・月乃 大地(つきの だいち)
ガンダム作品とプラモデル、宇宙開発系のゲームが大好きな一般男性。
宇宙に一度行ってみたいと幼少の頃から夢見ていたが、自分の学力等で至らない点が多くその道へ行くことはできなかったが、シミュレーションで宇宙開発のゲームをやり込んだりガンダム作品の宇宙技術について細かに調べ上げている程にはその道へ行きたがっていた宇宙大好き人間である。
神の使いが用意した扉を通り抜けるとそこは窓一つない白い部屋があった。
部屋の端には簡易的なベットとテーブルが一つだけと言う質素な見た目で、他に何かないかを見渡すと扉が1つと壁掛けのモニターが1つあった。
大地はモニターに近づいて電源を入れるとこの施設の見取り図が表示された。
どうやらここは寝室らしい。
他にも
・リビング&キッチン
・バスルーム&トイレ
・倉庫
・発電施設
・精錬&製造施設
・食糧生産プラント
・格納庫
・データ室
・管制室
・月面昇降ゲート
・月面港
といった具合に施設が備わっていた。
(以外にしっかりしているな…てっきり小さい輸送艦か何かと小さなドッグから始まると思ってた…)
そう思っていた大地はモニターの端にメッセージのポップが出ているのに気づいた。
タップしてみると「神の使い」からのメッセージだった。
‐大地君へ‐
言い忘れてたんだけど、代償に対しての対価に余りがあったから特典を追加しておいたよ!
特典内容は機体の追加と君の年齢を若返らせたよ!
年齢は13歳で地球上にも戸籍を作っておいたよ〜孤児だけどね。
この世界の今は〇〇年!白騎士事件の3年前だから君のターンX(IS版)はイレギュラーナンバーになるからIS普及までは上手く隠してね!
まぁ、篠ノ之束にバレた時は上手くやってね!
機体追加に関しては格納庫を確認してね!
ー追伸ー
転生の事はバラしてもいいけどなるべく言いふらさない事をオススメするよ〜
これ以降は干渉しないから転生ライフ楽しんでね〜
ー神の使いよりー
メッセージを読み終えた大地は自分の体を見た。
確かに背丈も少し低くなっている事を自覚した。
そして少し思考する。
(代償に対しての余り?確かに最低限の居住施設とかを頼んだけど正直言えば充実しすぎてる。そして格納庫以外にも港まで…両方を見て確かめないと。もし俺の考えが正しいなら早急に動く必要があるかも…神の使いさんよ〜一体どのくらい世界難易度上げちゃったのよ…まぁとりあえず現状を確認してからにするか。まずは…)
寝室から出て大地は不安を覚えながら見取り図に書かれた場所へ足を進めた。のだが…
ー格納庫ー
「すっげぇぇぇぇーーーーーーー!!!!」
格納庫の扉を開いた大地は目の前の光景に不安など忘れて叫ばずにはいられなかった。
なんせずらりと並んで立ち尽くしているMS群なのである。
真っ先に目に入ったのは全高40mという高層ビルのごとく巨大な機体。
∀ガンダム世界で月の勢力「ディアナ・カウンター」で運用されていたMSと言うにはあまりにもデカすぎた機体JMA0530「ウォドム」であった。
「1機って話だったのに3機も並んでる!壮観だね!というかマジででけぇ!そしてこっちはには!」
ウォドムを見た後に視線を下げる。
そこには手足などの機体構成パーツが特徴的な梯子状のパーツで構成されて特徴的な皿のような頭部を持つ機体が3機立っていた。
「フラットじゃないか!追加特典すげぇ…ウァッドも6機いやがる…こりゃもう軍事基地だなこの規模…」
大地はもう開いた口がふさがらなくなったのではないかと思うくらい口をあんぐり開けて格納庫を見渡していた。
そして格納庫の奥へ進むと奥の壁面中央に佇む1機のMSの前に立ち見上げる。
「さっきぶりだな…と言っても1/1に会うのは初めてだが…」
そこには大地が求めずにいられなかった機体、ターンXが居た。
大地はそのまま半円状にしばらく歩き回り機体の細部を眺めてから機体正面へと戻り
「やっぱクッソかっこいいな~~~~」
とほくそ笑むのであった。
数分後やっとテンションが戻ってきた大地はターンXの足元にある台座に気づいた。
(これは?)
その台座の上にはターンXの装甲と同じ薄緑色の金属製のブレスレットに銀の鈴が2つあしらわれた物が置いてあった。
大地はそのブレスレットを手に取り、右手首につけてみる。
するとブレスレットが光だし、空中に投影型ウインドウのようなものが複数浮かび上がる。
ー登録搭乗者の装着を確認ー
ー機体自己診断プログラムロードー
ー自己診断プログラムオールグリーンー
ージェネレーター出力をスリープからアイドリングへー
ーPICおよびIフィールドビームドライブ起動、搭乗者保護機能オンライン、周囲へビームバリア形成ー
ー搭乗者生体情報に誤差あり、再セットアップの必要ありー
ー頭部部分展開、再セットアップを開始ー
いろんなパラメーターと共に浮かび上がった文字と共にヘルメットをかぶったかのような頭部を包まれる感触と共に一瞬視界が暗転するがすぐに視界が開ける。
広がる視界は肉眼で見るより鮮明に周りの景色が映し出されており、視界の中央には再セットアップ中と%の文字と右下側にSE1000/1000のパラメーターが表示される。
「な、なんだこれ…もしかしてISの最適化ってやつか?」
と大地が驚いて周囲を見ると、すぐに再セットアップ完了の文字が出てきた。
すると今度は体が光始めて今度は何が起こるんだと思ったらまた文字が浮かび上がってきた。
ー再セットアップ完了ー
ー搭乗者の量子変換機能オンラインー
ー搭乗者量子変換確認、機体展開ー
ー機体搭載武装診断プログラムロードー
ー溶断破砕マニュピレーター オンラインー
ーオールレンジ攻撃システム オンラインー
ーキャラパスユニット オンラインー
ー武装診断プログラムオールグリーンー
ー無人機統制システムオンラインー
ー各機体への指示権限を確認ー
ーMSターンXとのリンク開始ー
ーデータ共有完了ー
ー頭部ユニットを分離、搭乗可能状態へー
ーISコアを覚醒ー
ーコアから搭乗者への対話を要求ー
ープロテクトを解除ー
ー搭乗者との対話可能ー
ーシステム通常モードへ移行しますー
文字が消えて視界が開けると、大地の見る視界の高さが明らかに高くなっていた。
まさかと思った大地は自分の両手を見た。
そこには生身の腕とは違う機械の腕が目に入り、右手は独特な形状であった。
「これは…俺がIS版ターンXを纏っているのか…すごいな」
<そうだよ~!凄いでしょ!>
「・・・・・ふぁ?」
急に聞こえた少女の声に大地は素っ頓狂な声をこぼしてしまう。
あたりを見渡すと隣にホログラムの少女が笑顔で立っていた。
見た目は腰まで伸ばした白い紙に金色の瞳、淡い緑色のワンピースを着ていて胸元にはX状の模様がついていた。
そしてすぐに神の使いから聞いていたコアとの会話を思い出す。
「も、もしかして…ターンXのコア…なのか?」
<そうだよ!私はコアナンバー612、機体名ターンXのコア!>
「そうか!二次創作でそこそこ見たけど、やっぱりコアと話せると新鮮だな!」
<それメタいよ!私もある程度神の使いさんから聞いてるけど、これ以上はダメだよ!>
「あ、はい」
<とにかく!これからターンX共々よろしくね!>
「あ、あぁよろしく!って共々?」
<そう!コア人格である私とMSのターンXに搭載されてるAIも人格があるの!>
「そうなの?」
<そうだよ~!ほら!ターンXも挨拶して!>
ターンXのコアは視線を上へ向けてゆっくり降下してくるターンXトップへ声をかける。
ー肯定ー
ー初めまして我が御大将閣下殿ー
ーconceptX-project6-division1-block2ことターンXです。これからよろしくお願いします。ー
目を点滅させながら機械的な音声で言いながらターンXトップが大地の前に着陸する。
<だから!二人共々よろしくね!>
そう言うとターンXのコアはターンXトップの前まで移動しこちらを見て手を差し伸べてくる。
「そういうことね、2人とも改めてよろしく!」
大地は左手でコアの少女と手をつないだのだった。
(あれ?何か忘れてた気がする)
次回へ続く
なお、コアの少女が大地と会えて興奮しているせいで忘れられているが近くで立っている無人機のウォドム・フラット・ウァッド達もAIの自我があり紹介されるのを待っていたのであった。
ウォドム隊(我らもそろそろ話しかけてもよい物か…)
フラット隊(ウォドム隊、まだ待つべきかと)
ウァッド隊(マダタイキ、ラージャ、ラージャ)
現在確認できる月乃大地保有戦力
・ターンX(MS)1機 NEW
・ターンX(IS)1機 NEW
・ウォドム 3機 NEW
・フラット 3機 NEW
・ウァッド 6機 NEW
読んでいただきありがとうございます。
IS原作まで行くのに時間がかかりそうです。
書いていて、長期短期関係なく文章で物語を書く方はすごいと実感しました。