ホロライブラバーズ トロフィー「3馬鹿1人三役」取得チャレンジ 作:片割れコンセント
異常な強さの化け物と戦うRTA始まるよ〜
前回はあの化け物と戦闘開始のところまで来ましたね。というかフブキやミオが歯が立たないって考えるともうギミックボスの類なんじゃ無いの?というかそうじゃなかったら多分勝てないんですけど?まぁ、やってみればわかりますか。
「ここからは僕が相手だ!」
「ーー!ー!ー!!」
スラスター全開でここまで飛んできたわけだが、キラの予想と実際の戦況は大きく違っていた。
正直な話、
(僕にストライクがあってもあれだったんだから、いろはたちの攻撃が通じてないかもしれない…)
そう思ってきたのだが、
対魔物とはいえ、彼女達は学園トップクラスの実力者。でも、その2人がやられている事実を知り、疑惑は確信へと変わる。
(なら、まずはあれの位置を確認……)
こちりに向かって突撃してくる敵の足元をシールドで掬い、真上に跳ね上げ、ビームサーベルで胴を切り裂く。その攻撃は先程までの五人の攻撃と違い、そのまま敵の胴をしっかりと切り裂いた。そして、外に晒された中身にあったものは、今までの無機質な玉のような核とは違い、生きているかのように動く核。そして……
(やっぱり
その核を守るように突き刺された杭のような機械、ニュートロンジャマーであった。キラはそのまま切り落とそうとするが、敵の刃に阻まれ、再び睨み合いが発生する。
(ニュートロンジャマーは物理ダメージを極限まで軽減し、特殊なエネルギーを抑制、無効化する。これがあったから先輩達も手が出せなかったのか……)
二人の敗北理由を悟りつつ、心の奥から込み上げてくる怒りを必死で堪える。
「また……」
(そんな……僕が君を……ごめん……ごめん……)
(ううん、ありがとう。キラ…君……)
(ううっ……ひっぐ……うわぁぁぁ!!)
「また…こんなものを!!」
そして、キラの目の奥では憤怒の炎が燃え上がり、何処にいるかもわからない彼女をこうした人物に怒りをぶつける。すぐにでもその人を探して消したいぐらいだが、その感情を一旦押さえつけ、敵に向けてサーベルを構える。
「僕が……僕が終わらせる」
決意を固め、敵に向かって駆け出す。自分の罪滅ぼしのため。もう二度とあんなことを起こさないため。もう彼女の様な人を作らせないため。そして、目の前の少女を救うための戦いが始まった。
暗闇の中を二つの刃が駆け巡る。時折刃の衝突音を鳴らし、火花が辺りを照らす。
エールストライカーの高速軌道で縦横無尽にサーベルを繰り出していたが、その斬撃はどれも彼女の刃に阻まれ、互いに有効打を与えられない拮抗状態に陥っていた。しかし、このままでは自分の方が先に戦えなることを直感したキラは戦況を変えに動く。
「これで……」
サーベルで手頃な大木を切り倒し、敵に向かって勢いよく蹴り飛ばす。
「!ー !ーー 」
飛ばした大木はやはり真っ二つに叩き切られ、掠りもしなかったが、キラの目的は果たされる。
「換装!ソードストライク!」
大木に気を逸らせた隙にソードストライクに換装し、そのまま彼女に向かってシュベルトゲベールを振り下ろす。
「!ー! !ー !ー!ーー !! 」
その攻撃も再び彼女の刃に受け止められるが、サーベルで互角。そして、そのサーベルよりも高出力のシュベルトゲベールを受け止めれば、結果はまた違ってくる。
「ー!ーーー 」
彼女の刃はシュベルトゲベールに弾かれ、目前までキラの刃が迫る。
「この一撃で!」
対するキラは間合いや速度などを鑑みて確実に切れる事を確信し、シュベルトゲベールを握る力を強め、一気に振り下ろす。キラの刃が彼女の核へと迫る。その時、キラの視界は激しい光で包まれた。
キィィィン!!
「これは!?」
「!ー! !ー !ー!ーー !! 」
キラの攻撃は何かに阻まれ、その隙をつかれ、彼女に蹴り飛ばされる。空中を舞うキラは先ほどの傷に視線を向けると、傷をかばうような形で、赤黒い魔方陣が展開されていた。突然のイレギュラーに、キラの思考は駆け巡る。
(ニュートロンジャマーをつけている以上、魔法が使えることはありえない……まさか、敵は1人じゃない!?)
その思考にたどり着いた瞬間、キラの目には森の木々の奥で何かが輝くのが見える。そこに向けてライフルを構え、引き金を引く、そのときだった。
「!ー !ーー ー! !! 」
「……!?」
グサッと何かが刺さる鈍い音が辺りに響く。それと同時に、キラの左足から全身に激痛が走る。左足に視線を向けると、さっき意識の外に弾き出された彼女の刃が足に深く突き刺さっていて、そこからまるで滝のように血が流れていた。
「やられた……!」
キラは激しい激痛に耐えながらもサーベルで刃を消滅させ、地面に足をつける。しかし、ストライクを使っているキラといえど足をやられたダメージは大きく、倒れるまではいかぬものの、姿勢をガクンと崩し、地面に片膝をつける。
「ーー!ーー 」
「当たれ!!」
それを好機と言わんばかりに一気に踏み込んでこちらに向かう刃をシールドで受け止めると、空いた右手でライフルを盾の下から放ち、彼女との距離を離す。
一見普通に戦えているように思えるが、実際キラはいつやられてもおかしくない状況に陥っていた。大前提として、今の均衡は先程の魔法を使われていないからこそ成り立っている物なのだ。さっき木々の奥に見えた人影、あれがもし魔法を発動した者だったのなら、今の状況ではその人の気分次第でやられるかもしれないという状況だ。だが、それはキラ自身が一番良くわかっている。
「損傷箇所に応急処置、ダメージコントロール開始、連動AI感度最大、脚部動作補助全開!」
さっきから攻撃をいなしながらも進めていたOSの微調整によって、負傷した左足をなんとか動かし、再び大地に立つ。そこに突撃してくる彼女の刃を跳躍してなんとかかわす。
「ー!!ー! !!ー 」
「くっ……」
バキィィン!!
カウンターに蹴りを喰らわすと、空中で回避行動に移れない彼女の脚部に向けてライフルを放つ。
エールで姿勢を戻し、倒れることなく地面に着地。追撃をかけようとするも、自身の足が激しく悲鳴を上げ、その場から動けずにいた。
「足が……」
さっきまで動かせていたが、この処置は大前提足のダメージには無関係であり、ずっと先程の攻撃を受けた痛みは残っているのだ。それに、処置自体も一時的なものに過ぎず、長時間の戦闘などもってのほかだった。
(このままじゃ、もう足が使えなくなる……ここで終わらせるんだ!)
痛みに耐えながらもキラは冷静に次の一手を定め、背中のエールを外しアグニを構える。
「換装!ランチャーストライク!これで終わらせる!」
足は一歩も動かずどっしりと構え、アグニの標準を現在脚部を破壊され、身動きができない彼女にロックする。
「これで、終わらせる!」
アークエンジェルの皆を守るため、彼女への祈りも込めアグニの引き金を引く……その時だった。
「困りますねぇ、貴重な人材を消されては。エクステンデッドもタダじゃないんですから……」
森の奥の闇から、ゆらりと一つの人影が現れる。
「あっ、アグニが!?」
それと同時にアグニの周りにいくつもの魔法陣が展開され、アグニがバラバラに破壊される。その言葉にキラはストライク越しでもわかるほどに動揺しており、ゆっくりと声の方へ視線を向ける。
「なんで……なんであなたが……アーガイルさん!」
目線の先にいたのは、キラもよく知るアークエンジェルクルーの1人、アーガイルであった。アーガイルはその問いに少し不思議そうに首を傾げ、口を開く。
「なぜ、ですか?……敵討ですよ、あなたが見捨てた者たちのね。あなたならわかるでしょう?」
その言葉は冷たく、無感情に思えたがその奥底にあった怒りや憎しみを、キラは静かに感じ取る。それと同時に、キラの顔がどんどんと曇り、持っていたシールドが腕を滑り落ちる。
「僕が、見捨てた……」
先程までは捨て身でも動かしていた体は凍りつき、呼吸もだんだんと不安定になっていく。その様子を見たアーガイルはさらに捲し立てる。
「そうですよ。あなたが自分が助かるために見捨てたかつての世界の恨み。私はその代弁者ですよ」
「……っ!!」
言葉にならない音を漏らし、その場に立ち尽くすキラを尻目にアーガイルはその後ろの彼女に目を向け、大きくため息をつく。
「はぁ、こんなに傷つけて……エクステンデッドは手間がかかるんですから、丁重に扱って欲しい物です…」
「ーー!ーー ーー! !ー!! !! !!ー!! 」
そのまま彼女の方へ歩み寄ると、両足の切断面に手をかざす。すると、赤黒い光と共に、彼女の足が再生する。
「やっぱり……僕のせいで!」
「!ー !ー! !!!ー !ー! ーーー 」
そのまま治った足で立ち上がり、呆然としているキラの首に向けて刃を構える。
「はぁ、まさかここまで簡単に終わらせれるとは……杞憂でしたね」
アーガイルが肩をすくめ、その場を離れようとした……その時だった。
「!ー! ー!ー! 」
「なんだ!?」
突如上空に黒い機影が写り、そこから彼女とアーガイルに向けてビームが降り注ぐ。その機影はキラの方へと向かって低空飛行で接近し、空中に引っ張り上げる。
「おいキラ!何つったってんだ!」
「……はっ、ムウさん!?」
機影の正体。ムウ・ラ・フラガはキラの意識を引っ張り出し、そのまま地面にキラを下ろす。
「しっかし、このスカイグラスパーってのは凄いな……ストライクのパックを付けれるし、基礎能力も段違いだ……ん?あそこにいるのはアーガイルか……なんでこんなところに?」
ムウはキラを地面に下ろすと、アーガイルの方へと目線を向ける。その独り言に、シールドを拾い直したキラが答える。
「今回の襲撃を仕組んだのはアーガイルさんだったんです。僕が見捨てた世界の敵討って……」
その声は今にも消え入りそうで、細々とした声だった。再び目線が下に向いていくキラに、少し渋い顔をしつつも、すぐに立て直したムウが声をかける。
「いいかキラ。確かに周りからすれば、キラは仇と思われるかもしれない。実際、真実を知らなきゃ俺だってそう思う。でも忘れるなよ、この世界がまだ成り立っているのは間違いなくお前のお陰なんだ。それを守ってくのが俺たちの仕事だろ?それに、守りたい奴が出来たんだろ?ここでお前がやられてどうすんだよ」
「……っ!!」
意識が一気に現実に引き戻される。前にアスランにも言われたっけ、俺達でこの世界を守っていくんだって……それに、二人を逃せばいろは達が危ない。ここで止めなきゃ……
キラの意識から雑念が消え、目の前の戦いに極限まで意識を集中させる。
(僕がみんなを守るんだ……ここでやられて、たまるかぁ!!)
バシュゥン!!
キラの中で何かが弾ける感覚と共に、キラの体は再び動き出す。先程までとは比べ物にならない速度で一気に間合いを詰めるとサーベルを振り切る。
「くっ……」
「やらせませんよ!」
彼女に向けられたサーベルは前と同じ魔法陣に阻まれ、首筋を掠める程度で止まる。
「!!!ー ー!ーー! !ー! 」
「そこだっ!」
バキィィン!
その裏から刃を構えて向かってくる彼女を蹴り飛ばしビームライフルを取り出し、正面のアーガイルに向けて数発打つ。
「変化球もない単純な攻撃ですね……」
その攻撃も、あの魔法陣に阻まれ、アーガイルにはかすり傷一つもつけられない。このままではこちらが不利。そう感じたキラはサーベルを振り切り、その反動で体がふわりと宙に浮く。その隙をアーガイルが仕留めようとしたその瞬間、さっきまでいたはずのキラが目の前から消える。
「どこに消えた!?」
そして、次にアーガイルの視界に入ったのは……
「この一振りで!」
すでに空中でビームサーベルを目の前にまで迫らせるキラの姿だった。
「早い!?」
先程までと比べ物にならない速度で放たれる攻撃は、照準を正確に捉え、そのまま一直線にアーガイルへと向かう。
「!ー! !ー 」
しかし、その攻撃は彼女の刃によって阻まれ、眩い火花が辺りを照らす。
「上出来ですよ。あの試作品とは大違いだ」
その後ろで、アーガイルが魔法で幾つもの針を作り出し、その矛先をキラに向け、放とうとする。しかし……
「おっと!忘れられちゃぁ困るね!」
「チィッ……」
その直前にムウのスカイグラスパーからの射撃を受け、キラへの攻撃魔法を中止し、防御に転換する。
「換装!ソードストライク!」
その間にキラはエールからソードに換装。サーベルからシュベルトゲベールに持ち替えて一気に鍔迫り合いを制して、核に向けて刃を滑らせる。
「!!!ー 」
「……っ!」
間一髪のところで核への直撃を避けられ、シュベルトゲベールは彼女の左手を切り裂く。再び睨み合いになった二人だが、キラは自分の体の異変に気づいていた。
(さっきから体が少し重い……もうエネルギーが尽きかけてるんだ……)
そう、キラ自身の魔力が底をつきかけているのだ。ストライクのフェイズシフト装甲が切れれば、サーベルやライフルは使えなくなるし、出力も一段ガクンと下がる。何よりダメージが自分にまで貫通するなど、はっきりいって戦えるものではないのだ。
(もう時間がない……多少の被弾覚悟で突っ込むしか……)
キラの思考が一瞬鈍り、動き出しが一歩遅れる。学園でのバトルロワイヤルならそこまででもないが、この状況下でそれはとても大きな隙となる。
「っ……!しまった!」
気づけばシュベルトゲベールはあの時のアグニのように多数の魔法陣が浮かび、キラは咄嗟にシュベルトゲベールを手放す。
「おや、気づかれましたか……」
シュベルトゲベールは空中で内部から無数の針が飛び出し、そのままバラバラになってしまった。もし、シュベルトゲベールをまだ持っていれば今頃は串刺しだっただろう。
何とか一命を取り留めたわけだが、状況はどんどん悪くなる。ランチャーに続き、ソードも使えなくなった今、もう強みの多彩な対応力は発揮できず、エールの武器しか使えない。それも、使える時間はもうほぼ無いようなものだ。
「換装!エールストライク!」
「ーーー !ー!ー 」
エールに換装し、一気に突撃してくる彼女にサーベルを構え正面から迎え撃つ。
空中で剣筋が交差し、双方が地面に着地する音があたりに響く。
「やられた……!」
「!ー !ーー!ー! !ー 」
それと同時にエールのスラスターに亀裂が走り、彼女の両腕が地面に落ち、そのまま両者はその場に膝をつく。
「まずい!早くしないとエールが!」
キラはエールの損傷を直感すると、エールのドッキングを解除し、出来るだけ遠くに放り投げ、シールドを構える。
バゴーン!!
スラスターは激しい光に包まれた後、あたりの木々を巻き込んで爆発する。
「くっ……!」
「ー!ー!! ーー!ーー 」
その場にいた二人は凄まじい速度で吹き飛ばされ、キラは木々に激突する。シールドはひとかけらも残らず消滅し、ストライクの装甲に亀裂が走るも、体勢を立て直して再びサーベルを構える。
「っ……!サーベルが!?」
しかしサーベルは一切起動せず、何度スイッチを押してもビームは出なかった。さっきの激突のダメージで、サーベル分のエネルギーが無くなったのだ。キラは慌ててストライクに内蔵された使える武器を探す。
「武器…後は……アーマーシュナイダー…?くそっ!これだけか!」
キラは腰部両脇のホルダーからナイフのような物を2本取り出し、彼女に向けて構える。
「今なら倒せるはず…!そっちか!」
そのまま一気に走り出し、爆発に巻き込まれ、倒れていた彼女にアーマーシュナイダーを突き立てる。
「おやおや、もう碌な武装もないのですか?」
「くぅっ……」
しかし、その攻撃もアーガイルの魔法陣に阻まれる。そして、アーマーシュナイダーの火力が足りなかったのか、そのまま魔法陣に弾き飛ばされる。なんとかもう片方のアーマーシュナイダーを地面に突き立て、勢いを抑えて何とか踏みとどまる。その隙だらけのキラに幾千本の針を向けるも、ムウの射撃がその全てをかき消す。
「キラ!大丈夫か!」
ストライクの隣にスカイグラスパーが低空飛行で防衛に入る。
「ムウさん、それって!」
「まぁ、ちょっとシクってな……」
しかし、そのスカイグラスパーからは黒煙が上がり、右のスラスターには大きな穴が空いていた。つまり、被弾してしまったのだ。キラのストライクと違い、戦闘機であるスカイグラスパーは一回の被弾でそのまま撃墜されることが圧倒的に多く、こうしてまだ動いているだけでも十分幸運なのだ。ムウはコックピットのキャノピーを開けると、スカイグラスパーの後方についていた赤い翼を指差す。
「いいかキラ。俺は一回アークエンジェルに戻って整備を受けてくる。このスカイグラスパーにはお前のエールストライカーが装備されていて、こいつは無傷だ。これをお前のストライクにドッキングするぞ!エネルギーは満タンじゃないが、一応使えるはずだ!」
「……ありがとうございます!あとは任せてください!」
「お話は済みましたか!!」
「「……っ!」」
アーガイルの飛ばす針を左右に分かれて回避し、ムウは上空へ。キラは地上でアーガイルの魔法を牽制し、そのままムウの陰に沿って他の木々よりひと回り大きい樹木の前に移動する。
「キラ!プレゼントを落とすなよ!」
空中でスカイグラスパーからエールストライカーが分離し、そのままキラの方へと滑空する。
「わかりました!」
キラは針を避けながらアーマーシュナイダーを樹木に突き刺し、それを足場としてエールストライカーに向かって一気に跳躍する。
「補助もないのにドッキングなんてできるわけないでしょう……わざわざ二人とも的になっていただけるとは!」
アーガイルが空中に飛び出したキラに向かって無数の針の照準を向けて、一斉に放とうとする。
「させるもんか!」
それに一瞬で反応し、もう片方のアーマーシュナイダーをアーガイルに向けて全力で投擲し、魔法の発動を阻害すると、エールストライカーを背中にダイレクトに突き刺し、ライフルを二人にむけて放つ。
「はぁ、本当にしぶとい人ですよ……」
「!ー!!! ー!ー!ー !ー!ー! 」
「僕はまだ死ぬわけにはいかないんだ!エールストライク行きます!」
キラはビームライフルを戻すと空中でサーベルとシールドを構え直し、ついさっき投げたアーマーシュナイダーを回収しつつサーベルで一気に切り込み、アークエンジェルの前に立ち塞がる。
「まあいいでしょう。プラン通りに戻すだけですから……」
アーガイルのその呟きは、誰にも聞こえないままサーベルと刃の激突音にかき消されていった。
そのアーガイルのプランによって、戦況は間も無く一気に終着へと向かう。それを知るものは今はまだ誰も知らないのだった。
「風真は、一体どうすれば……」
アークエンジェルの入り口前、風真いろはは自分の刀を見つめながらポツリと呟く。あの謎の敵に全く歯が立たず、キラや先輩達の足を引っ張るだけの今の自分の姿に、不甲斐なく唇を噛む。
あの時、みんなでアークエンジェルの防衛に参加しようとなったときには、既に覚悟は決まっていたはずなのに、今の自分はこうして何もできずにただ突っ立っているだけ。自分は何の為にここに来たのか、これから何をするべきなのか、それは嫌と言うほどわかっているはずなのに、動き出そうとすれば足がすくむ。
「風真は、みんなを守るためにここに……」
あの時、あそこで助けられた時からずっと1人だった自分に寄り添ってくれて、暖かく迎え入れてくれて、その恩義に報いようと今まで過ごしてきた。恩義をなにより大切にするのが侍というものだ、なのにその人が危険な目に合っているというのに自分が何もせず、安全な場所に隠れているだけ。そんなのは許せなかった。
「風真がやらないとダメでござる……」
いろはは手に持った刀を強く握りしめると、元来た方向へと走り出す。その目は、様々な感情が入り混じっているのか、元の浅葱色はすでに混濁した灰色に覆われ、見えなくなってしまっていた。
種割れ音を簡略化する投稿者.MP3
さて、そろそろちゃんとやらないといけませんな。
「あの……投稿頻度を改善してください……」
すいませんでした!
数時間後……
「なぁ投稿者、ここのキラがキレるとこミスってないか?」
……今気づいた
さて、次の敵はどうしようかな?
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オリキャラ
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いい感じのホロメン
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その他
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自分で考えろや