「アリバイ成立か。」
と、高杉は言った。
「はい、間違いなく彼女は先輩と一緒に京都へ旅行していたことが判明されました。」
「早速、調べてみたら間違いなく彼女たちは京都へ行っていたそうです。」
「やはり、彼女は新幹線に乗って京都へ行っていた事は間違いありません。」
「そうか。」
と、そこへ後藤刑事がやってきました。
「南主任、高見はやはり澁川へ行っていたのは確かです。」
「えっ、それは本当か。」
「はい、彼女は上野駅から特急「水上5号」に乗って渋川へ向かっていた事が判明されました。」
「ほう、そうか。」
「うーむ。」
「何か気になるのか?。」
「ええ、犯人は母と娘じゃないかと思うんですよ。」
「ほう、なるほどね。」
「つまり、母が犯行指示して娘に長野で殺人を依頼したと考えられます。」
「ほう、それも考えられますね。」
と、小海は言った。
「まず、第一の事件は上越新幹線で新潟へ向かい、そして翌日に長野で殺人が行われた。」
「ほうなるほどね。」
「でも、どうやって彼女は京都へ行ったんですかね。」
「ああ、そこなんだよな。」
「はっ、分かったよ犯人が使ったトリックが!。」
「高山、何かわかったのか。」
「ええ。」
「犯人は、これを利用したんです。」
「ほう、何かわかったのか。」
「ええ、犯人はこれを利用したんです。」
高山は、さっそく時刻表を見て説明した。
東京発15時00分 上越新幹線「あさひ313号」 乗車
新潟着17時04分 下車
長嶋を殺害
新潟発19時50分 上越新幹線「あさひ362号」 乗車
東京着21時56分 下車
東京発12時20分 長野新幹線「あさま513号」 乗車
山口を殺害
長野発17時44分 特急「みのり5号」 乗車
新潟着20時38分 下車
新潟発22時16分 夜行急行「きたぐに」 乗車
京都着6時14分 下車
「ほう、なるほどね犯人はこれを利用して京都へ行ったのか。」
「それで、犯人はわかったんですか?。」
と、後藤刑事は言った。
「ええ、犯人はあの親子だ。」
「でも、彼女たちはアリバイがある筈だよ。」
「ところがな、母は「あさま513号」に乗って高崎から渋川へは特急「水上7号」に乗ったんだよ。」
「ほう、なるほどね。」
「そうか、長野新幹線に乗ってそこから渋川へ向かったのか。」
「その通りだよ。」
「じゃあ、新潟で起きた殺人は?。」
「つまり、娘に変装してマンションへ向かったんだよ。」
「そうか、新潟駅で変装してマンションへ向かったのか。」
そして、翌日。
「用意はできたわ。」
「これで、この都会とお別れね。」
「そうね。」
そこへ、後藤刑事は上司の関警部と二宮刑事をつれてやって来た。
「すいませんが、署までご同行願いますか?。」
「えっ。」
「なんで、あなたたちがこんなところに。」
そして、2人は殺人容疑で逮捕された。
「第一の事件では、彼女が争った後に腕時計に当たって19時30分になっていたんだよ。」
「そうか、殴った後に腕時計に当たったのか。」
「その通りだよ。」
「それにしても、高山は名推理だったな。」
「ええ。」
こうして、新潟と長野で起きた連続殺人事件は解決した。
劇中の列車時刻は98年10月のダイヤを使用しています
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