厄ネタに厄ネタで対抗する一般転生者 作:アミーボ・アモーレもっと強くして
お待たせしました。
難産すぎて僕よりも文章力と発想力とやる気がある人が続き書いてくれないかな、と思う今日この頃。ちまちまと更新していきます。
UA、お気に入り、感想、評価、誤字報告などありがとうございます。
更新途絶えたらごめんなさいね!!その時は書いてくれてもいいんですよ!!
ここは“逆に何したら侵略されないんだ?”となる国、プププランド…ではなく。
侵略者を呼ぶ信号でも出しているのか疑うレベルで侵略者がやってくる星、ポップスター…でもなく。
太陽系第三惑星、地球の南極。標高6000mに存在する組織。
人類の未来を継続的に保障するために奮闘する組織、フィニス・カルデア。
人類最高峰の設備と人員を集めているここでは今、宇宙に縁のある存在が秘密の会合を行なっていた_____。
Welcome to Mystery World!
どうも、一般転生者です。今圧迫面接中です。
いきなりデイビットに「銀河の果ての文明王」とか呼ばれました。何それ?僕前世でそんな風に呼ばれたことないけど…?
あれか?
「えぇっと、デイビット。文明王って何?なんでそんな風に呼ぶのさ。てかハルカンドラのことだよねそれ。なんでわかったの?」
「君の使う魔術はどれもこれも、130億光年全域から失われたものだ。超文明ハルカンドラ。宇宙全てから恐れられる悪夢を封印し、遠い昔に滅んでなおあらゆる知的生命体の文明の先を行く星。そんな伝説を目にして、気付かないやつはいないさ。」
「……………マジ?え、これそんなわかりやすい?てか似たような魔術あるでしょ?」
「宇宙全体で見ても、既に存在しないのにも関わらずまだ追いつけていない文明なんてハルカンドラくらいだからな。宇宙由来でオレが知り得ないものならば自ずと結論付けられる。つまり、宇宙側の視点で見ればとてもわかりやすい。」
「えぇ…そうなの……?そんなことになってるんだ……ん?僕を文明王って呼ぶ理由は?」
「超文明ハルカンドラの伝説のひとつにこんなものがある。『ハルカンドラが滅んでから、その生き残りが様々な星に現れるようになった。あらゆる星に立ち寄っては問題を解決し、文明を発展させては立ち去り、また次の星に流離う旅人の行方は誰も知らない。』…この伝説に語られる旅人は、その偉業からハルカンドラの文明王と呼ばれている。そして、この星にハルカンドラにまつわるものは何ひとつない。だというのに、失われたハルカンドラの魔術を使う宇宙由来の存在がいる。これらを踏まえれば自ずとわかる。君が文明王だろう、セオドア・ハルカンドラ・レピドプテラ。今回は地球に光を与えに来たのか?」
「……………………いやぁ、そんな伝説残ってんの?嫌だな恥ずかしい!というか、僕がここにいるのは単なる偶然だし、普通に寿命で死んだよ。死んだ後にこっちに転生しただけ。」
うーん………本当にナメてたよね。
ハルカンドラのネームバリューと、デイビットの洞察力を。
というかよく喋るな、珍しい。こんなに喋るんだ彼。初めて見たよこんなに喋るデイビット。まあそれは置いといて、僕文明王とか呼ばれてるんですか?マジ?宇宙行ったら「あ、ハルカンドラの文明王だ!」とか言われるわけ?怖…ハルカンドラの王に失礼じゃん……宇宙行けないじゃんもう。いや行く予定もないけどさ。
まあポップスターに居着く前にそんなこともしてたよ。
だって仕方ないじゃん!行く先行く先厄介事ばっかり起こってるんだもん!僕ばっかり対処することになるし!どいつもこいつも微妙な対策ばっかり取るし!何が生贄だ何が神だ!そんな前時代的なことしてるからいつまで経っても僕はゆっくり旅できないんだよ!
ってブチギレた僕が色々やって文明を発展させては回るシムシティごっこ……というよりはマイクラごっこかな?…まあ文明発展ゲームみたいなのをやってた時期はあったよ。あったさ。あったけどさ。
そんな伝説になるとは思わないじゃん。
せいぜい上下水道整えて、エネルギー問題解決して、食べ物の自給自足できるようにして、特産品とか作れるようにして、自衛手段持たせたくらいじゃん。そんな偉大なことしてないって。
いやまあ敵とかは倒したし、変なちょっかいかけてくるダークマター族とか追い払ったけどさぁ……文明王ってほどかなぁ???
別にハルカンドラみたいに神秘を損なわずに魔術と科学を両立させてたわけじゃないんだけどなぁ。普通に文明の基盤作って放り投げた無責任野朗だし。なんかそこまで称えられることしてないのにそんな言われると困るんだよなぁ、普通に照れるし…なんか恥ずかしくない?出来るからって軽い気持ちでやったことが大偉業だって語り継がれるの。やめてくれよ出歩けないだろ!?もう前世のことだから言っても仕方ないけどさ。
「……………ハルカンドラの住人でも死ぬことがあるのか?」
「普通に死ぬよ、ハルカンドラをなんだと思ってるのさ。とはいえ、外的要因ではないよ。寿命ばかりはどうしようもない。まあいつどうやって死んだかは曖昧だけど。流石に死の間際の記憶はないや。」
「まあそれはいい。答えを聞かせてくれ。」
「うーん……そもそも、君が何をしようとしてるか聞いてないままじゃ頷けないかな。詳細を聞かせてくれる?」
そこで聞いたのはまあ原作通りというか。
マリスビリーが外宇宙>宇宙>地球のスケールを宇宙>地球>カルデアスに変更しようとしている超大規模計画を説明してくれた。
うん、やっぱ理解したくねえや。何言ってんだおめー。
なんというかね、マリスビリーよくやるよね。随分思い切ったな本当に。外宇宙の連中が暴れ出す未来しかないだろこれ。実現したらどうするのさ。いや…100年先まで保障できればそれでいいと思ってるのか?
何を考えたらそうなるんだよ…さすが時計塔の君主だよ、思考回路がぶっ飛んでやがる。
「………えーと、その、率直な感想なんだけどさ。マリスビリー、頭おかしくなったのか…?」
「全くもって同感だな。オレ1人では手に余る事態だ。君がいて助かったよ、セオドア。」
「うーん信頼が重い!断り辛いだろ!?くっそぉ…わかったわかった!協力する!すればいいんだろ!」
「助かる。これで強硬手段を取らずに済みそうだ。」
「強硬手段…?君の考える強硬手段って怖いんですけど?」
「ああ。カルデアスごと地球を壊そうと思っていた。」
「こっわ!?思い切り良すぎないか!?」
いやマジで思い切り良すぎるんだよなデイビット。
仕方ないとこはあるんだけどね、RTA走者みたいな人生だし。
悩むことなんてできないんだからなあ…うん。改めて考えても断り辛いよ本当に。どうしたものかねえ…。
協力するって言っても今から何をしても意味ないし。
あいつカルデアス止めるか自殺するかで自殺選ぶようなやつだぞ。
つまり、もうこの時点でカルデアスを使った計画は始動してるんだ。マリスビリーがいなくても回る段階まで来ているんだろう。はい、詰みですねこれ。やっべえ。どうしたもんかな…カルデアスを止める方向で行くべきなのか…?でもカルデアスないと人理焼却止められないしなぁ……うーん。めんどくせぇ世界だよ本当に!ゲーティアもマリスビリーも面倒くさすぎる!!!対岸の火事でいたかったなぁ!!時計塔とかでゆっくりしてたかった!部外者でいたかった!
……ん?あれ?待てよ?
何で僕ここに呼ばれたんだ?
異聞帯は元来キリシュタリアの1つで十分、7つにしたところで意味はない。数を増やそうがなんだろうが、あれは空想樹がそこにあればいいだけの事象だ。なのになんで、8人目を要求した?
「………デイビット、改めて聞くんだけど。僕がハルカンドラ、宇宙関係者だと気付けたのは君だけなんだよね?」
「ああ、オレだけのはずだ。」
「…………ならなんで僕を直々にスカウトしてきた?言っちゃアレだけど、僕地球視点だと一般魔術師だぜ?誘われるような存在じゃない気がするんだけど。」
「…聞いていればよかったな。今更だが。」
「………オルガマリーがAチームから外してくれたの、マジでありがたいな…。」
ありがとうオルガマリー!フォーエバーオルガマリー!
君のおかげで余裕ができたよ!!今度リンゴ差し入れるね!!
デイビットが協力を持ちかけた理由
①無条件で信頼できそうな人間(文明王)だから
②宇宙由来の存在を協力者に出来そう
③ハルカンドラパワーならカルデアスを何とか出来そう
④自分1人でドギツいチャート組んでノーミスクリアRTAしなきゃいけないとこだったのにチャート1年分(彼にとっては5分×365=1825分、約30時間)を短縮できる最強のウルトラCだから
ハルカンドラが型月でやばい理由
①科学が魔法クラスに至った
②宇宙進出した
③魔術と科学が両立した=神秘が失われていない