ZZZ×ARMORED CORE 6 作:ジョシュア・オブライエン
エーテリアスと反乱軍兵士を撃破した後、突如としてバレエツインズの広場に現れた、鹵獲された新エリー都防衛軍特務無人機体
「AAP07 BALTEUS」。
AAP07 BALTEUS
ここでは新エリー都防衛軍の特務無人機体。
反乱軍に鹵獲されたものは何故か真っ黒なカラーリングになっている。
ACのコア拡張機能のパルスアーマーよりも強固なパルスアーマーを常時展開。これを剝がさない限りこちらの攻撃手段は通用しない。
そして周囲の帯を巡らせたようなユニットから下面以外の方向に無数の誘導ミサイルを放つ。
また、下手に追いかけると自身の間合いと言わんばかりにグレネードランチャーやショットガン、マシンガン、そして高火力の火炎放射器*1に叩き落される。
「……これは厄介な…独立傭兵レイヴン様、我々も協力します。」
ライカンらヴィクトリア家政も合流。全員で一気に叩くつもりのようだ。
621は今回パルスアーマーに対して有利なパルスブレード、パルスガン、アサルトアーマーを持ち込んでいない。――つまり全員でパルスアーマーにダメージを積んでいって地道に削るしかない。
621はパルスブレード一本でも持ち込むべきだったと少し後悔した。
『――来る!』
アキラが警告した瞬間、リング状のフレームにびっしり配置されたポッドから無数のミサイルが発射される。
全ミサイルがしばらく滞空した後、こちらに狙いを定めると高速で一気に飛来してくる。
回避した先にもミサイルは追尾して突っ込むため、ダメージレース的にはバルテウス側が軍配が上がる。
しかし勝機はまだある。
ミサイルカーニバルを避けながら接近戦に持ち込む。ショットガンやグレネードランチャーの脅威もあるがミサイルの餌食になるよりはマシだろう。
ライカン、エレン、カリン、621の4名が突撃し、リナは遠距離支援を行う。
今回621の積んでいる
EN武器の「WUERGER/66E」と「Vvc-760PR」は火力が高く、パルスガンやパルスブレードには劣る*2ものの、パルスアーマーを削り取ることは可能。*3
レーザーショットガンとプラズマライフルを連射しながら、6連ミサイルを打ち込む。
ミサイルの嵐はバルテウスと交差するように回避。
グレネードなどはパルスシールド「VP-61PS」のイニシャルガードで弾き飛ばす。
少しづつバルテウスのパルス防壁は疲弊し、瓦解した。
『今だ!本体を狙って!』
アキラの指示と共に全員が追撃に掛かる
……が
『――!アサルトアーマーか!離れろ!消し飛ばされるぞ!』
ウォルターが忠告した途端に、バルテウスを中心としたアサルトアーマーのパルス爆発が周囲を吹き飛ばした。
◇◇◇
『みんな!怪我はないかい!?』
アキラが声を掛けるが全員無事なようだ。
「私たちは無事ですわ。でも…」
「――”パルスアーマー”という防壁も復活しています。本当に一筋縄では行きませんね。」
バルテウスもかなりダメージが入っているが未だにピンピンしている。
「我々があの防壁を壊します。”独立傭兵レイヴン”様は追撃をお願い致します。」
そう言ったライカンがブースター付きの義足で薙ぎ払い、
カリンは自慢のチェンソーで切りかかり、
エレンはハサミ?で直接ぶった切り、
リナは戦闘用ボンプのドリシラとアナステラを飛ばして攻撃。
バルテウスのパルスアーマーはどんどん減衰していき…遂に割れスタッガーした。
『出番だ!レイヴン!』
『621!仕掛ける好機だ!やれ!』
アキラとウォルターが同時に叫び、621はまず6連ミサイルとフルチャージプラズマライフルを当て、最後にフルチャージしたレーザーショットガンの収束されたエネルギー刺突をぶち込み、バルテウスは倒れた。
『敵システム…完全ダウン…621…よくやった。』
「……まだここには伏兵がいるかもしれません。一旦倒れている戦闘員を拘束してからホロウの外へ運びましょう。」
ライカンの提案で、全員は一時的にホロウから離脱した。