ZZZ×ARMORED CORE 6 作:ジョシュア・オブライエン
「ZZZ×ARMORED CORE 6」をこれからもよろしくお願いします!
讃頌会の”司教”の陰謀をくじいた後、ミアズマの濃度が徐々に低下していった。
しかし司教は何をするつもりだったのか、そして誰よりも速く讃頌会の陰謀をサム・ドルマヤンにリークしたのは誰か、ロアを襲った技研の遺産は偶然なのか故意なのか……
どれも真相が一切分からないが、ひとまずは讃頌会の被害者たちを避難させ、問題がないか、
緊急で検査を受けさせることになった。
なお、ポーセルメックス社が検査費用を負担すると言い出し、ちゃっかりとこれを機に信頼を取り戻そうとしているらしい。……ベイラムはエーテルなどの技術には精通していないようでその件はノーコメントだとか。
◇◇◇
衛非地区の町、澄輝坪にある飲茶店『
C4-621こと”独立傭兵レイヴン”は戦友のV.Ⅳラスティと共に中華まんをほおばっていた。
なお、ラスティが探していたサム・ドルマヤンはすぐにラスティの故郷へと戻っていったのでここにはいない。
「……戦友、君は最近うまくやれてるか?独立傭兵はかなり過酷な仕事と聞いている。いっそのことどこかの組織に所属するのもアリだと思うが……」
ラスティがそう質問して来た。彼のことだ。少々心配しているのだろう。
「別に?……いきなりどうかしたのか?ラスティ。」
即答。まあ戦闘員は621しかいないが、H.D.Dシステム越しのウォルターのサポートや、誰にも知られてないがエアの交信のおかげで割と楽な部類だろう。
「まあ、腹を割って話す機会が欲しかっただけさ。君がそう言うのなら安心だ。君もいいパートナーを持ったものだな。羨ましいよ。」
しみじみとした表情でラスティはそう話す。
「…………ラスティは俺の親か。」
「ふっ……ハハハ、確かにあのハンドラー・ウォルターには誰にも敵わないさ。」
そんな会話を続けていく621とラスティだったが――
突然背後から元気な若い女性の声が響いた。
「あれ?見ない顔だね!今ちょうどアッツアツの
黒地に赤の差し色や金の縁取りが映え、腰まで全開に開かれたチャイナドレスを着用した金髪のアッシュブロンドのシニヨンの髪型の若い女性店員こと、
「ほう……?なら私は一つ頼もう。……戦友、君はどうだ。」
「なら俺も。…………味覚ないけど。」
「ふふっお客様が、うちの料理の秘密を知ったら……きっともっとうちを好きになるねぇ〜。じゃ、ちょっと待っててね~」
再び厨房へと戻っていく紅豆を見届けた後、ラスティは話を続ける。
「……話が変わるが、君から聞いた話からするとまだ解決……というにはまだ腑に落ちないな。少し警戒を怠らない方がいい。不幸にも目の前で消えた”司教”は恐らく生きているだろう。」
「……まあ、難しい話は後にしてせっかくの機会だ、食事を楽しもう。」
その後、二人とも紅豆から軍人なのかと聞かれ、彼女と少しだけ仲良くなった。
◇◇◇
場所は変わって衛非地区、ベイラムグループ専属AC部隊「レッドガン」臨時拠点にて、
621はラスティと別れ、現在滞在中のここへと戻ってきた。
「――遅かったな、621。……戻りが遅いぞ。…………まあいい。お前は名の売れた傭兵だ。あまりウロウロするな。…………今日から少しの間の期間の依頼が一件も来ていない。お前は休め。」
ウォルターから少しだけ怒られてしまった。が少しばかりの休暇をウォルターから貰った。
『?レイヴン、何処かに行くのですか?』
エアの質問に答えるかのように、621はアリーナでイグアスをボコしに行った。