短小編集(小ネタあれこれ)   作:高島智明

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『暫しの休息場』
こんなことも在り得れば好いかな、と思いました。

『ドキュメントの最初』
前話と似た様な『原作』に成りましたが、思い付くままに執筆していたら此の順番に成りました。


小ネタあれこれ(その14)(原作:あれこれ)

暫しの休息場(原作:葬送のフリーレン)

 

旅を続けるフリーレン1行は、旅の疲れを休める為に、とある街に立ち寄ることにした。

只、何故かフリーレンが微妙に躊躇っていた。

 

その街の城門前。

入市審査の順番を待つ1行は、城門の前に、如何にも恭(うやうや)しく建てられた像に気が付いた。

聖女の前に勇者が跪いている。

 

だがしかし、どう見てもフリーレンとかつての勇者ヒンメルの若き日に見えた。

 

審査を終えて入市した1行の前に迎えの兵士たちがやって来て、領主の館へと案内されていた。

 

「母上。お久し振りです」

「母上?!」

1人を除いた1行が、疑問と驚きの声を上げた。

 

若気に見える領主の耳は尖っていた。

かつて、魔王を倒してから暫くしての頃。

ひと度だけ、フリーレンはヒンメルの想いに応えたことがあった。

 

そして誕生したハーフエルフは、勇者と聖女の血統を受け継ぐ者に相応しい有能で誠実な人物に成長し、やがて此の街の領主に任命されたのだった。

「母上と旅の御仲間には、何時までも滞在して頂きます。

そして思う存分、旅の疲れを癒して下さい」

そう、領主に勧められた。

 

只、フリーレンは何かに戸惑っているかの様だった。

 

元々、命短い人間の心を理解していなかった自分に気付いて、理解する為の旅に出たフリーレンである。

人間の中で育ったハーフエルフ(それでも人間よりは長生きなのだが)とどう付き合うべきなのかに、戸惑っていたのかも知れない。 

 

*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*

 

ドキュメントの最初(原作:ウルトラマンメビウス)

 

今日もCREW GUYS JAPANは、アーカイブドキュメントの「お勉強」をしていた。

今回の対象は「アウト・オブ・ドキュメント」すなわち、特定の防衛チームを冠していないドキュメントである。

 

例えば、所謂(いわゆる)「怪獣頻出期」が始まった頃、未だ怪獣を専門とする防衛チームが結成される以前に出現した怪獣についてとか。

 

「レジストコード古代怪獣ゴメスそして原始怪鳥リトラ。

「怪獣頻出期」に初めて出現した怪獣たちです」

 

ウルトラマンも防衛チームも存在しない時代、次々に出現する怪獣や侵略者の脅威に立ち向かった人々の記録がドキュメントには残されていた。

 

例えば、現在はSF作家の老大家とされる、若き日の民間パイロットとか。

そうした、決して力あるとも言えない人々が、持てる力と、そして知恵と勇気で脅威に立ち向かった歴史が記録されていた。

 

そうした戦いの結果、遂に最初の防衛チームである科学特捜隊が結成される。

その科特隊が記録した「ドキュメントSSSP」にも、最初のウルトラマンが地球を訪れる以前に出現した怪獣が、少なくとも9体記録されていた。

 

その脅威に対し科特隊は、やがてウルトラマンが地球を訪れるとも知らず、彼らだけの力で立ち向かったのだ。

 

それらの最後の怪獣、宇宙鳥獣エックスの宇宙への逃亡と入れ替わる様に宇宙怪獣ベムラーと、そして最初のウルトラマンが地球に現れたのである。




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