オーバーロード 朽ちた大墳墓の超越者   作:金叉の猫

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10話くらいで終わる予定です。


1 500年前の行き違い

 500年前のこと。

 その時代は六大神と竜王が手を取り合って八欲王と呼ばれる邪神と戦ったと記録されている。

 その争いは全世界を巻き込み、様々な種族が八欲王に殺された。彼らに逆らう者は徹底的に殺され、人間だろうが亜人だろうが異形種だろうが、とにかく殺され回った。

 簡単な話が、世界の危機と呼ばれるものだろう。

 そんな生存競争が行われている中、それは唐突にカッツェ平野に現れた。砂漠地帯に相応しいとも言える風貌の大墳墓だ。表層だけでも中央の巨大な入り口に、その周りへ四つ霊廟のようなものがあった。

 突然現れたそれによって戦場も近かったために紛争は一時中断。その現れた物体には近付くことなく、有識者(プレイヤー)がその風貌を見たことで彼らはそれが何かを察した。

 

「「ナザリック地下大墳墓だこれ⁉︎」」

「ナザリック?」

 

 八欲王からすれば自分達以外で唯一ワールド・チャンピオンが所属しているギルド。その戦力も人数だけなら小規模だがNPCを含めた戦力ではギルドの中でもトップと呼ばれる、公式非公認ラスボスがいる場所だ。

 41vs1500は今でも伝説になっており、数の差をひっくり返せる戦力があるのは重々承知だったために八欲王はひとまず静観することにする。

 一方、竜王と手を組んでいた六大神の唯一の生き残りであるスルシャーナは竜王にあそこへ攻めないように通達した。あそこを刺激したら八欲王以上のモノがこの世にまろび出かねないと。

 

「それほどなのかい?スルシャーナ」

「ああ、俺達プレイヤーには有名すぎる話だ。あそこは何よりも防衛力がマズイ。手を出して報復されるのもマズイけど、侵入するのが一番ヤバイ。生きて帰る、どころの話じゃないんだ」

「たとえあそこにいるぷれいやーが良い人であっても?」

「それは、どうだろうなあ。PKKギルドではあるし、悪い人達ではないんだろうけど……。どっちに転ぶかはわからない。彼らが交渉に出てこない限りは無視が一番だ」

 

 お互いにそんな認識になり、報復も怖れてナザリックが現れた辺りは戦場にならなくなった。

 そんな折、そろそろ消耗が不味くなってきた八欲王側がナザリックを味方に引き入れる、できなくても物資を恵んでもらおうとナザリックに侵入する案を講じた。

 あまりにも彼らが静かすぎて世界情勢がわかっていないのなら、ワンチャン味方に引き寄せられるのではないかと考えたのだ。それくらい彼らは追い込まれていたと言ってもいい。意見の食い違いで空中分裂寸前だったのだ。

 そうなる前にゲーム感覚でナザリックを訪れよう、ともすれば攻略してしまおうとしていた。

 彼らは空前のユグドラシル金貨不足。生産にも拠点維持にもとにかく資金が足りなかった。ナザリックなら融資をしてくれるかもしれないと賭けに出て──その賭けに勝った。

 ナザリックにはプレイヤーはおろか、NPCすら、モンスターすらいなかったのだ。完全に無人でありながら、トラップなども発動しておらずアイテムだけが落ちているという状態。

 空き巣に入りたい放題だった。

 潜れたのは八階層まで。九階層に繋がる扉はついぞ見付からず、彼らはそこまでしか潜れなかった。だがそこまでであっても彼らはワールドアイテムの一つに鍵開けのアイテムを所持しており、それが転移後の世界ではかなり有用になっておりどんな扉でも開けることができたのだ。

 それはNPC用に作られた部屋も同様。装備チェストなども開くことができてNPC用に拵えた神器級や伝説級のアイテムも装備ロッカーを開くことで回収することができた。

 回収することはできたものの、使い道がないものばかり。それもそのはずでそれらは異形種のNPC専用に作られたものばかりであり、人間種の彼らには使い道がなかった。拠点NPCにも合致するものではなかったので、ユグドラシル金貨に溶かした。

 ユグドラシル金貨はそこら中にあり、彼らにとって有益だったのは金貨の現物だろう。流石にワールドアイテムはなかったものの、巻物なども回収したために八欲王は戦力を整えて更に竜王達を殺し続けた。真なる竜王と呼ばれるようなトップ層が殺され続け、レベル100を超える竜王は2体を残して全滅した。

 本来の歴史よりも竜王を含む様々な種族が死滅し、亜人と異形種はかなりの数が姿を消した。だがどうにか竜王とスルシャーナの遺した人類が勝ち、そこからの復興を果たしていく。

 その際、スルシャーナは苦渋の選択をした。ナザリックから使える物を借りることにしたのだ。

 あそこで八欲王が物資を補給したことは既に知られ渡っており、残された種族は反発した。むしろナザリックなんて消し飛ばすべきだという案も出たほどだ。

 それでも無人であることを知っており、今の人類には重要なアイテムもあるはずだからとスルシャーナは探索を実行。八欲王が現物に拘ったためか、遺産級のアイテムどころか聖遺物級のアイテムがたくさんあり、これは現人類には必要だとスルシャーナは持ち帰った。

 評議国とも話し合い、あくまで人類が生き延びるために使用することを盟約として定めてアイテムは持ち出された。強力なアイテムは評議国で預かり、あくまで人類の延命のために用いられた。

 死の間際、スルシャーナはナザリックのメンバーに謝りながら遺書を残したという。その遺書はスレイン法国と評議国で一つずつ預かられており、その遺言に法って彼らは命を救っていく。

 数々の優秀なアイテムがあるために人類の生存圏はそれなりに保たれた。法国の漆黒聖典ともなればまさしく人類の守護者となり、今日も今日とて人類のために暗躍していく。

 そうして、四百年が過ぎた。

 九十年も、すぐ過ぎ去った。

 

 

 彼女は駆ける。血に塗れた姿など気にせず、嵐の中を走り続けた。凶器として使った武器は腰の後ろのホルスターに閉まっているが、被った外套が血塗れなので見る人が見たらすぐに衛兵を呼ばれるだろう。

 彼女はリ・エスティーぜ王国の王都から脱出していた。これまで追っ手がいないために今は大丈夫そうだが、この後はどうなるか。

 彼女は漆黒聖典の第八席を与えられていた。それほどまでに突出した戦力であり、彼女は別任務で評議国に用事があり、その任務帰りで寄り道として王都に寄ったのだ。友達が任務に就いていたはずで、王国や法国から長い時間離れていたために情勢を聞きたかったのだ。

 王都なら美味しいものも食べられるだろうと思って彼女の元を尋ねたら、そこには彼女の姿がなく、二人にだけわかるようなシークレットメッセージが残されていた。それを読んですぐに下手人の元へ行き、王国の貴族に取り入って法国の秘密部隊である風花聖典の友を売っていた表向き神父の男をそのまま殺害。

 法国が王国をコントロールするために送り込まれた存在のはずなのに寝返って王国の蜜に群がり、法国の情報を売っていたどころか風花聖典の人員が犠牲になっているというのだ。

 友に話を聞き、法国が関わっている証拠を全て処分して逃げようとした際に王国の冒険者と衛兵に強襲された。衰弱していた友はそこで冒険者に殺され、だが王国はいつか人類の守護者になるほどの存在を産み出す国になるはずだから直接的な手を出すなと命令されていたために撤退。

 撤退した後に本国へフクロウを介した手紙を送り出し、状況を伝えようと思って来た場所が間違いだった。あまり街に入れないような状況だったために迂回して帰ろうとしているうちにカッツェ平野に来てしまったのだ。法国とは完全に方向が真逆で、そんな間違いをするほど親友の死が彼女には重かったらしい。

 嵐が晴れたら霧になり、足元が砂だらけになっていて何をしているんだかと思いながらも、金叉の髪をした彼女は歩く。本国からは離れてしまうが、ほとぼりを冷ますために少し隠れる必要がある。

 その場所に行ってみたかった。国とは異なるが、法国に恩恵をもたらした神の拠点。

 今や観光地となっており、外観は廃れて、モンスターも出ないために安全な歴史研究の場になっている、ナザリック大墳墓。最も周りはアンデッド噴出地帯なので観光に来るにも一苦労だが。

 彼女はナザリックで隠れることにする。自分の任務は成功したが、王国での任務は失敗だ。むしろ撤退しなければならないかもしれない。なんにせよ、少し表に出にくくなったので憧れの地を散策することにしたのだ。

 

(えーと、どこだっけ?確か五階層の、特殊な牢獄だっけ?)

 

 教えの通りに進む。なんだか漆黒聖典としての任務に疲れてしまったのだ。

 国民も知らない秘密部隊である漆黒聖典に選ばれるだけで名誉なことであり、そこで単独任務を任されている彼女は優秀だ。だがそんな彼女よりも優秀な兄しか家族は褒めない。漆黒聖典に入ろうが彼らの中心は兄だけであり、彼女はずっとおまけ。

 そんな親の態度が気に食わず反発した時に出会ったのが最近死んだ友だった。彼女のおかげで救われた部分が大きく、厳しい訓練や任務をこなせたのも彼女がいたからだろう。

 そんな彼女がいなくなり、簡単な話が心にぽっかりと穴が空いてしまった。何もかもにやる気がなくなってしまった。だから自暴自棄になって国に帰らずにナザリックに来てしまったのだろう。

 吹雪が舞う空間から本人の直感で牢獄を見つけ出す。そこの牢獄も全く手入れがされておらず、鉄格子などは錆び始めていた。昔は使われていたのかもしれないが、今はどこにでもあるただの牢だ。

 ここに来た理由は簡単、彼女が本国から借り受けている伝説の武器である短剣二本はこのナザリックから借り受けた物だと伝わっているからだ。

 切れ味も特殊能力も一級品どころか国宝級。王国の国宝なんて全て合わせてもゴミに変わるほどの逸品が彼女、クレマンティーヌの借り受けている宝刀だった。

 ここに来た理由は簡単だった。国の教えに逆らって、この宝刀を返してしまおうと思ったのだ。

 もう漆黒聖典で頑張る理由も思い付かず。生きていく意味も見出せず。なのに腰には立派すぎるものがずっとある。

 言ってしまえば重くなったのだ。

 国には必ず持って返って来るように言われている。彼女自身よりも大事な物なのだからと言われ仲間に預けてでも返すように言われていた。

 だが、大元は国のものではなく他者の物である。

 自国の神が残した武具やアイテムもたくさんあるが、このナザリック原産の武具もたくさんある。むしろ神々の武具は能力的にも崇拝する神の遺物という付加価値からも使用は躊躇われ、ナザリックの武具が多く使用されていた。貴重な武具だが、法国の上層部からすれば神ではなく他のぷれいやーの物で、しかもユグドラシル時代はDQNギルドだったと伝わっているので容赦無く使い果たしている。

 神々の言葉は正確には理解できておらず、要約されて極悪集団だった、くらいの認識だ。漆黒聖典という最強戦力ですらそんな認識なのだから、ナザリックのことは詳しくは知り得ない。

 それを知るスルシャーナは八欲王との戦いのすぐ後、死んでしまったのだから。

 いつも法国では人間が一番下だ。優先されるのは神の血を本格覚醒させた極一部の超人と、神々の残した至宝のアイテムばかり。エルフの国との戦争で最前線を支える火滅聖典も、各国に諜報として潜り込んでいる風花聖典も、最強戦力の一端のはずのクレマンティーヌでさえ。

 至宝のアイテムの前では使い捨ての駒でしかなかった。

 それに気付いてしまって、あまりにも重すぎる荷物を降ろしたかったのだ。

 

「借り受けてるくせに偉そうなんだよ。お前ら上がそんなだからあの神父も勘違いして威張るんだろ。聖典はてめえらのためのものじゃない、国のためのものだって言ってたのはてめえらだろうが。それを道具扱いしやがって。──くたばれ法国。神の遺物は神に返す」

 

 クレマンティーヌは牢獄にあったとは聞いたが、どこに置くのが良いか悩んでしまう。宝刀を置くような畏まった場所が牢獄にあるはずもなく、かといって床の上に置くのは無礼だと感じた。

 どうしようと二本を抱えたままでいると、目の前に骨の手がニュッと出てくる。気配も何もなく出てきた手に、世界でも有数の戦士であるクレマンティーヌが反応することもできなかった。

 

「うん?返してくれるんだろう?」

「──へ?」

 

 クレマンティーヌは突然の事態に理解できないまま、差し出された骨の手にそのまま国宝と呼ぶべき短剣を渡す。

 渡した相手の偉丈夫の骨──超越者(オーバーロード)の姿はクレマンティーヌよりも頭二つ分は大きく、全身を漆黒による汚れもない、彼女では到底鑑定するなんて烏滸がましいような上質なローブに身を包んでいた。

 おそらく低い声から彼、と思われる人物はクレマンティーヌが渡した武器に魔法をかけて観察を始める。クレマンティーヌは本能的に彼へ武器を渡してしまったが、彼からは強者としての強さのようなものを感じなかった。

 一流の戦士になればそういう感覚が研ぎ澄まされる。長年、というほど生きていないが、修羅場を何度もくぐり抜けてきた勘が何も告げてこない。相手が明らかに死者だとか、魔法詠唱者だからとかではなく、存在そのものが希薄なのだ。

 こんな朽ちた大墳墓に一人のアンデッド上位種。なぜこんな場所にいるのであろうと、母国が齎した教育から彼女は一つの答えを出し、背筋が凍る思いをしながらその場に立膝を就いて顔を伏せた。

 それは現存するとは言われていない存在。だが過去に人類を救い、かつナザリック地下大墳墓に現れる可能性のある存在。

 彼女は覚えたいくつかの人名から、当たりを引くことができた。

 

「あ、アインズ・ウール・ゴウンのモモンガ様、でございましょうか?」

「うん?知らなかったのか?今ここには俺しかいない。そのアインズ・ウール・ゴウンのモモンガだぞー。君は武器を返しに来たということはあの国だ、スルシャーナの国。スレイン法国だっけ?」

「はい、そうです。私が国からその武器を一時的に預かりましたが──返還すべきと考えてお持ち致しました」

「国の意志じゃないんだ?これはギルドメンバーが作った物だから返ってくるのは嬉しいけど、全部返ってくるのはまだ先かな……。それとも、人類は平和になったのかい?」

「それは……」

 

 モモンガの問い掛けに、すぐ答えるとしたら平和になっていないという言葉が正解だろう。

 人類圏は土地や食料を求めて戦争をして、法国もエルフの国と絶賛戦争中。他の国々もモンスターの被害が大きく、平和とは程遠い。モンスターからの被害を減らすのが関の山で、被害はまだまだ多く、それに腐った人類は人身売買も行い人をいたずらに減らし、自国民すら大事にしない輩もいる。

 そんな世界の状況を正直に答えようとしたところで、それは彼女自身の努力が足りなかったのではないかと思ってしまい、下唇を噛む。彼女が竜王国や聖王国に派遣されていれば戦況を変えられたかもしれない。それくらいの、英雄と呼ばれた領域を遥かに超えた自覚はある。

 だというのにやっていたのは人類でも愚かしい部類の国家群との交渉だったり暗殺ばかりだった。彼女は対人戦の方が向いているだろうが、モンスター退治もできなくはない。だが法国は適性を見て適した場所へ派遣している。

 そのことに不満があったのかもしれない。今産まれたのかもしれない。どちらにせよ、王国だろうが帝国だろうが誰でも殺せるような実力を持ちながらやっていたのは裏工作の手伝いと暗殺ばかり。評議国に行ったのも、神の遺物に関する取り扱いについて盟約の確認を長々として来ただけ。

 彼女の実力が発揮された戦場というのは、皆無だった。

 そんなことを考えている間にモモンガは結論を出す。

 

「そっか。まだダメか。けど君はこれを返してしまって良いのかい?国預かりの物だろうし、君はアレだろう?なんちゃら聖典の部隊員。これの紛失なんて叱責じゃ済まないだろうし、もし原隊復帰とかしても武器はどうする?全員ユグドラシルの武器で固めてるんじゃなかったっけ?これを渡されている聖典は一番強いとこだったはずだし」

「……良いのです。元はあなた方の物。そして私は……聖典でいることに疲れてしまったんです。名前を変えて、どこかで静かに暮らそうと思います」

「あー……。死ぬつもり?もしかしてそのつもりでこの大墳墓に?」

「それも一考かもしれません。同国の者を殺した私は聖典失格でしょうから」

 

 クレマンティーヌとしてはそれもありかと思った。愚かな神父については報告したが、原隊復帰するかと言われたらどうでも良くなっていた。家族のために頑張るつもりは端からなし、頑張ってた理由の親友も先程死んだ。

 誰かのためや国のために頑張るというのは彼女には合わない。愚かな人類が憎いとかもなく、亜人や異形種が憎くて滅ぼしたい訳でもなく。

 そう考えたらこの神の居城で死ぬのもありなのではないかと思えてきた。

 

「死にたいって考えている人を止めるつもりは、本当はないんだけど。君はまだ死のうとしてないね。それに武器を返しに来てくれた。恩には礼を、もし生きる理由がないのならちょっとしたお願いを聞いてくれないか?」

「お願い、ですか?」

「80年ほど外を見ていないからな。あとどれくらいで平和になるのかを把握したいというか」

「……あの、申し上げにくいのですが。御身のお姿は異形種と思われ排斥されかねません……」

「そこは大丈夫だ。このアミュレットがあるからな」

 

 モモンガが首から下げたアミュレットが光ると、そこにいたのは同じ格好をした十七歳くらいの少年だった。黒髪黒目で肉付きも良く、ただ見る人が見れば日本人だとわかるような姿だった。

 これをスルシャーナから返礼品だと渡されて、ワールドアイテムな上に外装が本人の十七歳の頃のリアルの姿を健康にしてみたようなデータ固定というクソアイテムだったためにこんなのがワールドアイテムで良いのかとモモンガは受け取った時に愕然としたものだ。

 しかも渡してきた代理のクソトカゲが気に食わなかったのもあってかなり苛立ったのはクレマンティーヌには話さなかった。

 

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