ZZZ×ARMORED CORE 6 作:ジョシュア・オブライエン
supreme command:G1ミシガン
field commander & front line:V.Ⅱスネイル
marksman:V.Ⅳラスティ
front line:C4-621 ”独立傭兵レイヴン”
front line:G5イグアス
front line:G4ヴォルタ
front line:チャティ・スティック
概要
通常では有り得ないが零号ホロウの低層にて姿を現した超級エーテリアス「ニネヴェ」。
本作戦はそれの撃退であり、討伐ではない。
今回は前線の者が動きを止めた後にて、新エリー都郊外に設置された「オーバードレールキャノン」を新エリー都の零号ホロウ内部に居るニネヴェに直接当て、ニネヴェを撃退するという単純な作戦。
アーキバスとベイラムの合意に基づく、超級エーテリアス「ニネヴェ」撃退作戦当日。
今回の作戦にアサインされた者たちは、旧都を飲み込んだ零号ホロウの眼前に設営された防衛軍を主体とする調査拠点であるスコット前哨基地に集まっていた。
「――チッ、あの野良犬*1まで居るのかよ。俺たちもなめられたもんだ。」
「関係ねぇ、俺たちで終わらせてしまえばいい。」
レッドガン入隊前からの悪友コンビのイグアスとヴォルタが居室の隅で軽口を叩く。
『戦友*2、新エリー都郊外のレールキャノンだがいつでも準備は出来ている。今回の主なダメージリソースはこれだとしても、今回は前線の人間が作戦の要だ。
戦友!出番なしに終わらせてくれるなよ。』
《ビジター、ボスから伝言を預かっている。『楽しんで来な』だそうだ。》
621は戦闘前にラスティやチャティと話しており、ラスティは新エリー都郊外からの通信でここにはいないがやる気は十分なようだ。
「準備は終わったか?命知らずども!愉快な遠足の始まりだ!!」
ミシガンの怒声と共に彼らは零号ホロウ内部へと侵入した。
◇◇◇
『621、ブリーフィングを覚えているか?今回の本作戦はミシガンが総指揮を取る。俺はV.Ⅳの狙撃の座標の補助であまり動けないが――お前に言っておこう。行って来い、621。』
『これよりアーキバス、ベイラムの合意に基づき、混成AC部隊による作戦行動を開始する。始めるぞ!命知らずども!!』
大雨の振る、薄暗い零号ホロウ内部の大きな広場に621のACが到着した時には、
既にイグアスのAC「HEAD BRINGER」、ヴォルタのAC「CANNON HEAD」、スネイルのAC「OPEN FAITH」、チャティのAC「CIRCUS」の姿があった。
「寄せ集め各位、統率を欠かないように。」
スネイルの冷徹な声と共に全員が戦闘態勢に入る。
「なんだこいつは、舐めてんのか……?チッ、イラつく野郎しかいねぇ。」
イグアスがそう悪態をつく。
「――高濃度エーテル反応だ!戦闘態勢に入れ!!」
ミシガンの指示と共にゆっくりと現れた超巨大なエーテリアスの怪物――ニネヴェ。
《――目標が子機を展開した。お前たちは本体を頼む。》
そう言ってチャティことAC「CIRCUS」は「ホーネット」と呼ばれる、小型のエーテリアスの集団に垂直ミサイルやクラスターミサイルといったの無数のミサイルたちを浴びせていく。
――そして、エーテルレーザーやエーテルミサイルを吐き続けるニネヴェ本体への注意を引き付けるように、それぞれクイックブーストで回避しながら、HEAD BRINGERがパルスシールドを展開しつつ、リニアライフルで「彼女」に攻撃を与え、それを補佐するように、OPEN FAITHの拡散レーザーキャノン、CANNON HEADの二連装グレネードキャノン、そして621のACのショットガンがその巨体へと降り注いでいく。
「地を這う醜い害獣め……邪魔なんですよ!」
「――硬てぇな。イグアス、そっちはどうだ。」
「クソッ!全然死なねぇ!」
《妙な感覚だ。ダメージは与えられているはずだが……》
あまり動じないニネヴェに攻撃を当てながら、それぞれ三者三様の反応を示す。
『――そろそろ頃合いだな。レールキャノン発射シーケンスに入る。』
ウォルターのH.D.Dシステム越しにラスティの声が入り込む。
『EMLモジュール接続、エネルギータービン解放。出力80%――照準補正良し、90、95――』
――戦場が静まり返る……。
『――外しはしない!!!』
宣言通り、一本の光が「彼女」の背後に命中。
エーテルが血飛沫のように飛び散り、女性のような甲高い悲鳴を上げ、ボロボロになったニネヴェはその場に倒れこむように脱力した。
「――アイツ……やりやがった……!」
「へっ、やるじゃねぇか。」
「当然ですG4、G5。このぐらいやってもらわないと困る。我々の保有する戦力なのですから。」
『G13!!貴様にレッドガンの流儀を教えてやる!
「泣きを入れたらもう一発」だ!!』
ミシガンの”アドバイス”に呼応するように621はフルチャージしたリニアライフルと、ショットガンをニネヴェに撃ち込んだ後に、レーザーブレードを展開。
構えた本体から5本の爪状にブレードを展開したのち、そこから長大な1本のレーザーの刀身を生成してからの2段構えの左薙ぎ払いの回転斬撃を繰り出す。
ニネヴェもたまらずのけぞって、零号ホロウ最深部のどこかに飛び去って行ってしまった。
621は追いかけようとしたが、今回の作戦の概要は「ニネヴェを追い返すこと」であり、
途中で踏みとどまった。
『621、一度スコット前哨基地に戻って休め。これからさらに忙しくなる。――よくやった。』
『命知らず共!まだ終わっていない!!「家に帰るまでが遠足」だ!帰還時も気を引き締めろ!』
「チッ……いちいちうるせぇな……ミシガンの野郎……。」
『イグアス、貴様の悪態がいつまで続くか見物だ!腕の方も磨いておけ!』
――その後無事に帰還し、レッドガンやヴェスパーの連中はそのまま帰っていった。
ちなみに621はG13レイヴンと刺繡の入ったレッドガンのジャケットをもらったとか。
G5イグアス
所属:ベイラムグループ専属AC部隊「レッドガン」
性別:男
身長:179cm
使用武装:「HEAD BRINGER」
属性/タイプ:物理/強攻
備考
博徒時代に大きな賭けに負け、そのカタに第4世代強化手術の実験台となった。その後、悪友G4ヴォルタと共にミシガンに喧嘩を売って顔面が変形するほどの返り討ちに遭い、「青少年の健全な育成のため」としてレッドガンにぶち込まれた。
7年はレッドガンに居る。
彼の乗機は中量二脚型AC「HEAD BRINGER」戦い方は本人の性格とは真逆の慎重かつ堅実に常時シールドを展開し続ける、所謂「ガン盾」スタイル。
リニアライフル、マシンガン、4連ミサイル、盾のかなり堅実な引き撃ち機体。
アリーナランクはDランクの第19位。何かとアリーナランク3位の621に因縁を持つ。
ガラが非常に悪く、その言動はチンピラそのもの。
エンブレムとDMアイコンはクワガタムシ……ではなく、クワガタムシの頭を運ぶアリ。
G4ヴォルタ
所属:ベイラムグループ専属AC部隊「レッドガン」
性別:男
身長:182cm
使用武装:「CANNON HEAD」
属性/タイプ:火炎/撃破
備考
同僚のイグアスとは、レッドガン入隊前からの悪友であり、破落戸時代に各所で暴れ回っていた時期にミシガンに目を付けられ、「青少年の健全な育成」という大義名分の下に揃って叩きのめされた上、レッドガン部隊に叩き込まれた。
タンク型AC乗りの好漢。
ガチタンのお手本といえる堅牢な構成でイグアスの「HEAD BRINGER」との連携がしやすい構成でもある。
タンクの利点である「反動武器の硬直の無効化」を活かし、2連装6分裂ミサイルでこちらの機動を牽制してきたうえで、腕部の重量級ショットガンとグレネードランチャー、肩部2連グレネードキャノンで叩き潰してくる。
ひねくれ者のイグアスと違い実直で、戦果を上げれば素直に見直してくれる。
エンブレムとDMアイコンは角が列車砲のような巨大な砲塔になったヘラクレスオオカブト。
◇◇◇
621のアセンブル(ニネヴェにプライマリシールドはないので、今回ワーム砲は出番なし)
HEAD
KASUAR/44Z
CORE
EL-TC-10 FIRMEZA
ARMS
EL-TA-10 FIRMEZA
LEGS
RC-2000 SPRING CHICKEN
BOOSTER
FLUEGEL/21Z
FCS
FC-008 TALBOT
GENERATOR
AG-T005 HOKUSHI
EXPANSION
ASSAULT ARMOR
RIGHT ARM UNITS
linear rifle
LR-037 HARRIS
LEFT ARM UNITS
laser blade
Vvc-770LB
RIGHT BACK UNITS
missile launcher
BML-G1/P20MLT-04
LEFT BACK UNITS
shotgun
WR-0777 SWEET SIXTEEN