崩壊:Holoearth   作:黒川

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初めまして。初投稿です。
この作品はホロライブ・オルタナティブを参考に、崩壊:スターレイルの世界観と融合させてオリ主を入れた作品となります。
ホロライブ・オルタナティブのヤマト神想怪異譚を参考にしていますが、かなーり本筋からはずれます。参考にしているだけの別作品と思ってください。


第一章:ヤマト編
#01 プロローグ


通信システム起動

アプリケーション「ホロノメトリア」へのアクセス要求を確認

接続プロトコルを確認

......accepted

アカウント情報の提示を要求

生体認証を実行 ......denied

該当データなし

追加情報を要求

意想メトリクス認証へ移行

認証

......accepted

セッションを確立しました

 

◇◇◇

 

朝の日差しの中、時計のアラームが鳴り、一人の青年が目覚めた。

 

「んー。朝、か」

 

彼は目覚まし時計を止め、伸びをして体を目覚めさせる。

そして、いつものように一緒に暮らす妹?のために朝ごはんを作りにキッチンへ向かった。

 

「今日はー、目玉焼きと、ベーコンとー、味噌汁とー…なににしようか」

 

冷蔵庫を物色しながら今日の献立を考える。

 

「あ、ほうれん草ちょっと悪くなってる。おひたしにするか」

 

そういいながら、慣れた手つきで料理を始める。

ふと彼が外を見ると、桜が満開で、見渡す限り、空が埋めつくす絶景がある。

 

「今日もいい天気だな。絶好のさんぽ日和だ」

 

ーーここは、惑星ホロアース。過去に、『開拓』の星神・アキヴィリが開拓した惑星。

 

◇◇◇

 

「さて、そろそろフブキを起こすか。あさごはんできたし」

 

そう言ってキッチンから外にでる。

まだ寒い中、廊下をわたり、お目当ての部屋まで歩く。

ふすまを開け、中にいるものを探す。

 

中心に、「布団にくるまる丸い物体」があった。

なお、その特徴的な耳と尻尾は布団から丸見えとする。

 

「…フブキ、朝だぞ。おきろー」

 

そう言いながら布団を剥ぎ取ると、寒そうに、そしてまだ眠そうに目をこする白髪の獣人がいた。

 

「んにゅぅ…あさー…? さむぃよぉー」

 

ぼそぼそと呟きながら起きるのは、シラカミ神社の巫女代行(自称)であり、カミの白上フブキ。

寒がりだからか、近くのあたたかそうな人にくっつく。

 

「おーい。もたれるな。朝ごはんできてるから。今日はミオと遊ぶんだろ?」

「朝ごはん!お兄ちゃん、今日の朝ごはんはなんですか!?」

「朝ごはんと聞いた途端に耳を立てるな耳を。今日は目玉焼きとベーコン、ほうれん草のおひたしと味噌汁ですよーっと」

 

2人は話ながらキッチンに隣接されたダイニングへ向かう。

「お兄ちゃん」とフブキに言われた男の名は、「九条 終夜」。

ここ、ホロアースを旅するパスファインダーの一人で、2年前に空腹でぶっ倒れていたところをフブキに拾われてから、フブキの世話をしている。

……なお、フブキの方が年上と言ってはいけない。

 

「ごっはん-、ごっはんー」と嬉しそうに口ずさみながら、まだ寒さの残るため置かれたままのこたつに入りこむフブキと、ごはんを配膳する終夜。

2人は別種族で、いつか別れることが分かっていても、兄妹のようだった。

 

2人が座り、ごはんを食べながらゆったりとしていると、終夜の携帯に通知が鳴った。

終夜が携帯を見ると、そこには『アベンチュリン』の文字があった。

「アベンチュリン?珍しい」

 

アベンチュリン

[マイフレンド、今日は時間はあるかい?]

[できるなら、バイトを頼みたいんだけど]

[今日はフブキとミオと遊ぶから無理]

[デートついでに、ちょっとした事件を解決をしてほしいんだけど]

[事件調査がデートなわけあるか。というか無理って言ってるんだが?]

[そうはいっても、この事件はケガレが関与している。それは君…というより、カミのお仕事のようなものだろ?]

[なら、君はともかく、2人は断らないんじゃないかな?]

[あー。まあ、確かにそうか?]

[詳細は?今回だけだぞ]

[それでこそマイフレンドだ]

[ミゾレ食堂の近くにいるから、そこで詳細は話そう]

[ああ、大神ミオはすでにいるから、連絡はしなくてもいいよ]

[おまえそこまで用意周到か]

[後でぶっ飛ばす]

 

そう書き込み、携帯をおいて終夜はフブキに声をかける。

 

「そういうわけだから、ミオとアベンチュリンの4人で謎の事件の調査になった」

「どういうこと?デートはー?」

「デートじゃないと言ってるだろうに。ほれ」

 

そういって先ほどまでのやり取りをフブキに見せる。

「ほへー」と言って納得したフブキ。

 

「まー、ケガレが関わってるなら私らの仕事ですし、いたしかたなしですね。」

「それはそう。むしろそれやってバイト代でるだけありがたい」

「確かに。なんだかんだ私たちのお金ってアベンチュリンさんとかからのバイト代が大きいですからね」

「2人で生活するだけなら全然それでもいいんだけどなあ」

 

「俺の旅費も稼がないといけないし」とつぶやく。

それを聞いて、フブキは少し、寂しそうに終夜を見た。

なぜなら、終夜は『パスファインダー』であり、目的を持って旅をしている。

必要なら、このホロアースを出て、星間を旅するのも辞さないだろう。

対してフブキは、ヤマトに留まらなくてはならない。

それはヤマトに生まれたカミとして、ヤマトに住む人々をケガレという『壊滅』から守る義務があるのだから。

 

「……行くか、フブキ」

「……うん」

――少し、空気が重かった。

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