長野・上越新幹線四時間三十分の殺意   作:新庄雄太郎

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しかし、2人には鉄壁のアリバイがあった。


第5章 母と娘

早速、事件関係者と思われる母と娘に会った。

 

「えっ、何なんですか?あなた方は。」

 

と、婦人は言った。

 

「警視庁の後藤です。」

 

「私は、東京中央鉄道公安室の南です。」

 

と、手帳を見せた。

 

「あの、何か?。」

 

「実は、新潟と長野で連続殺人事件が発生しまして現在捜査をしています。」

 

「まぁ、それで自宅に伺ったんですね。」

 

早速、南と後藤は二人の男について話をした。

 

「ええ、長野の人は昔、元夫の同僚なんです。」

 

「ほう、長野で殺害された男が元夫の同僚でしたか。」

 

と、後藤は言った。

 

「まさか、殺されるなんて。」

 

「新潟で殺害された人は、どう言う関係なんですか?。」

 

「ええ、私の元夫なんです。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「それで、その夫は。」

 

「娘が17歳の時に離婚しました、その後私と娘は東京に引っ越してきました。」

 

「ほう、離婚後に夫は新潟へ。」

 

「はい。」

 

母と娘の名前は、高見 玲子と高見 みゆき。

 

「その夫の同僚は、2ヵ月前に松本へ戻られました。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「それで、事件当日はあなたは何をしていました。」

 

「何で、そんなこと聞くんですか?。」

 

「そうよ、まるで私と母さんが犯人みたいじゃないの?。」

 

「いえいえ、これは事件関係者に話を聞いているんです。」

 

早速、みゆきは南と後藤に話を聞いた。

 

「えっ、事件当日ですか?。」

 

「はい。」

 

「私はその時、京都へ行っていたので東京から新幹線に乗って行きましたから。」

 

と、みゆきは言った。

 

「ほう、なるほどね。」

 

「では、京都へ行く時はひとりで。」

 

「ええ、そうよ。」

 

「それなら、私はタクシーで見送ったから覚えているわ。」

 

「ほら、アリバイがあるじゃない?。」

 

「ああ、それもそうだな。」

 

と、後藤は言った。

 

「それに、私事件当日は新潟へ行っていたんですからね。」

 

と、玲子は南と後藤に言った。

 

「ほう、2人にはアリバイがあったか。」

 

「ええ、彼女は事件当日に京都へ行って、母の方は事件当日に群馬県の澁川へ行っていたそうです。」

 

「ほう、澁川ですか。」

 

「はい、母の実家だそうです。」

 

「ほう、なるほどね事件当日に澁川へ行っていたのか。」

 

と、高杉は言った。

 

「はい、母の実家が群馬なんだそうです。」

 

「それに、娘の方は新潟の事件当日は京都へ行っていたそうです。」

 

「ほう、京都か。」

 

「はい、友人に会いに行くと言って新幹線に乗って行ったそうです。」

 

「そうか、やはり二人には鉄壁のアリバイがあったのか。」

 

「はい。」

 

「とにかく、俺は警部に報告してきます。」

 

と、後藤は本庁へ戻った。

 

警視庁に戻った後藤は、関警部の報告した。

 

「そうか、彼女たちにはアリバイがあったのか。」

 

「ええ、母の方は事件当日に澁川へ行き、娘の方は新幹線に乗って京都へいっいたことが分かりました。」

 

「ほう、そうか。」

 

と、関警部は後藤刑事に言った。

 




犯行は可能なのか?

解けるのか、長野と新潟の事件の謎
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