邪竜VS勇者(原作:パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき)
「彼」と「彼女」が「勇者」を求めるため旅立ってから、幾歳月が過ぎ去ったころ。
かつて幾度も世界を滅ぼしかけた邪竜が、またも甦(よみがえ)り世界に脅威を及ぼしていた。
だがしかし、その時1人の勇者がパーティーの仲間と共に立ち塞がった。
「父はラウスト。母の名はナルセーナ」
「眠り姫の子か?!しかも、あの若造との」
「邪竜!世界はわれらが守る」
邪竜を封印しようとする勇者たちと、邪竜との戦いが始まった。
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風の後継者(原作:サクラ大戦シリーズ)
帝国華撃団の輸送空挺部隊「風組」の3人娘は、初代副司令の殉職後、武装飛行船「翔鯨丸」のクルーを務めてきた………。
……。
…華撃団本部に警報が鳴り響く。
迎撃部隊「花組」が作戦指令室に集合した。
敵の出現場所は?
そこは、弾丸列車「轟雷号」で直接出撃出来る地点では無かった。
翔鯨丸の出番だった。
花組の霊子甲冑が轟雷号に積み込まれると同時に、3人は遠隔操縦室で無く、機関車に内蔵された手動操縦席に乗り込む。
「蒸気機関、点火」
秒を争って、発進手順が進む。
轟雷号は、翔鯨丸が発進準備を進める「花やしき支部」に向かって発進した。
花組でさえ、霊子甲冑と霊力に守られて耐えていた強烈なGが操縦席を襲う。
耐Gシートに体を沈めて耐えながら、列車を操る。
到着と同時に、翔鯨丸のブリッジに駆け込んだ。
花組ごと轟雷号の貨物車が積み込まれ、再び秒と争いながら発進手順が進んでいく。
浅草仲見世に隠されていた発進口が開き、上部装甲板が開放される。
係留索が解放され、船体が浮かび上がった。
「「「翔鯨丸、発進」」」
華撃団は戦場に急行した………。
……。
…風組の3人娘が、本部を去る日が来た。
新しい輸送空挺部隊の隊員との引き継ぎが行われた。
帝都を守る使命は、新たな乙女たちに受け継がれて行く。
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真名問答(原作:恋姫†無双シリーズ ×遠山の金さん)
日本の歴史時代における武士階級などの礼式、例えば名前の呼び方などは、中国の士太夫階級などから学習したものに日本国内でのアレンジを加えたものが基本だった。
したがって、そうした礼式社会と『恋姫』で言う処の「真名」の付き合いとの両面の顔を使い分けたとの「伝説」を持つ人物が、もしも『恋姫』ヒロインたちと問答したならば“こんな”感じに成っただろうか。
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「遠山金四郎景元」
如何(いか)にも武士らしく、姿勢を保って名乗りを上げた。
「曹孟徳の曹に当る苗字は遠山、字の孟徳に当るのが金四郎。
そうだな。四郎を“この”国では季と申したな」
孟が一郎、仲が二郎、叔が三郎。
一応、江戸武士としてキチンとした教育を受けているのだから、それ位は知っている。
「景元は無礼ながら操に当る忌み名だ。…それから確かめて置きたいが」
遠山が確認したのは、彼女たち当人同士は『三国志』でも聞き慣れない如何にも今、目の前に居る容姿に似合った名前で呼び合っていた事。
「真名」と言うものについて聞かされて「成程」と思い当たる処もあった。
そこは相手によって呼び方、呼ばれ方を変えなければ成らなかった武士社会で出世だけはシッカリとした遠山だ。
「例えば其れは…孟徳などの字を自ら名乗る前に、親御様などから呼ばれていた名かな。
それならば確かに、その子供同士の頃からの幼友達か同じ位に親しい相手以外から呼ばれれば」
遠山が居た武士社会でも、刃傷沙汰に成りかねない無礼だった。
「それがしの幼名ならば通之進。だが」
ここでニヤリと笑うと態度を変える。武士から“遊び人”に。
「その「真名」とかで付き合う様な連中からは、“こう”呼ばれているものさ」
「金さん」
『風の後継者』
『サクラ大戦どっとこむ』サイトに投稿されている『風の中のユリ』という短編にて、3人娘が「翔鯨丸」に乗り込むために「轟雷号」とは別の列車を使うという描写が在りました。
自分としては、違和感を覚えました。