プロローグ~世界が(何故か)震撼した日
Side?
「よっと!」
俺の名は汐峰 雫 何を隠そう、一度事故死し神様転生を果たした男だ。
俺は神様から頂いた特典の力で異世界巡りを楽しんでいた。
「グギャアアアー!」
「おっと?結構なデカさの黒いドラゴンか!面白れえ!まずは小手調べといきますか!<ザケル>!」
異世界に降り立ってすぐに目の前に巨大黒ドラゴンが立ち塞がってきたので応戦する。
「グオ?」
「へえ…ザケルをものともしねえなんてなあ。
この分だとザケルガもあんま効かなさそうだな…だったら!ドラゴンには同じドラゴンの力ってね!来い!ゲキリュウケン!」
ザケルを弾いた黒ドラゴンに対し今度は青い龍を象った剣を召喚する。
~推奨戦闘BGM「魔弾戦記リュウケンドー♪」or「ENERGY」~
「これこそが世界を救う鍵だ!ビビッドグリーンキー装填!」
『チェンジ!ビビッドグリーンリュウケンドー』
「うおおおおー!はあっ!」
ゲキリュウケンにある異世界で得た力の魔弾キーを差し込みその力を解放し龍騎士リュウケンドー・ビビッドグリーンフォームへと変身した。
「とっとと決めさせてもらうぜ!ファイナルキー装填!」
即座にファイナルキーを差し込み必殺技を発動する。
「ビビッドエンジン臨海突破!<ビビッドグリーンドラグニティークロスファイナルオペレーション>!!」
「グギャアアアアー!?……」
ゲキリュウケンとビビッドブレードを同時に振り下ろし黒ドラゴンを三枚におろした。
「ふう!…」
ブラックドラゴンを討伐した俺はこの世界を散策する事にした。
~そして~
「何?黒龍が倒されただと!?…」
「「は!?」」
その日、世界は震撼した。
「ど、どういう事なのだ一体!?」
「わ、私にだって何が何だか分かりませんよ!先程ダンジョンから帰還した冒険者PTが黒龍の亡骸を発見したと…」
「では討伐したのはその冒険者PTではないのか?」
「彼等はDランクのPTですからとてもじゃないですが不可能ですよ!というかあの黒龍を倒せる人間なんて私が知っている限りでは思い当たりませんって!」
とあるギルドの受付嬢からの予想外な報告を受けて男は頭を抱えていた。
「こ、こんな馬鹿な事があるなんて!?…こ、これでは我々の計画に支障をきたしてしまうではないか!…」
「どうする気なのよ?」
「ま、まだ手立ては打ってある!」
「そう…」
上がる筈の無い報告を聞いた男は仲間である女性に問われる。
だが彼等は知る由もない…そう遠くない日に彼等の邪な企みがたった一人の青年の怒りを買った事によって崩壊の一途を辿るという事を…。
何の作品か分かりましたか?