厄ネタに厄ネタで対抗する一般転生者 作:アミーボ・アモーレもっと強くして
___しかし、マリスビリー・アニムスフィアには狙いがあった。
※マリスビリー視点のお話です。
ほぼほぼ独白です。
ほぼほぼ思いつきのネタ+独自解釈です。
セオドアくんがいることでFGO本編とはマリスビリーの思惑がズレますよ、というお話です。
彼を見つけたのは偶然だった。
彼に気付けたのは偶然だった。
時計塔で見つけた彼。
2004年、あの時点から始まった僕の計画最大の見落とし。
彼をもっと早くに見つけていれば、もう少し違う…最適なアプローチが取れたと思うけれど。
まあ、リカバリーが利く範囲だ。問題ない。
元々のプランではカルデアスを用いた擬似天体の作成、それに伴う根源の作成などなど。とにかくガワを整えて起動することだけに注視したプランだった。
今振り返れば稚拙なものだが…まあ、仕方のないことだ。根源の中身など私にはわからないし、地球の中身など理解できないからね。
わからないなら、わからないなりにやるしかない。
それをそれだと見立ててしまえばいいのだ。
第三次聖杯戦争について調べていくうちに確信した。
中身など関係ない。外側をラベリングしてやれば、その通りになる。
うん、非常に得難い知識だった。私の理論が正しくはなくとも、間違ってはいないことがわかった。
そう、それをそれだと認識させる。観測させる。
そうすれば、それはそうなる。
英霊で言う「無辜の怪物」だ。人間社会で言うレッテルだ。
ドラキュラだと恐れられれば吸血鬼になり。
痴漢だと疑われれば犯罪者になる。
中身だなんだと言ってるくせに、人間はどこまでも外見でモノを判断する。それが人間だ。
だがまあ、中身が大事だと言うことにも今なら理解を示せる。
セオドア・H・レピドプテラ。
レイシフト適正100%オーバーの異例。
彼は中身ありきの人間だ。その魂こそが重要だ。
私にはわかる。彼は外側をどうでもいいと思っている。
ある種の対極。正反対の私。天敵そのもの。
彼は中身がないと彼ではない。
封印指定された蒼崎橙子であっても、彼を複製することはできないだろう。あれは肉体を完全にコピーしたところで意味がない。
彼は彼だけだ。唯一のオリジナルだ。
肉体がなくとも魂だけで存在するだろう。
魂を取り込めば、逆に肉体を乗っ取るだろう。
あれは中身だけの存在だ。
あれだけの中身なら、大事だと言われても納得できる。
しかし、彼のおかげでわかったことがある。
中身はどうでもいい。外側もどうでもいい。
そうあれと見立てればそうなる。
そうしろと命じればそう動く。
外面も内面も意味がない。
飲めるのなら、水でも紅茶でもコーヒーでも何でもいいのだ。
味も、見た目も、どうでもいい。
それが飲み物であればいいのだ。
______重要なのは、ラベル。
外側でも、内側でもない。それが何か、何なのかだ。
意味だ。認識だ。観測だ。
それをそうだと思わせること。
それこそが重要なのだ。
そう考えると、やはり「探偵」はいい選択だった。
万能の天才も役に立つだろう。
彼らはきっとそう言ってくれる。
そうだと認識してくれる。
中身のない伽藍堂を擬似天体だと考える。
カルデアスは惑星だと判断する。
ああ、なんて楽な作業なのだろう。
それっぽいことをしておけば、あとは彼らが補完する。
だからメインプランは完了だ。
もうこれ以上、私が何か行動する必要は0だ。
だからサブプランを始めよう。
セオドア・H・レピドプテラ。
規格外の魂を持つ存在。人類種のエクストラクラス。
君を再構成する。
君を再定義する。
君を使って、全人類を進化させよう。
マリスビリー「天敵のおかげですごいことに気付いちゃったからもう何もしなくていいや。暇だなあ……せや!天敵使ってもっとすごいこと始めたろ!オリチャー発動や!」
↑大体これです。