ロックスの孫は魔女っ子男の娘   作:魔女ですから

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終わりと始まりの町、ローグタウン

ローグタウン。それは海賊王ゴールド・ロジャーが産まれ、そして処刑された町である。

 

「ゴールド・ロジャーって本名ゴール・D・ロジャーなんだけどな。当時の手配書にもゴール・D・ロジャーって書かれてたよ」

「へー、それは知らなかった。てか、お前…10億で指名手配されてるだろ?なんで誰も声をかけないんだ?」

 

そんな始まりと終わりの町であるローグタウン。そこに新生ロックス海賊団からは船長であるロックス・D・リコリス、航海士兼副船長のサボ、操舵士に任命されたコアラが、革命軍のリーダーであるドラゴンとくまさんと共に訪れていた。

 

「ニャッハハ。俺ちゃんが作った魔道具、認識阻害のメガネのお陰で、茶髪の男の娘にしか見えないよ。お陰で指名手配関係なしに冒険出来るぜ!!

五老星と黒幕ザマァァ!!指名手配いみないよーだ!」

 

マジョマジョの実で獲れる能力は、イメージした魔法が使えるだけではない。魔女っぽいこと全般が出来ることであり、魔法の道具も簡単に作り出すことが出来るのだ。例えばリコリスが今回作り出したメガネ。これをかけることで、自分が指定した人物以外に認識阻害を起こすことが可能であり、他人からは別人に見えるのだ。お陰で、リコリスは10億の懸賞金が掛けられた賞金首なのだが、他人からはバレていない。

 

「でもリコリスくん、サボくん。本当にここにいるの?」

 

コアラがリコリスとサボを交互に見ながらそう問う。と言うのも新生ロックス海賊団が此処にやって来たのは訳がある。それはコックであり、冥王シルバーズ・レイリーの息子を迎えに来たのだ。冥王シルバーズ・レイリーの息子はシャッキーさんとレイリーの間に産まれた男であり、歳はサボと同年代とのことで…ロジャー海賊団が解散した後に出来たのだろう。

 

「ああ、そうだよな?」

「イエス!レイさんが言うには……」

 

『私とギャバンを足して2で割らなかった程のロクデナシで女好きだ』

 

とのこと。つまりギャンブルに手を出しまくり、料理の腕前と戦闘力と仲間思いな所は超凄いが…人間的にダメな部分がカスな女好きなのだ。

 

「「それ、大丈夫なの!?」」

 

「呼んだか?見聞色の覇気で分かるが、お前がリコリスだな?」

 

と、呼ぶ声が聞こえて一行は声の方を見る。そこでは…鞘に仕舞われた黒刀化した軍刀を担ぎ、股間を一升瓶で隠した全裸の変態が居たのだ。もう一度言う、全裸の変態が一升瓶で股間を隠していたのだ。しかも顔はレイさんとシャッキーさん両方に似たのだろう。黒髪のイケメンであった。イケメンで、覇気やフィジカルで戦う為なのかマッチョであり…全裸の変態でも絵になっていた。

 

「「全裸の変態がいるぅぅぅぅう!!」」

 

その変態を見て、コアラとサボは悲鳴に近いツッコミを響かせたが、当の変態は自分の事とは思ってないようだ。

 

「えっ?変態?何処?何処にいるの?」

「お前じゃぁぁぁあ!!」

「わぉ!!コアラちゃんに此処までツッコミいれるなんて、凄いね!!噂に聞いていた通りの変態だ!!」

「もしかしてさ、変態って俺のことか?俺は好きで全裸になったんじゃない。酒場でジャンケンしたら、こうなったんだ」

「「しかもジャンケンでかよぉぉ!!」」

 

と、その時だった。トン…と変態は後ろから誰かに肩を捕まれた。その人物は海賊界隈や革命軍でも有名な海兵であり、上官(屑やろう含む)の指示を無視して己の正義を貫く為か、実力は高いが出世出来ない市民からの人気が高いスモーカー大佐である。

 

「お前さん、猥褻物陳列罪で事情聴取な?」

 

変態!!捕まる!!

 

 

「なになに?シルバーズ・ピオニーくんだな。お前さん、良い歳だろ?最近は堅気には手を出さない義賊の麦わらのルフィだったり、クソゴミ…げふん!!天竜人を粉砕した魔女のロックスだったりの事件で忙しいんだ。麦わらとロックスは冒険家に近いし、放置して良いと思うんだがな…屑上官め」

「スモーカーさん!!愚痴出てますよ!!」

 

全裸の変態改めてシルバーズ・ピオニー*1今の職業 賞金稼ぎ兼料理人。全裸の為にスモーカーさんと、その部下で新人海兵のたしぎちゃん21歳(2年後、更に巨乳になる)から事情聴取されていた。因みに、たしぎちゃんは赤面となっている。

 

「聞いてくれ。俺は好きで全裸になったんじゃない。ジャンケンに負けて全裸になったんだ。だから、変態じゃない」

「「「だったらせめて、パンツ…いやズボンはけぇぇぇ!!」」」

 

ローグタウンの空に、サボ、コアラ、スモーカーさん、たしぎちゃんのツッコミが響いたのだった。

 

 

 

 

 

 

「くっそ…麦わらめぇぇ…ぶっ殺して」

 

道化のバギーという海賊がいる。彼はロジャー海賊団の見習いから独立して、今ではイーストブルーで海賊業をブイブイと言わしており、先日…麦わらのルフィに半殺しにされた哀れな男である。

 

「へぇ~レイさんが言ってたバギーって。君か?故意で堅気に手を出したんだ」

 

だが、そこにメガネをかけて変装したリコリスが迫る。ドサドサ、音が響いてバギーは音の方を見る。そこでは落雷でも受けたのだろうか?生きているが、黒焦げになってたり、骨が砕かれたバギーの配下が転がっており、メガネを外して正体を明らかにしたリコリスが居たのだ。

 

「お前!!いっ!?10億の…」

 

そこでバギーは違和感に気づいた。自分とリコリス以外の時が停まっていたことに。

 

「天竜人および奴隷肯定派と堅気を殺しても構わないという海賊は殺しても良いよね?」

 

「サモンズ…バハムートⅩ」

 

その瞬間、リコリスの隣に魔方陣が出現して、そこを通って全高6メートルほどの背丈を誇り、背中に法陣を背負った神龍 バハムート(FFⅩ)が出てきたのだ。

 

「グォォォォ!!」

「ふざけるなぁぁあ!!出鱈目すぎる!!こんなの…ただの悪魔の実じゃ出来ないだろぉぉ!!」

 

「覇王色と武装色を込めて、グランドスマッシャー」

 

迫り来るバハムート。バハムートはその拳でバギーを一撃KOされ、時が動き出した後…バギーはリコリスくんちゃんがスモーカーさんに差し出して逮捕!インペルダウンにぶちこまれたって!!

 

 

 

 

 

 

「ふう…やはり服は良い文明だな」

 

新生ロックス海賊団が誇る最強の無能力者 シルバーズ・ピオニーは、スモーカーさんから貰った報酬金でTシャツとパンツをゲッチュした!!

 

「ところで、リコリス。なんでパンツとTシャツだけなんだ?」

「ピオニーって、飲食店のお客さんとギャンブルしてて…バギーの懸賞金9割消えちゃった。だからパンツとTシャツだけ」

「「マジでカスじゃん!!」」

 

酒カス!ギャンブルカス!料理の腕は立つが、超強い変態が入ったぞ!!

 

 

 

オマケ 地獄のロックスさんとロジャーさん

 

ロジャー『だからレイリーじゃなくてガープに息子を預けたんだよ』

ロックス『確かにな。まあ、ガープなら安心だな!!』

*1
名前の由来はシャクヤクの別名ピオニーから




もし、エースがレイリーに預けられたらどうなるの?
エースとピオニーで、ぐらんぶるみたいになります(笑)

ビビちゃんどうする?

  • 麦わらの一味だろ?
  • 原作通りだろ?
  • 新生ロックスだ。コアラさんの胃のために
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