宍戸丈の奇天烈遊戯王   作:ドナルド

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第93話  七時間目の授業

 六時間目の数学が終了し、アカデミアでの日程が終わる。――――というのは一般生徒だけだ。

 特待生寮に所属する丈たちには六時間目の後に七時間目の授業が控えている。

 アカデミア高等部に進級してから早数か月。自分たちより一限早く下校する生徒を最初は恨めしそうに見送ったものだが、今となってはもう慣れた。

 それに七時間目の特別授業には特別講師としてプロリーグの第一線で活躍するデュエリストなどが招かれることもあるので非常にタメになる。授業も基本的にはデュエル中心なので一般科目より遥かに面白い。

 

「みなさーん、それじゃ着席するにゃ。皆さんといっても四人だけですが」

 

 ガラガラと教室のドアを開けると飼い猫のファラオを抱き抱えた大徳寺先生が入ってきた。

 大徳寺先生が来たということは今日の講師は大徳寺先生なのだろうか。七時間目の特別授業は講師も日ごとに変わるので丈たちも当日まで知らないのだ。

 

「出席をとりますにゃ。……天上院吹雪くん、宍戸丈くん、丸藤亮くん、藤原優介くん。全員揃ってるにゃ」

 

 出席者が四人だけなのでわざわざ名前を呼んで返事をまたず、全て目で確認して出席票にサインをしていく。

 そこで丈が少し妙なことに気付いた。

 

「大徳寺先生、手ぶらなんですか?」

 

 教室に入ってきた大徳寺先生がもっていたのは飼い猫のファラオだけ。教科書類は愚かデュエルディスクすら持っていないのだ。

 

「うん? あぁ心配しなくてもうっかり授業用具を職員室に忘れてきたわけじゃないのにゃ。……というより私は出席をとっただけで今日の講師は私じゃないにゃ。

 今日は前のプロデュエリストの沢中さんと同じく、外部から特別講師を招いているのにゃ」

 

「またプロの方ですか?」

 

 亮が興味津々といった様子で挙手をした。デュエル・アカデミアの特待生の特別講師を引き受けられるような人間だ。前もその前もそうだったので今回もそうだろうというつもりだったのだが、

 

「違うにゃ。今日お呼びしたのはプロリーグに所属するプロデュエリストではなく、本土の大学に通う学生さんだにゃ」

 

「そうですか」

 

 少しだけ残念そうに亮が引き下がる。一応今のところ丈を含めた四人全員が将来の進路がプロデュエリストだ。プロデュエリストに対する興味は人一倍である。だからこそ特別講師がプロではないと知ると残念にもなる。

 けれど大徳寺先生は悪戯っぽく満面の笑みを浮かべると、

 

「そんなに落ち込まなくてもいいにゃ。確かに彼はプロデュエリストでこそありませんが、並みのプロなんて及びもつかないような実力と知名度を誇る人物なのにゃ。

 はっきりいってその実力はトッププロクラス……いや、それ以上なのにゃ」

 

「?」

 

 プロデュエリスト、それもトッププロクラスより高い実力をもちながらプロではない。

 だとすればプロを引退したデュエリストかも、と思い浮かぶがそれもないだろう。大徳寺先生は先程特別講師は本土の大学に通う学生といった。つまりは大学生ということである。

 大学生なら浪人した可能性を含めても大体二十代前後であると予想される。二十代といえばプロデュエリストとして駆け出しといったところで引退するような年齢ではない。

 プロで挫折を経験し直ぐ引退したのなら二十代ということもあり得るが、そんなデュエリストが特別講師に採用されるとは思えなかった。

 

「あんまり焦らしても仕方ないので早速登場してもらうにゃ。入って下さいにゃ!」

 

「お、おう!」

 

 ドアの向こうから緊張した声が返ってくると、がらがらと教室にその特別講師が入ってきた。

 入ってきた人物は背中に定規でも入れているかのようにぎくしゃくとした動きで教壇まで歩いていく。

 その顔に見覚えがあった。その目元に、その髪型に、その顔立ちに――――デュエリストの誰もが等しく見覚えがあった。

 

「あー、おほん。自己紹介させて貰うぜ」

 

 ポリポリと照れくさそうに頬を掻きながら、その男は口を開く。

 

「特別講師ってことで来た城之内克也だ。宜しくな」

 

 史上最強のデュエリストにして決闘王の称号をもつ武藤遊戯。デュエルディスクの開発者であり三体の青眼の白龍を操る孤高の君臨者、海馬瀬人。

 そして才能において二人に劣りながらも持ち前の精神力と根性で遂に『伝説』の頂きに上り詰めた究極の凡骨、城之内克也。その彼が丈たちの前の前に立っていた。

 

「な……ん……だと……?」

 

 これには嬉しさを通り越して純粋な驚きしかない。これまでも特別講師に有名なプロが招かれたことはあったが、今回はそれと比べても別格である。

 お寺で写経をしていたら冥界から空海がこんにちわしてくるようなものだ。教会でお祈りをしていたところにローマ教皇が突撃してくるようなものだ。それくらいの超VIPの登場である。

 

「まさか本物ですか」

 

 唖然とした吹雪が躊躇いがちに尋ねる。

 

「おいおいマリクじゃあるまいしなんで別人に城之内って名乗らせるんだよ。燃える闘魂、城之内克也様は世界に一人だぜ」

 

 さらっと出てくる前グールズのボスの名前。これだけでも城之内克也というデュエリストが潜り抜けてきた修羅場を想像できるというものだ。ネーミングセンスはさておき。

 

「ペガサス島、バトルシティトーナメント、KCカップ……城之内さんのデュエルは何度もDVDやTVで見てました。実を言うと僕、貴方のファンなんです。後でサインくれませんか?」

 

「お、おぉ? 俺のファンってマジで?」

 

 華麗に立ち上がった吹雪に凡骨――――もとい城之内さんは呆然としていた。

 仮にも伝説のデュエリストならこうやってサインをせがまれることは珍しいことでもないと思うのだが、どうやらそれに慣れていないらしい。

 

「ってお前って確か天上院……吹雪で良かったよな」

 

「はい。気軽に吹雪って呼んでください。皆そう呼ぶんで」

 

 珍しいことに吹雪は畏まった態度をしていた。流石の吹雪も相手が伝説のデュエリストともなると自重するらしい。

 こんな吹雪は滅多に見れないのでまじまじとそれを眺める。

 

「そっかそっか。俺も羽蛾とかレベッカが出てたし、I2カップのデュエルは見てたぜ。お前も真紅眼の黒竜を使うんだよな」

 

「ええ。僕のデッキのエースです」

 

 和気藹々と二人が親交を深めているところで大徳寺先生が「こほんっ」と咳払いをしつつ割って入る。

 

「二人とも交友を深めるのは良いことだけど、とっくに授業は開始してるにゃ。サインは後にするにゃ」

 

「お、おうそうだったな。じゃあえーと、せ、席に就けー!」

 

 わざとらしく教師ぶる城之内さんがこれまたわざとらしく教師らしく着席を命じた。

 吹雪も折角の伝説のデュエリストの教えを受けられる時間を無駄にしたくないのか素直に席に戻った。しかし、

 

「…………なぁ、大徳寺さん」

 

「どうしたのにゃ」

 

「講義って、俺なにすりゃいいんだ?」

 

 全員してずっこける。まさか何を講義するのかを講義する張本人に聞かれる日が来るとは思いもしなかった。

 

「えーと、城之内さんはなにか決めてないのかにゃ?」

 

 冷や汗を流しながら大徳寺先生がらしくもなく真剣な顔になる。

 

「決めるもなにも……。久々にアメリカにいる舞のやつに会いに行こうとしたら、アメリカまでの旅費が二万円足りなくてな。

 賞金が出る大会も近場にはなかったし、仕方なく二万円借りようとしたら遊戯はどこぞに旅に出てて遊戯の爺ちゃんも変な愛好会の旅行で店閉まってて、本田も御伽も留守。杏子はアメリカにダンスの勉強しにいってたから……」

 

「だから?」

 

「仕方ねえから海馬コーポーレーションに行って海馬の奴に二万円貸してくれって頼んだんだよ」

 

「…………………」

 

 もはや唖然とするしかない。恐らく武藤遊戯に次ぐデュエリストであり、世界屈指の大企業海馬コーポレーション総帥に、よもや二万円貸してくれと頼みこみに行くとは。

 器が大きいのか、それとも何も考えていないのか判別に迷うところだ。

 それと武藤遊戯の祖父が留守だった件は現在鮫島校長が休暇で温泉旅行にいっているのと関係あるのだろうか。

 

「そしたら海馬の奴、お前に貸す金なんぞないって追い払うんだぜ」

 

「はぁ。でもその話と城之内さんがここで特別講師していることと何が関係あるんですか?」

 

 藤原が挙手をする。

 

「うん? 海馬の奴がそう言うから帰ろうとしたんだけどな。いきなり海馬の奴がアカデミアで特待生に特別講義の一つでもしたら旅費など恵んでやるって言ってきてよ……」

 

「受けたんですか?」

 

「いや、言い方がムカついたから断った。そしたら海馬の野郎『お前に拒否権はない』とか言い出しやがって、気付いたらアカデミアに連れてこられてたんだ」

 

「……………………」

 

 海馬社長も城之内さんもどっちもどっちだ。

 

「でも講師を引き受けちまった以上は授業終了まで自習ってわけにもいかねえし。おっし! こういう時はやっぱりデュエルだな! アカデミアの学生ってことは当然デッキは持ち歩いてるだろう」

 

 結局はそこに行きつく訳だ。城之内さんはバトルシティ時代に使われていた旧型のデュエルディスクを装着するとデッキをセットした。

 伝説のデュエリストだけあってデュエルディスクを構える姿は堂に入っている。

 

「それがいいにゃ。デュエル・アカデミアではデュエルが全て。けど授業時間的に城之内さんとデュエルできるのは一人だけなのにゃ。皆さんは一人代表を選ぶのにゃ」

 

「ん? 別に俺は全員とデュエルしてもいいんだぜ」

 

「帰りのフェリーの時間に間に合わなくなって、アカデミアで一日を過ごすならそれもOKにゃ」

 

「そ、そりゃ困る! 遅れたら舞の野郎にどやされる……」

 

 いきなりの伝説のデュエリスト、城之内克也の登場に驚きはしたが、伝説の一角と戦えるチャンスなど滅多にある機会ではない。

 意を決して丈はゆっくりと立ち上がり、

 

「ここは俺が――――」

 

「駄目、こればっかりは譲れないね」

 

 丈よりも早く吹雪が前に出てしまった。

 

「吹雪?」

 

「同じ真紅眼の黒竜使いのデュエリストとして尊敬していた相手だからね。暑苦しいのは本来なら僕のタイプじゃないけど――――ここは熱くならせて貰う」

 

「はぁ。そっか」

 

 伝説のデュエリストと戦うチャンスをふいにするのは正直惜しい。だがこの中で誰が一番城之内克也とのデュエルを望んでいるかは明白だった。

 そもそも吹雪は自重しないお祭り騒ぎな行動ばかりに目がいきがちだが、基本的に自分より他人を優先する男だ。そんな吹雪が我儘を言っているのだ。我儘を聞くのも友情というものだろう。

 

「分かった。だがやるからには勝てよ吹雪。相手が伝説であろうとな」

 

 苦笑しながら亮がエールを送る。

 

「ベストを尽くすよ。勿論、倒す気でね」

 

 そう言って吹雪はデュエルディスクを起動させ伝説と対峙した。

 これから始まるであろう死闘を思って丈はゴクリと唾を呑み込んだ。

 

 

 

 

 吹雪は深呼吸して息を整える。

 目の前にいるのは城之内克也、比喩ではなく現代の〝伝説〟そのものだ。まだ幼い頃、天上院吹雪が掛け替えのない友人たちと出会う前はTVの向こう側で活躍する彼に焦がれたこともある。

 いや過去形ではない。現在でも吹雪は一人のデュエリストとして城之内克也というデュエリストを尊敬していた。

 そんな尊敬している伝説とこれからデュエルするのである。らしくもなく緊張していた。

 

「うっし準備完了! 講義だからって遠慮はしねえぜ。デュエリストならいつでも全力全開だ」

 

「勿論。けど僕だって伝説が相手でも負ける気はない。勝たせて貰いますよ」

 

 

 

「「デュエル!」」

 

 

 世代を超えた真紅眼の黒竜使いのデュエルが始まった。勝つのは伝説か、それとも新世代か。

 デュエルディスクが示した先攻デュエリストは吹雪ではなく対戦相手の城之内克也。

 

「俺の先攻だ、ドロー! アックス・レイダーを攻撃表示で召喚するぜ!」

 

 

【アックス・レイダー】

地属性 ☆4 戦士族

攻撃力1700

守備力1150

オノを持つ戦士。片手でオノを振り回す攻撃はかなり強い。

 

 

 カードテキスト通り斧をもった戦士が飛び出してきた。   

 同じ真紅眼の黒竜使いである城之内克也だが、彼のデッキは吹雪のような純ドラゴン族で固めたデッキではない。寧ろ比率としては戦士族や獣戦士族モンスターの方が多いだろう。

 

(いざと言う時の勝負運。これが厄介だ)

 

 天上院吹雪という男が未だ嘗て相対したことのないようなデュエリスト。それが城之内克也という伝説だ。油断はしない。

 

「更にリバースカードを二枚場に出してターンエンドだ」

 

「僕のターン!」

 

 デッキトップから勢い良くカードを抜く。

 呼吸を整える。相手が伝説だからといって変に力み過ぎてもいけない。あくまでも自分のデュエルをしなければ勝てるデュエルも勝てなくなる。

 だからいつもの自分のように――――攻める。

 

「僕は黒竜の雛を攻撃表示で召喚。黒竜の雛のモンスター効果。このカードをフィールドから墓地へ送ることによって手札の真紅眼の黒竜を特殊召喚できる」

 

「げ、げぇ! もうレッドアイズを召喚するのかよ!」

 

「言ったでしょう。勝つ気でいると。――――カモン、僕のエースモンスター! 真紅眼の黒竜!!」

 

 

【真紅眼の黒竜】

闇属性 ☆7 ドラゴン族

攻撃力2400

守備力2000

真紅の眼を持つ黒竜。怒りの黒き炎はその眼に映る者全てを焼き尽くす。

 

 

 後攻1ターン目から吹雪のフィールドにはレッドアイズが降り立った。デッキをドラゴン族で固め三体ものレッドアイズを投入している吹雪のデッキは、レッドアイズの召喚速度のみに限れば城之内のデッキを超えているだろう。

 

(もっともだから勝てるってわけじゃないんだけどね)

 

 真紅眼の黒竜はブルーアイズとは異なり可能性のドラゴン。その可能性を活かすも殺すもデュエリスト次第だ。

 

「真紅眼の黒竜の攻撃力は2400ポイント。アックス・レイダーの攻撃力を上回っている」

 

「へへへっ。けどそう簡単にはいかねぇぜ! リバースカードオープン、モンスターBOX!」

 

 

【モンスターBOX】

永続罠カード

相手モンスターの攻撃宣言時、コイントスを1回行い裏表を当てる。

当たった場合、その攻撃モンスターの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで0になる。

このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。

または、500ライフポイント払わずにこのカードを破壊する。

 

 

「永続罠、モンスターBOX! このカード効果によりお前の攻撃宣言時コイントスを行い裏か表かを当てる。当たればお前のモンスターの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで0になるぜ!」

 

 ただし毎ターン、ライフコストとして500ポイントを要求する。

 もっともライフコストや二分の一でしか効果を発揮しないことを含めても、場に残り続け攻撃モンスターの攻撃力を0にする力は厄介だ。このままレッドアイズで攻撃し、もしも相手がコイントスを当てれば吹雪はアックス・レイダーの攻撃力1700のダメージを受けることになるのだ。

 

「だけど相手にダメージを与える手段はなにも攻撃だけじゃないんですよ。魔法カード発動、黒炎弾!」

 

「レッドアイズの必殺技と同じ名前のカード?」

 

「……魔法カード、黒炎弾。この魔法効果により相手プレイヤーに2400ポイントのダメージを与える!」

 

「レッドアイズの攻撃力は2400……ってことはいきなりライフの半分以上のダメージかよぉ!」

 

 城之内克也ともあろう人物がなんと頭を抱えて仰天していた。

 

「城之内さん。僕も一つ尋ねたいんですが、どうしてバトルフェイズ前にモンスターBOXを発動させたりなんかしたんです? こんなタイミングで発動しなくてもモンスターの攻撃時に使っていれば確実に効果を使えたんじゃないんですか?」

 

「……………あ」

 

「もしかして忘れていた、とか?」

 

「ち、違ぇよ! これには、伝説のデュエリスト! 城之内克也様の深淵な戦略があってだなぁ!」

 

 慌てた様に取り繕う。それが逆に怪しい。

 そういえばバトルシティトーナメントのDVDでも、最初のデュエルでいきなり上級モンスターを生け贄なしで召喚しようとして自滅していたシーンがあったのを思い出す。

 

「……黒炎弾の効果。やれレッドアイズ!」

 

 だがここは深く追求しないのがデュエリストの人情だろう。吹雪は先程のことは見なかったことにして、レッドアイズに命令を下す。

 主の命を受けたレッドアイズはその口から森羅万象を焼き尽くす黒炎を放った。

 

「そう簡単にダメージを喰らうわけにはいかねぇな! 俺はもう一枚の伏せカード発動、レインボーライフ!」

 

 

【レインボーライフ】

通常罠カード

手札を1枚捨てて発動できる。

このターンのエンドフェイズ時まで、

自分は戦闘及びカードの効果によって

ダメージを受ける代わりに、

その数値分だけライフポイントを回復する。

 

 

「手札を一枚捨て発動。こいつはこのターンのエンドフェイズまで俺が受ける戦闘ダメージと効果ダメージを回復に変換するカードだ。この効果により黒炎弾でウケる2400分のライフを俺は回復するぜ!」

 

 

 城之内克也LP4000→6400

 

 虹色のシールドが展開され黒炎弾のパワーを吸収。吸収されたエネルギーはそのまま命となって発動者であるデュエリストを癒した。

 さすがに簡単には攻めさせてくれないらしい。もっともだからこそ挑む甲斐があるというものだ。

 

「僕はカードを一枚伏せターンエンド」

 

 こんなものは序盤に過ぎない。これだけの戦いでは伝説の底などはまるで見えない。

 ここからが本当の勝負だ。




Ⅳ「受け取れ! 俺の本当のファンサービスを!」

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