«俺たち»ががんばって生きて行こうと頑張るお話   作:西山希龍

4 / 5
三話:気まずいBy柊斗

「所長無事か!?」

 

「お前は……!?」

 

照井さんと翔太郎さんが追い付いてきた

ビターガヴへと変身している俺をとても警戒している

 

「待って!待って!悪い人じゃないの!これ柊斗くんなの!」

 

臨戦態勢になる二人に亜希子さんが慌てて静止をすると二人は驚きながら止まってくれた

 

「……本当に柊斗くんなのか?」

 

「……ええ」

 

俺は二人の前で変身を解く

気になることは多々あるが今はこちらの人達とのいざこざに発展しないようにするべきか

 

「とりあえず場所を変えよう、事務所に行くぞ」

 

翔太郎さんの言葉にうなずき鳴海探偵事務所に移動をした

鳴海探偵には一人の男性と二人の女性がいた

男性と片方の女性については知らないが片方の女性については知っていると言っても直接の面識はないが

 

「帰ったぞ、フィリップ」

 

「ああ、おかえり翔太朗、亜紀ちゃんお客さん来てるよ」

 

「亜希子さん久しぶりです!」

 

「おー!りんねちゃんに幸果さんじゃん!いらっしゃい!どうしてウチに?」

 

「フィリップさんから連絡あって配達の依頼で」

 

「あ!こないだも届けていた宝太郎スペシャルってやつ?」

 

「私はちょっと頼みたいことがあって」

 

 

きゃっきゃと女性陣がきゃぴきゃぴしているのを見て複雑になる

甘根幸果とビターガヴにはちょっとした因縁もある、悪さをしたのは俺ではない個体ではあるんだが

 

「でも今立て込んでてね」

 

「甘根幸果か……」

 

「あれ?ウマショー?今日はハンティーとラキアンと三人でディズニー行くって言ってなかった?」

 

「いや俺は……」

 

「あれでもよく見ると雰囲気が違うな―あっ!ダマショー!?ダマショーなんでしょ!」

 

「ダマショーって言うな!誰がダマショーだ!!」

 

「あれ?幸果ちゃん知り合い?」

 

「うーんなんて言ったらいいのか」

 

「言っておくが『俺は』初対面だ別の個体だからな?」

 

甘根幸果にダマショーと言われてつい過激に反応してしまったいやだってダークショウマでダマショーだよ嫌だよそんな2Pカラーみたいな名前

 

ソファーに座ることを促されたのでソファーに腰を下ろさせてもらった

 

「えっと、とりあえず自己紹介する?」

 

「甘根幸果だけなら兎も角そちらの女性や緑の男性とは初対面なので自己紹介くらいはさせていたただきます……俺はビターガヴとある理由で風都にきました、以上」

 

「「「それだけ!?」」」

 

「これだけでは不十分ですか?わかりました。製造番号は5号の初期ロット個体だ」

 

「「「待て待て待て!」」」

 

「なんだ?悪いがこれ以外にこれといって公開できる情報なんてないのですが?あるとしたらビターガヴ計画について話すことぐらいで」

 

「製造番号!?ロット!?って何!?」

 

「甘根幸果、貴方は知ってるだろう」

 

「いやそこまで詳しくはウチも知らなかったよ……」

 

「む?そうか仕方ないまぁ、簡潔に言うととある人物のクローンだ」

 

「クローン!?まさか人間で成功していたとは!!!君の体を調べさせてくれないか!?ゾクゾクするねぇ……!」

 

「だぁ!!落ち着けフィリップ!これ以上混沌とした状況にさせるな!」

 

「仕方ない後で話だけ彼から聞くとしよう」

 

しかしそうか詳しい事情は甘根幸果は知らなかったのか、仕方ないので簡潔にクローンとだけ教えるこれで伝わるはず

そしたらフィリップという男性が興奮して近寄ってきた

いや何その好奇心怖いよ

 

「何企んでるの……もう酸賀はいないはずだよね」

 

「安心しろ甘根幸果、俺から何かをすることはない、ここに来たのもビターガヴが暴れているという情報を聞き説得に来ただけだ、俺の用事は先ほど殆ど終了した」

 

「本当に?、ここで暴れていたダマショーはどうしたん?」

 

「誠に悲しいが処分した」

 

「処分!?そんな道具を捨てたみたいに」

 

「あいつも引く気はなく暴れるのも止めるつもりはなかった、なら処分するしかない俺たちビターガヴはどこまで行っても人造人間でありモルモットなんだ」

 

「そんなのっ!」

 

「あー!あー!一旦落ち着こうお嬢さん、柊斗お前もだ」

 

「ふん」

 

甘根幸果と俺たちの在り方や処分をしたことを強く問い詰めてきた、俺も少し熱くなりすぎたが事実だ

俺たちは最強生物を作るためのモルモットなのだから

今セーフハウスに暮らしているあいつらには人間として幸せになってほしいが

 

「幸果さんが怒るのも無理はないと思う」

 

「あなたは」

 

「私は九堂りんね、錬金術師です。私にも貴方と同じように人の手で作られたホムンクルスの友達がいます。その子には感情も自我もちゃんとあって人の手で作られたとしてもちゃんと生きていましただからそうやぅて道具みたいに扱ってほしくないんだと思います」

 

「その友人は」

 

「亡くなりました、私を庇ってもっと話したかった、友達として遊びたかった敵同士だったけど最後は友達になれました、もう一度あの子に会うために私は頑張ってます」

 

友達……もう何体もビターガヴを処分した現存する最後の初期ロットとして生き残ったビターガヴ達に生きてほしいそう思っている

あいつらにも仲のいい友達はできるだろうか、恋なんてものもあいつらはするんだろうか

 

「友達……か」

 




幸果のしゃべり方格のむずかちい、、これで会ってるかな
ギャルってもっときゃぴきゃぴしてるのかな?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。