桜井が、駅構内で盗撮犯を追いかけていたが、1人の女性とぶつけていった。
だが、その男は女性を見ただけでその場で走り去っていった。
「何なんだったのかな、あの女は。」
と、松本は言った。
「ええ。」
そして、翌日。
「ほう、桜井が盗撮犯を追っていたが犯人は逃走してしまったのか。」
と、高杉は桜井と松本に言った。
「ええ、途中で確保しようとしたんですが女性にぶつかってそのまま逃走してしまいました。」
「そうか、犯人はどんな人だったか覚えているか?。」
「30代位の男性でした。」
「その男は、盗撮を捕まえようしたんですが女子高生を殴って逃走しまして。」
「なるほどね、男は女子高生に言いがかりをつけて殴って逃走したんだね。」
「ええ、被害者の女子高生はすごく怯えていたそうです。」
と、桜井は言った。
「この被害者は虐待を受けた可能性がありますね。」
「えっ、それはどう言うことなんだ松本。」
「盗撮被害を受けた女子高生は、DV夫の可能性があるんです。」
「やはり、ありそうだな。」
次の日。
事件が起きたのは、茨城県であった。
「亡くなったのは、会社役員の柿崎 満さん51歳です。」
「ほう、それで死因は。」
「恐らく、特殊警棒による出血死と思われます。」
「そうか。」
水戸で起きた殺人事件は、特捜班にも伝えられた。
「水戸で起きた殺人と一昨日起きた盗撮と関連してる可能性があるんです。」
と、桜井は言った。
「盗撮の被害者は柿崎 満の娘か。」
「その可能性があるな。」
「さっき会った女は水戸から特急「フレッシュひたち」に乗って上野へ来たんでしょうか?。」
「ああ、それも考えられるな。」
常磐線の特急に乗っていた女性の話を聞くことにした。
「えっ、私が夫を殺したっていうんですか?。」
「いや、ちょっと話を聞こうとしてね。」
「あなたは事件当日は何をしていましたか。」
と、松本は言った。
「えっ、私はその時新幹線に乗って名古屋へ出張へ行っていました。」
「私は水戸から上野へは特急「フレッシュひたち」に乗り、そこから東海道新幹線「のぞみ」に乗って名古屋へ出張に行きました。」
「ほう、なるほどね。」
「彼女は事件当日に名古屋へ出張か。」
「行く途中で、その男とぶつかって顔を見られて逃走したと考えられるな。」
「ええ。」
「やはり、犯人は最初から常磐線の特急に乗って東京駅へ来ていた。」
特捜班の調べで犯人はその盗撮犯が水戸で柿崎を殺害したと推理した。
「やはり、犯人は柿崎を殺害した後に娘に近づき盗撮した。」
「なるほど、つまり犯人はそれを利用していたのか。」
と、高杉は言った。
「被害者は名古屋市内のホテルで1泊して、次の日に新幹線と上野発10時06分特急「フレッシュひたち17号」に乗って水戸へ帰宅する途中で鉢合わせたと。」
「ほう、なるほど。」
「班長、南主任。」
「どうした、桜井。」
「被害者の2人は4年前に離婚していたことが分かりました。」
「離婚の理由は。」
「その盗撮犯は元夫だそうです、理由は妻に暴力し、当時中学生だった盗撮被害者の父に殴られて被害にあっていたそうです。」
「やはり、4年前の離婚による犯行か。」
「ええ。」
「身元が割れたよ、名前は岡島 泰弘37歳だ。」
「2人の旧姓は岡崎か。」
「ええ、2年前に被害者と再婚して名字が変わっています。」
「そうか、よしっ早速岡島を逮捕するか。」
「ええ。」
そして、次の日。
岡島が上野公園にいると目撃情報があった。
「あっ。」
「観念しなさいっ。」
「待てっ。」
と、高山は岡島をタックルして確保した。
「お前を東京都迷惑防止条例違反及び傷害の容疑で逮捕する。」
「くそーっ。」
そして、桜井は岡島に手錠をかけた。
岡島は被害者の娘に盗撮したことを自供した、その後茨城で起きた会社役員殺害も自供した。
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今回の短編では東海道新幹線「のぞみ」と常磐線特急「フレッシュひたち」を登場しました。皆さんは乗ったことはありますか?
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