エロRPG世界のED男とドスケベボディ女勇者 作:社畜だったきなこ餅
それと感想で質問や疑問を感じられてる幼馴染ちゃんの状況について後書きで解説してますので、興味があれば是非どうぞ。
感想返しを欠かさずしようと思っていましたが、おかげさまで沢山の感想を頂いております。
流石に全部今後返していくのは、流石にきついので……。
今後は気が向いた時の気まぐれでのみ感想返信する事をご容赦願いたく思います。
パッパパーパパパパッパパッパッパー(ラッパの音)
聖女(女神の端末)が仲間に入った! どう見ても厄ネタです、本当にありがとうございました。
「狩人殿? おい狩人殿、拙に何か言うべき事あると思うでござらないか?」
「ごめんね☆」
「欠片も謝罪の意思が感じられないでござる!!」
聖女(端末)を伴い勇者様と共に忍者が不貞寝している宿に戻った我々勇者一行。
そんな我々を見た忍者は華麗な三度見の末に、華麗な忍者の体捌きを用いて俺を地面に押し倒して胸元をがくがく揺さぶってきた。
残念でもないし当然の反応である、コイツには聖女=神の端末って前に教えてたしな!
「あ、わわわ落ち着いてタマちゃん!」
「コレが落ち着いてられるかでござるー!!」
狐耳を絞り尻尾をパンパンに膨らませている忍者を勇者様が必死に止めようとするが、きしゃーと言わんばかりの咆哮を忍者は上げる。
ちなみにタマちゃんと言うのは、忍者の本名であるタマモを縮めた勇者様なりの愛称である。
なおこの騒動の原因である聖女=端末……面倒だ今後は聖女としよう。
その聖女は微笑ましそうに頬を当て俺達をニコニコと見詰めている。
「あの、よろしいでしょうか?」
「む、むむむ……何でござるか?」
しかしここで聖女が動く、突然の呼びかけに忍者は警戒心を隠そうともせず聖女を見る。
ある意味一触即発と言えなくもないが、どちらかと言うと忍者は即座に逃げを打てるよう力を貯めているっぽい。
「もしかして貴女も狩人様を愛してらっしゃるのですか?」
「はァ???」
「え?!タマちゃんもしかして、そうなの!?」
凄いな忍者、まるでどこぞのちいさくてかわいいけど過酷な世界で生きてる兎みたいな声出せるんだなお前。
ついでに勇者様はそんなばかなと言わんばかりの声を上げているが、多分その心配は無用だぞ。
「いや、いやいやありえないでござる。拙にも選ぶ権利あると思うのでござる」
「そうなのですね……」
恐らく不意に忍者の思考を覗き込んだのか、一瞬何処を見ているのかわからない目を聖女がしつつ忍者の言葉に嘘がないという事を理解すると、残念そうに引き下がった。
とりあえず話も落ち着いたので弁明から始めようと思う。
「まぁ落ち着け忍者、これには竜王が棲むとされる山脈より深く海王の寝床と言われる海溝よりも高い理由があるんだ」
「それぶっちゃけ大した理由じゃねえって事じゃねえか」
おっと、忍者の目が据わってござる口調が抜けている。流石にボケ倒しすぎたか。
「オーケーオーケー、真面目な話をしよう。俺が必要だと思ったから仲間入りするよう頼んだ」
「……その言葉、誠でござるか?」
「ああ」
「……しょうがないでござるなぁ、ありえない程勘が鋭く先見の目を持つ狩人殿が言うのなら致し方ないでござるよ」
俺の言葉を聞き僅かな間じっとフード奥に隠れた俺の目を見詰める忍者であるが、重い溜息を吐きながら上から退いてくれた。
「しかしここからどうしたものか……」
「はい!私に提案があります!」
「ふむ?」
自信満々に挙手して意見を述べようとする姿に、正直あんまりよい予感がしないのは内緒である。
「不安しかないでござる」
「タマちゃん酷くない?!」
訂正、俺より先に忍者が突っ込んで勇者様が心外だと言わんばかりに抗議した。
その辺りの話については二人に任せるとして、にこにこと笑みを浮かべたまま沈黙を保っている聖女に念のため確認しておく。
「念のため聞いておくが魔物退治はアンタの教義的に問題はないか?」
「ええ、問題ありませんとも」
俺の問い掛けに対し微笑を浮かべたまま応じた聖女の言葉に、コイツの判断基準がマジでわからなくなる。
子作りにつながる行為を愛として否定しない事はわかっているのだが、愛と愛じゃない範囲のボーダーラインがよくわからん。
更に言えばコイツの言う愛の末に生まれた命も奪う行為なのだが、良いのだろうか?
「それもまた愛ですから」
「ナチュラルに人の思考を読むな」
俺はうんざりした口調で答える。
勇者、忍者、聖女、狩人……バランス的にどうかとは思うがまぁ原作の勇者一人旅を想えば上等だから多分恐らくは大丈夫だろう。
そう考えていた事が、俺にもありました。
俺達が向かったのは宗教総本山である神殿の存在する町、から少し行った村近郊の平原。
吹き抜ける風が草をたなびかせ、通り抜けていくのが心地よい。
「きゃーーー!?スライムが!スライムがーーー!?」
「ややっ、これは乳首ねぶりスライム!勇者殿注意するでござる!」
「雌の生物の乳房に媚毒を入れ、強制的に母乳が出るようにして吸い付くスライムですわね」
スライムと言ってもこの世界のスライムは鈍器でしばけば、粘液状の体の中にある核を簡単に粉砕できる言ってみれば雑魚モンスターだ。
しかし数が多い上、この平原のような背の高い草に隠れて足元から強襲する事も多々あるから注意が必要である。
「あっ、だ、だめぇ……っ…!」
「うふふ、愛、原始的な生命が命を紡ごうとする愛を感じますわ」
「言ってる場合でござるかー! 狩人殿も手伝ってほしいでござる」
服の隙間から入り込んだスライムが肌に到達したのか、勇者様が頬を上気させて喘ぎ声に似た声を漏らし始める。
いやぁ、大変だなぁ。
「まずは自分達で頑張るから手伝い無用って言ったのは誰かね……あらよっと」
「あひぃんっ?!」
忍者からの参戦要請を受け、スライムに纏わりつかれた女性を救出する事に特化する目的で作られた打撃道具。
その名もスライム潰しを勢いよく振りかぶり、勇者様の服の内側で激しくもぞもぞ動いているスライムを衣服の上から勢いよく引っ叩く。
何だろう、気のせいかこの打撃で勇者様の性的な経験値が若干増加した気がする。
ちなみにスライム潰しと言う名の打撃道具と言っても棍棒のような形状ではないので、体に傷がつく心配はない。
むしろデザインとしては込められた魔力を打撃による衝撃を効率よく伝えつつ打撃ダメージは減衰する構造になっている、お子様にも安心の一品だ。
見た目は叩く為に特化した扇……ぶっちゃけハリセンのような形状である。
「おーい大丈夫か?」
「はぁ、ひぅっ……だ、大丈夫、れす」
「どう見ても大丈夫じゃねえな、聖女様。勇者様に発情鎮静の魔法をかけてやってくれ」
「狩人様がその体で鎮めて差し上げては?」
手出し無用と言われて静観していたのが若干申し訳なくなるぐらい、腰がガクガクしている勇者様の様子にちょっと反省する俺。
とりあえず他にも飛び掛かろうとしている乳首ねぶりスライムをハリセンでしばき倒しつつ、聖女様に治療を頼む。
なんか意味深な事言ってきたが黙殺し、視線でとっとと治せと促せばおとなしく指示を受け入れた。
ちなみにスライムは基本雌雄関係なく襲う生態をしているが、乳首ねぶりスライムはその特性からか雄はよほど飢えてない限り狙ってはこない。
生物学的には男も母乳出せるらしいけど、まぁ流し込む媚毒と言うコストに対するリターンが釣り合わないからだろうな。
「狩人殿は割と何でも器用にこなすでござるなぁ」
「俺はその不思議過ぎるクソでか手裏剣を使いこなしてスライムを駆除してるお前さんの方が信じられんわ」
しかしアホみたいに多いなスライム。
基本的にスライム潰しと言う名のハリセンで一撃と言うくそ雑魚モンスターだから、通り掛けに駆除されるだけで適正数が間引かれるほどだと言うのに……。
「なぁ勇者様、魔石のお告げとかは特に出てないよな?」
「はぅぅやっと落ち着いて……あ、はい」
いそいそと乱れた服装を直し終えた勇者様に確認するが、特にそう言う情報はないとの回答。
どうしたものかと考えつつ、目に付く位置にいた最後のスライムをしばき倒したその時。
「あ」
明らかに忘れていた、というニュアンスの声を聖女が上げた。
一斉に俺達の視線が聖女に集まる。
「この付近に魔石の気配を感じます、きっとそれが原因なのでしょう」
こほん、とわざとらしく咳払いしつついけしゃあしゃあと言い放った聖女。
多分、いや恐らくこいつは昨晩勇者様を乗っ取って夜這いをかけるのに夢中になって神託を忘れていたに違いない。
なお勇者様は無邪気に凄いですね!って目をキラキラさせている、君本当に16歳かね?
相応にあどけない顔立ちと不釣り合いなドスケベボディしてるけど、親御さん多分苦労したんだろうなぁ。
その後俺達はスライムがコロニーをつくっている洞穴に突入。
俺以外の女性陣がスライムに襲われたりしたが、まぁ多少セクハラされる程度で済んだから問題なしとしよう。
寝取られ要素使ったネタなので、苦手な人は見ない事推奨。
見なくても本編にはぶっちゃけそんなに影響ないよ。
『ド田舎村の3人について』
幼馴染ちゃんは症状が重かった時期に比べマシではありますが、前村長が暗殺された時はまだ男全員が狩人君に見える状態でした。
今でこそ落ち着き、今の夫である現村長(弟分)をその人と認識して自暴自棄になりながらも父親の責任を取った彼のお嫁さんとして生きています。
狩人君が顔を合わせようとしなかったのは、今は何であれ幸せになろうとしている彼女の幸せを邪魔したくないという強がり&本格的に振られたら立ち直れないという女々しさの合わせ技です。
ちなみに現村長君は自分は殺されても文句は言えないし殺してほしいと願っていましたが、狩人君は甘えた事を抜かすな!と顔面に鉄拳を叩き込んで喝を入れてます。
地獄みたいな話ですね(他人事並感)