9月20日 土曜日
午後14時35分、長野駅から15分かからない、とある路地裏で流血しながら中年の男性が倒れていた。
「はっ。」
2人は、近くの派出所へ行って人が倒れていることを知らせました。
「お巡りさん、大変です!。」
「どうしました。」
「人が、流血しながら倒れているんです。」
「何だって。」
と、言って3人の警官が現場へ向かった。
5分ほどで、長野中央署と県警本部のパトカーと鑑識車が到着した。
「殺害されたのは、山口浩二さん27歳です。」
「ほう、それで死因は?。」
と、竹村警部は部下の今井刑事に言った。
「死因は、恐らく特殊警棒か木刀で殴られたと考えられます。」
「ほう、なるほどね。」
「うーむ。」
「どうした、矢部。」
「新潟で起きた事件と同一ですかね。」
「ああ、その可能性が高いな。」
「警部、新潟の時は殺害された後に時計を壊されたんですから。」
「ああ、そうだな。それで、被害者の住所は分かったのか。」
と、竹村は言った。
「はい、被害者は松本市のようですね。」
「という事は、単身赴任か。」
「ええ、恐らく。」
「よしっ、今岡はご家族に連絡を。」
「了解。」
長野で起きた殺人事件は、鉄道公安隊特捜班にも伝えられた。
「えっ、長野で殺人!?」
「ああ、今長野県警から捜査協力の要請があった。」
「ほう、それで死因は?。」
「ええ、恐らく木刀か警棒で殴られた後に殺害されたんだろうな。」
と、高杉は言った。
「南主任に高山さん。」
「ん、何だね後藤刑事。」
「犯人は上越新幹線に乗って、そこから長野へ向かったと考えられませんか。」
と、後藤刑事は言った。
「つまり、犯人は東京から新潟へは上越新幹線に乗って、次の日に新潟から長野へ向かったと考えられます。」
「ほう。」
「その可能性もあるね。」
「まず、東京から新潟へは上越新幹線「あさひ」に乗り、次の日に信越本線を利用して長野へ向かった。」
「ああ、それも考えられるな。」
「東京へ戻るとしても長野新幹線「あさま」に乗れば、東京へ戻るのは可能だ。」
「つまり、犯人は行きは「あさひ」、帰りは「あさま」に犯行を行ったと考えられますね。」
と、高杉は南と高山と後藤に言った。
「待てよ、犯人は二手に分かれて行動したんじゃないかな?。」
「えっ。」
「それはどう言う事なんだ、高山。」
「まず、1人は上越新幹線「あさひ」に乗って新潟へ向かい、その共犯者は長野新幹線「あさま」に乗ったって事はどうですかね。」
「ほう、それも考えられるな。」
「よしっ、早速その線で捜査してみようか。」
と、高杉は言った。
犯行は可能なんだろうか?
解けるのか、事件の謎と時刻表トリックは。