ホロライブラバーズ トロフィー「3馬鹿1人三役」取得チャレンジ   作:片割れコンセント

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事情により文が増えるかと思われます。何かと言わないけど35話がね……


第18話 紅白刀剣合戦

「何処からでも向かってくるんだな」

「ほぉ〜?随分と言ってくれるじゃないですか!!手加減してあげませんよ!」

 

 

 

 

 

「では、白上から行かせてもらいますよぉ〜」

その言葉と同時にゆらり、と目の前のフブキの姿が音もなく消える。先程まで蜃気楼でも見ていたかに思える状況にアスランも動揺し、周囲を見渡し、彼女を捕捉しようとする。ヒュン、と風の吹き抜けるような音がした気がした。それと同時に彼の目に飛び込んできたものは……

「これでぇ!」

それは、先程見失ったフブキの姿。そして、それに追随するように自らの首筋に迫る粉雪のように白い刃だった。

「チィーッ!」

まるで瞬間移動のように移動してきたフブキに驚きつつもビームサーベルで刀を弾き返し、イーゲルシュテルンで牽制しつつ空中で変形、一気に天井スレスレまで飛翔する。ここで、少し視点をずらしてみよう。その戦いを遠くから眺めている3人は驚愕していた。その理由は単純……

「今のフブキ殿の動き……見えたでござるか?」

「いや、私にも全く見えない……フブキ先輩はともかくキラの動きすら見えないなんてなぁ、、」

「恥ずかしながら僕も、、全く追いつけないや。」

あの2人の動きが異常すぎるのである。というか早すぎる。ゲームのRTA動画を3倍速で見ているような、何やってるか全くわかんないという状態であった。

 

「というか、キラ殿の装備ってあんな感じだったでござるか?」

その疑問に2人も心の奥底で生まれていた疑問を吐き出す

「だよな!あんな変形したりしなかったよな!」

「というか、なんかキラ君自身もまるで別人だよねぇあんな変わらないよねイメチェンで!」

こうして3人の中で共通の疑問ができる。

(((あの人……誰?)))

疑問を晴らすため、キラの現状を気にかけつつ、目の前で戦う誰かに再び視線を戻す。

 

 

 

 

 

 

 

一方戦闘中のフブキも変形に驚愕していた。

「えぇ!?その装備ってそんなことできるんですか!?」

 

空中のアスランとイージスをまるでミ○キーを見るかのような視線で見つめる。驚いているようで、凪いでいるような、そんななんとも言えない目をしていた。

そして、天井スレスレにいるアスランはと言うと……

(不味いな……この先どうするか……)

アスランは、唯一真面目にこの状況を打開する策を練っていた。

(あの早さ、少なくともこの形態じゃないと追い付けないだろう。かといってこの形態は有効打に欠ける……)

頭をフルで回しても彼女を、白上フブキを倒す術が見当たらない。しかし、なんの因果かは知らぬがそんな状況に光明が差し込む。突如として、アスランの脳内に流れる謎の記憶……

 

(……この!……っと倒れろ!)

(落ち……君……じゃない!君は………だ!)

(やめ……この人……い!)

辺りは焼け落ち、焦げ臭さと熱がが辺りを包むどこかで、何かと戦っている状況のようだ。しかし、相手を見ようとしてもボヤがかかっており、よく見えない。

(なんだこの記憶、みたこともない……キラやアイツでも無さそうだよな……この体の記憶なのか?)

自分の体に少し恐怖しつつももう一度謎の記憶を思い返す。すると、アスランはある違和感に気がついた。

(この襲ってきている敵…フブキに似ていないか?色は少し違う気はするが……まさか、同一人物?)

モヤをよく視界を凝らしてみれば、その敵の姿はどこかフブキの面影を感じられる。持っている獲物も刀だし、太刀筋もよく似ている。しかし、一つだけ大きく違う点があったがたかが色が少し黒っぽいからって変わることはないだろう。そう割り切って意識を引き戻し、もう一度フブキに意識を向ける。悠然とした佇まいに以前変化はない。しかし、今まで体を取り巻いていた怯えの感情はどこにも見当たらない……この体に助けられたというべきか……

 

「よ〜いしょっ!」

「甘い!!」

そうこうしているうちに振り上げられる刀を再びイージスを駆り回避する。その動きに迷いはなく、先程より余裕に、軽々と回避している。そして、戦況が一気に傾いたのは次の瞬間だった。

(ここで流れを変える!!)

「お〜?まさか向かってくるとは……」

ギュインっと、耳障りの良い音を残して、ここでアスランが急旋回、一気にフブキとの距離を詰めてくる。

(かわしてからの『狐土』……これで行ける!)

多少動揺するフブキだったがさすがというべきか…すぐに思考を正し迎撃態勢を整え、撃破への道のりまで完璧にシュミレーションする。

 

そして、フブキとアスランの距離が目と鼻の先になった瞬間……フブキの全身に強烈な悪寒が流れる。自分でもその正体を見極めることも出来ぬまま『狐土』でアスランを叩き切る……

 

「なっ、なんでござる!?」

「どうなったんだ!?」

「いや、おかしいでしょ……」

ズゴォォォォォン!!っと、そんな音と共に体育館が激しく揺れる。その揺れになんとか耐えつつ、観客3人が見たものは想像を絶するものだった。

「あいったたたぁ、、、」

「これだけでは倒れないか……」

そこにあったのは悠然と立つイージスと壁に叩きつけられたフブキ、というまさに大番狂せと言えるものだった。さて、そろそろ終わらせるか……と考えつつ、ビームライフルでトドメを刺そうとするアスランだったが、煙の奥から現れたフブキの姿に思わず目を見張る。その姿は元のフブキの姿とはかなり違っていて……どうも、どこかで見たことがして……

「やってくれるなぁ……ったくもう、、」

「その、姿は……」

純白だった頭髪には所々に赤黒のアクセントがつき、透き通るような瞳も、左側が赤く染まっていた。いつもの姿からあまりの変化にアスランは少し錯乱するが、ビームライフルをフブキに向けて放つ。しかし……

「おっせえなぁ〜」

再び懐まで一気に潜り込まれる。その動きは最初の速度とかけ離れており、少なく見積もって3倍速といったくらいだろう。そして彼女は腰の刀に手をかける。それは、どこか赤黒く光っているように見えた。すぐにビームサーベルに手をかけ、防ごうとするが、彼女の速度に追いつけるほどの反応速度は現状出せないようだ。

「殺しはしないさ、黒上流斬術『炎狐』!!」

 

 

音はなかった。時が止まったような静寂が辺りを包む。そんな静寂が何かが倒れるようなドスっとした音によって潰える。

 

 

先程の激突場所に視線を向ければそこには色を失い倒れ伏すイージスと、それに覆い被さるように寝ているみんなが知ってるフブキの姿だった。

 

「これ、結局どっちの勝ちでござる?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのあとは特に問題もなく終わったものだ。あの後、起きたフブキに話を聞いても、知らないの一点張り、結局あの話は一旦忘れることになった。その後残りの3人も戦ったがフブキに勝てた人はいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は、遅くまでありがとね〜!」

「いい学習になったな……」

こうしてかなり時間が経ち、各々の帰路に着く。そして、俺が家に着いた時だった。突然トリィが激しく反応し出した。トリィの反応自体キラが変に改造しているからかなり多いが、念のため急いでイージスを整えて夜の輝く星の川を泳ぎ、あの保管庫へ急ぐ。

(もしあの反応が、俺の仕掛けた物なのなら!)

 

 

 

 

 

 

 

 

「間に合っていればいいが……」

思ったよりも早く保管庫に到達し、一息つくアスラン。しかし、休もうとする体を叩き起こし、保管庫内部へ急ぎ、イージスの入っていた場所を見る。予想通り、そこにあった隠し扉は開かれていた。一旦電気をつけて、急いでシャトルへ駆けていく。

 

明かりがついたシャトルの周りに誰かがいる気配はない。つまり侵入者がいるのは……

「シャトルの中、か……」

イージスのPS装甲を展開し、中へと入っていくコックピットの端末にアクセスし、特に変な細工はされていないことを確認すると、後ろへと振り向く。暗い席の中に一つだけ輝く点があった。そこにあったのは暗い闇の中でも存在を表す金色の耳、怯えているのか多少ひくついているのが遠目でもわかった。ゆっくりと、それにちかずいていくアスラン。足音が鳴るたびビクンと耳が震えるのを見ながらそれがある場所を覗き込む。

 

 

「おっ、おはポル〜……」

「?もう夜だが?」

「あっ……」

 

後の関係からは想像できそうもないが、2人の直接的な出会いはあまりにも突然で、あまりにも気まずいものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




お久しぶりっす。ちょっと今後の展開考えたりスペシャルユニコーンフィーバーしてただけなので失踪はしてないです。今後ともよろしくお願いします。というわけでフブさんが変身しましたね。あれは一体なんなんだぁ!?(棒)なんか過去にフブさんとなんかありそうでしたねぇ、一体何があったんでしょ。
ポルカさんは気まずさを助長するためだけに朝になってもらいました。

学校外の敵って出すならどっちがいい?

  • 普通に魔物みたいなやつ
  • ザフトなどの原作通り
  • 出さんくて良い
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