ホロライブラバーズ トロフィー「3馬鹿1人三役」取得チャレンジ   作:片割れコンセント

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おめでとうございます‼︎ほんとめでたいことですわ〜
「はぁ、よかった……これで俺はもうやらなくていいんですよね?」
「いや、投稿者はすでにそっちの方は6割ちょいぐらい書いてるから多分逃げられないぞ」
「……………なんなんすかあんたは」
あっ、結構重大なネタバレあるよ〜


番外編 ⭐️風真いろはさん4周年記念‼︎ いつかの未来

とある日、家で自身の機体の整備をしていたアスランのスマホに一件のメールが送られてきた。

「ん?『すごいの完成したから見に来て?』一体何を……」

 

 

 

 

 

 

「こより、来たぞ?」

ホロライブ学園から少し離れた、人気のない雑居ビル。その一室に置かれた。『秘密結社holoX!』という看板がデカデカと貼られた全く秘密じゃないし隠す気もないドアの中に、1人の少年が入っていく。

「あれ?早かったねアスラン君」

彼の来訪に応呼するように中にいた桃色の髪を腰まで伸ばした少女、博衣こよりが振り向く。手に何か悍ましい色の液体が入った試験管を持っている気がするが、多分気のせい……のはずだ。

「で、完成したって何がだ?」

「あっ、そうだった……これは一旦後回しっと!」

そういって手に持っていた試験管を置き、部屋の隅にいき隠しスイッチを起動させ……

「まぁ見た方が早いから!早速行こ〜」

そこに現れた隠し階段で下へと降りていく。アスランはこの向こうで何をやらされるか大体わかっているため、少し億劫な気分でその後を辿るのだった。

 

 

 

 

「なぁこより」

「なんだいアスラン君……」

隠し階段の奥、無駄に長い廊下の前でアスランの足が止まり、こよりに目を向ける。その目線からプイッと顔を逸らし、申し訳なさそうに返事をするこより。一体何度やったかわからないこの流れを今回もまた踏襲していた。そして、アスランによる尋問が開始されるのだった。

「俺は前ももうやめるんだといったよな?」

「そう……だったかなぁ?」

「で、なんでトラップが増えてるんだ?」

「いやぁ、アスラン君がどこまで突破できるか興味が湧いて……」

「それを俺に事前に言ったか?」

「えっとぉ、サプライズとして……」

「こより………」

「うっ………」

「コノバカヤロウ‼︎なんだこの大量のレーザーやタレット、爆撃機は!!!!!!お前の発明品は凄いからセキュリティも多少いるのもわかる!だが!お前が欲しかったのは、本当にこんな過剰なセキュリティか!!!!万が一侵入者でもない奴が事故で巻き込まれたりでもしたらどうするんだコノバカヤロウ‼︎」

「うぅっ……だってぇ……」

「聞け!こより!!確かに高度なセキュリティシステムは組織に必要で、安全性も高いかもしれない!!だが殺傷能力の高すぎるトラップはやがてどこかで事故を起こす!だからいっただろう!トラップは対人想定の場合殺すんじゃなく無力化を目的にしろと!そういったはずだ!」

「ごっ、ごめんなさ〜い!!」

地獄絵図の廊下にアスランに言葉でめったうちにされたこよりの泣き声がこだました。

 

 

 

少年トラップ突破中……少年トラップ突破中……少年トラップ突破中……

 

 

 

「はぁ……はぁ……」

「えぇ……作ったこよが言うのはどうかと思うけど、ちょっとキモくない?しかもこの状況で(お姫様抱っこ)

困惑するこよりを降ろし、ラボ内へと進むアスラン。ラボの中は前自分が掃除したはずなのにごっちゃごちゃで、足の踏み場を見つけるのもやっとなほどだ。しかし、その中の少し高くなっているところに謎の鏡が置かれていた。

「これか?」

「そうそう!名付けて『理想の未来が見えるミラー』‼︎」

鏡を凝視していると、後ろからこよりが自信満々に解説を始める。

「これは人物をスキャンするだけでその人の理想の未来がわかる鏡!理想をこの鏡に投影するわけだから、モニターの方が近いかもね!」

「で、いつも通り俺をそれの試験体にしようと?」

いつもの傾向からどうせ碌な目に合わないだろうと思っていたアスランだったが、その期待はいい意味で裏切られることになる。

「いやぁ?今回はholoXのメンバーで試したからその心配はしなくていいよ?」

その予想外の返答にアスランは全身の身の毛がよだつのを感じた。

「なっ、どういうことだ……一体何を企んでいる?それかあれか?具合が少し悪いか?熱はないか?」

「だってアスラン君の理想なんて見なくてもわかるし……で、その未来を一緒に見ようとしたんだけど……」

「だけど?」

「いや、ちゃんと動くか見たいじゃん?だからラプちゃんとルイ姉とクロたんのはもう見ちゃった……」

「なぁ、我慢するってできないのか?」

「なので、残ったいろはちゃんの理想を一緒に見ましょ〜ってこと!」

「はぁ、ならいいが……いろはのならキラに見せる方がいいんじゃないか?」

「いや、いろはちゃんがキラ殿には見せるな〜!っていってたから……まっ、早速みよ〜!」

(俺が見るってことはキラも見れるってことなんだけどな……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キラ殿〜‼︎もう朝でござるよ〜‼︎」

「………んっ、んあ……」

早朝のまどろみをいつもの明るい声が一気に晴らしていく。昔はトリィを違法改造して目覚まし時計にしていたが、その機能はもうアスランによって撤去された。でも、寝坊で困ることは一切ない。何故なら……

「も〜うキラ殿!朝ごはんできてるから起きるでござる!」

「うん……いつもありがとういろは」

そんなものがなくても起こしてくれる優しい人がいるから。

2人で食卓を囲み、いろはの作った朝食を口に運ぶ。自分で作っても別に良いのだが、いろはの作る料理は何故かどの料理より美味しく感じる。

「やっぱり、いろはの作る料理は世界で一番美味しいね。僕の料理なんて足元にも及ばないや」

目の前のいろはにお礼も兼ねて料理の感想を伝えると、いろはは得意げに答えた。

「まぁ、料理には昔から自信があったでござるからなぁ。でもキラ殿の料理の方が美味しいでござるよ〜」

互いが互いを誉めつつ、食事は進んでいく。その時、不意にキラが呟く。

「やっぱり、好きな人の物ってだけでずっと良いものになるのか……」

その発言は自分への答え合わせのような物で、決していろはに対して言った訳ではないのだが、その声は二人だけの家の中では十分伝わる声だったのだろう。手に持っていた橋を落とし、いろはの顔がこちらからもわかるほど赤くなる。

「キ、キラ殿!?今なんて!?」

顔を真っ赤にしたいろはの追求を受け、普段だったら自分もテンパるのだが、何故かその状況がどうも面白くなってきたので、少し捻った回答をしてみることにした。

「いや、好きな人の料理が一番だなっていっただけだよ」

「うぅ、今日のキラ殿はなんかおかしいでござるよ〜!」

その返答に、いろはは頭を上気させキラにポカポカと殴りかかるのだった。正直、いろはに殴られると普通に痛いのでなんとか話を逸らすためカレンダーに目を向ける。すると、今日の日付には『買い出し』の一言が。これなら行けるんじゃないか?と早速行動に移すキラ。

「あっ、今日買い出しに行くんだよね。一緒に行っていい?」

「絶対仕返ししてや……え?まぁ別にいいでござるよ?なら一応ぽこべぇも連れて行くでござる〜」

そう言っていろははキラを殴るのをやめ、ぽこべぇを取りに行った。それを見送ったキラは殴られた腕をさすりながら外出の準備を整えに行くのだった。

 

 

 

 

 

 

「いや〜久しぶりにここに来たでござるねぇ」

「そうだね。ここでいろはが前から突撃してきたんだよね」

いつもはスーパーマーケットに行くのだが、流石にぽこべぇを持って行けないだろうという話になり、近くの商店街に場所を変更した。一応、ここでも欲しいものは集められるので、さっそく買い物を始める二人だった。

「え〜っとまずは……お野菜を買いに行くでござるよ!」

「了解。なら……こっちじゃないかな?」

キラは自身の機体の整備や製作のため、ちょくちょく商店街で機械パーツを買っているので、ここについてはいろはよりも慣れているので、キラ先導の元、お買い物がスタートするのだった。

 

 

 

 

キラ先導の元、商店街をクネクネと曲がってゆき、八百屋の前に到着する。自分だけだったら絶対迷ってるなぁ……といろはが呆然としていると、店の奥から若い女性の店員が現れる。

「あっ、キラ君じゃん!いらっしゃい」

「お久しぶりです。あっ、洗濯機はもう大丈夫ですか?」

「……?洗濯機って何のことでござる?」

「前にパーツを買いに来た時に、洗濯機が壊れたっていってたから直してたんだよ」

「もうあれから前よりしっかり動いてくれて、ほんとありがとうね!」

「いえいえ、また何かあったら呼んでください」

「むぅ……キラ殿‼︎」

普通に野菜を選んでいたいろはだったが、談笑する2人を見ていると、胸の中から突然何かが込み上げてくるのを感じた。その気持ちの意味もわからないまま、キラをグイッと自分の元へ引っ張り、そのままキラの視線を店員から逸させ、自分に向けさせる。

「いっ、いろは!?」

「おぉ、これはこれは……」

「これ以上はダメでござる!キラ殿は風真の……」

キラを自分の後ろに動かし……とここで、いろはの動きが静止する。そしてまただんだんと顔が真っ赤になっていっているのが背後からでもよくわかる。そう、衝動で今まで動いていたわけだが、今になって一瞬頭が冷静になり、自分が何をやっているかをしっかりと理解してしまったのだ。

プシュ〜と煙を上げながらキラに向かって倒れてくるいろは。ようやく冷めた思考は一瞬でオーバーフローしたようだ。キラはいろはを背負い下敷きになっているぽこべぇを救出すると店員の方へ向き直る。

「じゃあ、僕はそろそろ行くよ」

「あ〜っと、これ持ってきな」

そういって店員はキラに野菜の入った袋を渡す。結構パンパンだし、手が空いていないので、ぽこべぇに持たせておいた。

「やっぱり、いい妹を持ったお兄ちゃんは幸せ者だね」

その言葉に店員の耳がびくんと反応する。

「姉だが?……私が姉だが!」

「そんなことないでしょ!確かに今まで色々感謝してるけどそれは譲れないよ!」

「命の恩人だぞ!?大人しく弟だって認めやがれ!」

こんな言い争いを暫く続けた後、八百屋を出て、いろはを背負ったまま、残りの買い物へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ん?風真は一体……」

「あっ、やっと起きた」

いろはが目を開けると、そこにはキラの顔。自分の現在の体勢や頭の下の感覚から導き出される答えは……?

(ひっ、膝枕ァ!?)

そう、いろはは現在キラに膝枕され、公園のベンチに横になっていた。あたりは夕焼けに照らされ、目線を少し変えれば黄金色の夕日が浮かんでいるのが見える。慌てて膝から飛び起き、辺りを見渡す。家の近くにあるいつもの公園で、時刻は午後5時ほど。

(買い物を午後から始めたから……3〜4時間ぐらい寝てた!?)

自分が数時間ほどダウンしていた間、どうしてたのかという疑問がよぎるが、キラに聞く前に目に入ったビニール袋の山で察したので聞くのはやめておくことにした。

「じゃあ、そろそろ行こっか」

「了解でござる」

ビニール袋を持ち上げ、2人で帰路を辿るのだった。

 

 

 

 

 

 

「キラ殿、今日は本当に申し訳なかったでござる……」

「大丈夫だよ。むしろいつも助けられてるんだから、これぐらいは手伝わせてよね」

「それに……風真はいつもキラ殿を困らせてばかりで……」

いろはは前から想う所があった。付き合ってまだ間もないが、いつもキラにドキドキさせられているだけで自分はいつもやられてばかり。それにこうやってよく迷惑もかけちゃう。キラにとって自分は邪魔なんじゃないかと、時々思ってしまうのだ。いつもは心うちにとどめていたのだが、何故か今日は、自然とそれを吐露してしまっていた。

それを聞いたキラは少し驚いた表情を浮かべるもすぐにいつもの優しい顔に戻して呟く。

「確かに、いろははおっちょこちょいで色々ミスをしちゃう時もある。でも、僕はそれを一度も嫌だなんて思ったことはないよ。僕は良い子が好きなんじゃない、いろはが好きなんだ。そこもいろはの一部分、僕はその全てを愛しているよ」

こんな愛の告白を平然とやっちゃうなんて、やっぱりキラ殿はすごいな……風真だってキラ殿をドキドキさせたいのに……あっ、そうだ!……あぁでもやっぱり恥ずかしいでござる!

「あっ、あの、キラ殿……その……」

「ん?どうしたのいろは」

いろはの蚊の鳴くような声をもしっかり聞き取ってキラがいろはの方に顔を向ける。

(行ける、行けるぞ風真いろは!覚悟を決めるんだ!キラ殿にドキドキさせるには!)

「ん……!」

「!?!?!?」

視界全体がいろはの顔で埋められ、唇に柔らかい感触を感じる。今までの平常心は銀河の彼方へと飛び去り、この状況を受け止めるのがやっとだった。

(これって、キス!?なんでこんな突然!?)

心は焦っていても、体はこの感触を味わっていたいのか全く言うことを聞かない。しばらくの硬直の後、互いの唇は離れ、近すぎて見えなかったいろはの表情がよく見える。それは、少し前に見た恥ずかしさで真っ赤に染まった顔ではなく、喜色に溢れたとても純粋な笑顔だった。笑顔に真意がキラにはわからなかったが、今なんとなく察した。多分自分の顔だろう。自分でも今どんな顔をしてるのかわからなくなっていた。

(情けないな、いろはにはそんなところ見せたくなかったのに…)

キラが少ししょぼんとしていると、いろはが夕日を背にしてキラの顔を自分に向けさせる。そして、先程以上の満面の笑みでキラに宣言する。

「今日のお礼と、さっきのお返しでござる!風真だって、やられっぱなしじゃないでござるよ!」

今まで、いろんなことがあった。何度もキラ殿に迷惑をかけたし、取り返しのつかないこともしてしまった。でも、そんな私を受け入れてくれる、貴方のそばにずっといたいから。

少女の純粋な気持ち(恋心)を表すようなその笑みは、辺りを照らす夕日なんて足元にも及ばないほどの輝きを放っていた。

 

 

 

 

 

 

 

「こっ、これは……すっごい癒されるぅ〜」

「さっきから脳内でキラがなにか騒いでるな……というか他の奴らでは癒されなかったのか?」

「そうなの!ラプちゃんはキモいしルイ姉はそんな変わんないしクロたんはちょっとやばいし!でも、いろはちゃんの理想の未来は純粋すぎて浄化されそう〜一番最後にしておいてよかったぁ〜」

「まぁ、俺はご愁傷様としか言えないが……」

「いや〜次は誰をみようかな〜」

「ポルカの未来を見てくれないか!?」

「二人とも?何やってるでござる?」

すごい盛り上がっていた二人の背後からものすごい悪寒が漂ってくる。空調や温度管理も完璧なはずのラボ内なのに、二人の全身に鳥肌が立つのを感じる。

「まっ、まさか……」

「こより、俺たちは選択を間違えたんだ……」

2人が恐る恐る背後に目線を向けると、そこにはチャキ丸を輝かせ、顔に笑みを浮かべたいろはの姿があった。その笑みはついさっき見ていたものと違い、輝きどころか、闇が流れてくるような感覚に襲われる。

「随分、楽しんでたでござるなぁ」

「いや、違うの!これはアスランが……」

「なっ!?違う!俺はこよりに巻き込まれただけで!」

「…………す……」

「「??」」

「殺す!こいつら絶対に殺すでござる〜!」

「アスラ〜ン!早く!早くしないとこよ達二人ともここで殺されちゃうよ!」

「分かってる!アスラン・ザラ、ズゴック、出る!」




すいません、間に合わなかったです。すいません……すいません……
「謝罪はもういいんで、なんで間に合わなかったんすか?配信見てたんすか?」
「いや、投稿者は遅れるの承知で、深夜あたりに出す予定だったはずだぞ」
「でも日付が変わっても……変わっても?……あっ!あんたまさか!」
はい、もうフリーレンコラボ進めてました……
「あんたって人はぁ!どうせコラボの時間はあるんだから、書き終わってからやればいいって、なんでわからないんだ!」
だってぇ!フリーレン手に入れればベスパ(仮)ができるんだもん欲しいじゃんニョロロンベスパ!
「まぁ、欲しいのは分かるが、優先順位を考えてだな……」
はい、すいません……善処いたします……

そういえば、キラの過去に絡む八百屋の店員がもろカガリってのもなんかなぁ……あっ、そうだ。ちょうど有名だしホロライブじゃないVtuberがいたね。ママじゃなくて姉になっちゃったけど…

さて、次の敵はどうしようかな?

  • オリキャラ
  • いい感じのホロメン
  • その他
  • 自分で考えろや
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