【悲報】サトシの旅仲間やってるんだがヒロインの子が色々おかしい 作:暦月
135.名無しのトレーナー
いやー、それにしてもイッチがまさかタケシの弟だったとは
136.名無しのトレーナー
いきなり鍋を出した時は料理できるか不安やったけど確かな腕前やったな
137.名無しのトレーナー
お前らも見習え
138.名無しのトレーナー
>>138 先ずお前がな
139. 名無しのトレーナー
サトシは勿論だけど、クロナちゃんも
138.完璧主夫
兄貴がサトシ旅に同行してから家の仕事は殆ど俺がやってたからな。もう慣れたもんよ
139.名無しのトレーナー
あ、イッチお帰り
140.完璧主夫
知らぬ間にスレが加速しとるな。初見さんいらっしゃい
141.名無しのトレーナー
調理は終わったんかイッチ
142.完璧主夫
後は焦がさないよう煮込むだけだから暇なんや
サトシ達はラティ兄妹に乗って空中散歩中やし
143.名無しのトレーナー
凄くええなそれ
144.名無しのトレーナー
羨ましい!
145.名無しのトレーナー
イッチは頼まなかったんか?
誰かに火の番代わってもらうとかして
146.完璧主夫
心臓が持たんわ
空中散歩と言っても安全装置も何も無いんだからな?
しかもプロペラ機なんかよりずっと速いし、あれを生身で出来るんだからやっぱり胆力からして違うわ
147.名無しのトレーナー
うわ…そう考えたら確かに怖いな……
148.名無しのトレーナー
でも安全性は保障されてるんだろ?
一回低い所からでもいいから試してみれば?
中々こんな体験できないだろうし
149.完璧主夫
う~んそうだな~
150.名無しのトレーナー
無理して勧めることでもないだろ
ワイ高所恐怖症でス●イツリーは景色として見られるから平気でも、吹き抜けみたいな実感しやすい高さは無理みたいな例もあるんだぞ
151.完璧主夫
幸い高い場所が駄目ってことは無いけど、でも心配してくれてありがとうな
152.名無しのトレーナー
ええんやでイッチ( ˘ω ˘ *)
153.名無しのトレーナー
かわええなコイツ
154.名無しのトレーナー
お前らいい奴やな
155.完璧主夫
よしっ! せっかくだし乗せてもらおう! ……怖いから低所からだけど
156.名無しのトレーナー
楽しんで来いよ ノ゛
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「うんいいよ。じゃあお姉ちゃんが終わってからね」
一度断ったにも関わらず二つ返事でOKしてくれたクロナちゃんには頭が上がらない。
怖いからまずは低い所でと言ったら微笑ましそうに笑ってくれたけど、前世含めた精神年齢では僕の方が上なのに情けないと自嘲する。
「昼食出来たんだ。わあっ美味しそう!」
順番を待っている間にシチューをかき混ぜる役を代わってもらい、その後ろをふよふよと付いて行く低身長ポケモン3匹を見送りながら頭の中では実際に乗った時のシュミレーションを………ん?
「ジラァ…!」 ←1匹
「ビイッ!」 ←2匹
「ミュミュ」 ←???
何かいるッ!?
「あ、ミュウだ。匂いにつられて来ちゃったの?」
「ミュウッ!!」
野良ネコ感覚で遭遇していいポケモンじゃねえ!?
おいおいジラーチとセレビィも、そいつは姿を拝むことすら難しい
「でもこれは人間の食べ物だから、ミュウにはポケモンフーズを上げてもいいよねサブロウ」
「いや大丈夫だけど…」
「よかったねミュウ」
「ミュフフフ♪」
いやホンマに匂いにつられて来たんかい。
やばい、このままだと自分の中の常識に圧し潰される……
「あー、一応確認だけどそのポケモン、ミュウもクロナちゃんの手持ち?」
「違うよ、付き合いは長いけどこの子とはパートナーじゃなくてお友達の関係。すっごく気が合うんだ」
「ミュウ!」
その割には飼い慣らしてるように見えるんですけど、他二体の喜び様から察するに一度や二度の邂逅じゃ済まないでしょ君ら。
一週間……下手したら数日に一回ペースで会ってるな。
どこの世界に自ら餌付けされにいく幻ポケモンがいるってのさ……ここに3体いたわ、どうなってんだ彼女のパーティは。
「ほら私って
「という事はラティ兄妹とも?」
「アハハ! 面白い呼称だね。でもそうだよ、言葉が伝わらなくても心で通じ合える私を珍しがって、この子達の方から最初に歩み寄ってくれたんだ」
聞けばテレパシーで互いに意思疎通できるから本当は声に出す必要も無いんだけど、それだと第三者から見た時に一人でリアクションしているようで変だからと態々言葉にしているらしい。サイキッカーすげえ。
「実際使いこなせたら凄く便利だよ。コンテストでは音も評価点に含まれるから“静”の演技の邪魔になる事はないし、ポケモンバトルでも出鱈目なことを言って相手を混乱させたりとか出来るから」
思ったより実践的な事してた。
いやそうだよな、折角他にはないアドバンテージが有るんだから使うよそりゃあ。
もしかしたら過去に卑怯だとかズルを訴える輩もいたかもしれんが、そういう声に潰れずやってこれたから今の彼女があるのかもしれない。
でもそうすると不思議なのが、何故クロナちゃんは自分で掴み取った地位を捨ててパルデアまで来たんだろう。
今の話だけ聞いてても彼女がコンテストに並々ならぬ思いを持っているのは容易に察せられた、決しておざなりな気持ちで臨んでいたわけじゃないのに彼女がその選択をした理由は何なんだろう。
「コンテストを始めた時と同じ理由だよ」
「え?」
「どうしてコンテストクイーンを降りたんだって思ったでしょ。分かるんだそういうの、何たってエスパーだから」
鋭い、さすが幻ポケモンと心通わせる超能力者だ、勘も鋭い。
「同じ理由っていうのは?」
「私がコンテストを始めた理由の一つにね、人に利用されたこの子たちと人間の私が仲良くなるって目標があったんだ。それは無事に達成できた。でも……」
憂いの表情を浮かべて歩き始めたクロナちゃんを、いつの間にか戻って来たラティオスが背中に乗せて上空へと飛行していった。
それに気付いて皆の視線が集まる中、バランスを崩した訳でもないのに背中から落下したのを見て悲鳴が上がる。
すぐに助けようとボールを構えた、だけど
まるで計算されたかのような、いや実際には計算され尽くした動きと技同士が弾けたエフェクトでさながら一種の
「あの子だけはその輪に加われなかった。私達が言葉なしで共有できることをあの子だけは拾えなかった。何よりあの子が求めるのは凶暴さに身を委ねた闘争だけ……最初から求めるモノが違ったの」
地に足が着いた彼女が次に歩を進めたのは、今の一連の流れに参加しなかったギャラドスだった。そのポケモンだけはクロナちゃんが落ちそうになった時に何のアクションも起こさなかった……いや出来なかった、か。
「だから今度はあなたを満たしてあげる」
きょうあくポケモンギャラドス、とても凶暴で荒々しく一度怒ったら辺り一帯を焼き払い街や都市をも壊滅させたとの伝承もある恐るべきポケモンだ。
中でも血のように真っ赤な姿をした個体は特に手が付けられないとされ、捕獲どころか遭遇して無事に戻った者さえ少ない正真正銘の規格外。
それをこの年にして手懐けた彼女の功績は計り知れない。
「お姉ちゃん……幼い頃に一度も勝てなかったシンオウチャンピオン、そしてその姉をマスターズトーナメントで破ったサトシ。貴方に勝つために私達はここへ来たの」
彼女たちの周りに残りのポケモンが集う。
ジラーチが、セレビィが、ラティオスが、ラティアスが、クレセリアが――、そしてギャラドスが。
ミュウを除いて先程までの穏やかな空気が一変し、今まで出会ってきたどのポケモンよりも強烈な
「勝負しようよ。コンテストクイーンとしてじゃなく、一人のトレーナーとして」
あと、こんな時に申し訳ないが言わせてくれ。
俺の空中散歩はどうなった?
ご飯できたけどこのままバトルに移るの?
「ここから再出発、新たな旅の始まりだ」
――後でシチュー温め直さなきゃ……
よければ感想、または評価よろしくお願いします。
バトル描写いる?
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いらない。結果だけ
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ダイジェストで十分
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がっつりやれ。