短小編集(小ネタあれこれ)   作:高島智明

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こういう設定だったら都合が好かったかな、と思いました。


敵であるとの認定(原作:異世界迷宮でハーレムを)

俺こと加賀道夫は、今日も異世界迷宮に挑んでいた。

現在のパーティーメンバーは、俺の他には狼人族のロクサーヌ、ドワーフのセリーそして新たに加わった猫人族のミリアで、この4人で迷宮に挑んでいた。

 

最近は、拠点としているクーラタルの迷宮の外にも、ハルツ公爵の依頼で公爵領の3つの迷宮にも入る様に成っていた。

その1つ、ハルバーの迷宮の12階層で、とんでも無い連中に遭遇した。

 

現状、俺たちの後ろから、盗賊が6人後を追いかけてくる。

更に、前方にも4人が待ち伏せしていた。

鑑定。

ハインツ 兇賊 LV24、シモン 海賊 LV67、盗賊 LV48、探索者 LV42。

全員LV高い。こっちが主力部隊か。

 

出来れば手早く片付けたいが、これまで全体攻撃魔法は魔物にしか有効に成らなかった。

とはいえ、これまで其の場に居たのは、俺のパーティーメンバーたちばかりだ。

使用する俺自身が、はっきり敵と認識した盗賊相手なら、果たしてどう成るか。

それに、ストーム系の魔法と俺だけのボーナス魔法が同じとも限らない。

試してみて、駄目だったら次の手だ。

 

「メテオクラッシュ!!」

詠唱省略は設定してあったが、有効であってくれとの思いを込めて叫ぶと、俺の頭上に4つの流星が現れて突進し、前方の4人が黒焦げに成った。

後ろの6人に有効で無かったのは、4人の方が脅威だと俺が認識していたせいかも知れないが、この際は好都合だ。

 

「何だ、魔法か」

「あいつ、魔法使いだったのか」

などと騒いでいる6人に、残りのMPでオーバーホエルミングを使って間合いを詰め、手近な奴をデュランダルで切り捨てる。

魔物や高レベルの奴を切った程で無いが、デュランダルのMP吸収スキルで、MPが戻ってくる。

好都合とは、こういうことだ。

それにメテオクラッシュを見られた以上は、帰す積もりは無い。

たちまち6人とも、俺のMP回復の生贄と成った。

 

ロクサーヌたちが駆け寄ってくる。

「ロクサーヌとミリアは他に逃げた者がいないか確認を頼む。

セリーは、インテリジェンスカードの回収を手伝ってくれ」

残るのは、後始末だった。

 

やがて、インテリジェンスカード10枚が回収出来た。

実の処、メテオクラッシュが有効で無かったら、1人例えば、あの手強そうな海賊とかは等量交換とかを使って瞬殺しておかなければ成らなかっただろう。

そう成れば、左手ごと木端微塵(こっぱみじん)だったからカードの回収までは出来なかった訳だ………。

 

……。

 

…後日。

ハルツ公爵の元にカードを持ち込んでみると、首領は兇賊のハインツ、高LVの海賊は狂犬のシモンとかいう、隣のセルマー伯爵領を散々、荒らし回っていた悪名高い連中だった。

特にハインツとシモンには高額の賞金が掛かっていて、結局10人分の賞金としては白金貨が出てきた。

 

思わぬ処で、次のパーティーメンバーを買う資金が出来たことに成る。

確か、次のオークションも近かった筈だ。

今度の目玉は、力強い竜人族か、それとも魔法使いか。

まだ見ない、新しいメンバーに期待が膨らんでいた。




以前の職場で競輪関係に関わったことがあり、そのとき競輪界では42は13以上のアンラッキーナンバーとされていると教えられました。
実際、競輪選手に割り当てられる出走番号に42番は存在しません。
この為、42話で止めるのは何だか薄気味が悪く、直ちに43話を投稿出来る様、書き溜めてからの投稿に成りました。
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