SINLESSRPG リプレイ 人魚たちの沈黙   作:CanI_01

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なお、各キャラクターの詳細なデータはルールレジュメなどの入っている共有フォルダに入っております。
ご興味あればご覧ください。


第一話  人魚姫は歌わない 前編

おそらく日本で最初かつ唯一のSINLESSの長期キャンペーン開始。アゴナーク(ゲームマスター、キーパー、ダンジョンマスター、その他卓主催の役割を持つメンバーのSINLESSでの呼び名)の呼びかけに集ったプレイヤー4人+1匹(後ほど登場)。

 

実は複数回オフライン及びオンラインでセッションをしているので、一名除き経験者だったりします。

 

舞台は2090年のサンフランシスコ。SINLESSのは独自の都市設定を(この時点ではまだ)持たなかったので、ほぼアゴナークのオリジナル設定によります。

 

簡単な設定は以下。

 

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2041:地球温暖化による海面上昇後、埋立地とサンフランシスコ東海岸部の多くが水没。企業の撤退が加速し市内の荒廃が進む。

 

2047:クイックニング開始。世界に魔法現象が現れる。

 

2048:第一次サンフランシスコ防衛戦。シカゴと五大湖で目撃された個体を上回る超大型怪獣が太平洋よりサンフランシスコ湾に侵入。全ての橋梁と東海岸を破壊しながら南下、サンノゼに上陸する。米軍の必死の防戦により撃退。

以後数年おきに怪獣災害が発生したため、米軍の撤退と都市の衰退がさらに進む。

 

2056:第二次サンフランシスコ防衛戦。建設途中の新ゴールデンゲートブリッジが破壊される。以後再建されず。ゴールデンゲートの砲台跡地に対怪獣砲台の建築が進む。

 

2062:シリコンバレーのネクタール・コーポレーションによる延命薬発売。全世界規模の需要による活況に沸く。

 

2064:サンフランシスコ大震災発生。パロアルト-スタンフォード市東西を巨大な地溝が切り裂く。死者50万人。半島が完全に孤立し、サンフランシスコ旧市街は廃墟となる。

 

2083:崩落発生。地球規模の停電が発生し多くの情報が失われる。

 

2084:アメリカ政府によるサンフランシスコ放棄宣言。以後DIRE協定に基づき在サンフランシスコ企業への土地と権利の譲渡が行われる。増加し続ける凶悪犯罪に対する企業軍の重武装化が進む。

 

2090:現在。

 

 

アクセス:サンノゼ国際空港から車、もしくは船便。スタンフォード以北は極めて治安悪し。道路の復旧は企業領地以外は進んでおらず、市民は定期船を利用することが多い。企業や富裕層はヘリやSTOLを利用。

 

旧市街:完全なスラム街。兵隊崩れやSINを持たないホームレスたちがかつての栄華の残滓を掘り出し日銭を稼いでいる。

 

ハーバー(マリーナ):自家用車ならぬ自家用船発着場、魚市場あり。出入りの管理は緩いため港湾ギャングが密輸を仕切る。

 

プレシディオ公立公園跡:怪獣災害対策に整備された広大な要塞跡地がある。サンフランシスコ放棄後もここだけは米軍が管理している。

 

サンフランシスコ国際空港:現在企業管理下。

 

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アゴナークによる注釈は>>で表記します。

 

 

第一話  人魚姫は歌わない

 

一同:よろしくお願いします!!!

 

Agonarch : それでは開始いたします。

 

今回の舞台は2090年のサンフランシスコ。その中心部近くにある中華街からの依頼を受けるとことから物語は始まります。

 

 

「ネオンの海が降り注ぐチャイナタウンの中心部。通りは千変万化する光の奔流に飲まれ、人々の足元を照らしている。

 

街の喧騒が薄れてくると見えてくるのは、その煌めきの中に浮かぶ一軒の店。名前も看板も控えめだが、内部から漂う香りは高級中華料理の匂い。

 

その香りに誘われ、地元の華人たちが集まるだけでなく、目立つ装飾品と仕立ての良い服を身にまとった裕福そうな客もひっそりと足を運んでいた。

 

だが、この場所には過去の影が染みついている。ツェン・ソサエティとフレミングソード・ソサエティが抗争の頂点で刃を交えた血の舞台。両派閥が争った名残はすでに隠され、壁紙の裏に埋められた。しかし、真実を知る者はその空気感を忘れていない。

 

現在、この店は地元の平和を象徴する存在になった――外見上は。しかし、屏風の陰やカーテンの奥に佇む男たちは、微かに鋭い視線を漂わせ、静かなる緊張感を放つ。誰もが知らないふりをしているが、彼らの懐にはおそらく青竜刀か拳銃が隠されているだろう。

 

光の中に潜む影、それがこの店の真の姿。かつての抗争の熱が冷めても、ここは未だに都市の深淵の一部として存在し続けている。」

 

>>サンフランシスコ中心部には中華街が存在するので今回はその中のダイニングをシナリオの開始場所として選択した。サイバーパンクではクラブやらバーやらダイニングやらにアウトローたちが集められて依頼を受けるのは定番である。<<

 

ヘドス : ああ、例の抗争決着ついたんですね。

 

 

>>このレストランはドライブスルーRPGで販売されている、Lion Banner Games制作のシステムレスシナリオ「Chinatownシリーズ三部作」から収録している。アクションあり陰謀あり浪花節ありで大変面白いのでおすすめ。参加者のうち半数はオフライン卓でこのシナリオを通過済み。<<

 

 

コ10h阿/コトハ : 黒幇(ヘイバン)!

 

エンゼル : みんな普通に武器持っててコワイ!

 

コ10h阿/コトハ : (治安悪そうね……)

 

Agonarch : 治安はいいですよ!…トライアドに喧嘩を売らない限りは。

 

コ10h阿/コトハ : (誰が強いかはっきりさせてるとこほど、平和ってことか)

 

Agonarch : 以前ここは新参と旧来のトライアド同士が激烈な抗争というか戦争を繰り広げましたが、現在は落ち着いています。

それはさておき。あなたたちが単なるゴロツキだったころから世話になっている、毛むくじゃらのフィクサーが予約席に座っています。名前はMr.ムック。

彼の種族はブライテッドですね。

 

ヘドス : ムックさんはやはり赤髪なんですかね。

 

コ10h阿/コトハ : www

 

Agonarch : ガチャピンなぞいない!

 

ヘドス : デザイナーに日本にはムックの相棒がいてとささやいておけば(笑)

 

Agonarch : (下手すると口から出た戯言が公式に採用されかねない)

 

>>ブライテッドとはクイックニングの結果誕生した、奇怪な変異を体のどこかに持つ人類のこと。顔が2つあったり、獣の頭をもっていたり、腕や足が多かったりする。たいていが強靭な肉体を持つが、変異の影響もあり早死で、死亡原因の多くは癌によるものだ。<<

 

>>デザイナーさんには割と日本の設定で相談されたりしているので、割とヘドスの話は洒落にならない。(苦笑)<<

 

ヘドス : 「よう、旦那。今日は儲け話を聞きに来たぜ。」

 

Mr.ムック: 「そうかそうか、まぁ座ってとりあえず飯でも食ってくれ。ここの麻婆豆腐は絶品だぞ」

 

ヘドス : 「確かに辛いのにうまいですよね、ここの麻婆豆腐。」

 

コ10h阿/コトハ : 「叉焼飯ある?」

 

店主ビッグ・ヌードル: 「あるアルよ!」

 

コ10h阿/コトハ : 「麻婆豆腐と叉焼飯で」

 

Mr.ムック:「今日は俺のおごりだ、腹いっぱい食ってくれ」

 

Agonarch :その言葉を現すようにコース料理がずらずらと卓いっぱいに並べられていく。

 

ヘドス : 「景気良いね、旦那。堪能させてもらうよ。」

 

ビジョン : 「中華料理は油と香辛料が大事ですから」シンセティックなので椅子の前にはなんにも置いてない。むしろ給仕を手伝ってる

 

Agonarch : さすがメイド。というところで、各メンバー簡単に自己紹介をお願いできますか。

 

ビジョン : 「あ、初めての方は初めまして、わたくしビジョンと申します。ハッキングを少々嗜んでおります」モニターにVisionの文字がキラキラ輝いている(彼女の顔はモニターそのものである)

「恥ずかしながらそろそろ生活費の方も苦しくなってきておりまして、今回の仕事でまた何ヶ月か分の生活費を捻出できればと……」

アルカノマノンインターフェースマトリックスを搭載しハッキングに特化したシンセティック。頭部は高解像度モニターになっており様々な映像を映す事ができる。

元はオルフェウスの備品としてオルフェウスに就職したある貴族令息の秘書を務めていたが、ある時陰謀がバレた主人に機密保持のため破壊されそうになったため反抗し撃退、主人をオルフェウスに通報し彼の資産を一部奪いそのままシンレスとなった。

趣味は料理で性格は温厚だがやる時はやるタイプ。

ちなみにビジョンの頭モニターはサイバーアイのコスメティックです。

 

コ10h阿/コトハ : 「I'm コ10h阿/コトハ。

ガンの扱いならまかせて。

格闘も、いわゆるガン=カタってやつね。

六段持ってるわ。

この街で段持ちはそういないんじゃないかしら」

 

シンセティックだけど、だからこそか人間っぽく振る舞おうとしている。

大根役者っぽいような人間らしさ。

人間以上に人間らしく。

 

ビジョン : 「高位段でございますね。6段は技をほとんど極めたと言っていいと聞いております」

 

コ10h阿/コトハ : 「無手で弾を撃つのが銃段よ」

 

>>ビジョンとコトハはどちらもシンセティックという陽電子頭脳を持つAIである。SFで言われるところのアンドロイドにあたる。フレーム(体)については複数の種類があるが、二人が選択したのは女性型素体にアルカノマノン・インターフェースという魔導回路を組み込んだものだ。生身の人類ほどではないが、かなり高いゾエティック・ポテンシャル(魔力や生命力のようなもの。以下ZPと表記。シャドウランをご存知ならエッセンスと言えばわかるかも。二人はアンプと呼ばれる肉体派魔法使いに該当し、魔力で肉体を強化している。<<

 

>>多少弱い魔力の代わりに、シンセティックはどれほどサイバーウェアを埋め込んでもZPが減らないという特性を持つ。コトハはまだ並以下のレベルだが、ビジョンに至ってはガッチガチの戦闘サイバーを全身に埋め込んでいる。下手すると資産をぶんどられた前の所有者は首をくくったレベルであろう<<

 

>>ガン=カタが気になる?そう、映画リベリオンのアレである。両手に拳銃を持ち戦う格闘技だ。近距離での射撃と超接近戦に極めて高い適性を持つ。技能レベル6はマスターランクにあたり、基本的に奥義を習得している。ちなみに機甲術や北斗神拳も存在する(マジ)<<

 

ヘドス : 「あたしはヘドスってもんさ。すてごろとヴィークルやドローンの扱いにはちょっと自信があるよ。まあ、よろしく頼むよ。」

猪突猛進を意味するヘッドストロングからヘドスと名乗っているリガーです。

面倒なものは踏みつぶすをコンセプトに生きる脳筋女子です。

データはギークさん作のロードバスターを使用しています。

能力的には近接戦闘、ドローン操作、ヴィークル操作が得意です。

イメージ的にはトロール女子です。

 

>>ヘドスは「巨体」と「停止不可」の特徴を持つブライテッド。単純にものすごく打たれ強いし腕力もすごい。だが彼女の真骨頂はドローンやヴィークルを脳波直結コントロールする「リガー」としての能力だ。<<

 

エンゼル : エンゼルです。

あんまりしゃべらない寡黙なキャラでいこうと思います。女性、30すぎです。

キャラクターデータ的にはギークサン作のアーチメイジまんまです。魔法特化で魔法以外はほぼできません。zがんばるぞー!

というわけでウーロン茶すすってます。

 

>>エンゼルはアーチメイジという「魔法使いのオプション全部」が使える魔法使いの頂点。成長すれば天井しらずで能力が伸びていく。D&Dだろうとシャドウランだろうとシンプルにマジックユーザーは強いのだ。サイバーウェアを入れるZPが下がるので基本的に生身だが、バイオウェアは問題なく入れられる。<<

 

ビジョン : ファイアストーム笑えるくらい威力あるよね。

 

コ10h阿/コトハ : 範囲火力、範囲火力がすべてを解決する!

 

ビジョン : 「・・・さて、今日は何のお仕事があるのでしょう?」モニターの簡単な表情の目が?マークに変化する。

 

Mr.ムック: 「さて、では今回についての話だが…すまんな、タダ働き案件だ、飯はその詫びとでも思ってくれ」

 

エンゼル : ジト目しときます。

 

ヘドス : 「タダ? なかなか面白いジョークだね、旦那。」

 

コ10h阿/コトハ : 「おかわり」

 

ビジョン : 「あら……当然次の仕事につなげてくださるのですよね?」モニターの顔は笑顔だが圧力が高まる。

 

Mr.ムック: 「だが面白い話だぜ、席を立つ前に聞いていきな。

ハーバーは知ってるな?シスコでは漁業と…密輸のメッカだ。

で、だ。サンティアゴって男がいた。やつにはもったいないほど頭のできのいい娘のアマラの学費を何としても稼ぎたがっててな無理な借金を背負って漁船を買ったんだよ。

でもその努力は報われた…かと思いきや、船は原因不明の事故で沈没、そしてサンティアゴも行方不明だ。」

 

ヘドス : 「運の無い男だね。」

 

Mr.ムック: 「噂じゃ港に撒かれてた怪獣対策の機雷に触れたとか、海の怪物にやられたとか。どっちにしたってロマンよりタチが悪い話だ。」

 

エンゼル : (大体次を察したような顔をしています)

 

ビジョン : 「海ですか、ふむふむ」

 

Mr.ムック: 「本来なら、生命保険で娘の学費くらいは何とかなったはずだったんだ。でもな、抵当に入れてた埠頭の土地と建物に、厄介な連中が住み着いちまった。」

 

ヘドス : 「ああ、そいつは大変そうだね。」

 

エンゼル : 「厄介」

 

Mr.ムック: 「それで、アマラは遺産を引き継ぐ代わりに、その土地を俺に引き渡す取引に同意したってわけだ。」

 

コ10h阿/コトハ : 「へー、確かに大卒が似合いそうな顔ね」(若い娘の顔写真を見る)

 

Mr.ムック:「で、俺としては考えがある。この辺りをしっかりシメてくれるって条件付きで、その土地と建物をお前らのチームに無期限で貸してやってもいい」

 

ビジョン : 「へえ、土地を」

 

コ10h阿/コトハ : 「ここは中国かしら? 土地資本の譲渡は禁止されていて」

 

ビジョン : 「土地を収めるというのは、ふむ……悪くないですわね」

 

Mr.ムック:「お前らにとって悪い話じゃねえはずだ。どうだ?」

 

ヘドス : 「で、旦那はアガリが手に入ると?」

 

Mr.ムック:「問題は俺の懐とかそういう話でもなくてな、居座った連中の行儀が悪すぎだ。

最初は義勇団やマフィア気取りが、今ではあのへん一帯の恐喝を始めた」

 

Agonarch : システム的にいうと土地のヒートが上がってアガリは減るわ不動産にダメージがいくわ。

 

>>このゲームでの土地及び建物は「セクター」と呼ばれるデータで扱われる。犯罪が増えたりテロや事故が起きたりすると「セクターヒート」という数値が上がり、単純にいうと儲けが減ったり最悪警察や軍隊が突っ込んでくる。<<

 

 

エンゼル : あーって顔してます

 

Mr.ムック:「それにな…サンティアゴのやつに金を貸したのは俺でな。いいやつだったよ」

 

エンゼル : 「そうだったのですか....」

 

ヘドス : 「まあ、良い奴から死ぬご時世だからねぇ。」

 

Mr.ムック:「(顔をしかめる)何とかできる知り合いはいるんだが、どいつもこいつも派手好きでな…はここいらで戦争してほしいわけじゃねえんだよ」

 

ヘドス : 「そいつらに社会のルールを教えてやればよいってことね。」

 

エンゼル : 「ここで商売したいムックとしては当り前よね」

 

ビジョン : 「それで、私達ですか」

 

Mr.ムック: 「ああ。お前らもそろそろ独り立ちする頃合いだろう?拠点、欲しがってたじゃねえか」」

 

コ10h阿/コトハ : 「後のリターンが期待できるんなら、チームの決定に従うわ」

 

ヘドス : 「まあ、あたしは良いですよ。旦那には昔から世話になってますしね。」

 

ビジョン : 「私としては土地を持つ事は良い事だと考えます。やはり信用などが変わってきますからね」

 

エンゼル : 手でOKマーク作っておきます。

 

Mr.ムック: 「ただし修理は自腹で頼むぜ(笑)」

 

コ10h阿/コトハ : 「きれいに片付ければ、そうじが楽と」

 

Agonarch : このゲーム、まっとうな方法での不動産の修理は1マス1万zzというバカ高い金がかかるのである。

ギャングがめちゃくちゃにしてるので、仮に仕事に成功しても修理するまで拠点として使えません…

ついでに派手にぶっ放したりぶっ飛ばしたりするともっと壊れますw

 

ビジョン : 「それでしたらちょうど良い方を知っていますわ!ぜひ受けましょう」

 

エンゼル : 魔法で修理とかできそうだなぁ。コンクリ呪文とかありましたよね

 

ヘドス : それが一番コスパ良いですよね。

 

Agonarch : 一番安上がりなのはアセットの能力で修理です。

 

>>PCたちのコネには魔法使いがいて、ツーカーの間柄(初期取得アセットは無料で仕事を引き受けてくれる)なので魔法でアブダカダブラと壊れた建物を修理してくれるのである!ちなみにこのゲームの建築物(リソース)にはちゃんとHPが存在する。<<

 

Agonarch : なので今回のセキュリティクリアランスに、特に武器の携帯などは制限がありませんが、爆発物・それに類するもの・人殺しについては割と厳し目です

彼もギャングをミンチにしてこいと言ってるわけではない。始末はつけさせるけど。

 

ヘドス : はーい

 

エンゼル : OKです

 

コ10h阿/コトハ : おーけー

 

Mr.ムック: 「よし、では新しいブランドの門出に乾杯!」

 

Agonarch : と彼がグラスを掲げたところで一旦シーン終了。

 

コ10h阿/コトハ : 「Cheers」

 

エンゼル : (バックに変な奴が付いてなきゃいいんだけどなぁ......)

 

ヘドス : 「ブランド成立の酒はうまいねぇ。」

 

 

>>SINLESSには「ブランド」というプレイヤーたちのキャラクターが属する組織が独立した能力値を持ったものとして存在する。カルト集団でもスポーツチームでも会社でもなんでもいいが、ずっとその名前で呼ばれ続けるのであまり変なものはおすすめしない。(苦笑)。小さなものでもいいので成立を描くとチームの結束は強まるし思い入れも深まる。<<

 

>>サイバーパンクRPGでよくある「裏切る味方」についてはこのブランドルールのため、SINLESSでは完全に非推奨だ。「鋼の結束で己の国を作る」目標のため生きていく話になるので、PCたちは裏心なく協力する前提であり、裏切りゲームがやりたいときは別の世界観やシステムを選ぼう。<<

 

Agonarch : で、彼から依頼された時間は1週間とこの手の仕事にしてはかなり短めです。

情報については彼が把握してる範囲で伝えてもらえます。

「レッドスパイク:港湾地域に侵入してきたギャング集団。最初はみかじめ料を取るような「普通の」ギャングだったが、徐々に仕事への口出しから法外なカツアゲまで行うようになってきており評判が悪い。だがボスと用心棒がやたらと強く、強化した番犬まで従えていて港の荒くれでも手が出せない。」

モットーは「誰も逆らえない。スパイクに触れるな」

ボスはブライテッドのビージーズ、直卒の部下にドリー・ゴールソンがいる。

現在はかなりの数の配下がシアトルとの密輸に出かけているため襲撃のチャンスとムックは睨んでいる。

ボスさえ排除すれば結束は弱く配下は離散する。

ドリーはゴリラのアップリフト(知性化された動物)ですね。肉体改造が趣味らしい。

場所は港湾の倉庫街の一角です。番犬もいます。

 

ビジョン : 強化犬が! サイバーゴリラか。だいぶ嫌だなあ

 

ヘドス : ゴリラかー。やばいなー。

 

コ10h阿/コトハ : バイオゴリラだ

 

エンゼル : ボスを暗殺?!

 

Agonarch : 暗殺ではなく捕獲ですな。死んでなければOK。

 

エンゼル : ゴリラゴリラゴリラ捕獲作戦

 

ビジョン : ハッキングでどこまで撹乱できるかな

 

ヘドス : 状況次第ですね。事前準備もいろいろできるし。

 

Agonarch : ちなみに普通依頼達成までの猶予期間は1ヶ月程度ですね。

 

コ10h阿/コトハ : 特急案件だ!

 

>>SINLESSではゲーム展開は大きくオペレーションフェイズとセクターフェイズに分かれる。現在進行しているのはオペレーションフェイズで、一般的なTRPGで言うところの普通のシナリオ展開にあたる。

PCたちは時間により与えられた行動回数(通常1週間で2回まで)を消費して、様々な技能・コネクション・礼儀作法(この場合所属社会への知識)などを使ってオペレーションの達成を目指すことになる。<<

 

Agonarch : 今回のオペレーションフェイズでは企業・ストリート・ハッキング・事前準備の4つのうち2つが選べます

 

ビジョン : しかし事前準備ってなにするのかな?

 

Agonarch :ルールブックに大まかに「こんなことができるよ!」が書いてあります。

今回みたいな特急案件だと、

・偵察技能で地図入手

・ハッキング技能で敵戦力入手

あたりが鉄板でしょうか

 

エンゼル : まず地図がないと計画も何もあったものじゃない気もしますね。

 

コ10h阿/コトハ : 「私の領分は戦争だから、まかせたわ」

 

ビジョン : ではハッキングで情報収集をしましょう。

 

Agonarch : 今回はゆっくり準備ができる時間があるのでダイスロールにキスメット1も足せます。

 

>>このゲームではキャラクターごとに1戦闘ターンに使用できる上限を決定するダイスプールと言う能力値がある。

そしてプールの中から、その判定に使用できるダイスの個数を決定するのものをリミットと呼ぶ。

キスメットとは任意の判定に追加可能なダイスプール、いわゆる幸運ダイスにあたる。。

通常のダイスプールはターン毎に全開するのですがキスメットプールだけはシーンが変わるか一定の時間が経過しなければ回復しない。

現在のシーンでは、技能値と等しいダイス(何らかのボーナスが受けられるならボーナスダイスを加える)を振りシナリオで指定された値(通常は4、今回のキャンペーンでは5)を超えたダイスの数が成功数となる。<<

 

ビジョン : おお、ではハッキング技能が6、アンプパワーで強化して+2、キスメットで1で9個で判定を行います(ころころ)3ヒット!

 

>>ビジョンはアンプ能力でハッキング技能を強化している。<<

 

Agonarch : 了解です。中に居るであろうギャングのリストがわかりました。(ギャングの能力値と人数が開示される。)

 

ヘドス : こちらは偵察でレイアウト獲得かなぁ。

偵察技能が3、ドローンでボーナスを+4、キスメットで1の8個ですかね。(ころころ)4ヒット。

 

Agonarch : では順番に行きますね。

まず相手の人員ですが今週襲撃した場合は以下のメンバーが拠点にいます。

ボス:ビージーズ、狼頭のブライテッド。

副官:ドリー・ゴールソン、サイバーアップリフテッドゴリラ。

手下ギャング2名。

強化番犬3匹。

 

ビジョン : 「以上が、わたくしの調査結果です」とモニターにパワーポイントで結果を映しながら説明

 

エンゼル : 「うわ、すごくわかりやすい」

 

ヘドス : 「まとめて相手したくないねぇ。」なんか相撲取りみたいな犬ですね。

 

エンゼル : シコフミドッグ!

 

ビジョン : めっちゃマッチョなブルドックですからね。胸筋がデカすぎて手が横にいってる。

 

Agonarch : 入口は常に手下ギャングが見張ってる、犬は色々なところにいます。

ただし忍び足等で犬の嗅覚をかいくぐるのは困難と思われます。

 

ビジョン : 「犬の嗅覚をどうごまかすかが勝負になりそうですわね」

 

ヘドス : 「良いドッグフードでも仕入れていけばよいかね?」

 

コ10h阿/コトハ : 「あら、毒を入れないなんてお優しい」

 

Agonarch : さて、では2回のオペレーションフェイズが終了したので他に特に何かなければ実戦突入します。

 

エンゼル : ところで天井ってコンクリです?

 

Agonarch : 天井はよくある倉庫とかな感じで。三角屋根にパイプが這い回ってるふいんき。

 

コ10h阿/コトハ : ふむふむ

 

エンゼル : 了解です。トタンとかだったら空飛んでぶち抜いてやろうと思ってましたが難しいか

 

Agonarch : いや空飛んでぶち抜くのもキャラクターの能力を考えるとできなくはないですがw

 

Agonarch : 本格的な準備が可能なときは、

 

Agonarch : 爆発/火災:爆弾を設置する。爆弾のダメージは200ズズにつき1点、最大80点、16,000ㄓ。半径2m(1インチ)で全ダメージを与え、2m~4m(1インチ)の距離で半分のダメージを与える。ダメージが20点増すごとに、この距離が2m(1インチ)増える。最大10m(5")までフルダメージ、10m~20m(5"~10")の間で半分のダメージを与える。コムリンク・コマンドで発動させるか、特定の時間に爆発するように設定することができる。1ポイントにつき40Zuzus追加で、可燃性にすることができ、爆発後1/2の爆弾ダメージを与える炎を残す。爆弾の基本硬度は4で、2,000ズズを使うと硬度が5になる。

 

建造物にダメージを与える: ガントリー、階段、壁の一部など、施設内の構造物を選ぶ。妨害テストを行う。成功するごとに硬直/装甲を1減らす。戦闘中であればいつでも、その構造物を損傷によって崩壊させることができる。

 

Agonarch : こういうことができます。前にオフセでやったときはビルの間にかかっていた橋を爆破しました。

 

エンゼル : 今回はムックに暴れるな!って言われてますからねぇ。PCはなんでも爆破しがち。

 

コ10h阿/コトハ : うむ

 

Agonarch : それでは、昼と夜どっちに行きましょ。

 

ビジョン : 今回は建物をぶっ壊すと修理費はこっち持ち!

 

ビジョン : 雑魚が暗視持ってるかどうかかなあ。

 

Agonarch : サイバーアイは入れているという情報。

 

Agonarch : ただしそれ以外はほぼなし。

 

Agonarch : 装備はピストルと棍棒程度。

 

ビジョン : ならいっそ昼にいって張り倒すか?

 

Agonarch : だいたいここの2箇所に立っています。

 

マップ開示される。一同は裏口から侵入を試みる。

 

[main] Agonarch : 犬の姿は外からは見えない。

 

ドローンで見るとわかりますが、見張りは退屈そうにあくびをしている。

装備はピストルと棍棒ですね。HPは3点です。

 

エンゼル : マナボルト(精神ダメージを与える呪文)するかぁ。

敵のHPは3点という事なのでフォースは4。使い魔を呼んでダイスを+2しておきますね。

呪文行使6+使い魔2で合計8DPを振ります。(ころころ)4ヒットです。

 

Agonarch : モブの抵抗は3DPなので、どれだけ頑張っても無理なのでそのままモヒカンは昏倒します。

 

Agonarch : 次にドレインテストです。これは呪文を使った時にどれだけ疲れたかを確認する判定です。

呪文固有のダメージから成功数分だけダメージを減らすことができます。

ただし、どれだけ成功しても1点はダメージを受けてしまいます。

 

エンゼル :はい。リゾルブプールを使って、自分のチャネリング技能6+呪文のフェティッシュ2で8個をロールですね。

(ころころ)2ヒットですね。

呪文のドレインダメージが4だから、ダメージは精神に2点かぁ。

ちょっとくらくらしときます。

 

ヘドス : 「いやぁ、鮮やかだねぇ。」

 

Agonarch : で、今回は気にしなくていいですが呪文行使もチャネリングもどちらもリゾルブプールを使うので、現在次のターンまでリゾルブは0です。

 

Agonarch : この状態で敵からリゾルブ対象の魔法を受けると…?? というわけで割とシビアだったりします、このシステム。

 

ヘドス : 何故か魔法使いだけ抵抗できないというひどいことが。

 

Agonarch : そうなんですよねw

 

エンゼル : あー、そういうことになるんですね。

 

ヘドス : 前それで昏倒しました(笑)

 

>>前にオフラインセッションでやった話。リゾルブプールを使い切った結果、敵のメイジの呪文に抵抗できずそのまま気絶した。<<

 

エンゼル : まあ魔法は無法すぎるんで割といい調整なきはします。

 

ビジョン : だからやっぱり魔法使いから先に殺るしかないという

 

Agonarch : では裏口のモブが昏倒したのでそこから入れます

 

ヘドス : はーい。

 

エンゼル : 第六世界と全く変わってねぇ!(魔法使いを最初に殺す)

 

>>第六世界は有名なサイバーパンクRPG、「シャドウラン」の背景設定。ファンタジーが蘇り、科学と魔法が相克する世界。<<

 

ヘドス : まあ、俺の考えた最強シャドウランがシンレスなので。

 

Agonarch : では裏口のモブが昏倒したのでそこから入れます

 

それではここからイニシアティブ進行に入ります。

各自反応値をベースにフォーカスプールをとりあえず全部振って。成功値をイニシアチブに足してくださいそれが戦闘開始時のイニシアチブになります。

 

 

と、言う事で戦闘開始となります。

とは言え敵は所詮はチンピラという事もあり、それなりに苦労したもののギャングたちは制圧されるのでした。

 

以下はダイジェスト台詞。誰が活躍しているかよくわかる。

 

ヘドス : 「うーん、力加減がうまくいかないなぁ。」

 

ビジョン : 「人以外は排除して良いのです」【KILL YOU】と赤文字で黒地のモニターいっぱいに表示されている

 

コ10h阿/コトハ : 「来世で躾を学びなさい」

 

ビージーズ: 「おうおう、出入りか糞やろう!!」

 

コ10h阿/コトハ : 「ガン=カタには残心がある」ギロッ「少しはやるようだな」

 

ドリー・ゴールソン : 「ウホッいい女!?」

 

ヘドス : 「あんたは毛深すぎるかなぁ」

 

ドリー・ゴールソン : 「ま、待つウホ!話せばわかるウホ!」

 

ビジョン : 「なんとまだ生きている」【KILL YOU】の文字が画面いっぱいに輝いてる

 

Agonarch : 今回の戦闘はここで終了としましょう。

以下余談というか雑談。

 

ビジョン : フルオートのダイスボーナス凄まじいけどヴィジラント以外じゃフルスペックで撃てないしヴィジラントも5回撃ったら弾切れになるという

 

ヘドス : まあ、フルオートですかねらねー

 

ビジョン : ビリオネアバウンティ用のクリーグリッパーの弾数が120表記になってたんだけどそうなるとかなりの強化になるよなあと思っている

 

Agonarch : フルオートはどうしようかなーと悩んでますわ

多分最適解がアンプで行動増やしてフルオートがそれだけやってれば勝つる

 

ビジョン : 元々強化が安い上に強化したらバースト射撃可能ピストルが涙目になるバースト射撃ができるなどやたら強いサブマシンガンだったがフルオートは増え方が思い切り良すぎてちょっと強すぎるよね

サブマシンガンでバースト射撃してるくらいがちょうどいいのかもしれない

 

Agonarch : シャドウランみたいに+10くらいにしますかねぇ・・・それでも強いが

 

ヘドス : まあ、リアルで強いから仕方ないんですけどね。

 

コ10h阿/コトハ : 多分、リアルに準拠したらこうなるんでしょうけど、ゲーム的にどうなのかというあたりですかね

 

ヘドス : そこはヒートとかのルールでカバーでも良いと思いますけどね。

 

ビジョン : フルオートしたら問答無用でヒート上昇とかでもまあ上がったら使いまくりになるかなって

 

ヘドス : ヒートの悪影響で資産に影響与えるとかですかねー

 

ビジョン : まあ爆発物とかもそうですけど

 

Agonarch : まぁぼちぼち考えましょう。戦術が固定されるのもいまいちつまんないですしねw;

 

・・・と、色々と気になる点も見えて、現在はハウスルールでちょっとフルオートを弱くして運用しています。(全アクション消費=動けなくなる)

これはちょうどよい感じなのでバランスが気になる人におすすめ。詳細は共有ファイルのハウスルール案を参照のこと。

 

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