なんか「男女比偏ってたら世界おもろそうやなぁ」ぐらいの感覚で書いてた!
温かい目で見てちょ!!
何処かの街
やぁ、みんな。俺は
俺は今、とっても困っている。
なぜかって?そりゃ、見りゃわかるだろ。女の人にジロジロ見られているからだよ!
クッソォ……目立つのが嫌いな俺には最悪すぎる。
そもそも!男ぐらいで珍しい物を見るような目で見るか!?
ふざけんなよぉ…!!
クソッタレがぁ!!
クッソォ……とりあえず、逃げるか…?
早足で逃げるほうがいいな。
急に走ったら目立つ可能が大だ。
これでも俺は頭脳派。
体力もそこそこ。
ん?そもそも、俺足速いし走って逃げた方が良くね?
だって、走って逃げたら目立つのは最初だけ。後は通りすがる人はランニングしてるんだと思うかもしれないな…。
だったら走るか!!
俺は走る。
段々と走るペースを上げる。
早く逃げたい。ただ、その逃亡心だけが俺の心の中にあった。
だが、直後、俺はこの判断が間違っていた事に気付かされる。
この行動が更に目立たせる行為だと。
後ろからドタドタと大勢の足音のような音が聞こえる。
俺は気になり、後ろを振り向く。
すると、後ろには大勢の女性が俺の方向へと走ってきていた。
それも、ものすごいスピードで。
甚爾「は…!?」
女性A『男!男よ!稀にしか見れない男よ!こんなの二度とないじゃない!捕まえてぶち犯さないと!!マーキングしないと!!』
女性B『犯す!ぶち犯す!男はぶち犯す!』
甚爾「お、犯すって……!?に、逃げないと…!!」
俺は焦りと貞操守備の為、更に速く走る。
だが、女性達の方が速かった。
しかし、女性達のその速さの欠点の予測が立てれた。
それは、イノシシと同じで急に角が曲がれないのでは?と。
俺は必死に角を探す。
左右に意識を集中させ、そして、見つける。
俺は角へと曲がる。
しかし、予想と現実ではあまりにも違った。
女性達は余裕そうに角を曲がる。
マジかよ…!?
クソッタレがぁ!!
稀にしか見れないと大勢の女性の中から聞こえた。
まるで絶滅危惧種の動物になった様な感じだ。
そういえば稀に見れないとか言ってたな…。
それにしてもこの女性の量と脚の速さ…。
……。
まさか!!
もし、この仮説が合っていれば!!
俺はここで仮説を立てた。
俺の立てた仮説とは、男女比の偏りによる女性の身体進化である。
まず、男性の存在は稀。女性は普通である事がわかる。
そして、女性の異常な速さの秘密は筋肉である。
筋肉によって、走る速度が速いのだ。
それだけではわからないだろう。
女性達の多くの走り方はフォアフット走法である。
フォアフット走法とは母指球で地面を捉え、足の腱の反発力を活かすことで、推進力が高まるスピードアップ。
足が着地した瞬間に体が自然と前へ傾き、重心が移動しやすくなるため、スムーズに前へ進む動作につながりやすい体勢になる。
そして、なんと言っても摩擦が小さい。
フォアフット走法はつま先で走るため、踵が先に地面に接触するときとの摩擦が小さい。
踵はつま先よりも面積が大きく、より多くの摩擦力が高まり、スピードダウンにつながりやすい。
そして、女性達の履いているのはハイヒールなどのつま先が先に地面に接触しやすい靴。
だから自然とスピードアップしやすいのだ。
だが、フォアフット走法を使わなくたって元の走力が俺より速いからか、距離がどんどん短くなってきている。
マズい…!!
その時、誰かに俺の腕は強く引っ張られ、何処かの部屋へと引き摺り込まれる。
甚爾「なっ――!?」
俺は口を塞がれる。
女性『静かにして。』
甚爾「っ……!?」
目の前の女性は冷静だった。
慎重にのぞき穴から外の状況を見ている。
そんな女性を見ていると外から声がする。
女性A『クッソ!!どこ行きやがった!!あー!!マジで見つけたらぶち犯してやる…!!』
女性B『ふざけんなよ…!!クソッタレが!!』
もし捕まっていたらと考えると怖気づいてしまう。
そんな事を考えているとのぞき穴を覗いていた女性は俺に話しかけてきた。
女性『君、大丈夫?』
甚爾「っ…!!」
女性『安心して。私は君のことを襲わない。』
女性『信用できないのならこれ、持ってて。』
女性は懐からメカメカしい何かを取り出し、俺に渡してくる。
それは重くずっしりしていて、硬い。
甚爾「こ、これは…?」
女性『見てわからない…?拳銃よ。』
甚爾「じゅ、銃……。」
俺はこんな銃が存在しているのかと。
アニメでしか見ないような銃。
女性『私は
甚爾「お、俺は…坂成甚爾…。」
鳴音『坂成君ね。よろしく。』
甚爾「あの……。」
鳴音『どうしたの?』
俺は一番不思議に思っていた事を質問する。
この世界はどういう世界なのか、と。
春先さんは口を開く。
鳴音『まぁ、簡潔に言うと男女比が1対700の世界よ。』
いっ、1対700ぅ!?
鳴音『しかも、女性は性欲が強くて稀にニュースにもなるわ。』
甚爾「ど、どんなニュースですか…?」
鳴音『「強姦」、またの名を「不同意性行為」、ね。』
鳴音『偶然男を見つけて我慢できずに襲っちゃうって言うニュースよ。』
甚爾「……。」
う〜ん。
終わったぁ!
俺の貞操死ぬ確率95.1%!
鳴音『坂成君、何歳?』
甚爾「え?」
春先さんは突然、俺の年齢を聞いてきた。
突然聞かれたもんだからか、俺は軽く困惑する。
だが、俺は冷静を取り戻し、14歳と答える。
鳴音『14歳って事は中学生ね。だったらさ、私が勤めてる中学校に来ない?そっちの方が安全だよ?うちの中学校男の子1人しか居ないし。』
甚爾「だ、男子1人ですか…!?」
鳴音『そうよ。だから、良かったらうちの中学校来ない?その、その子も男子1人でクラスに居辛いらしいし…。どう?』
どうしようか。
流石に教師が守ってくれるだろうか…。
う〜ん。教師と言ってもまだ信用できるのが春先さんしか居ないし……。
まぁ、なんとかなるでしょ!
てか、待てよ…?
学校行ったら目立つくね?
でも……男子1人の子も可哀想だし……でも目立つ…。
どうすればぁ〜…!
甚爾「はぁ〜……行くしかねぇか…。」
鳴音『ありがとう!それじゃ、改めて、よろしくね。坂成君!』
春先さんは手を差し出してくる。
おそらく握手を求めているのだろう。
俺は「はい、よろしくお願いします。春先先生。」と言い、握手をする。
春先先生の手は非常に柔らかく、初めての感触だった。
鳴音『それじゃ、今日は念の為私が家までついて行ってあげるわ。』
甚爾「ありがとうございます。」
鳴音『それじゃ、案内よろしくね。』
甚爾「はい。」
俺は春先先生を案内しつつ家へと向かったのだった。