ゲームを始めて数分で死んだらレアマップに行ってそこでゴーストの力?を貰ったので偉人の力を借りて頑張りたいと思います 作:旅人0605
タケル
Lv19
HP 40/40
MP 12/12
【STR 30〈+60〉】
【VIT 30〈+10〉】
【AGI 20〈+40〉】
【DEX 20〈+10〉】
【INT 0〈+5〉】
装備
頭 【ペルソナソードマスター】
体 【カタギヌコート】
右手 【ガンガンセイバー(二刀流モード)】
左手【ガンガンセイバー(二刀流モード)】
足 【フォースシャックル】
靴 【モータルブーツ】
装飾品【空欄】
【空欄】
【空欄】
スキル
【浮遊】【ベルト召喚】
俺は道寺タケル、幼馴染の理沙から勧められた(ある意味強引に)NewWorldOnlineを始めたけど、俺はモンスターの大群に殺されてしまう、そして目を覚ますと仙人と名乗るおっちゃんからゴーストという戦士になる力をもらった。
『カイガン!ムサシ!決闘!ズバッと!超剣豪!』
「天下無双!全員纏めて⋯⋯かかってこいやぁーー!!!」
武蔵さんと同じような太刀筋で次々と武士達を斬り伏せていく。一人一人の剣を受け止め、流し、確実にダメージを与えていく。
「その力は武蔵のッ……!!」
「武蔵さんが俺に託してくれた力だ!!お前達を倒して終わらせる!」
俺は二刀流モードのガンガンセイバーをベルトに構えようとすると、ユルセンが言った。
「おい、タケル!ここは大技で決めろ!」
「大技?何だよそれ」
「もう一度トリガーを引いて、オメガドライブ!」
俺はベルトのトリガーを引いて、押し込んだ。
『ダイカイガン!ムサシ!』
「命、燃やすぜ!」
俺の後ろに赤い目の紋様が現れると、そのオーラが脚へと集まっていく。
『オメガドライブ!』
俺はゆっくりと上空に浮き上がると、武士達にキックを叩き込んだ。
「「「うぎゃぁああ!!!」」」
全員にキックが当たると全員が倒れ、紫色のエフェクトを出しながら消滅していった。すると、宮本道場までもが消滅し始めた。
「え?これって…何で道場が」
「おい!タケル!眼魂見ろッ!!」
「え?」
ユルセンに言われるがままにベルトに装填されているはずのムサシ眼魂を見ると、ベルトからいつの間にか飛び出しており、此方を見て浮いていた。
「武蔵さん…」
すると、眼魂から赤い光が漏れ始め、タケルを包みこんでいった。
◆◇◆
「あれ?ここは」
俺は気づけば先程の宮本道場のような場所に立っていた。そして、俺の目の前には、赤いパーカーゴーストが居た。
「武蔵さん…」
「うむ、タケル…貴様には少しばかり苦労をかけたな、まさか不意打ちを喰らうとは、ワシらしくないものよ」
そう言い、赤いパーカーゴースト…いや武蔵さんは座っていた。そして武蔵さんは俺に聞く。
「タケル、もう一度聞こう…お主の戦う理由はなんだ?」
「俺は、友達の為に戦います。自分より強いですけど、いつか守れるようになる為に」
「フッ…成る程、良かろう!ワシ、宮本武蔵はお主に力を貸そうぞ!タケル!」
俺は深々と頭を下げる。
「ありがとうございます!」
「フッ…して貴様にもう一つ、言わねばならぬ事があった、次の眼魂についてだ」
「知ってるんですか?」
「ああ、奴が居るのは街の何処かだ、それぐらいしか知らないがな」
「あ、ありがとうございます!」
「あと…お主、またこの眼魂の中へと1日に一度だけ呼ぼう、そしてワシが剣の指導をしよう」
「へ?」
俺はゆっくりと頭を上げ、武蔵さんを見ると、その目は何処か燃えていた。
「ワシの力を使ったあの姿だが、ワシの力の3割も出せておらん」
「え?あれで3割も出せてないんですか!?」
「ああ、よって明日からお主をワシが鍛える、未来ある若者を腐らせるだけではワシの武士としての名折れ、それでは後日な」
俺はこの目をよく知っていた、剣の打ち込みをする時の父さんと一緒だった。その姿を見て、俺は少し冷や汗が出た。
◆◇◆
「なんて事があったんだよ」
「いや、あんまり意味がわからない」
後日の夜、俺はログインをする前に理沙の勉強に付き合っており、俺は自分の近況報告をしていた。
「っていうか、宮本武蔵って」
「俺もそこはマジでビックリした」
「成る程、それを聞く限りゴーストってのは昔の人の力を使う装備ってことかな?」
「まだおっちゃんにちゃんとした確認は取ってないけどね」
そう、結局武蔵さんの眼魂から出た後は疲れたからそのままゲームを終えた後に直ぐに眠ったから会えてないんだよな。
「残り眼魂は14個、それでも多いなぁ〜」
「でも、それを加味しても凄くない?敵によってだけどその力を借りる英雄によっては有利に立ち回れるってことでしょ?」
「それはそうだけどさ〜、っていうか理沙、勉強はあとどれぐらいで終わりそう?」
元々、理沙がゲームに参加できていないのはこれが原因である、俺も手伝ってはいるが、状況は聞いてはいない、
「一応だけど、後はテストを受けるだけだけど、まあ第一回イベントには間に合いそうもないんだけどね」
「第一回イベント?なにそれ」
「あー、そういえば武には言ってなかった、実はもうすぐNWOにはイベントがあって、楓にはもう伝えたんだけど、内容はPVPだったはず」
「成る程ね〜、でもせめてもう一つは眼魂を集めときたいな〜」
武蔵さんから聞いたが、それが偉人の誰なのかまでは聞けなかった。何かヒントになるものがあれば良いんだけど…、
「確か、街の何処かにあるって言われたんだよね?」
「うん、だけど…割と街のマップが大きいから、何処から探したもんかなぁ、って悩んでるところ、それに気になることがあるんだよね」
「気になること?」
そう、俺が数日前に自分の眼魂を調べてみた際、こういう記述があった。”この眼魂は使用者の成長によって進化する”と、
「進化ね〜、でもNWOの公式サイトにもそれについての記述はなかったんでしょ?」
「ああ、せめてその”成長”が何を指すのか教えて欲しいものだけどね」
「そういえば武って、あれからレベルってどれくらいあがった?」
「レベル?確か19ぐらいだったかな、ステータスポイントは貯まってるけど一切触れてない」
「いやなんでよ?」
単純に今でも、良く立ち回れてるし、上げるにしてもHPぐらいだし今やらなくてもいいか〜、と思って放置してるんだよな。
「まあ、武も楓と同じようにハマってるようで安心したよ」
「中々慣れるの大変だけどね」
「まあ、私もそっちに降り立てるように頑張りますか〜、押し付けたみたいになってたけど」
「うん、頑張れ頑張れ……おい、今なんて言った?」
そうして、この夜は更けていくのだった。
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その頃運営は、第一回イベントの調整をしていた、
「武蔵の眼魂が取られた!!」
「え!?もう取られたのか?まだ三途の滝に行かれてから数日も経ってねえぞ!!」
「チートは……流石に無いか、でも流石に早いよな」
画面には武蔵のパーカーゴーストを纏って武士と戦っているタケルが映っていた。
「剣術上手くね?武蔵の力を使ってるとしても」
「これはリアルでの身体能力っぽいな、恐らく」
「流石にあのガンガンセイバーは強すぎたか?だってある意味、あの武器は1人で数役職になれるのと同じだぞ」
「でも、こればっかりは第一回イベントで様子を見てからじゃないか?」
「まあ、それもそうか」
すると、運営の一人が言った。
「なあ、どうせなら眼魂のミッションあと2つぐらいは1層に追加しないか?」
「え?いやいや別に要らないでしょ、そもそも武蔵だけでも戦えるし」
「いや、昨日だったか実は別の奴が三途の滝に行ったっぽいんだよ」
「え!?それ大丈夫なのか?短期間で2人も」
「眼魂のミッションはクリアするとその偉人がいた場所は消滅しちゃうからせめてもう一人もゲット出来るようには調整しないと」
「じゃあ、誰を入れるんだよ」
「まあ、そこら辺はこっちでクエストか何か作っとくよ」
運営はゴーストにばかり警戒していたが、まだ知らなかった防御力に極振りした者がどれ程恐ろしいのか。
前回のクイズの答えは"巌流島"です。宮本武蔵の話でも特に有名な話です。決闘した理由は小倉藩での剣術指南役の座を巡った争いが背景にあるとされています。では次回お楽しみに。
電球や蓄音機を開発したのはだーれだっ?
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