすぐに微笑んでブランコに戻る。

 

「ケガすんなよー」

 

 誘われなかった春明は荷物を持って近くのベンチに座る。ブランコに乗ってラウラに背中を押される子どもたちがきゃっきゃっと楽しそうに笑う。その後もジャングルジムに登ったり、滑り台で遊んだりと楽しんでいた。

 

 迎えに来た親御さんと手を繋いで手を振る子どもたちに、ラウラは優しく、春明は気怠げに手を振りかえす。背中が見えなくなると春明は立ち上がり、ラウラの手を握った。

 

 驚いて笑うラウラの楽しそうな話を聞きながら二人は帰った。

 

 

 夜、春明の部屋へ真っ直ぐ向かい、ラウラに手を引っ張られるがままにシャワー室へ向かう。相変わらず二人だと狭いなと思いながら、ラウラの頭を洗う。その間にも今日の子どもたちとの出来事や自分の部隊について話しており、春明は相槌をうちながら慣れたようにシャンプーを泡だて、洗い終わるとシャワーで流す。今日は自分もしたいと、ラウラが不慣れながらも春明の頭を洗う。洗い方などに無頓着な春明はされるがままにされていた。

 

 シャワーが終わると放っておけば裸のままで過ごすラウラに服を着せる。ブカブカのTシャツに薄手の半ズボン、そしてタブレットで適当に流しているアニメに食いついている間にラウラの髪をドライヤーやタオルを使って丁寧に乾かす。知らない間に身についていた技術だ。

 

 ラウラが今日の戦利品を整理している間に晩御飯の用意をする。冷蔵庫にラップしてあるハンバーグのタネを油を引いたフライパンに放り込む。

 

 ちょうど焼けた頃にラウラに本の片付けをさせて、食事の準備をお願いする。食事を食べながらもラウラの話の止まらない。ときおり相槌や疑問を挟みながら食事は進む。

 

 食べ終わると食器を片付け歯を磨く。あーいーうーと口の形を確認しながら磨いたラウラを褒めると、部屋に戻ってタブレットで適当に映画をつける。

 

 ラウラは買ってきた戦利品をいくつか持って春明の膝の間に座る。読みながら呻き声や歓声を小さくあげながら読むラウラを、春明は頭を撫でながら起きてるのか分からないボヤッとした顔で映画を見ていた。

 

 消灯時間になると本を片付けさせ、自身もタブレットの電源を落として布団に入る。空けたスペースに潜り込んできたラウラに抱きしめられながら二人は瞼を閉じた。

 

 

 

 ラウラ・ボーデヴィッヒにとって当たり障りのない幸せな日だった。




 実は学園内でヒロインレースビリ付近なラウラです。最下位ではないです、亡国企業とかいうビリがまだ存在してるので。まぁ理由はお分かりでしょうが、異性枠というか子ども枠です。ただ他のヒロインと同じように押し倒せばいけますし、部隊ハーレムというかなりの強武器を持っています。がんばえー


 とりあえず出すヒロインは出せたんですが、残りヒロインの順番に悩んでます。親友の妹とか微妙に出し損ねました。出す気も内容も考えてはいるんですけどね。

  感想誤字報告高評価、いつもありがとうございます。感想でこの作品のヒロイン人気がなんとなく分かるのですが、やっぱ鈴圧倒的ですね。バグ枠なとこあるんでアレですが。まだまだ活動報告で募集してまーす
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。