長野・上越新幹線四時間三十分の殺意   作:新庄雄太郎

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そして、新潟市内で殺人事件が発生した。


第1章 止まった腕時計

9月15日の敬老の日の事だった。

 

新潟市天明町にある12階建てのマンション、「つぶれ荘」。

 

21時頃、ある人が209号室の部屋へ向かっていたところでそれは起きた。

 

「ん、おいっ、うるさくて勉強できねぇぞ。」

 

と、1人の受験生の一言であった。

 

早速、部屋に入って見ると。それは何と男が頭から血が出て倒れて死んでいたのであった。

 

「うわーっ。」

 

「どうしました。」

 

「大家さん、大変ですよ。」

 

「何があったんですか。」

 

「人が、人が死んでるんですよ。」

 

「えっ、はっ。」

 

数分後、所轄の新潟東警察署のパトカーが到着した。

 

所轄の新潟東署の刑事課・捜査係長の山下警部補と富田部長刑事と速水刑事と風間刑事が到着した。

 

15分後には、県警本部の機動鑑識班と捜査一課が到着した。

 

新潟県警・捜査一課からは原口警部と渡部刑事と笹本刑事が臨場した。

 

「ほう、凶器はこれのようですね。」

 

「ええ。」

 

「この鈍器のようなもので撲殺して殺害したんですよね。」

 

「ええ。」

 

「これを見て下さい。」

 

「えっ、何だ腕時計じゃないか。」

 

と、風間刑事は言った。

 

「壊れていますね。」

 

「つまり、犯人は争った時に当たって時計を壊したんでしょう?。」

 

「犯行時刻からにすると、19時30分頃とみて間違いないな。」

 

「ええ。」

 

そして、原口警部は富田部長刑事と速水刑事と笹本刑事に近所の周辺を聞き込みをするよう指示した。

 

「係長。」

 

「どうした、風間。」

 

「被害者は東京在住のようですね。」

 

「おう、それで身元は。」

 

「はい、被害者は東京在住の長嶋 武雄さん42歳と判明しました。」

 

「それで、勤務先は。」

 

「はい、恐らく新潟市内にある海山商事新潟支社のようです。」

 

「ほう、彼は東京から新潟へ単身赴任してきたんでしょうね。」

 

と、風間刑事は言った。

 

「行く時も新幹線に乗って来たんだろうな。」

 

「ええ。」

 

「恐らく、犯人は殴った後に腕時計のガラスに当たったんだよ。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

新潟県警の捜査で聞き込みをした結果、怪しい人物は誰も見なかった。

 

つぶれ荘で起きた殺人事件は所轄の新潟東警察署に捜査本部を設けた。

 

新潟県警察・新潟東警察署

 

「被害者は長嶋 武雄さん42歳、死因は置物による撲殺で出血多量によるものと判明しました。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「それで、凶器の方は。」

 

「恐らく、置物と思われます。」

 

と、風間刑事は言った。

 

「それで、不審な人物は見なかったか。」

 

「それが、聞き込みをしてみたんですが。まったく見ていないんだそうです。」

 

「そうか。」

 

新潟県警では、マンションで起きた殺人事件の捜査を開始した。

 

 

 

 




そして、次回は特捜班は捜査を開始するのだ。
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