«俺たち»ががんばって生きて行こうと頑張るお話 作:西山希龍
ビターガヴへと変身を果たした二人の拳がぶつかり合う
「ビターガヴなのに甘いグミとは相変わらず詐欺ってるな! 異端」
「悪いな生憎苦いものより甘いものが好きな子供舌なもんで」
「そのくせ単純なスペックは俺と同じとかどうなってんだ! てめぇは!!」
「何こんな俺でも一応初期ロットの生き残りなもんでお前たちとは稼働年数が違うのさ!!」
ビターガヴとして違うゴチゾウを使っている柊斗だが999999号とは違いビターガヴ計画の一番最初のロットのビターガヴとして改造された柊斗は経験の差があり999999号にはないものがある
「おらぁ!」
柊斗の拳がビターガヴの装甲に2,3回あたり装甲を通じてビターガヴへと衝撃が当たる
「ふざけるな! 俺はこんなところで負けるわけにはいかない! 俺は最強の生物になる! そいてご主人様の願いを……!!」
「もう……終わったんだよ! ご主人様は死んだ! 最強の生物になる意味はないだろう!」
「知ってるぞ! 他の各地に散らばる『俺たち』を処刑していると!」
「ああ……そうだ」
柊斗は各地に散らばっていて生き残ったビターガヴをすでに三体ほど殺している
最もそれはそのビターガヴ達は二とに迷惑をかけ改善する気もないというわけだが
「人と共存する気はないのか」
「ありえないな! 俺たちは新人類だ旧人類と共存する意味はない!!」
「俺だって兄弟であるお前たちを殺したくないだがあいつらは俺のもとにいるビターガヴ達は人として生きる覚悟を決めた……俺たちは見てくれがそっくりだあいつらの道の障害になるのでなら殺さなければならないもう一度聞く」
「罪を償い人として生きるかそれともこの場で俺に滅ばされるか!」
オリジナルであるショウマがグラニュートに問いかけていた問いかけを柊斗も行う
理由も違うが皮肉なことに同じ同族を殺すという点では同じだ
『バイトユー! バイトユー!』
「罪を償い人として生きるか……だと? ふざけるな! 下等種族になるわけないだろう! この力があれば俺は! 人間どもを支配できる!!」
「そうか残念だ怨めよ俺は俺のためにお前を殺す正義感ではなく俺の私利私欲で」
柊斗はレバーを回しエネルギーをためるせめて苦しまず逝けるように
ビターガヴ達も同じくレバーを回す
「死ぬのはお前だ────!! 異端!!!!!!!!」
『スパーキンググミ! エンド!』
『ハニーグミ! エンド!』
ビターガヴのライダーパンチと柊斗のライダーキックがぶつかる
スペックも出力もほとんど同じ競り合いに勝ったのは……柊斗だった
「ばかな……!!? 何故だ!!? 出力も! 性能だって同じいや! 強くなるという目的がある以上俺の方が強いはず!!?」
「そうだな所詮俺たちは同じビターガヴだ違うとすればお前は一人で俺には大事な奴らがいるってだけだ……眠れ……俺は覚えておくお前たちが生きていたことをそして俺を怨め」
「異端っ!!!!!!!」
競り合いに負けたビターガヴは柊斗の本来の呼び名をいいながら爆散した
それを見ている柊斗の目は悲しそうに見えるそんな現場をまだ頭が追い付いていない亜希子は見ていた
亜希子にわかるのは目の前の柊斗がかなしそうにしていることだけ
「柊斗くん……」
「所長!!? 無事か!?」
「柊斗! 生きてっか!?」
ようやく追いついた翔太郎と竜が亜希子のもとに来たが慌てているので冷静になる意味でも二人の頭にスリッパを叩き込むことに決めた亜希子だった
「竜くん! 翔太郎くん! おそーい!!!」