IS学園でホモから逃げるために婚活する   作:アオノクロ

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 どーでもいい情報、鈴は誘われたり用事がある時だけ春明の部屋に行き何もない時は自室で寝てます。普通に着替えるし掃除とかもルームメイト任せにしてません。しっかり者です。

 どーでもいい情報その二、千冬が部屋に行った時簪と楯無はいませんでした。楯無は仕事、春明がいなくてなんか真面目にしてるそうです。簪は簪だから、部屋でのほほんとマスクドライバー見てます。リアタイと円盤派なのに普段しないはずの録画が溜まってるらしいです。


 はい、突発的に出てきた先輩百合カップルです! どうぞ


割れたイージス

 何度か二人とは出会ったことがある。

 

「おう、噂のホモってのはお前か?」

 

 食堂でうどんを食べている時にそう聞かれて、思わず吹き出しそうになった。せき込みながら顔を上げると初めての顔、おそらく先輩だとあたりをつけた。そして次に気になったのは、

 

「ホモなのはもう一人ですよ、下着丸見えですけどいいんですか先輩」

 

 上も下も大っぴらに開けていたので、下着が丸見えだった。めっちゃエロい。自室にはよく裸や下着が散乱しているというのに、やはりちゃんと着用されて隠されていないとその真価ははっきできないのだろう。

 

「あぁん? わざわざ堅苦しいってのに着てられるかってんだよ」

 

 だいぶフリーダムな人だ。だというのに戦闘は破天荒に見えて堅実な戦い方というギャップもある。

 

「それにホモじゃねぇってんなら」

 

 見せつけるように持ち上げる。

 

「うれしいだろ」

「めっちゃうれしいです」

 

 真面目にうなづくと楽しそうに笑っていた。

 

「あぁ、言い忘れてた。俺はダリル・ケイシー」

「篠崎春明、ホモじゃないです」

「お前それ毎回言ってんのか?」

 

 楽しそうからツボに入った笑い方になった。人生楽しそうな先輩だ。

 

 ちなみにホモじゃないと付け足したのは、ほぼ癖みたいなものだ。なおちゃんと聞き入れてくれる人は一割もいない。それどころか聞いたうえでホモだと認定してくる人もいる。

 

「まぁ俺の魅力はホモすら見とれるってことだな」

 

 この先輩は九割のほうらしい。

 

 慣れるのも嫌になったがあきらめるしかないとも学んだので、何も言わない。変わりにめっちゃ見る。目に焼き付けるまで見る。それに気が付いたダリル先輩もノリがいいのかいろんなポーズをとって見せてくれる。

 

 と、

 

「何見てんですか!」

「うぎゃ⁉」

 

 後ろから不意打ちを食らった。かろうじて食べかけのうどんは死守したが、飛び散った汁が顔や服についた。あきらめて袖で拭きながら顔を上げると、派手なダリル先輩とは真逆なタイプの、見ない顔なので同じく先輩、がいた。

 

「ウチの大事な先輩に邪な目を向けるなんて極刑!」

「いや見せつけてきたのそっち」

「フォルテぇ~あいつホモなのに俺の身体見てくんだよぉ~」

「裏切者!」

 

 敵対心満々なフォルテ先輩に抱きしめられながら、こっそりとニヤけた顔でこっちを見るダリル先輩。よしやるかと腰を浮かしたが、ピラりとめくられたスカートによって再び腰を落とす。今日はこの辺でしておいてやろう。

 

 そう思ってもフォルテ先輩の怒りは収まらず、結局アリーナを借りてタイマンで勝負していたのだが、こらえきれずダリル先輩が乱入。結果はなし崩し的な相打ち。途中からニ対一になってた気がするが気のせいだろうか。

 

 それから気に入られたのかたまにアリーナで相手をするようになった。フォルテ先輩はおっかけみたいなものかと思ったら、ガチの恋人だった。

 

「あんなかわいい彼女いるのうらやましいですね」

「お前には男がいるだろ?」

「ライン越えですよ」

 

 ダリル先輩がちょっかいをかけて、俺が反応して、フォルテ先輩が怒って、というのが一連の流れになっていた。俺としてもまぁ楽しかったのでいい先輩だと思ってる。

 

 

 

「ダリル、本名はレイン・ミューゼル。関係としては私の姪よ」

 

 その先輩もスパイだったらしい、しかもスコールの身内って世界は狭いな。

 

「二人そろってイージスって呼ばれてたな。フォルテは亡国企業じゃないが誘われたんじゃね?」

 

 IS世界ではレズカップルがめっちゃ多い。目の間の二人、というか四人二組がレズカップルだ。あれ、俺はいたらだめじゃね?

 

 意識はあるのかないのか、目は開いているのに焦点が合わない。…………もしかしてISが主体になってる? 操縦者が動かすんじゃなくて操縦者を動かす、完全独立はまだできないのか?

 

 試しに進もうと一歩踏み出すと足元に攻撃、本丸を守るためのイージスね。名前はピッタリな役職だ。

 

「二人のISは?」

「束博士がいじってプロテクトを仕込んである」

「同じく、前みたいなことは起きないはずよ」

 

 軽くうなづいてハイパーセンサーで確認、相変わらず抜群なボディだがあんまりエロくないな。洗脳フェチがないだけか?

 

「外部なし」

「ん~ならどうする?」

「壊れた機械の対処法なんて太古から決まってるだろ?」

 

 片手に刀、片手に銃、それぞれを持ち構えて浮かんでいる二人を見上げる。

 

「叩いて直すんだよ」

 

 過去のあれこれを清算するいい機会だ。

 

 

 

 不規則に見えて堅実な守り、それがイージスと名付けられた二人の戦闘だ。あきらかに押せ押せドンドンなダリル先輩の動きは攻めこそが最大の防御というもの。それと反対にガッチリ防御に見えて合間合間に攻撃を挟むことでリズムを狂わせる盾で殴るといったスタイルのフォルテ先輩。

 

 合わないように見えて息がぴったりのコンビネーションが二人の最大の武器だ。渡鴉を使っても千日手で引き分けといった結果が多かった。

 

「くっ、アタシらの動き読んでやがる!」

「これまでのキメラの情報がすでに…………」

 

 やっぱりフィードバックの速度速すぎるっての。

 

 三対ニで数の有利があるが、俺のゴーレムはスペック的な問題で加勢が難しく実際は二対二、それに加えてキメラから奪った情報でこっちの動きも読んでくる。

 

「どうだ春明」

 

 フォルテ先輩とやりあっていたオータムが隣に立つ。少し離れた場所で観察していたのだが、キメラばかり相手にしてきたのでそれとの比較もあってかなり強く感じる。そのうえ身内みたいなもの、加減をする余裕はないが全力は出しづらい。

 

「レイン! 起きなさい!」

「……………」

 

 スコールがダリル先輩に呼びかけ続けているが目を覚ます様子もない。これで起きてくれるのが一番楽だったんだが、そううまくもいかないか。

 

 そして現状で分かる情報と推測を合わせて考えて結論を出す。

 

 

 

「勝てる」

 

 オータムがニヤリと笑い、アラクネの脚を広げた。

 

「ならやってやろうぜ!」

 

 

 

 攻めて守る、守って攻める。

 

 そんな連携が今の二人にはない。これまでの二人なら二対二じゃなくて、二対一を繰り返すはずだ。他にもスペックが劣っているからといって、観察し続ける俺を放置するはずがない。散らした攻撃に巻き込むか、不意をついて一撃で仕留めようとする。

 

 ここから分かるように、こっちの戦闘データはあるが操っている二人の戦闘データはない、もしくは再現できないのだろう。ならば隙だらけだ。

 

 オータムとスコールの前線を張らせて、後ろからちょっかいをかける。学習して銃口を向けるだけで反応するが、わざと撃たない。そんな隙を作りづつけて、オータムとスコールが攻撃。気がつけばボロボロになっていた。

 

 以前、ポロッとダリル先輩がこぼした言葉がある。

 

「お前は思ってたより自由だな」

 

 どこを見てそう言ったのかは分からないが、それがダリル先輩の大事なものだったのだろう。学園で一人でいるダリル先輩はよく暇そうにしていた。

 

 自由には責任がつきまとい、成し遂げるための力がいる。

 

 その力を持っていたダリル先輩はこんなに弱くなかった。解放された今、無意識でも隣に寝かせたフォルテ先輩の手を握っている。

 

「ありがとう、お父様」

 

 自分の姪を助けてくれたお礼なのだろうが、ダリル先輩の意識がなくてよかったと少し思った。




 二人のねぇ、情報調べたけどないんですよ。主にpixivとかで調べてるんですがアーキタイプブレイカー終了してるしISの戦闘方法分からんとですよ。口調もあってるのか分からんですが、二次創作ということで許してください。キャラ崩壊とかよくないですもんね。

 でもロジャー系誘い文句をする下着見え見え陽キャ先輩と目つき鋭い三つ編みちみっこカプとかキャラ濃いな、なんでイラスト少ないんだ?

 Q.起きたら自分の叔母が後輩をお父様と言っていたダリルの気持ちを想像して答えよ。


 感想誤字報告高評価いつもありがとうございます。地味に情報不足が出てきて焦ってます。逆にガンダム系だと情報多くて扱える気がしません。でもいつか書いてみたいよね。みんなオリジナルガンダムとか好きだもんね。
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