短めっス
「え、何か変なことは無かったか、ですか?」
「そうそう、何か無い?」
「えぇっと……空が赤くなったことなら……?」
「そっか、ありがとね!」
「あと、写真撮ろ?」
良い子なモブちゃんとツーショットを撮る。
というか持ってるそれ何、歯磨き粉?
……ほえーチョコミントっていうアイスなんだ、あごめんごめん謝るから。
「うえ、下手っぴ〜……まあいいよね!」
「あ、そっち窓……ってえええっ!?」
その後、すぐ側の窓から飛び出す。
ま、元気そうなら何よりだとも!
「さぁって、今度はさっさと行っちゃおう!」
モブちゃんは驚いてたけどここ1階だからね、飛び出たって
「廊下を通ると間違いなくミカさんと鉢合わせる」
だから、外っていう逆側から玄関まで行く必要があるんだよねぇ。
幸い私トリニティに友達いないし。
前回の反省を生かす為にもD.U.方面に行きたい、じゃあミカさん邪魔だよねってこと。
「よし、じゃあ後は……っ!?」
ぞわぞわとする視線。
咄嗟に隠れる、けど視線の主を確認できなかった。
「まあ殺意とかではなさそうかな?」
前回はゲヘナだし、イブキちゃんに抱き付かれるとかいう一部の生徒から殺されそうな場面だった。
でも今回はお昼でトリニティで人もそこそこな玄関だ……あれ、トリニティだしワンチャン殺意あり得るか?
「……さっさと行こ」
どっちかっていうと、どろっとした様な何というか〜みたいな感情が篭ってそう、心当たりないなぁ。
「……」
……チラ見した時、その私の背中を黒髪の生徒が眺めてたんだけど……ま、気付かないフリをしましょう、気付いたら気付いたでなんかやばそうなのでっ!
( 눈_눈)
そうしてシラトリ区の近くに簡易拠点を借りれました。
ぱちぱち〜!
……驚くほど何も起こらなかったよね、うん。
費用に関しては問題なし、これでもプチお嬢様なのでね、こういう時のお金の心配はしなくて良いのですっ!
まあトリニティだと下から数えた方が早いんだろうけど。
「前回が前回だったから、なーんか拍子抜けだなぁ」
道中結構警戒してたんだけども。
あの黒い子くらいだったね。
「んー、私の隠密行動が上手く行っただけとも言うのかな?」
誰も使わない様な遠回りルート使った所為なのはそうだと思う。
待ち伏せとかされたらどうしようもないからねぇ、そもそも出会わないってのがそういう時大事だよ。
「ぶっちゃけそれほど気にしてない可能性もあるし、まぁ良いでしょう」
ゲヘナは常に戦場みたいなもんだしトリニティは条約の時戦場だったしで、私の死が身近に感じられただけかもしれない。
他のとこなら……駄目そう。
「砂漠でも機械のとこでもよく死んだなぁ、あっはっは」
思い返すと懐かしいね。
アビドスは私にとっても最初のイベントだったし、砂漠の知識が少な過ぎて無駄死にした時もあったっけ。
今ならあんな初歩的なミスはしないと思うよ、多分。
「過ぎたことは置いといて、今は情報収集かな?」
今のところ、先生さえ死ななければこの世界はどうにでもなるってことが私の中で証明されてるからね。
ちょろい世界だよほんと。
「……先生は何してるかな」
んー、やっぱ考えたくない。
あんなに生徒のことを考えてる人なのに、生徒の死んだ記憶があるとか色々怖過ぎるからね!
「出会った時どうにもならなかったら、メンタルヘルスにでも力入れようか」
そうだ、今回で全てを解決しようだなんて傲慢さは、私の邪魔になる。
トライ&エラー、それこそが私に必要なものなのだ。
「よしっ」
ぱんと手を合わせて、気持ちを切り替える。
「まずは連邦生徒会周りの情報を集めなきゃならないかな」
前どんぱちした時は、結局最後まで私はメタられてて何もできなかったからね。
「今度こそ、あなたとの性悪勝負を制してあげる」
不知火カヤさん。
……あと、カイザーのポンコツロボ。
"ヒメカ……"
何度も。
"だめ"
何度も何度も。
"ヒメ、カ……!"
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
"っ!!!"
どう頑張っても、彼女は死んでいく。
……私を、庇ってっ。
"ああ"
どう頑張っても『
救えなかった。
……だから。
"……絶対、助けるからね」
「ヒメカ」
ブルアカ二次創作だと先生のセリフに""派と「」派があるのを見て自分なりに解釈してみたら、体感先生→生徒に感情向いてる系は「」これ多いな……多分きっとメイビー、ってなった。
まあ何処まで行っても自己解釈なので、はい。