デュエル・マスターズOverLord(オーバーロード)   作:シグレサメ

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火奈とレントのデュエマは、レントがクリーチャーを無力化させる戦い方で有利に立つものの、最後は火奈とボルシャック・ハイパードラゴンのタッグでどうにか勝利を掴む。火奈は最後までボルシャックと一緒にいることを選んだが、その頃レントは怒りを集めることが不可能となり、自分の犯した罪に覆われながら、真名月の手によって消えていくのであった。


俳楽セッション・前

 

ボルシャック・カイザーの儀式から数日、青海飛水は皇龍市から少し離れた都心近くのショッピングモールを訪れていた。ネットで音楽に関する繋がりができていた飛水は、その仲良くなった人間と会う約束をしていたのだ。

 

「つっても…。気持ちが上がったりはしねえよ…」

 

飛水は鞄の中のカクメイジンのデッキを握りしめる。火奈とハイパードラゴンの戦いから2日、まだ記憶に新しい状態で、飛水は約束の日を迎えていたのだった。Dracheが、鞄の中から元気付ける。

 

「時は今 戻らぬ針を 振り返らず」

「Drache?」

「飛水は最善を尽くしたはずだろう。それは火奈達も分かっているはずだ。何よりそうやって会う相手に態度が出てしまうのが、一番の失礼になってしまう」

「……そうだな、ありがとな、Drache」

 

そう言って飛水が顔を上げると、青いコートに身を包んだ黒髪の青年が立っていた。

「やあ、君が『トビウオ』くん?」

「はい、『独楽(こま)』さんですよね」

「そうだよ、今日はよろしくね」

(やべぇ、今Dracheとの会話聞かれた!?)

「独楽さん、いつ来たんですか?」

「あー、ついさっきだよ。俺、時間に少しルーズだから」

「そうなんですか?とりあえず、まずは芝村楽器いきましょう!」

 

そう言って取り繕っていた飛水とは裏腹に、その青年いや、流狼も同じくらい狼狽していた。

(青海…飛水!?まさかトビウオさんがカクメイジン、Dracheとの契約者だなんて…。この世界の文化を学んで楽しむ折角の休日が、敵とのピリピリになるなんて…)

 

流狼は飛水の顔を知っているが、飛水は流狼のことを知らない。名前とフミビロムを使うこと、大まかな外見は聞いていたが、まさか流狼がこんな所にピンポイントで現れるとまでは思っておらず、気づいていなかった。

 

「トビウオくんは、何歳なの?」

「16です、6月に誕生日でした」

「そっか、俺は21とかかな、大学生だよ」

「独楽さん、来年は大変ですね」

「まぁ就活があるからねぇ」

 

流狼はフミビロムの相棒として楽しみの感情を集める仕事以外にも、その手中に収めた世界の文化などを記録する役割もあった。その為に人間界に来てすぐにインターネットを繋げ、SNSをやっていたのだが、他の世界で磨いたセンスなどですぐにバズった。その中で流狼がどこの世界でも大好きな音楽を、聞いたことないEDMの楽曲を使っていた飛水のアカウントに、目をつけたのだった。

 

「あの曲を作る為に、パソコンとかお金かかったんじゃない?」

「いやー、別にそんな。俺以外にも沢山お金かけてる人はいますし」

「別にかけたお金が全てじゃないよ。俺はトビウオくんの曲が好きで声をかけたんだから」

「あー…そう言われたの初めてです」

 

仕事のモードを止むなく入れた流狼は、飛水に探りを入れる。

(黒井夕哉達に話してないのか?)

「トビウオくんの友達に聞いてもらったりはしてないのかい?」

「してないっすね。音楽やってるって話はしてて、ギターやったら曲作ったりはしてるって言ったんですけど」

「ふーん、まぁ君の自由だからね」

(ある程度踏み込んでも、黒井夕哉達にはバレなさそうだな)

 

2人は楽器屋にたどり着いた。ギターやピアノなどの音楽と聞いてすぐに思い浮かぶような楽器から、比較的マイナーなもの、楽器の教本に沢山の練習楽譜など、2人の興味を惹くものに溢れていた。

 

「独楽さん!こんな良いギター初めて見ました!うわぁ……!」

(クールなイメージがあったけど、こんな子供っぽい顔もするんだな)

「予算的に行けそうかい?」

「いやー無理っすよ。今のギターで満足してますし。何より、今のやつを大事にしてあげたいから。観賞用になっちゃうくらいなら買わない方が良いっす」

「確かにね。じゃあ俺が買おうかな」

「え、なんで…!?」

 

ギターを試し弾きさせて欲しいと、流狼は店員に頼む。店員は流石に頼まれた商品が商品だったので、少し躊躇しながらも準備してくれた。

「ギター、弾けるんですか?ネットではそんな素振りもなかったのに」

「まぁ、この楽器は初めてかな」

(このタイプの弦を弾く楽器なら、もう沢山調べてるから)

 

流狼がギターを弾くと、まさにギターが完全に流狼の手中に収まったかのように、ギターが綺麗な音色を奏で始める。

「すげぇ……。ヨルシカさんの曲、難しいのに…」

「まぁ、しばらくずっと聴いてたからね」

「耳コピっすか!?」

「まぁそんなところ」

 

飛水や貸してくれた店員だけでなく、店に訪れていた人々全てが、流狼の生み出す音色に聴き入っている。まさに流狼が生み出した世界であった。

(やっぱり、音楽を奏でるのは楽しいな……)

 

そう思いながら流狼が飛水を探すと、いつの間にか自分の周りに人垣ができていて、飛水は端に寄っていた。

「……俺には、できないな……」

 

「じゃあ、この日にお願いします。はい、トビウオくん、この日付ね」

「これ、独楽さんの奴ですよね」

「俺、時間にルーズって言ったでしょ?だからその日にリマインドして欲しくて」

「独楽さん……」

奏で終えた流狼は、後日取りに来るとギターを買って、2人で近くのフードコートに向かった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

2人はフードコートでそれぞれの思い思いのものを頼んだ。飛水は食べ慣れたチェーン店のラーメンを、流狼は、この世界に来て初めて食べる担々麺を頼んだ。

 

「かっらい!!」

「何してんですか独楽さん!?」

「いやー、失敗しちゃったね。初めてこんなに赤い食べ物見たから、興味がそそられたんだけど」

「初めて食べるんすか、担々麺」

「あー、言ってなかったっけ、生まれは日本だけど海外で住んでたこと」

「いや。言ってなかったですね」

「でも、こんなに面白い体験ができて俺は凄く楽しいよ」

 

飛水に適当な嘘をついてごまかしながら、流狼は楽しそうに水を口に運んだ。そして暫く食べた後、流狼は飛水に先ほどから気になっていたことを投げかける。

 

「正直、トビウオくんは音楽で食べていくつもりなのかい?」

「え」

「動画投稿サイトにいくつか作曲した曲が上がってるし、上げてたギターを弾く動画も悪く無かったし」

「いやー……」

 

飛水はラーメンを啜りながら、答えを濁した。彼の中では、デュエマと音楽以上に好きなことなんてできないだろうと、自分の中の予感は告げている。しかし、どうしても。

「自信がないんですよ」

「どうして?」

「プロ……みたいな人と一緒に弾かせてもらったことがあるんすけど、正直、全然届かないなーって」

「でも、努力は続けているんだろう?」

「当たり前っすよ。そうじゃなきゃスタートラインにも立てない」

 

飛水が言っているのは、Drache達クリーチャーのこともあるだろうが、人間世界のアーティスト、そして自分のことも指しているのだろうと流狼は察した。

「それで、音楽を諦めるのかい?」

「食べていけるなら最高ですけど、そんな都合良くはないんで」

「……確かにね。音楽をやっていける人は、一握りしかいない。俺もできることならやりたいけど、環境が許さないことだってある」

 

流狼は自分の境遇を濁しながら、飛水に言葉を選びながら一つずつ渡していく。自分の興味の対象の中に青海飛水が入っていることを流狼は察したが、今更流れ出す言葉を止める気もなかった。

「君は凄くいい子だ。それは保証する。ネットでの君は礼儀正しくて良い子だったし、今直接会ってる君も素敵な人だよ。だから完全に贔屓目になってることも、分かった上で聞いて欲しいんだけど」

「はい」

「君のような人はいる。現実を見て、それで諦めてしまうような人も。確かに、それは正解ではあるのかもしれない。プロになれるかどうか決めるのは結局売り出したものが上手くいくかでしかないから、それは君の実力でも、時の運でもあるからね」

「………」

「それで挑戦を諦めても、君の心が諦めきれるのかという方が、大事なんじゃないかな。君がいくつも自分の曲を投稿してて、ギターの練習を続けているのが全てなんじゃないかな」

「それは、ただの自己満足で……」

「そうだよ。君のことを愛してくれてるなら、君が満足するなら君の親だって手伝ってくれると思う。友達だって、悪い印象は持たないはずだ。何が言いたいかっていうと、そうやって勝手に自己解決した気になっていたら、いざやってみたくなったとき、どうしようもなく後悔するってことだ」

 

目の前の少年は、自分からこんなに情熱的な言葉が出ると思わずにびっくりしている。流狼自身も驚いていた。元々は文化を調べて、残すために始めたSNSでの活動だ。そこで出会った本来敵である相手に、ここまで入れ込んでいる。自分と真名月達が破壊する世界の住人に、一丁前に人生論を語っている。

(……俺のギターを見る目が、凄く印象に残っている。夢見る男の子の顔だった。楽しいって理由以外で、ギターを弾きたくなった。いや、彼だけじゃない。彼の周りにいた、他の人たちの期待に、応えたくもなったのか?)

 

流狼は、担々麺を一気に啜り、自分の思考を外側に追い出す。なぜ急にこの世界に来てそう思ったのか。概ね答えは分かっている。いつものやり方でバロムが人々の記憶を消す方法が効かず、想定より長く、深くこの世界と触れ合っていたからだ。これ以上深入りしては行けない。そう思った時、目の前の少年がこう言った。

「やるなら、独楽さんと一緒に、やりたいです」

「………!?」

「そりゃ、できたら良いって話ですけど。全然独楽さんのこと知らないですけど。……なんとなくっす」

 

飛水がそう言ったところで、突然フードコートの電気が消える。そして電気がついたかと思えば、人魚姫にお姫様抱っこされて、豪華絢爛な煌びやかな衣装で、男装した女性がフードコートに入ってきた。

「青海飛水!私と踊ろう!!」

「はぁ!?何が何でだよ!?」

「僕の名前は歌浦 姫芽(うたうら ひめ)!君たちの探す、帆鳥の友人だ!今回は月宮かぐらくんの脚本で、君と1つ演目を行うことになった!」

「人の話を聞けや!今日は大事な用事があるんだよ!明日ならやるから今日は帰れ!何より都心までわざわざ出てくるな!!」

「いいや、これは僕の願いだ。できることなら、人の多いところで演らせてほしいというね。君も昔、大勢の前でパフォーマンスをしたことがあるそうじゃないか!先輩から得られることは多い、僕と一緒に踊ろう!」

「あーもうこういう押しの強いやつ本当に苦手なんだよ!」

 

飛水はため息をつき、デッキを取り出す。ここに人と視線が集まっている以上仕方がない。

「やるなら屋上だ。他の人に迷惑かけんな」

「分かった、公正にデュエマと行こう」

「独楽さんすいません、変なやつに巻き込ませてしまって」

「いや、君、大丈夫なのかい?」

「大丈夫っす。変なのとのデュエマには慣れてるんで」

 

流狼は暫く調べる仕事をしていたため、かぐらの独断を知らなかった。本来ならすぐに拠点に戻って真名月に報告するべきであったが、彼もまた、飛水への興味を優先した。

「君、デュエマもするんだね」

「……まぁ、音楽と同じくらい手放せないものっすね」

 

「さぁ、準備はできたか?」

「あぁ、せっかく見世物にするなら派手に行こうぜ」

 

「「デュエマ、スタート!!」」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

先行の飛水は火と水の種族:マジックのデッキを、姫芽は光と水を使ったスプラッシュ・クイーンのデッキで迎え撃つ。しかし最初は、お互いゆっくりとした立ち上がりから始まった。

 

「2マナ、《アシスター・Mogi林檎》を召喚、ターンエンド」

「2マナ、《エメラルド・クーラー》を召喚、出た時の効果で1枚ドローして、ターンエンドだ」

「俺のターン。それ、《マーシャル・クイーン》か?」

「まぁ、そんなところだ。よく知っているな」

「手札とシールドを交換して、そのシールドトリガーを使う。強いデッキだよな」

「あぁ、土壇場の逆転劇。まさに僕に相応しい」

「それは知らねぇけど…。Mogi林檎で軽減して3マナ!《文藍月 Drache Der'Zen》を召喚!Mogi林檎をタップすればハイパーモードに入れるが、今回は使わない。ターンエンド」

 

盛り上がるギャラリーの横で、流狼は飛水のことを観察する。

(ハイパーモードの力を得ていたと言っていたけれど、この分だと彼ら全員に共有されているね。まぁ、分かっていたことだけど。それにしても、凄く楽しそうだな、飛水くん)

 

「僕のターン!3マナで《キール・ロワイヤル》を召喚!出た時効果でシールドを1つ見て、それを手札に加えて1枚シールドを増やすか、そのままにして1ドローするかを選べる。今回はこれをそのままにしよう。1ドローしてターンエンド」

 

(シールドそのままマジで嫌だな…。カクメイジンで呪文止めるまで叩かないで置くか?)

「俺のターン、Mogi林檎効果で1コスト下げて、2マナで《ボン・キゴマイム》を召喚。更に2コストで《AQ Vibrato》を召喚、1枚ドロー。Vibratoをタップして、Dracheをハイパーモードに!」

「ほぉ、来るか?」

「お望み通りな!Mogi林檎で攻撃する時、《芸魔隠狐 カラクリバーシ》と革命チェンジ!登場時効果で1枚ドローして、3コスト以下の呪文、《♪音速で 本番中に チューニング》!カラクリバーシを2回攻撃にして、スピードアタッカーに!更にここでDracheのハイパーモード時の効果発動!」

 

Dracheがギターをかき鳴らし、先ほど唱えた旋律を再度唱え直す。

「手札から唱えた呪文は、Dracheがいる限り再度墓地から唱えられる!Dracheを2回攻撃にパワーアップ!カラクリバーシでシールドを攻撃!」

 

姫芽 シールド4

「シールドトリガー無し。さぁ、魅せてくれ!君の本気を!」

「カラクリバーシで攻撃する時、革命チェンジ!行け!《芸魔王将 カクメイジン》!!」

 

カクメイジンの攻撃が姫芽のシールドに到達し、飛水は手札と墓地から呪文を1枚ずつ唱える。

「まず1枚目、『手札から』《氷柱と炎弧の決断(パーフェクト・コールドフレイム)。1枚捨てて2枚引く効果を2回選択。そして2枚目、墓地から《ファイナル・ストップ》!1枚ドローして、次のあんたのターン終了まで呪文を唱えられない!」

「これがカクメイジンの力…!」

 

観客からもどよめきが起きる。華麗な連続呪文コンボに、流狼すらも魅入っていた。

「まだ終わってない!Dracheは手札からの呪文を倍加させる、氷柱と炎弧の決断をもう1発唱えて、手札交換とコスト2以下のエレメントを出す効果で、Mogi林檎をバトルゾーンに!」

「成程。カクメイジンの効果でスピードアタッカーを得て、手札にはカラクリバーシもある。良い攻めじゃないか」

「お褒めいただきどーも。マーシャル・クイーンからのループだったら、呪文を唱えればこのターントドメに行かなくても、返しのターンにカウンターされることはない!」

「確かに、ループならな」

「!?」

 

姫芽 シールド2

「シールドトリガー!《マーシャル・プリンス》!自分のシールドにある全てのカードにシールドトリガーを与え、自分のスプラッシュ・クイーンが出た時に相手をタップする!カクメイジンをタップ!」

「ループじゃない!?…くそ、ボンキゴの効果でコストを支払わずにクリーチャーが出るたびに1枚ドローする!」

「あぁ、君ほどの演者なら、スプラッシュ・クイーンを見せればすぐループだと勘付くと思っていた。だからこそ、それを利用させてもらったわけだ」

 

飛水は想定外の事態に、必死に頭を回転させる。

(裏はつかれたが、マーシャル・クイーンを使うことに変わりはないはず。更に言うなら、マーシャルの効果は『シールドの総数を変えられない』。更に水文明の手札戻しじゃ、手札からシールドに仕込まれて負ける。だったら、呪文を止めている間に割り切って勝つしかない!)

「Dracheでシールドを攻撃!その時、Dracheの攻撃時効果で手札から呪文、《 ♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》!エメラルド・クーラーとマーシャル・プリンスを手札に戻す!」

「ふむ。キール・ロワイヤルはジャストダイバーで選ばれない」

「DracheでWブレイク!!」

「しかし、役者はそのピンチに備えて、しっかりと備えをしているものだ!」

 

姫芽 シールド0

「シールドトリガー。マーシャル・プリンスと《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》!ライベルモットはキール・ロワイヤルの上に進化!スプラッシュクイーンが出た為ボンキゴをタップ!」

「やべぇ、ライベルモットの効果は…!」

「シールドを3枚増やし、3枚手札に加える。勿論マーシャル・プリンスでシールドトリガーだ。来い!キール・ロワイヤル、《ブラック・トルネード》、我が舞台の主役、《龍后麗姫マーシャル・プリンセス》!」

「嘘だろ、オイ…!!」

 

豪華絢爛で煌びやかなスプラッシュ・クイーン達が、バトルゾーンを埋め尽くしていく。

「ブラック・トルネードの登場時効果でDracheを攻撃不能に、マーシャル・プリンセスの登場時効果でシールドを2枚増やし、1枚ブレイクする。流石にクリーチャーばかりは引かぬか。そしてキール・ロワイヤルで、シールドを見て、それを入れ替えずにドローさせてもらう。更に、今出した3体はマーシャル・プリンセスの効果で次の自分ターンまで選ばれない上、マーシャル・プリンセスはブロッカー。Mogi林檎で攻撃するのは勧めないぞ」

 

姫芽 シールド1

「……凄い、こんなに魅せる戦い方があるなんて。トビウオ、いや、飛水くんはどうするんだ……」

会場は完全に姫芽の味方になっている。飛水は、目の前のまさに主役と言っても良い役者に、完全に圧倒されていたが、皮肉にも飛水の勝利は、飛水の敵である流狼が、一番期待して、楽しみにしていたのであった。




飛水の!今日のカード紹介!
今日のカードは…《龍后麗姫マーシャル・プリンセス》!
出た時にシールドを2枚追加して1枚ブレイクする厄介なカードだ。手札補充でもスプラッシュ・クイーンの苦手な防御を固めるのにも役に立つからな。更に強いのはブロッカーと、スプラッシュ・クイーンが出た時に次の自分ターンまで選ばれなくなる効果。攻防一体の厄介な切り札だな。
次回、『俳楽セッション・後』
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