ファトゥスに好かれている人間の話   作:桜紅月音

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14.作戦会議

 

「僕はファトゥス第一位隊長の補佐コゲツ。ナタでは僕の上司の隊長がお世話になったね」

 

そう言った瞬間、周りの皆が驚きの声を上げた

 

「コゲツ…ファトゥスの人間だったのかい」

 

「ネフェルさん…今まで黙っててすみません…」

 

ネフェルさんにそう言いながら、頭を下げる。

 

「今は僕の話よりも…もっと重要な話をする方が先ですよ。旅人さんも収穫が無かった訳じゃないんでしょ?」

 

「うん、まずみんな、心配かけてごめん。でも何もコゲツさんが言う通り収穫が無かった訳じゃないよ」

 

その後、旅人の言葉を聞く。

話を聞く限り、博士は自分を神々と並ぶ…いや、それ以上の存在と思い込んでいるらしい

 

「あの馬鹿…」

 

「コゲツ…なんとかできないのかい?」

 

「博士の暴走を止めるにはコロンビーナの力がないと…」

 

「コロンビーナ…」

 

「その事なんだけど…」

 

その後、色々と調べていたサンドローネからコロンビーナが生きていると話を聞いた。

しかし、特殊な空間に行っていて、逆向きに進んでるの事

 

「コロンビーナは逆向きの世界に行ってるのか…」

 

「コゲツ、あんたなら世界に干渉出来ないの?」

 

「う~ん…コロンビーナの居場所が分かれば…」

 

「コゲツって強いけど…コロンビーナが居ないと戦えないのは欠陥よね…」

 

「うるさい」

 

サンドローネから酷い事を言われた。

事実だけど…皆の前で言わないで欲しい。

みんな笑ってくれてるけど

 

「でも、私達の最終兵器であるコゲツを使うには、あの子が必要って事。私達はあの子を信じないと行けないし、あの子が簡単にあきらめるなんてないわ」

 

「僕はコロンビーナを意地でも探しに行く。例え死んだとしてもね」

 

「ちょっと…あんたが死んだら私達は終わりなんだよ」

 

「大丈夫、簡単に死ぬことはしないから」

 

その後、集まったメンバーは、それぞれ新しい情報を得る為に散っていった。

 

 

 

 

 

 

「サンドローネ…ちょっと休めって」

 

「そうね…偶には休養が必要よね」

 

解散後、僕はサンドローネのそばに居た。

本当は僕も情報集めに行こうとしたのだが、みんなに止められてしまった。

博士と遭遇する事を避ける為らしい。無理もないか。

 

「ほら、抱っこしてやるから」

 

「ちょっ!?…ううん、偶にはこうされるのも悪くはないわね」

 

サンドローネを抱っこして、そのままベットへと運ぶ

 

「コゲツって本当に優しいわよね…私が気づいていない疲れもよく気づくし」

 

「今更何を言ってるの?君がファトゥスに入ってきた時から君の事はよく知ってるっての」

 

と言ってサンドローネのおでこを軽くこつく。

 

「痛っ…」

 

「今は大人しく寝る事、いいね?」

 

「仕方ないわね…コゲツの言葉通りにしておくわ」

 

そう言ってからサンドローネからはしばらくして寝息を立てていた。

彼女の事を軽く撫でながら僕はこうつぶやいた。

 

 

 

 

 

 

 

「サンドローネとこうやって居れるのも…まだあるのかな…」

 

 

 

 

 

 

 




次回、いよいよあのシーン回に行きますよ

次回作のヒロイン(参考にさせていただきます)

  • ファルザン
  • ナヴィア
  • 煙緋
  • 胡桃
  • 宵宮
  • 刻晴
  • 神里綾華
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