異邦人と大迷宮~現代ダンジョンシーカーは、スキルと知恵で異世界迷宮の果てを目指す~   作:九泉

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第57話 悪夢・前

 冒険者という生き物は、安息よりも先にまず腹を満たし、喉を潤さなければ気が済まない因果な商売だった。

 

「……乾杯」

「乾杯だ!」

 

 木のジョッキがぶつかり合い、琥珀色の液体が波打つ。

 冒険者ギルドに併設された酒場は、今日も今日とて荒くれ者たちの熱気でむせ返るようだった。

 あちこちで武勇伝が語られ、明日への不安を掻き消すように笑い声が響く。

 そんな喧騒の中、隅のテーブル席で、蒼介とセレスは向かい合っていた。

 

「ぷはっ! やはり仕事の後のエールは格別だな!」

 

 セレスが豪快にジョッキの半分を一息で煽り、満足げに息を吐く。

 銀色の鎧は宿に置いてきており、今は動きやすいチュニック姿だ。それでも、隠しきれない気品と、戦士特有の引き締まった空気が彼女を際立たせている。

 周囲の視線がちらちらとこちらに向くのは、彼女の美貌だけでなく、二人の胸元に輝く真新しい銀色のタグのせいだろう。

 

「お前、本当に飲むよな……」

「何を言う。今日は『銀級』としての任務を無事に終えた祝いだ。飲まずにいられるか」

 

 蒼介は苦笑しながら、自分のジョッキをちびりと舐める。

【濃霧と幻影の回廊】での死闘。

 姿の見えない処刑人とのギリギリの戦い。

 そして、銀級になってからのギルドの依頼。

 思い出すだけで胃が痛くなるような経験だったが、終わってみればそれも酒の肴だ。

 

「それにしても、銀級か……」

 

 蒼介は掌にある銀のタグを指先で弾いた。

 澄んだ金属音が、喧騒の中に微かに響く。

 

「実感が湧かんか?」

「まあな。俺にとっちゃ、ランクなんて飾りみたいなもんだと思ってたからな」

「飾り、か。だが、その飾りが持つ意味は重いぞ。特にこれからはな」

 

 セレスの表情が、ふと真面目なものに変わる。

 彼女はフォークで皿の上の肉料理――雌鶏の香草焼き――を突きながら、声を潜めた。

 

「私たちは第30層まで攻略を進めた。だが、次の第31層からは世界が変わる。『中層』だ」

「ああ。浅層とは隔絶した難易度になるって話だな」

 

 大迷宮は10階層ごとに様相を変える。

 第1層からの洞窟、第11層からの大樹、第21層からの霧。

 そして、第31層。

 未だ多くの冒険者を拒み続ける、魔の領域。

 

「情報屋から軽くさわりだけ聞いた話じゃ、環境そのものが殺しに来る場所らしいな」

「適応能力が問われるということか。単純な剣技や魔法の威力だけでは通じない、と」

「俺はあの霧以上ってのがにわかに信じられんがね」

「そうだな……」

 

 セレスが眉間に皺を寄せる。

 彼女は真っ向勝負を得意とする騎士だ。絡め手や、理不尽な環境ギミックは苦手な部類に入るだろう。

 だが、今の彼女には蒼介がいる。

 

「ま、なんとかなるさ。今までだって、泥臭く生き残ってきたんだ」

「ふふ、そうだな。お前の泥臭い知恵には、何度も助けられている」

 

 セレスが珍しく素直に微笑む。

 その笑顔に、蒼介は少しだけ居心地の悪さを感じて視線を逸らした。

 

『あら、ソウスケさん。照れてますの?』

 

 脳内に直接響くリリアの声。

 腰のポーチに入れたペンダントから、彼女もまた会話に参加していた。

 

「照れてねえよ。事実を言っただけだ」

『ふふっ。でも、セレスさんの言う通りですわ。第31層……私の記憶が確かなら、そこはあの大迷宮の中でも特に異質な場所。心してかからねばなりません』

 

 リリアの声色が少し沈む。

 彼女の故郷、アルストロメリア王国。

 500年前に滅びたその国が、第31層に関係しているかもしれないという話は、以前から聞いていた。

 

「リリア。お前の記憶、少しは戻ったか?」

「?」

 

 小声で腰に話しかける蒼介を、セレスが不思議そうに見る。

 蒼介は「リリアと話してる」とジェスチャーで伝えた。

 

『……まだ、断片的ですわ。でも、水の音……冷たくて、静かな水の底……そんなイメージが、頭から離れないのです』

(水、か……)

 

 蒼介は無意識に、現代日本でのシーカー時代を思い出していた。

 彼が巻き込まれた現代ダンジョン『エリア・アクア』。

 そこもまた、水に支配された迷宮だった。

 

「……水中戦の準備が必要になるかもな」

「水中? 第31層がか?」

「ああ。リリアの記憶と、俺の勘だ。水没した都市……そんな場所かもしれん」

 

 セレスは唸り声を上げた。

 重い鎧を纏う彼女にとって、水は天敵と言っていい。

 

「水中か……。私の鎧では沈むだけだな」

「装備の見直しが必要だ。呼吸をどう確保するか、水中での機動力をどうするか。課題は山積みだぞ」

「金がかかりそうだな」

「報酬、たんまり貰っただろ? 散財の時間だ」

 

 蒼介がにやりと笑うと、セレスもつられて笑った。

 不安はある。未知への恐怖もある。

 だが、それ以上に「攻略してやる」という冒険者としての昂揚感が、今の二人にはあった。

 

「よし、明日は市場調査だ。とことん準備して、万全の状態で挑むぞ」

「承知した。……だが、その前に」

 

 セレスが空になったジョッキを掲げる。

 

「もう一杯、付き合え」

「……へいへい。お手柔らかにな」

 

 夜は更けていく。

 酒場の灯りは暖かく、仲間の笑顔は眩しい。

 この時間が続けばいいと、心のどこかで願いながら、蒼介はグラスを傾けた。

 

 

 *

 

 

 宿に戻ったのは、日付が変わる頃だった。

 セレスは千鳥足になりながらも、騎士の威厳を保とうと背筋を伸ばして自室へと消えていった。

 蒼介も自分の部屋に入り、ベッドに倒れ込む。

 アルコールが回り、思考が心地よく鈍麻している。

 

『飲みすぎですわよ、ソウスケさん』

 

 サイドテーブルに置いたペンダントから、呆れたような声がする。

 

「……たまにはいいだろ。生きてる実感を得るためなんだ」

『そうですけど……。あまり無理はなさらないでくださいね』

 

 リリアの優しさが、酔った頭に染み渡る。

 蒼介は天井を見上げた。

 木の節穴が、暗闇の中で目のように見える。

 

(銀級、か……)

 

 ランクが上がれば、期待される役割も大きくなる。

 責任も増える。

 失敗は許されなくなる。

 それは、かつて現代日本で感じていたプレッシャーと同じ種類のものだった。

 

(……やめよう。今は寝るんだ)

 

 嫌な思考を振り払うように、蒼介は目を閉じた。

 ナノマシンがアルコールを分解し始めているのか、急速に眠気が襲ってくる。

 

 意識が深淵へと沈んでいく。

 その微睡みの中で、ふと、懐かしい匂いがした気がした。

 火薬と、オイルと、安っぽいタバコの混じった匂い。

 そして、聞き慣れた、今はもう聞くことのできない声。

 

 ――よう、神谷。またシケた面してんのか?

 

 懐かしい夢の入り口だった。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

 目が覚めると、そこは灰色の空の下だった。

 見慣れた高層ビル群。アスファルトの匂い。遠くで聞こえる電車の走行音。

 現代日本。東京の、とある一角。

 蒼介は、ボロボロの雑居ビルの屋上に立っていた。

 いや、立っているのは「今の」蒼介ではない。

 少し若く、目つきも今ほど鋭くなく、どこか希望に満ちた顔をした、過去の神谷蒼介だ。

 

「おい、神谷! 遅いぞっ!」

 

 元気な声が背中を叩く。

 振り返ると、そこにはショートカットの女性が立っていた。

 タンクトップの上にタクティカルベストを羽織り、腰には二丁の大型拳銃を下げている。

 勝気そうな瞳と、健康的な小麦色の肌。

 

「……皐月(さつき)

 

 無意識に名前を呼んでいた。

 彼女は、如月(きさらぎ)皐月。

 蒼介がまだ()級シーカーだった頃のパーティメンバーだ。

 

「なんだよ、人の顔見てボケっとして。まさかビビってんのか?」

「馬鹿言え。イメージトレーニングしてたんだよ」

「はいはい、インテリぶるのは神谷の悪い癖だぞー」

 

 ケラケラと笑う皐月の横から、ぬっと巨大な影が現れる。

 身長2メートル近い巨漢。

 全身を重厚なプロテクターで固め、背中には身の丈ほどもある大盾を背負っている。

 

「まあ待て、皐月。神谷なりに気合を入れてるんだろ」

 

 野太いが、温かみのある声。

 パーティのリーダーであり、守りの要であるタンク、杜野(もりの)(つよし)

 

「杜野さん……」

「おう。準備はいいか? 今日はいよいよ、本番だぞ」

 

 杜野がニカっと白い歯を見せて笑う。

 そうだ。

 今日は、ただの探索じゃない。

 俺たちにとって、運命の分かれ道となる日だ。

 

「B-ランク昇格試験……。長かったな」

「ああ。C級でくすぶってた俺たちが、やっとここまで来たんだ」

 

 当時、現代ダンジョンのシーカーランクは厳格だった。

 Eから始まり、D、Cと上がっていくが、CとBの間には巨大な壁がある。

 B級以上は「プロ中のプロ」として認められ、報酬も待遇も桁違いになる。

 だが、その昇格試験は過酷で、死亡率も高いことで知られていた。

 

「へへっ、アタシらがB級になったら、まずは何する? アタシは新しい銃を買うね! あの最新式の魔導ライフル!」

「俺は……実家のリフォームかな。親父の腰が悪くてな」

「杜野は相変わらず所帯じみてるなぁ。神谷は?」

 

 二人の視線が集まる。

 夢の中の蒼介は、少し照れくさそうに鼻を擦った。

 

「俺は……まあ、美味いもんでも食いに行くよ。三人で」

「しっけてるー! でもまあ、悪くないか!」

 

 皐月がバンと背中を叩く。

 痛いが、心地よい痛みだ。

 この三人なら、どこまでも行ける気がした。

 杜野の鉄壁の守り、皐月の爆発的な火力、そして俺の索敵と遊撃。

 バランスの取れた、最高のパーティだという自負があった。

 

「よし、そろそろ時間だ。行くぞ」

 

 杜野の号令で、三人はビルの屋上から、眼下に広がる封鎖区域――ダンジョンの入り口へと向かう。

 空はどんよりと曇っていたが、俺たちの心は晴れやかだった。

 

 

 

 今回の試験会場となるダンジョンは、コードネーム『鉄錆』。

 かつての地下鉄網と地下街がダンジョン化し、複雑に入り組んだ金属とコンクリートの迷路と化している場所だ。

 ターゲットは、最深部に巣食うボスモンスターの討伐。

 

 湿っぽい風が吹き抜ける地下通路を、三人は慎重に進んでいた。

 

「【探知(サーチ)】……前方30メートル、右側の瓦礫の陰に反応あり。数は2。小型だ」

「了解。皐月、やれるか?」

「任せなッ!」

 

 蒼介の報告を受け、皐月が飛び出す。

 彼女は壁を蹴って跳躍し、空中で二丁拳銃を構えた。

 瓦礫の陰から飛び出してきたのは、金属質の皮膚を持つ「スクラップ・ラット」。

 小型だが、その牙は鉄骨すら噛み砕く。

 

 ――ダァン! ダァン!

 

 乾いた銃声が二発、ほぼ同時に響く。

 ラットの眉間に正確に風穴が開き、二匹は同時に絶命した。

 

「ヒューッ! さすがだな」

「これくらい朝飯前よ!」

 

 着地した皐月が、銃をくるくると回してホルスターに収める。

 無駄のない動き。

 日々の訓練と、数え切れないほどの実戦が培った技だ。

 

「油断するなよ。奥に行くほど敵は強くなる」

「わかってるって、杜野。神谷がいる限り、不意打ちは食らわないしね」

 

 信頼されている。

 その事実が、蒼介の背中を押す。

 

 シーカーは皆、ナノマシンを体内に取り入れている。

 そのためシーカーであれば同じスキルを使えるのだが、やはり人間得手不得手がある。

 俺の場合【探知(サーチ)】や【迅速(ブースト)】は得意だが、【自己修復(リペア)】なんかは「無いよりマシ」レベルだ。

 

 だが俺の【探知(サーチ)】は、派手さはないが、パーティの生存率を劇的に上げる生命線だ。

 俺が誰よりも早く敵を見つけ、杜野が受け止め、皐月が撃ち抜く。

 この黄金パターンがある限り、俺たちは負けない。

 

「順調だな。このペースなら、予定より早くボス部屋に着きそうだ」

「ああ。だが、慢心は禁物だ。最後まで気を抜くな」

 

 杜野が戒めるが、その声にも自信が滲んでいた。

 事実、俺たちは強かった。

 C級シーカーの中では頭一つ抜けた実力を持っていたし、これまでの実績も十分だ。

 今日の試験は、その確認作業のようなものだとすら思っていた。

 

 地下鉄の線路跡を進む。

 錆びついた電車が放置され、蜘蛛の巣のような蔦が絡みついている。

 不気味な光景だが、恐怖はない。

 隣には頼れる仲間がいる。

 

「神谷、右の通路はどうなってる?」

「待ってくれ……【探知(サーチ)】……構造的に脆いな。崩落の危険がある。左の迂回ルートの方が安全だ」

「よし、左だ。先導頼む」

「了解」

 

 的確な判断。スムーズな進行。

 何もかもが上手くいっていた。

 上手くいきすぎていたのかもしれない。

 

 数時間の探索の末、三人はついに最深部への扉の前に到達した。

 巨大な防火扉のような鉄の門。

 その隙間からは、熱気と、焦げ臭い匂いが漏れ出している。

 

「……ボス部屋だな」

「ああ。データによれば、ここのボスは『火炎狒々』。パワーと炎の範囲攻撃が厄介な相手だ」

 

 事前のブリーフィング通りだ。

 対策は練ってある。

 杜野が耐熱シールドで炎を防ぎ、俺が撹乱して隙を作り、皐月が冷却魔弾を叩き込む。

 シミュレーションは完璧だった。

 

「みんな、準備はいいか?」

 

 杜野が振り返り、俺と皐月の顔を見る。

 俺たちは力強く頷いた。

 

「いつでもいけるぜ」

「さっさと片付けて、祝杯あげようじゃないか!」

 

 皐月がニッと笑い、親指を立てる。

 その笑顔が、ひどく眩しく見えた。

 

「よし。行くぞ!」

 

 杜野が重い鉄扉を押し開ける。

 ギギギ、と錆びついた蝶番が悲鳴を上げ、視界が開ける。

 

 中は、かつての地下変電所のような広大な空間だった。

 あちこちでパイプが破裂し、炎が噴き出している。

 その中央に、そいつはいた。

 

 体長3メートルを超える、赤毛の巨猿。

 四本の腕を持ち、それぞれの手に炎を纏っている。

 『火炎狒々』。俺たちの、B級への最後の壁。

 

「グルルルルゥゥゥ……ッ!!」

 

 侵入者に気づいたボスが、鼓膜を破るような咆哮を上げる。

 熱波が肌を焼く。

 だが、俺たちは怯まない。

 

「散開ッ!」

 

 杜野の指示で、三人が弾けるように左右へ走る。

 ボスが跳躍し、杜野のいた場所に炎の拳を叩きつける。

 爆音と衝撃。

 だが、杜野は大盾を構え、その衝撃を真正面から受け止めていた。

 

「ぐぅ……ッ! 重いな!」

「杜野! そのまま耐えろ!」

 

 皐月が走りながら射撃を開始する。

 冷却魔弾がボスの背中に着弾し、白い蒸気を上げる。

 

「ギャッ!」

 

 ボスが痛みに顔を歪め、ターゲットを皐月に変えようとする。

 そこへ、俺が滑り込む。

 

「こっちだ、デカブツ!」

 

迅速(ブースト)】発動。

 加速した世界で、俺はボスの足元を駆け抜け、膝の裏の腱をナイフで切りつける。

 浅いが、注意を引くには十分だ。

 

「グガァッ!?」

 

 ボスが混乱し、四本の腕を滅茶苦茶に振り回す。

 その隙に、杜野が体勢を立て直し、スキル【挑発(タウント)】を発動させてヘイトを集める。

 完璧な連携。

 ボスの攻撃は杜野が防ぎ、俺と皐月が削る。

 体力ゲージがあるなら、着実に減っているはずだ。

 

「いける……! いけるぞ!」

 

 俺の心に、確信めいた高揚感が湧き上がる。

 このままいけば勝てる。

 そして明日からは、俺たちはB級シーカーだ。

 

 皐月が弾倉を交換しながら、俺にウィンクしてみせた。

 杜野が汗だくになりながらも、頼もしい背中を見せている。

 最高の瞬間だった。

 俺の人生の、絶頂期だったのかもしれない。

 

 ――だが。

 

 俺は知っている。

 この先に待っている結末を。

 これは夢だ。

 変えることのできない、残酷な記憶の再生だ。

 

 ボスの動きが変わる。

 追い詰められた魔物が、最後の力を振り絞る予兆。

 身体が赤熱し、周囲の温度が急激に上昇する。

 

(やめろ……)

 

 夢の中の、今の俺が叫ぶ。

 その先を見るな。

 そこで目を覚ませ。

 

 だが、夢の再生は止まらない。

 ボスが、自らの命を燃やし尽くす自爆攻撃の構えを取る。

 そのエネルギー量は、事前のデータを遥かに超えていた。

 ダンジョンの、この階層全体を支える支柱すらも破壊しかねないほどの熱量。

 

「なっ……なんだ、今の反応は!?」

 

 夢の中の俺が、【探知(サーチ)】の異常な警告音に顔を青ざめさせる。

 

「おい、まずいぞ! こいつ、自爆する気だ!」

「自爆だと!? シールドが保つか……!?」

 

 杜野が盾を構え直す。

 だが、遅い。

 熱量は臨界点を超えようとしていた。

 

「神谷! 皐月! 俺の後ろに隠れろッ!!」

 

 杜野の絶叫。

 視界が真っ白に染まる。

 

(ああ、またこれだ)

 

 光の中で、俺は立ち尽くす。

 これから起こる惨劇を、ただ見ていることしかできない観客として。

 希望が絶望に変わる、その瞬間を。

 

 光が収束し、世界が崩壊を始める。

 轟音。

 悲鳴。

 そして、別れ。

 

 悪夢は、ここからが本番だ。

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