ホロライブラバーズ トロフィー「3馬鹿1人三役」取得チャレンジ 作:片割れコンセント
現在のアスラン君の使用機であるイージスですが、取り柄の可変機構についてちょっとこれは説明しておかないといけないなと直感したのでイージス自体の見た目はネットで検索してもらうとして、変形の手順を解説しましょう!もしかしたら実際できる人がいるかも……?
①持ってる物は全てしまって手ぶらの状態になりましょう
②首から上を胴体から分離させ、両足を半回転させましょう
③両腕の上側を肩に収納してそいつを足みたく前にピーンと伸ばしましょう
ラスト!頭を背中に移動させ、しっかり固定しましょう
実際に途中までやってみた筆者の感想ですが、わかりやすく言うと長座体前屈をした後に頭を取り外して背中にくっ付ければ同じ感じのことができます。
「それができるのはまだタコとかイカとかの軟体動物じゃないですか?」
「頭を外してる時点で多分生物じゃ無理なんじゃないかな。やれても①しかできないと思うし、投稿者はそもそも長座体前屈ができないよね……」
訂正、ゴールデンウィーク編の区切りをどこでつけるか不明瞭になったので、ゴールデンウィークはおわらねぇ!……あっ、同時に資料集を公開するので見ておくといいかもね!
RTAコールは今日はお休みだよ〜
「ニコルゥゥゥゥゥゥウ!!」
アスランの叫びが、爆音を掻き消し、こだまする。それに答える者は、いなかった。
イージスが膝から崩れ落ち、そのまま地面に向かって行き場のない感情と共に拳を振り下ろす。触れた地面は微動だにせず、ただこちらにその衝撃を返してくるだけだった。
「俺のせいで死んだ……俺を助けようとして、殺された……うぅっ……くっそぉ……!」
ニコルの死という受け入れがたく、だが受け入れねばならない現実。それはアスランの心を酷く苛み、同時にかつての記憶を呼び起こしていく……
───『大丈夫か?聞こえているか?聞こえているなら返事をしてもらいたいんだが……』
『あっ!すいません……少し考え事を……大丈夫ですよ、助けてくれてありがとうございます』
『そうか……ピアノ、上手いんだな。俺はあいにく絵とか音楽とかには疎いんだが、君がとても上手な事だけは、俺にもわかった』
『いや、上手だなんてそんな……僕なんて全然ですよ。本当は、もっとちゃんとしたのをやりたいんですけどね。こういう状況ですし……』
『みんなが大変な所を黙ってみてられなくて、僕も何かしなきゃって思ったんです……何もできないのは嫌ですからね』
『頼もしいな。これからも頼りにしてる』
『任せてください!今度は僕がアスランを助けますから』───
いつもそうだった。家族を失った命を他人のために捧げ、俺の責任と贖罪を自ら手伝うと言って、こんなどうしようもない俺を支えてくれていた。そんな彼が、こんなふうに命を落とす必要はなかったはずだ。何故ニコルが殺された。死んで当然の俺の代わりに……
(討たれるのは俺の……俺のはずだった!っうぅ……ニコル……)
今までのように、ニコルが危なくなったら俺が守るはずだった、そうするべきだった。あの時、ニコルを止められていれば、俺があの時油断していなければ……いや、そもそもニコルまでもが危険な状況にしなければ。だが、そうしてしまったのは、俺自身だった。
───『星、好きなのか?』
『うん、綺麗だから……』
『ありがとう……大事にするね』
『……まさか、笑うこともあるとはな……』
『ここに避難する時は、なんでこんなことに~!って思ったけど、アスハや、アスランに会えて、こうやって笑って……避難も案外悪くないかもね』
『私も、お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒で嬉しい……』
『そうだな……俺も、君達に会えてよかったと思ってるよ……』───
今になって同時にアスハの事を思い出す。つい先日出会ったばかりのはずなのに、今度は敵として出会ってしまった少女。ポルカが好いていたからか、はたまた俺もアスハに同じような感情を抱いてるからか……守りたい、助けたい少女。だが、同時に殺される謂れのないはずの友を討った敵。
(俺が……今まであいつを……あいつを討てなかった俺の甘さが、お前を殺した!)
もう一度地面に拳を叩きつける。何度も、何度も、まるでもう不要な物を壊すかのように地面を殴り続ける。いつしか地面には幾重ものヒビが入り、ボロボロと砕けた土塊は爆風に溶けていった。(アスハを、討つ……ここで、今度こそ必ず!)
アスランがゆっくりと立ち上がり、その目が刃を拾い直すアスハをしっかりと捉える。目の前にいるのは確かに守りたかった少女だ。だが、今のアスランにとってそれは……倒すべき敵だ。
時は少し遡り、アークエンジェル。そこでは、凄惨な光景が広がっていた。アーガイルが仕込んでいた魔物の一斉自爆によって、内部にこそ被害はなかったが、魔物の侵攻の対処にあたっていたアークエンジェルの職員は軒並み吹き飛び、あちらこちらにその一部が落ちていた。森の木々は焼け爛れ、外は雷雨のおかげで無事だったが、内部の火を職員達が必死で消火作業に勤しんでいた。中にいた避難民達はまだ爆発の被害を受けていない場所に移動していったが、そんな中一人の少女が火の手がすぐそばにある部屋の隅で、座り込んでいた。
「アスハ、どこ行っちゃったの……?アレに襲われてたり……さっきの爆発に巻き込まれてたり……しないよね?」
その少女の名は尾丸ポルカ。少し前にアスハが姿をくらました後、それを探しにいこうとしても何度も職員に止められ、何かに取り憑かれたかのように茫然とアスハの無事を祈り続けていたのだ。
そうして職員の誘導にも気付かぬまま、ずっと座り込んでいたポルカだったが……
「アスハ、戻って来て……って熱!?ちょっ、服燃えてるんですけど!?熱い熱い熱い!」
偶然にも風にあおられた炎がポルカの衣服に端に引火し、ポルカの意識を呼び起こした。ポルカはパニックになって飛んだり跳ねたりするも火は消えない。と、ここでポルカが何かを閃いたのか、炎に手をかざす。すると、ポルカの手のひらから白銀の空気の流れが現れ、炎がそれに飲み込まれた途端に消えてしまった。
「ふぅ、危ない危ない……危うく火だるまになるところだった……って、これどうなってんの……?」
冷静さを取り戻したポルカが前を向くと、前までは散々出ようとする行手を阻んできた壁が綺麗さっぱり無くなっており、部屋のところどころでは小さな炎が燃えていた。自分が知らない間にこんなことが起きていたのか……と驚いているのも束の間、また炎が風であおられ、ポルカの目と鼻の先まで迫る。間一髪のところで身を屈めて避けられたものの、このままここに居るのは危険だということは身をもって実感した。そしてそれと同時に、ポルカに一つの思いつきが生まれる。
「これ、今なら外出てももばれないんじゃないか?」
そう、今アークエンジェルの職員達は魔物の後始末のために総動員で、誰も自分一人のことなど気にしている暇などない。その上、今ここには都合のいいことに他の避難民もいない。アスハを探しに行くには、絶好のチャンスだった。そのままするりと外に抜け出し辺りを見回していると、あまりに衝撃的で、それでいて薄気味悪い出来事が起きた。
「えっ?何あれ……爆発だろうけど、音が……ない?あんなにデカいのに!?」
ポルカの目線の先、かなり遠いところだが、ここからでも立ち上る煙がよく見えるほどの爆発が起きていた。だが、不思議なことに音は一切聞こえてこなかった。本来なら今までのよりはるかに大きな音が響いてきてもおかしくはないはずだ。
「っ……!アスハ!?どこ!?聞こえたら返事して!!」
気づけば体はその爆発の方向へと駆け出していた。何か、嫌な予感がした。それだけの理由だったが、アスハの名を呼びながら雷雨の中を駆け抜けた。しばらく走り続け、ポルカは爆発の起きた場所へとたどり着いた。もう声も枯れ、足も棒のように動かなかった。そこでポルカが見たものは、想像以上のものであった。そこに居たのは3人の存在。一人はアークエンジェルの職員の制服を着ていた中年の男。闇そのものかと疑いたくなるような、全身から見るだけでわかる莫大なエネルギーを出し続けている黒い人形の何か。そして、二人から少し離れた場所で、地面を何度も殴っている真紅の機体。ポルカはそれに見覚えがあった。いつの日か、ポルカが初めてアスランの姿を見た日、アスランはそれを使っていたのだ。今アスランがその二人と戦っているのなら、今すぐにでも助けなければ。そう思ってアスランに駆け寄ろうとするが……
「えっ、何これ壁!?進めない……アスラン!?アスラン!!」
アーガイルの展開した壁に阻まれ、アスランの元へ行けなかった。壁をどんどんと叩き、いくら声を上げても、アスランには聞こえているそぶりもない。だが、ポルカは声を上げるのをやめなかった。今のポルカにはそのまま、3人の戦いを見ていることしかできなかった。
「アスハァァァ!!」
今までとは違う、明らかな怒気が籠った叫びを上げながら、最高速度でビームサーベルを叩きつけ、そのまま体を捻ってサーベルをガードさせたことで生じた守りきれていないポイントに回し蹴りを叩き込まれ、アスハの体が地面に激しく打ち付けられる。
「グゥ゛ッ……!」
だが、アスハもダメージを受け流しつつ一気に飛び上がり、大ぶりなアスランの攻撃の隙に刃を振り下ろす。本来ならこういう時のアスランはシールドで受け流しつつ下がるといった安定した選択をとるだろう。
「うおぉぉぉぉっ!!」
「ヅウ゛ッ……!」
しかし、今のアスランは違った。前に飛び上がって攻撃を見ずに避けつつ、そのまま空中で旋回。逆にアスハの背後を取る形になっていた。両足のサーベルも起動し、アスハのガードを蹴りで切り崩し、そのまま腕のサーベルをアスハの首へと突き出すも間一髪で回避され、カウンターの刃をシールドで受け止める。だが、刃は確実にアスハの首筋を掠めていった。
「ちぃっ、しぶとい!」
その時、二人の戦いを眺めていたアーガイルが痺れを切らしてアスランに向けて呪文の詠唱を始める。対象は、アスランのシールドの破壊。今この状況でシールドを失ってしまえば、アスランはそのままアスハの攻撃を防ぐ術を失い、そのまま斬られて確実に倒せる。
「なっ!?」
アスランのシールドにキラのストライクの時のように幾つもの魔法陣が浮かび上がる。アーガイルは勝利を確信し、思わず笑みがこぼれる。だが、そんなアーガイルに一つだけ誤算があったとすれば、それは……
「でえぇぇぇい!!」
「はっ……?」
アスラン・ザラという男の本当の強さを、恐ろしさを見誤ったうえ、キラとアスランの根本的な戦い方の違いを知らなかったことだろうか。
アスランはアスハの体を踏み台にして大きくアスハから距離をあけ、そのままシールドをアーガイルに向けて投擲する。シールドはそのまま正確にアーガイルへと突き進み、意表をつかれ対処の遅れてしまったアーガイルに……
ズシャァァッ!!
シールドが深々とアーガイルの体に切り込んだ。アーガイルのいた場所が壁の際だったことも災いし、そのまま壁に激突。最後は自らが仕掛けたシールドの爆発に回避する術もなく巻き込まれていった。鮮血が飛び散り、体がそのまま弾け飛ぶその凄惨な光景は三者三様の映り方をした.アスランにとってそれはアークエンジェルを裏切り、アスハの未来を奪った敵。そんな非道な敵に相応の最期だった。
「……オトォ……サン?オトォサン!!」
アスハにとってのそれは、奇しくもアスランがアスハに向ける思いと同じだった。今まで、色々辛い思いもした。沢山の人を殺した。それでも、アーガイルのために今までそれを受け入れてきた。アーガイルが自分を大事にしてくれていたのを知っていたから。今回の行動も自分のためだと言う事も知っていたから。だからこそ、今のアスランがニコルを殺したアスハを憎むように、今のアスハもアーガイルを殺したアスランに深い憎悪を向けていた。全身から噴き出ていたエネルギーがさらに一段と勢いを増していく。あの時アーガイルが残していた最後のリミッターを自ら破壊し、その身を顧みない自己強化。全ては不器用ながらも寄り添ってくれていた、アスランを討つために
「えっ?アスラン何して……これ、バトルロワイヤルじゃ……なら、本当に人を殺して……?」
ポルカにとってそれはあまりにも凄惨で、目を背けたい光景だった。壁越しとはいえ目と鼻の先で見たのだ。人の体が裂け、血が吹き出す様を。爆発によって弾け飛んだ臓器を。音も、匂いも感じなかった。だが、それはアニメや映画ではなく、バトルロワイヤルの場ではない。目の前で本当に人が死んだのだ。アスランの手によって。それを改めて実感した途端、何とか堪えていた吐瀉物が抑えきれずに決壊した。それでも、二人から目を逸さずにはいられなかった。
そして、アスランとアスハの激闘が再び幕を開ける。だが、それには唯一先程までと違う点があった。それはポルカにとってほんの僅かな希望であり、同時に大きな絶望でもあった。
「アスハァァァァ!!」
「グゥ゛オ゛オ゛ォ゛ォォォ!!」
「えっ……?今、アスハって……あれが?なら、あの二人はアスランとアスハ?……何であの二人が戦って……待ってありえない……ダメダメダメダメそんなの絶対ダメ!!」
声だ。ポルカにはわからないことだが、隔離の壁を展開したアーガイル本人が死んだ今、だんだんと壁も効力を失ってきていたのだ。それでわかってしまった。アスランが戦っている相手が、あの化け物がついさっきまで自分が探していたあの少女であると言う事も、アスランがそれを殺す気で戦っている事も。
「お前がニコルを……ニコルを殺したぁ!!」
激しい刃の応酬のなか、アスハから噴き出すエネルギーがまた一段と勢いを増した。ポルカの言葉は届いていないのか、弾かれているだけなのか。あの二人がなぜ本当に殺し合わなければならないのか、そんな事をして、最後には何が残るのか。何度壁を叩いても壁はびくともせず、いくら叫んでも二人にその思いは届かない。
「ア゛ズラ゛アァァァァン!!」
「ぬ゛う゛ぅっ……!」
アスランの攻撃を噴き出すエネルギーで寄せ付けさせず、攻撃が空を切り、大きな隙が生まれた。ついにアスハの刃がアスランのイージスを捉え、左腕を根本から斬り飛ばす。そのままエネルギーを地面に向けて解き放ち、その勢いと反動でイージスの上を取り、エネルギーを足の一極に集め、イージスの頭部に数倍にも強化された蹴りを繰り出す。
「やめてアスハ!!お願い!止まって!アスラン!!何で中に入れないんだよ!!このっ!!なんで……くそぉ!!」
アスハ蹴りをもろに受け、地面に向かって急降下していくさなか、何とか姿勢を制御し、片足飛びで再びアスハと真っ向面から対峙する。その時、誰かに何故そんな事をするのか問われた気がした。そんな人いるはずなかったが、なぜ戦うのかなんて決まっている。
ニコルの仇を取る
ためだ。
アスハを救う
ここで俺は初めて気づいた。俺はまだニコルを殺されたのに、心のどこかでアスハと戦うのを拒んでいたのだ。そんな人を殺すような甘さはもう捨てたはずなのに、何故今になって刺激されたのか。アスハはもう助からない。このまま生きていても一生を苦痛と孤独の中で過ごす羽目になる。
だとしたら、『アスハを救う』とはどういうものだ?エクステンデッドとなってしまった人を変える事など自分にはできない。戦いをやめさせる事も彼女自身の再生能力によってできない。なら今自分にできるアスハの救い方とはなんなのか?選択肢は一つしかなかった。もうこんな事はやりたくもなかった。自分はあの時何を思い知らされた?かつてのあれは結果としてなんとかできただけだ。そんな身勝手な救済なんて二度と考えたくもなかったが、もう今は自然とそれが飲み込めた。それは……アスハをここで俺が殺して後に残る苦痛と孤独しかない地獄から逃れさせる事だ。
「俺が……」
ニコルの仇を取る。アスハを救う。両方を取るためにやるべきことは一つだ。もう迷いはない。
「お前を討つ!!」
バシュゥン!!
イージスの両手両足が大きく広げられ、サーベルが全開で稼働する。そのままスラスター全開で接近し、左足のサーベルがアスハの左腕を斬り飛ばす。
「ウ゛オ゛オ゛オ゛ォォォォ!!」
だが、アスハも左腕を斬り落とされたというのに一切動じず、そのまま右腕で握った刃を振り抜き、イージスの頭部を刎ねる。ろくに前も見えぬはずなのに、アスランもさらに距離を詰め、胴体に向けて足のサーベルを振るう。NJに守られていない、禍々しく光り、エネルギーを吹き出し続ける核が剥き出しになる。互いに地面に向かって落ちていくさなか、憎悪に塗れた互いの絶叫が森中に響き渡る。
「ア゛ズラ゛ア゛ァァァァァァン!!!」
「アスハァァァァァァッ!!!」
その一瞬だった。イージスが突如アスハの目の前で強襲形態に変形し、そのまま三本のクローでアスハに組み付く。その根元にあるスキュラの発射口に光が集まり出す。完全に意表をつかれたアスハに防御手段はなかった。そのままスキュラで核を撃ち抜こうとした。しかし……
「ッ!?ぐぅっ……!?」
突如アスランの頭を激しい頭痛が襲う。スキュラの光もいつのまにか消え失せていた。自分の体の事だ、何が起きたかは分かった。エネルギーが切れたのだ。ポルカの目の前で、イージスの真紅の装甲から色が抜け落ちていく。対して、アスハはイージスを振り解こうとゆっくりと体を起き上がらせていた。このまま攻撃を喰らえば、確実に死ぬ。なんとか手を打たなければ
「くうっ……ちぃっ!」
アスランは即座にイージス内部の端末を操作。パスコードを打ち込むとロックが外れた赤いボタンを即座に押し、イージスとの接続を絶った。アスランはイージスを踏み台にして高く跳躍し、少しでも離れていった。戦闘能力を自ら捨てた今のアスランなら、確実に仕留められる。隙だらけのアスランに追撃しようともぬけのからとなったアスハに組みついたままのイージスを、アスハが何とか腕を抜いて切り落とそうとその刃を振りかぶった……その瞬間だった。
「ッ!?!?」
ドゴォォォォン!!
「えっ……?」
イージスが内側から溢れた激しい閃光がアスハを巻き込んでそのまま爆ぜた。アスランの姿も、爆風に飲み込まれ、見えなくなった。その瞬間、壁を叩き続けていたポルカの手が空を切った。その勢いのまま前に転倒し、顔を上げる。あの忌々しい壁は今更になって完全に消滅し、その中へと足を踏み入れた。煙を払いつつも、二人の姿を探した。あの爆発で暴走を止められたかもしれない。生身で爆風に巻き込まれても、何とか生き残っているかもしれない。そんな一縷の望みにかけて、ひたすらに二人の痕跡を探す。
「いない……いないいないいない!!アスハ!!アスラン!!ねぇ、返事してよ!!」
だが、いくら探しても、いくら叫んでも、彼らの姿はどこにも見つからなかった。帰ってくるのは虚しい反響ばかりだ。そのまま地面に座り込み、手が白くなるほど拳を握りしめる。
(ポルカ、止められなかった……目の前で、二人が殺し合ってたのに、ポルカはそれを見てるだけだった……叫んでも届いてなかった。近づくことすらできなかった……そんなの……そんなのってないよ……)
涙がポルカの頬を伝い、溶けていった。しばらくは動けそうになかった。長きに渡り、多くの被害者を生み、それぞれの胸に深い傷を残しながらも、ようやくこの戦いが終わったのだ……
やっとここまでかけた……もう後一息!
「そうっすね……でも、大丈夫なんすか?あんた感情描写ド下手くそでしょう?」
違いますぅ!恋愛描写が死ぬほど無理なだけですぅ!正直恋愛描写担当とかが欲しい。誰かいない?時給とかはでないけど
「自分の経験を便りにすればいいんじゃないですか?」
そんな物ないんだよ……
「あっ……なんか……その……すいません……」
次回予告!
失った物は深く大きく、それぞれの心に傷を残していく。巻き戻し、やり直したいと願っても戻らない時間。あの時自分は何を思い、何をしていたのか。それすら定かではないあの時の自分を抱いて、彼等の心はどこへと向かうのか……
次回!3馬鹿チャレンジ『moment』!
「というかアスラン強すぎじゃありません?いやあの人が強いのはわかってるんですけど、キラさんがあんな苦戦してた相手を本気出した途端に途中までは圧倒してましたよね……」
しかもすごいねあの人。片手間にアーガイル処理しながら元々ホロメン達が苦戦してた(というか誤解されそうだけどあの人達は十分に強いよ。ただこの作品においてエクステンデッドとかは特攻を持ってる前提の相手なのよね……)圧等的に強いはずのアスハと互角にバトッたあと四肢のサーベルで腕切って核を露出させた瞬間に変形して組み付いて勝ったと思ったらエネルギー切れしたら瞬時に自爆するとかいう判断ができるやつは人間じゃないのよ……
「あいつ本当になんなんですか?」
この意味は後々わかってくると思うけど、『本気の』アスラン・ザラだよ。
「………なるほど」
実は色々あって35話まで作ってまして……小説の頻度どれがいいですか?
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月一
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半月
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週一