ホロライブラバーズ トロフィー「3馬鹿1人三役」取得チャレンジ   作:片割れコンセント

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さて、あらかじめ宣言しよう!
後三話で! ゴールデンウィーク編は! 終わらせる!
「あと三話で終わるんすか?隊長が負ける所思い浮かばないっすよ。二体一でまだ戦えてんですから。かといって隊長が勝つところもあんまり想像できないっすけど……」
「あぁ……俺はどうなるかわかった気がする」
ふっふっふ……ちゃんと考えてありますとも!この話で一気に状況を変える!


第28話 刃の矛先

この泥試合を終わらせたいRTA始まるよ〜

前回はアーガイルが黒幕だったことが判明して、ムウさんが離脱しちゃいましたね。

これで状況は二体一に戻っちゃったわけですが、これムウさんが帰ってくるまで持つんですかね?

それに、何だかよくない空気を感じるんですよね……キラ君ここで死なないよね?まぁ、情報なんてあるはずないので、今の自分にできることをやらなくちゃですね。

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、本当にしぶとい人ですよ……」

「!ー!!! ー!ー!ー !ー!ー! 」

「僕はまだ死ぬわけにはいかないんだ!エールストライク行きます!」

 

 

 

 

 

 

再びエールを装着し、ストライクのエネルギーも少しは回復したわけだが、依然として状況は悪化していく。ムウさんが託してくれたものにとやかく言えないが、エールではやはりパワーが足りず、この状況を打開するには不向きな物だろう。

だが、ないよりかは遥かにマシだ。手持ちのサーベルを起動し、二人に向かって一気に斬り込む。

「いい加減諦めてもらいたい物ですけどねぇ……」

「!!ー 」

二人は同時に背後に飛び退き、キラの斬撃を回避し、それぞれ反撃体勢をとる。今までだったら、そのまま相手の攻撃を捌きながらチャンスを伺うところだが、今のキラにそんな猶予はない。今のキラに後の事を考える余裕はなく、目の前の敵を倒すことだけに意識を向ける。

「逃してたまるか!」

「!ー! ー!ー! ーーー! ーーー 」

サーベルを振り切った勢いで、そのまま地面にサーベルを突き刺し、それを両腕で掴んで数回転、遠心力にのって一気に二人の元へと吹き飛び、反撃に出ようとした彼女の刃に正面から蹴りを直撃させる。

「ちょこまかと!」

激しい激突の中、その横側からアーガイルが無数の針を展開し、その照準をキラへと向け、一斉に放つ。針を目視したキラはもう片足を使って彼女を数メートル先の木に向かって蹴り飛ばし、今度は地面スレスレをスライディングで針を回避しながら進み、アーガイルの懐に潜り込む。

「捉えた!」

「ぐぅっ……」

キラはその勢いを残しつつ、エールのスラスターを全開にして体を一回転させ、つま先でアーガイルの顎を蹴り、アーガイルをのけぞらせながら立ち上がって一気にアーガイルへ突っ込み、そのまま胴体に激突する。

「やらせない!」

腹を抱えながらよろけるアーガイルの顔面に拳を正面から撃ち込み、彼女の方向に殴り飛ばし、続け様に腰からライフルを手に取り、二人を飛ばした方向へ銃口を向ける。

「っ……消えた!?」

しかし、その目線の先には彼女もアーガイルもおらず、キラは慌ててライフルを構え直し、辺りを見回す。まるで、この場所だけ時が止まったかのように、風と木々のざわめきだけがあたりに響く。

「…………」

キラは目を閉じて、辺りの気配を探ることに全神経を研ぎ澄ます。

ガッ……

木々のざわめきの中に、一つの雑音が混ざる。水面に広がる波紋のように、辺りに広がるその音が、キラの感覚に引っかかる。サーベルを起動し、その発信源に向けて構える。

「こっちか!」

「ーー!! !ーーー! !ー!! !! ーーー ー! 」

さっきまで虚空だった場所に向けてサーベルを振り切ると、そこに吸い込まれるように彼女の刃が激突する。先程までとは比べ物にならない速度に、キラはたじろきながらも空いた足で彼女を蹴り飛ばし間合いを作り、すぐさまにライフルを構える。

「そこっ!」

「なっ……!」

そのままノールックで背後に向けてライフルを数発射撃し、背後に潜伏していたアーガイルと、魔法の針をかき消す。極度の集中によって格段に向上した空間認識能力を駆使しても、戦況は依然として好転しない。そもそも、ストライクは一体多に向かないのだ。だからこそ、キラはひたすらに攻撃をいなし続ける。自分でも、どれだけ酷いことをしようとしているかはわかっているが、みんなを守るためだと自分に言い聞かせ、首元へと向かう刃をサーベルで打ち返す。

「そっちか!」

サーベルをすぐさましまい、背後から現れた気配に向けてライフルを放つ。気配がぶれ、その場から消えたことを確認すると、彼女の方向にも銃口を向けて、引き金に指をかける。

「っ……!避けられたのか!?」

しかし、ライフルを放った方向とは全く違う場所からアーガイルの針がキラへと襲いかかる。慌ててライフルをしまって飛びのきながらも、思考を再び回し始める。

(気配が消えたから、機動力が低いアーガイルさんは避けられないと思ったけど、何かそれを補うものがあったのか?それとも、さっきの場所に何か仕掛けが……っ!)

「!ー ー!ーー ー!ーー! 」

思考を回しながら地面に着地。問題の場所の探査に向かおうとするも、思考に頭を割いていたせいで探知できなかった彼女の攻撃が目前まで迫る。咄嗟にサーベルに手を伸ばすも、この速度では間に合わないだろう。ここまでか、と唇を噛み目を瞑る……

 

「キラ殿!!」

キィィィン!!

だんだんと薄れていっていた意識が、激しい金属音に引き戻される。目を開けた先にあった景色は、キラの目と鼻の先で火花を出しながら激しくぶつかり合う二つの刃だった。咄嗟にサーベルを振り切り、彼女の刃を消滅させつつ後ろへと飛び退き、辺りを見渡す。

「いろは!?どうしてここに……」

「なんか、行かなきゃって思って……!」

そんなキラの目に映ったのは、ついさっきアークエンジェルへ逃がしたはずのいろはの姿だった。

しかし、いろはの状態はとてもいいものとは言えず、少し前と同じく傷だらけであり、剥き出しの傷には応急処置すらされていなかった。息も絶え絶えで、刀を構えているその手は震えており、その刀すらもボロボロだ。

「っ……!いろは避けて!」

「どういうこっ……っ!」

突然飛び退くキラにたじろぎながらも、自分でも何かを感じ取り、互いに左右へ飛び退く。すると、自分たちが立っていた場所に、夥しいほどの針で形成された針山ができていた。すぐに針は崩れていったが、キラの咄嗟の指示がなければあのまま串刺しになって一瞬で死んでしまっていただろう。そのまま視線を前に戻すと、そこにはいろはに弾かれた彼女と、その後ろから針を飛ばしているアーガイルの姿があった。

「また新しい増援ですか?こうもコロコロ変わるのは流石に鬱陶しいものですが……おや?あなたは確か……」

アーガイルは、新しい増援に顔を顰めながらも、それがいろはだとわかると、少し首を捻り、何かを思い出すような仕草を取る。そして、何かを言いかけていたアーガイルの声をかき消して、いろはが驚愕の声を出す。

「アーガイル殿!?何でこんなことしてるんでござるか!キラ殿は敵じゃないでござる!」

「えっ……アーガイルさんを知ってるの!?」

いろはの大声に、驚くキラを尻目に、アーガイルは手を打ってハッとしたような顔を浮かべる。

「あぁ、そうでした。昨日の夕方ぐらいに荷物を頼んだ方ではないですか。なら、先程の戦闘機より危険ではないか……ここで使いましょうか」

その呟きと同時に、キラ達とアーガイル達の間から赤紫色の光が吹き出始めて中央を照らす。その光は上へと昇った後、辺りへと散らばり、まるでカーテンのように彼らを取り囲む形に展開した。

ちょうどすぐ近くにいたキラ達が光に触れると、光は輝きを増し、二人を内部へと吹き飛ばす。

「っ……弾かれる!?」

「これじゃ離脱できないでござるよ!」

突然に自分たちが置かれた状況に驚愕するのも束の間、再び無数の針と、俊足の刃が二人を襲う。互いに攻撃を回避し、アーガイルたちの方へ目線を向ける。

「御名答。これは内から外、外から内への侵入を害する結界。まぁ、これはまだ試作段階なので私達も出れないのですが……貴方達は、ここで確実に消させてもらいますよ?」

「貴方の好きにはさせない!アーガイルさんも出れないのなら、ここで必ず止めます!」

「ーー!ー! !! ー!!ー ー! !! 」

「やっぱり強い……!」

互いに逃げ道をなくした二人。もう一人の援護に向かう形で始まったこのフィールドでの戦いが激化していく。もう逃れれない。もう元には戻れない戦いが始まったのだ。

 

 

 

 

「いろは下がって!そいつは僕がやる!」

「こっ、心得た!」

いろはの元へ全開で移動し、その下からサーベルを潜り込ませる。キラの指示と、下からくるサーベルから、キラの狙いを直感的に理解すると、激突する刀を滑らせ、彼女の刃の向かう先をキラのビームサーベルへと移すと、刀を構え直してアーガイルの方へと駆け出す。

「キラ殿!風真はアーガイル殿を止めるでござるから、そっちは任せるでござる!」

突然のことに戸惑いながらも、シールドで刃を弾き、前に踏み込んでサーベルで腕を切り上げながらに応える。

「わかった!でも、危なくなったらすぐに退いてよ!」

そう言って走っていくいろはを見送って、再び目の前の戦闘に意識を置く。アーガイルさんをいろはに任せて、自分はこっちに全神経を……と言いたいけれど、結局アーガイルさんの魔法陣はサーベルでも破れないのだからいろはの刀で破れるとは思えないし、針も生身で受けたら終わりだ。結局いろはのカバーのことも考えないといけないし、そんなに苦労は変わっていない。でも、絶対にいろはは守らなきゃなんだ……今度こそ、僕は誰かを守り切りたい……もうあんなことは……

「ーーー !ー!ー 」

「っ……!」

サーベルをジリジリとこちらに近づけてくる彼女の足を引っ掛けてこちら側にに転倒させると、そのままサーベルを逆手持ちに持ち直し、目の前に迫る頭部に向かって突き出す。頭部にサーベルの刃が突き刺さるすんでのところでキラの体が直感的に動く。サーベルを再び持ち直し、彼女を蹴り飛ばして加速し、いろはとアーガイルの方へ急速接近し、サーベルを振り抜く。

「おっと、まさかこれ程早く対応してくるとは……」

「いろは大丈夫!?」

「風真は平気でござるが……攻撃が全部弾かれてちゃき丸の方がもたないでござる!」

そんな悲痛な叫びをあげるいろはの刀は、日本刀については素人なキラでもわかるほどにボロボロで、刀というよりノコギリみたいだった。刃物として使うには早急に処置しなければいけないレベルだというのが目に見えてわかる。しかし、いろはの方も全く大丈夫とは思えなかった。体には、アーガイルの魔法によってつけられたであろう刺し傷が見受けられ、衣服も赤く染まっている。持ち前の根性でなんとか立っているのだろう。

(この状態じゃ、今アーガイルさんを任せるのは心許ない……それなら!)

「いろは!合わせて!」

「えっ!?……了解!」

いろはにそう言い残して瞬時にアーガイルの懐に飛び込むキラに、反応が遅れたが、いろはも別方向からアーガイルへ急接近し、キラのサーベルと、障壁が激突する。

「一人増えた程度で、変わりませんよ!」

「そんなことはない!……いろは!」

「風真流斬術『疾風』!」

キラが地面を蹴り上げて跳躍すると、その後ろからいろはが現れ、まるで矢のように素早く、そして正確に障壁の隙間を縫って、アーガイルに向けて刃が向けられる。

「っ……やってくれる!」

「防がれた!?キラ殿!」

いろはの斬撃は、すんでのところで新たな障壁によって阻まれる。しかし、いろはの声に呼応して、アーガイルの頭上から風を切るような音が響く。

「なんだと!?」

「そこだ!」

アーガイルの頭上には、サーベルを構えたキラが一直線に突撃してきていた。障壁とサーベルが激突し辺り一体に轟音が響く。そんな激しい衝突の中、キラは目の前の障壁の変化に気づく。

(ヒビが入っている?この障壁は壊せるのか……それなら!)

サーベルを障壁に突き刺し、サーベルの持ち手に飛び蹴り。そのまま足で障壁の亀裂を増やしながら、サーベルを押し込む。

「どこまでも無茶苦茶な!」

「僕は、負けるわけにはいかないんだ!」

バキィィン!!

ついにそこで、目の前の障壁が崩れ去る。その激しい衝撃と共にキラのサーベルも弾かれるが、そのままの勢いでアーガイルの腕に蹴りつけ、体勢を崩させる。そして、アーガイル本体への大きなダメージにより同時にいろはの前の障壁も、シュッと消える。

「いろは!」

「了解!」

キラが地面に突っ伏す事で、背後にいたいろはの剣筋が、アーガイルの胴を一直線に走り抜ける。

傷口が浅かったのか、辺りに鮮血を飛び散らしながらもアーガイルは空中で体勢を立て直そうと動く。だが、その行動にはキラが瞬時に対応する。

「させるもんか!」

「チィッ……うざったらしい!」

突っ伏した状態から両腕で地面を押し付け、その勢いでアーガイルの胴体に追い打ちの蹴りを当てる。そのままの勢いでサーベルを回収し、アーガイルに向けて振るう。

「ー!ー!ー !ーーー! !ー! !ー 」

しかし、キラ達の前にエクステンデッドが立ち塞がり、キラのサーベルを防ごうと、刃を振るう。

元々、彼女とのサーベルを用いた押し合いは、キラの方に武があるのだ。キラ本人も、それを理解していたため、サーベルを握る力を強める……その時だった。

「っ……!?」

今までずっと無視していた足のダメージに、元々少ないエネルギーの浪費。そして、今までの無茶な動きの影響もあって、ストライクのエネルギーが尽きる。

「エネルギー切れ!?」

「!- -!!- !-! !!! 」

ストライクのフェイズシフトダウンに連動して、サーベルのビーム刃も消滅し、間一髪のところでシールドに持ち替えて攻撃を受けるも、ストライクのパワーも下がっており、シールドがはじかれてしまい、そのままの勢いで目前に刃が迫る。

「風真流斬術『断風』!」

「-- -!- !- !-!-! -! !! -- 」

キラが上に飛ばされたことで、ちょうど彼女の隙を突ける状態でいたいろはが、攻撃を相殺する。

「僕がアーガイルさんをやる!いろははそのまま抑えてて!」

「それはちょっときついでござるよ!?」

いろはのサポートによってフリーになったキラは、瞬時にアーマーシュナイダーを取り出し、彼女の頭を踏み台にしつつ、そのまま蹴り飛ばしキラはアーガイルの飛ばされていった方向へと駆け出す。

(アーガイルさんを放っておいたら、魔法でいつ不意打ちを仕掛けられるかわからない……今は僕もいろはも一発でももらえば致命傷だ……くそっ、どこに隠れたんだ……)

自分たちの現状も鑑みて、焦燥感に駆られながらもアーガイルの飛ばされた先へと向かっていくと、その前方から無数の針がキラを襲う。

(今の状況で、この物量攻撃は一番まずい……でも、これで位置は特定できた……一気に距離を詰める!)

木々を使いつつ、魔法の針を避けながら、一気に針の発生源に急接近する。そこには、針を次々と生み出していくアーガイルの姿があった。キラはアーガイルの背後に立つと、アーマーシュナイダーを構える。

「終わりです。アーガイルさん」

首筋にアーマーシュナイダーを突き立てられたいるにもかかわらず、アーガイルはいかにも余裕綽々といった感じで返す。

「おや、あなたには今私の始末より重要なものがあると思いますけど?」

そう言ってアーガイルはさっきまでキラが居た方向をに視線を向ける。それを見たキラはアーガイルの意図を瞬時に理解し、目を見開く。

「っ!?いろは!?」

自分がさっきまでいたいろはの方に目を向ければ、そこには彼女に刃を向けられ、今にも首を刎ねられそうないろはの姿があった。

「っ!!」

アーガイルのことなんてかなぐり捨てて、全速力でいろはの元へ駆け出す。背後のアーガイルの魔法を、アーマーシュナイダーの投擲で牽制し、地面に転がっていたシールドを蹴り上げて、さっきの投擲でフリーになった左腕で装備。そのまま彼女といろはの前に割って入り、斬撃をシールドで受け止める。衝撃で弾き飛ばされながらもいろはの手を掴みんで動かし、彼女との距離を離す。

「はあっ……はあっ……いろは、大丈夫!?」

「大丈夫でござる……」

いろはの無事を確認するとキラは彼女の方へ向き直る。アーマーシュナイダーを構えてジリジリと距離を詰めていく。そこで、キラの足元から無数の針が飛び出す。

「はぁ……何をぐずぐずとやってるんですか。さっさとやらなきゃどうなるか……わかっているでしょう?」

アーガイルは彼女の隣まで歩いてきて、そう言うと無数の針を生み出し、キラたちに向けて構える。

「いろは、ここは僕がしばらく止めるから、いろはは出来る限りここを離れて。彼女の方も限界が近いだろうし、それまで粘るぐらいだったらやれる。絶対にいろはをやらせはしないから」

「かたじけな……ごめんなさい……本当に……」

「!-!!! -!- !!! !---! -!--! 」

何故だか謝り出すいろはを守るように前に立ち、アーマーシュナイダーを構え直し、飛びかかって斬り伏せようと接近してきた彼女に対して、同程度の高さまで跳躍する……その時だった。

 

 

 

「ごめんね……キラ殿……」

ズシャァァァ!!

 

 

 

「えっ……?」

全身に激痛が走る。熱い、熱い、腹部からはドクドクと血が流れ出しているのが自分で身よく分かりこれらの事から、今の自分の状況もすでに理解した。

 

でも、認めたくない。

それを認めれば、同時に今までの自分の行動が、全て無駄だったのだと突きつけられるから。

 

でも、認めざるをえない。

今腹部に刺さっている刀を、自分が見間違えるはずがない。全身から、その答えが頭に送られてきているのに、認める気になれない。

 

激痛に耐えながら、錆びついた機械のようにゆっくりと後ろを振り向く。目に映ったものが答えだった。もうそれは、変えることはできない。

苦痛に歪んだ声で、最後の言葉を発する。まだ、認めたくなくて、本人から、否定して欲しくて。叶わない願いをのせた言葉は、森の中に静かに響く。

 

「い、ろは……」

「…キラ殿……ごめん……」

 

その一言で、ようやく現実を認められた。自分は、守りたい物を守れない。それどころか、守りたい物からも疎まれる。あの時みたいな過ちは繰り返さない。そう決意していたのに、あの時から何も変わっていない。自分の唯一の存在意義すら、すでにもうない。今の僕には、何の価値もないのか。

そんな自問自答を繰り返しながら、キラの意識は闇の中へと沈んでいった。




「あんた、流石にそれはないんじゃないっすか?」
ごめんって……
「まぁ、確かにこう発展するのがわかっていたら、いろいろ納得できる点が出てくるな」
そうでしょ?ちゃんと考えてたんだよ!
「エクステンデッドといろはの実力差を考えると、いろはを殺すことは出来たはずなのに殺さなかったのは、適切なダメージを与えないと隊長がいろはを庇うことがないからだったんですね……」
「あとは、最初からいろはがアークエンジェルの道を知っていたのも伏線か?」
伏線ってわけじゃないけど、事前に情報を送りつけてる奴がいるっていうのはチラつかせようとしてたんだよ。アスランが言ってたとうりなかなかに機密な武器庫に来たのもそう、最初から考えてたのよ。ストライクがやられればあとは流れ作業よ。
「まっ、早く投稿できるといいっすね」
善処します……




ぷにぷに許さんワイポ返せやなんやあのクソガチャ

さて、次の敵はどうしようかな?

  • オリキャラ
  • いい感じのホロメン
  • その他
  • 自分で考えろや
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