ZZZ×ARMORED CORE 6   作:ジョシュア・オブライエン

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Chapter 1:Where the clouds and mist come to rest ⑧

「良かった!来てくれたのか!」

C4-621こと”独立傭兵レイヴン”と、G1ミシガンは、アキラたちがラマニアンホロウに入る前に、無事に合流できたようだった。

 

「お兄ちゃん、労働者たちが言ってた治療エリアはこのへんだよ。通信シグナルを追ってみた感じ、強度はいまいちだけどすぐ近くから出てるみたい。」

いつの間にかリンが衛非地区に来ていた。まあ、TOPSの妨害は事実無根だったから問題ないのだが。

ウォルターもそろそろ来るだろうか、と621が考えていたがまずは調査が先と思考を中断し、ホロウの深部に向かった。

 

ーメインシステム 戦闘モード起動ー

 

◇◇◇

 

「ひええ…ここ、ミアズマまみれですよ!?どうしてこんなところで治療を…?」

「労働者たちが言うには、ポーセルメックスの目を避けるため…みたい。」

 

「ロア先生の「解悩水」には確かに問題があった…しかも、治療のためだと言って多くの患者をホロウに入らせた…これはどう考えてもおかしい、急いでパロさんと患者たちを探さないと。」

 

ミアズマの影響だろうか、エーテリアスの数が以前よりも多い。

621らは前衛、ミシガンは後衛でエーテリアスを相手しながら進むことに、

 

◇◇◇

 

最後に残った「ハスクロン」、と呼ばれるRaDの特殊MT「TOYBOX」のような見た目と挙動の通常個体のエーテリアス*1を撃破し先を進む。

 

「どうしてこんなにミアズマが多いんだ?」

「治療を受けてた人たちは、どこに行っちゃったんでしょう…?なんだか、事態がおかしな方向に向かってる気がします…!」

アキラの問いに福福が反応する。

……すると、再びエーテリアスが現れる。

「……これじゃあ、きりがない。」

 

「パエトーンと言ったか。化け物も追い詰めれば守りを固めるらしいな……!貴様らはホロウに抜け出せなくなった迷子共の救助に向かえ!それとG13、貴様もここに残れ。」

ミシガンがパエトーンであるアキラにそう言い放った。

 

「――わかりました。ミシガンさん。後で合流しましょう!」

アキラたちはそう言って走り去っていった。

 

◇◇◇

 

「今ので最後のようだな、G13。パエトーンと合流する――っ何者だ!

 

ミシガンと621の目の先にはいつぞやの特殊MT「IA-27:GHOST」、そしてALLMIND製の「MINDALPHA」フレーム一式に身を包んだ謎のACが一体。

 

右手のALLMINDの開発した特殊バズーカ「JVLN ALPHA」をおもむろに向けてくる。

「G13!応戦しろ!!名無しのアイツは俺たちと遊びたくなったようだ!!」

 

621は先手必勝と、不明機体にRaD製造の逆関節脚部パーツ「SPRING CHICKEN」の蹴りを当てる。

逆関節フレームのブーストキックは逆関節の特徴でもある跳躍性能の高さによって大分離れていても蹴りが届くという唯一無二の性能を持つ。

しかも「SPRING CHICKEN」は比較的重量級のフレーム。威力も衝撃も比例して高くなる。

識別不明のACを壁まで蹴り飛ばし、分断させた所で621はミシガンの加勢に向かう。

 

ミシガンは絶賛戦闘中、8体程の「IA-27:GHOST」相手に右腕の大豊製のガトリング「HU-BEN」の弾幕で押し切り、

さらに左肩のメリニット開発の二連グレネードキャノン「SONGBIRDS」と、ファーロン・ダイナミクスの開発した2連8分裂ミサイル「BML-G2/P17SPL-16」、大豊核心工業集団の開発した炸裂弾投射器「TAI-YANG-SHOU」を空中から地上に居る「IA-27:GHOST」に炸裂させる。

弾幕と爆風の嵐。621が加勢しなくても問題なさそうだ。

 

――621のACにアラートが鳴り響く。

咄嗟にクイックブーストで回避した後に、直前に居たポイントに「JIVNALPHA」の着弾を起点とする連鎖爆発が発生する。もう不明ACは戦線復帰したらしい。

更にALLMINDの開発した特殊ミサイル「JVLN BETA」が回り込むような軌道を取るように誘導し始める。そしてミサイルの軌道にロープ状の爆弾が残り、時間差で一斉起爆する。

621はミサイルそのものと、ミサイルの軌跡から逃げるように通常ブーストを吹かし、起爆する前にクイックブーストで完全に避け切った。

 

621はALLMINDの開発した、迎撃に優れたプラズマ機雷投射器「HMMR」の回転体を投射して遠心力とスラスター補助による打撃に十分警戒しながら距離を詰めていき、

両腕のベイラムの重量級ショットガン「ZIMMERMAN」でスタッガーさせ、ファーロンの双対ミサイル「BML-G2/P08DUO-03」を叩き込み、追撃としてベイラムのパイルバンカー「ASHMEAD」をフルチャージで叩き込んで不明機体を爆散させた。

 

「終わったか、G13。それにしても正体が分からないな。独立傭兵……ではないな。アリーナ未登録でこの強さは有り得ない。」

残骸を漁ったところ、死体は見つからなかった。

もちろんRaDのチャティ・スティックのような論理コアがある知能機械人が動かす、”なんちゃって無人機体”のACもあるが、こいつは決まったプログラムに従うように動いていて、フロイトではないが「無人ACの動き」をしていた。

 

「……G13、考え事は後にしろ。パエトーンの尻拭いに向かう。愉快な遠足は終わっていない。」

621はミシガンと共にパエトーンことアキラたちの進んだ方向に向かった。

*1
RaDの首領のカーラが奴を見たら確実に大爆笑するだろう




~621のアセンブル~「重逆関節重ショパイル」

HEAD
KASUAR/44Z

CORE
BD-012 MELANDER C3

ARMS
AA-J-123 BASHO

LEGS
RC-2000 SPRING CHICKEN

BOOSTER
FLUEGEL/21Z

FCS
FC-006 ABBOT

GENERATOR
DF-GN-08 SAN-TAI

EXPANSION
ASSAULT ARMOR

RIGHT ARM UNITS
shotgun
SG-027 ZIMMERMAN

LEFT ARM UNITS
shotgun
SG-027 ZIMMERMAN

RIGHT BACK UNITS
dual missile launcher
BML-G2/P08DUO-03

LEFT BACK UNITS
pile bunker
PB-033M ASHMEAD

重量逆関節のブーストキックが相手にとってかなりの脅威になる上に、重量級ショットガン2丁とパイルバンカーという油断すれば一瞬でAPを刈り取るような構成のAC。
コンボが繋げやすく、ショットガン→とっつき(パイルバンカー)→キックの順番でも、
キック→ショットガン→とっつきの順番でも十分問題ない。

右肩の双対ミサイルは添えているだけ。積載とEN負荷が許すならば変更しても問題ない。
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