「なるほど……学生時代にそんなことが……」
「ああ、詳しいことは教えられないがな」
「教えたら美鶴さんが大激怒であります処刑されるであります」
そんなに怖いのか……?
「とりあえず移動するぞ、影時間と同じ類ならシャドウが出る可能性もある」
「そうでありますね……とりあえず線路を辿って行きましょう」
アイギスの提案通りに線路をたどりながら進んでいくことになった
思ったんだけどもし列車がきたら俺ら死ぬんじゃ?
「大丈夫であります、影時間だと基本機械類は止まってるであります」
「影時間と同じとは限らねぇけどな」
線路を抜けホームが見えたので登る際アイギスに手を貸したのだが…重くてつい重いと言ってしまいさっきからわき腹をつねられている
「悪かったって……」
「ふん!であります」
「アンドロイドだから重いのは仕方ねぇだろ……」
「荒垣さん?……」
荒垣さんがフォローしてくれようとしたのだが目の笑っていないアイギスにより沈黙した
いや本当に感情豊かなアンドロイドだ……()
「はっすー!さがってください!」
「ちっ!やっぱシャドウもいるのかよ!」
ホームから少し歩くと異形のモンスターが俺たちを囲むように出現した
アイギスに下がれと言われるが囲まれているから意味ないんじゃ?
「荒垣さんどうします」
「影時間に似てるからペルソナ使えるか……?召喚器は一応持ってるが」
「ダメ元で試すしかありません……ですが荒垣さんはダメです」
「あ?何言ってやがる、状況わかってんのか!」
「切り抜けられたとしてお荷物になるだけであります、荒垣さんはまだ本調子でないでありますから」
「ちっ!わかったよ……ペルソナは使わねぇ」
「……『ペルソナ』!」
ペルソナ、そうアイギスが叫ぶとアイギスの後ろに槍と盾を持った何かが出現した
ペルソナ、ラテン語で人格って意味だった気がする
「アテナ!……ついでに持っていってください!フルバースト!」
アイギスのペルソナ基アテナがシャドウたちを蹴散らす、アイギスも腕を変形させ銃火器で応戦し始めた……銃火器搭載してんの、アイギス?逆らわんとこ
「ペルソナ、使えんのか……俺も使えりゃ切り抜けられそうなんだけどな」
アイギスに下がってろと言われた荒垣さんはアイギスの方に行かなかったシャドウから俺を守ってくれた
素手でシャドウたちを殴り飛ばしてくれている
「荒垣さん喧嘩も強いんですね……」
「あ?まぁ学生の時やんちゃしてたし、ダチにボクシングやってるやつがいてそれに付き合わされたりしたんだよ、それより大丈夫か?」
「はい」
何もできない、ただ守ってもらってばかりであの時もそうだ俺は姉さんに何もできずに
「ゔっ!あっがぁっ!?」
自分の無力さに歯ぎしりしていると急に頭を言葉にし難い痛みが襲い咄嗟にうずくまってしまう……治る気配がせずそれどころか幻聴が聞こえてくる
『無力か……確かにそうだ今のお前は何もできず守られるだけ……』
「がっ……なんなんだ……お前は……!?幻聴か……!?」
「おい!?雨宮!?どうした!?おい!しっかりしろ!」
荒垣さんがオレのことを呼びかけるがそれにこたえる暇はなかった……幻聴がさらに強く聞こえる
『あの時と同じように何もできない……本当にそうか?』
「そうだろ……っ!あの時も俺は何もできずにっただ傷つけただけでっ!」
『ならあの時の行動は間違いだったとそう言うか?』
「……間違い、ああ間違いだったかもしれないでも!あの時の行動は後悔してないっ!だってあんな顔をして放置あんんてできなかったっ!!!!」
あの時の行動を俺は後悔しない……後悔したらあの時の俺の行動も姉さんを慰めたかったことも嘘になるっ!だから後悔はしない
『後悔しないか……そうだ己の行動に後悔するな向き合え……!そうすればどんな道も開ける……道を切り開くために我の、我らの力を貸そう……!我は汝、汝は我…我は心の海より出でし者…道を切り開き勇士を束ねる王、イアソンである!』
「上等だ……ぐっ!あっ!ああああああああああああ!!!」
「雨宮その仮面……!?」
俺は顔にいつの間にかある仮面を力づくではがす……痛い痛いけどこれぐらい……!
「うぁぁぁぁ!!!ペルソナ!!イアソン!」
ア「ところでここの私感情豊かですねP3Rに比べて人間性が……」
荒「本編から年数くらいたってるからこんなもんじゃねえか?今回とか琴音いれば楽だったのにな」
蓮「作者曰くいたらみんなボロボロにならないから学校で忙殺させられてたらしいですよ?」