ZZZ×ARMORED CORE 6   作:ジョシュア・オブライエン

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Chapter 3:Danger, Night in the high building ④

停電と共に閉じられた防火シャッター。

破壊して突破する方法もあるが、リスクが大きく、

C4-621こと”独立傭兵レイヴン”や伝説のプロキシ”パエトーン”ことアキラたちは

今回は帰還して、後日電力の復旧を行うことに。

 

◇◇◇

 

バレエツインズの二棟には「制御室」と「発電室」の部屋が存在し、今回の停電を復旧させるには予備の電力系統に切り替える必要がある。

 

制御室にとどまり操作を行う側と発電室に向かい予備のエーテル発電機を起動させる側の二手に分かれ、制御室側では、電気回路の操作が求められる。

一方、発電室側では発電機と、エーテル原料の運搬が必要。

 

今回制御室担当は

プロキシ(アキラ)ライカン、リナ、C4-621の四名

発電室担当は

エレンとカリンの二名となった。

 

◇◇◇

 

問題なく制御室に侵入出来た621たちだったが…

『…やはりな。バレエツインズ全体にエーテリアスが蔓延している。――対処しろ。621。』

ウォルターの指示と共に飛び出していく621。

閉所故に回避はしづらく、敵の攻撃はパルスシールド「VP-61PS」のイニシャルガードで無効化させていく。 

 

VPCLの開発したプラズマライフル「Vvc-760PR」を数発ヒットさせスタッガー。

さらにアーキバス先進開発局の開発した高火力単身レーザーライフル「VE-66LRA」とシュナイダー社のレーザーショットガン「WUERGER/66E」の追撃を当てダメージをさらに与えていく。

 

EN武器全般は高火力で高負荷。

エーテリアスの体力をどんどん削っていく。

『――これで最後のようだったな。621は電力の復旧作業中の周囲の警戒を頼む。』

 

◇◇◇

 

作業に取りかかった数分後…

「ふむ…よい知らせでございます…制御室は正常に機能しております。非常用発電室が使えるかぎり、すぐに電力は復旧できるでしょう。」

「ですが、ですが、一つ気になる点がありまして…ここの情報によると、地下の発電所に故障はみられません。実態を把握するには、アトリウムを渡って調査しなければなりませんが…」

ライカンが不思議そうに話した。

「プロキシ様、レイヴン様、次はエレンとカリンを発電室まで案内していただけますでしょうか?発電機の準備を完了させましょう。」

 

◇◇◇

 

その後、近くの裂け目からエレンとカリンが待っている場所に向かった二人

「わっ、プロキシ様!お戻りになられたんですね…!」

「やっと来た。スマホの充電、なくなるところだったんだけど…ま、いいや。歩きながら話すから、行こ」

カリンとエレンもこちらに気づいたようだ。

とりあえず一行は発電室まで向かうが――重要なエーテル燃料がない。

以前何かが置かれていたような跡もあり、地面には引きずった痕跡も残っている。

『――三つのエーテル燃料を探そう。そうしたら電力復旧はできるはずだ』

アキラに従って全員は探索に向かった。

 

◇◇◇

 

散らばったエーテル燃料を集め発電機にセットしたあと……

A棟全体に電力が復旧したそうでアトリウムのシャッターも開いた模様。

全員で合流してB棟に向かうことになった

 

◇◇◇

 

「開きました!よかった!」

「ガイドさま無しでは成し得なかったことですわね。ご主人さまもお喜びになりますわ」

『どういたしまして――ん?そこに何かあるな。なっ……これは…』

 

リュックを漁ると何かを見つける。

その何かは液晶でカウントダウンを行っていた。それはまるで──

『――!621!』

ウォルターの指示よりも早く621はとっさにコア拡張機能「PULSE PROTECTION」を発動。

自機を中心とした位置に球状のパルス防壁を設置し、安全を確保……が

「ソレ」は爆発せず、ただクラシックのような音楽が流れた。

 

『ただの録音だ。タイマーか何かだろうね、危ないものじゃ…ん?』

「――後ろに!」

突然、刃が付いたバレエ衣装と刺々しくも優美かつスマートな姿のエーテリアスが一匹。こちらに襲い掛かってきた。

 

「ダンスのお誘いとお見受けしました…お相手を務めさせていただきます。――プロキシ様、安全な場所に隠れていてください。血の気が多いゲストは、私共にお任せくださいませ。」

 

◇◇◇

 

音楽につられて現れたエーテリアス。

刃が付いたバレエ衣装で回転ノコギリのように舞い踊り、その刃のような足で優雅に踊るように蹴りに来る。

 

ライカンがまず機械の義足でエーテリアスを蹴り上げ、リナが電撃を飛ばし、エレンが動き、エーテリアスに切りかかる中…

――621は間違えて起動したスキャン機能で「別の第三者の何者かが居る」と気づいて、

勝手に別行動

 

『――待って!どこに行くんだい!?』

『621が伏兵を看破した!お前たちはその奇怪なエーテリアスを排除しろ。伏兵はこちらがやる。』

アキラの質問にウォルターが簡単に答えた。

 

広場の奥には、数名の反乱軍兵士が隠れており、こちらに気づいた途端にミサイルを大量に発射して来た。*1

 

「くっ……バレていたか…”独立傭兵レイヴン”。貴様には確実に死んでもらおう。」

飛んでくる無数のミサイル。

 

621はパルスシールド「VP-61PS」のイニシャルガードでミサイルカーニバルを防いだり、クイックブーストで回避したりして確実に相手との距離を詰めていき、プラズマライフルとレーザーショットガン、レーザーライフルの性能保証射程まで入った瞬間に反乱軍兵士をプラズマやレーザーで焼き切っていく。

 

『数名は残しておけ。情報を抜き取るぞ。』

 

ウォルターの指示通り、瀕死まで追い込む為に一旦アサルトブーストを起動。反抗する兵士を思いっきり蹴り飛ばして気絶させた時には

ライカンらの戦闘も終わっていた。*2

 

621とウォルターは潜んでいた伏兵のことをを話した

『――僕たち以外にも誰かが?でも一体…っと…さっきは助かったよ』

アキラも安堵しながら答えた。

「気難しいお客様方もしばらく起きないでしょう。一度ここから連れ出し――」

 

『――待て!機体反応、高速で接近している!!』

その瞬間、巨大なリングのような飛行ユニットと接続された、621のACと似て異なる機体がバレエツインズの壁を破壊して飛び出してきた。

 

『新エリー都防衛軍の特務無人機体か…いや反乱軍が鹵獲したもの…自律戦術ユニットを優に超える性能だ。応戦しろ。621。』

*1
???「ミサイルカーニバルです」

*2
実際にはエーテリアスに逃げられただけだが

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