チャンバラアーカイブ   作:とある肉詰め

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アビドス編OP 「無限マイセルフ」リトルブルーボックス


Vol.1 アビドス復興委員会編 吹き荒れる金色の嵐
1話 アビドスいいとこ一度はおいでよ


アビドス自治区、そこはかつて3大校に匹敵すると言われている規模を誇っていた。しかし、砂嵐にて甚大な被害を受け荒廃し、廃校の危機に立たされている。そんな場所に先生はやってきたのである。

 

彼女がここに来たのはツバサの依頼である。始まりは一通の手紙を渡されたことだった。シャーレの仕事内容を先生が把握してきた頃、ツバサがやってきた。そうしてて渡された一通の手紙、内容はアビドス高校を連日襲撃しているヘルメット団の調査である。それを渡したツバサはこの依頼を受けて欲しいと「連邦生徒会に止められることは絶対にない」という言葉を添えて頼んだのだ。その後アビドスについて説明し、クラフトチェンバーを利用ししっかりと準備を行った後、ツバサの車でアビドスへ向かうことになったのだ。

 

「"街が…砂だらけだね"」

 

「俺が入学するよりも前に砂嵐が起きたんだ、それの被害が尋常じゃなくてな、ゲヘナやトリニティ程の規模が今じゃこのザマさ」

 

「"そうなんだね…わたしに手伝えることがあったら言って!"」

 

「ありがとう、みんなにも言ってやってくれ」

「そういえばすぐに行こうとしてましたけど多分俺がいなかったら干からびてたんじゃないんですか?」

 

「"ヴッ、たしかに…"」

 

そうこの先生、準備をしたのはいいが自分のことについての準備を全くしていなかったのである。水分も持たず、かなり昔の地図情報のまま行こうという今のアビドスを知るものからしたら投身自殺自殺にも等しいことをしようとのである。砂漠地帯は舐めたら死ぬ、このまま行けば原作のようにピンチに陥っていたのである。

 

「自分のことも大切にしろよ?アンタがいなくなると、キヴォトス終わるぜ?」

 

「"……ハイ"」

 

アビドスの事情について大まかな説明を受けながら車を走らせるトウジ、あと10分くらいで到着すると言ったところで自転車に乗った銀髪でイヌ科のようなケモ耳の少女が見えてきた。

 

「ようシロコ、例の先生連れてきたぞ」

 

「先輩、本当に連れてきたんだね」

 

「先生紹介するぜらこいつはシロコ。アビドスの後輩だ」

 

「私は砂狼シロコ、よろしく先生」

 

簡単な自己紹介を自転車で自動車と並走しながら行うシロコにキヴォトスの生徒のフィジカルに驚いている時、銃声が聞こえてくる。

 

「先輩」

 

「あぁ、急ぐぞ」

 

2人はスピードをあげる。校門が見えかかった地点に差し掛かると、そこではフルフェイスタイプのヘルメットを被った子供達がアビドス高校を襲撃しているのであった。

 

「今度こそ、学校をいただくぜ!」

 

「ここは今日から私達カタカタヘルメット団のものだ!」

 

「今日はアイツはいない、今がチャンスだ!」

 

金色の嵐(ゴールデンストーム)がいねぇうちにやるぞ!」

どうやらツバサが居ないうちに襲撃をしようと言うのである。彼女らの言う金色の嵐(ゴールデンストーム)と言うのは彼の二つ名であり、彼が会社の開業資金稼ぎ兼借金返済のために賞金稼ぎをしてた時に着いたもので、自慢の速さであらゆる自治区から賞金首を薙ぎ払い、ヴァルキューレや各地の学校へ突き出していた。そんな彼が金色のオーラを纏いながら嵐のようにやって来ることから着いた名である。

そしてそんな彼が向かっていることを知らずに攻撃を続けるカタカタヘルメット団たちだったがこちらへ向かってくる車両とそれに並走する自転車に気づいた。そして…

 

「オイ!あの車、こっちに突っ込んでくるぞ!」

 

「に、逃げろー!」

 

ブレーキを踏まず、逆にどんどんスピードを上げていく車に退避が間に合わなかったヘルメット団員2名は車にはねられた。ヘイロー持ちのキヴォトス生徒なので気を失うだけで済むのだが、迎撃していたアビドス生らしき人達も、避けられたヘルメット団員達もドン引きしていた。

 

「ヨシ」

 

「先輩、ヨシじゃない」

 

「"ツバサ、後でお話ね"」

 

車から2人が出てシロコも自転車から降り、戦闘態勢に入る。

 

「クソ!奴が来ちまった、逃げるぞ!」

 

「いないんじゃねぇのかよ!」

 

鬼桜流 閃突・連

 

目にも止まらぬ高速の突きを逃亡していた数名に喰らわせ、そのまま意識を刈り取る。

 

「“ツバサ、そのまま回り込んで!シロコ、そのまま追い詰めて!”」

 

「「わかった!」」

 

彼のヘアカラーと同じ金色の翼を広げて飛翔し、一瞬で回り込み後ろから迫ってくるシロコと挟み撃ちの形になる。すでにツバサがきたことで戦意喪失したヘルメット団はたった2人の包囲でも抜け出せなくなってしまった。

 

「これで終わり」

 

「フィニッシュだ」

 

2人の攻撃をモロに喰らって完全にノックアウトした。

 

 

 

 

 

「いやー咄嗟の指示だったな、2人しかいないのに挟み撃ちにしようなんて普段は思いつかねぇぞ」

 

「どうして?教えて」

 

「” どうやらツバサが来ることを想定していない戦力だしツバサなら倒せるかなって?“」

 

「そりゃいけるっちゃいけるが」

 

 

「ツバサ先輩、シロコ先輩!この人は?」

猫耳ツインテの少女、黒見セリカに呼ばれて3人はツバサに連れられ、教室へと向かうのだった。

 

「と、言うわけでアヤネの手紙が受理されたので来ていただきました、シャーレの先生です!」

 

「"ど、どうもよろしく"」

 

「2年生の十六夜ノノミです」

 

「1年生の奥空アヤネです書記を務めています」

 

「…同じく1年の黒見セリカよ」

 

「あれ?今更だがホシノ(アイツ)は?」

 

「あれ?そういえばいませんね、さっきの襲撃の際は来ていたはずですが…」

 

さっきまでいたもうひとりのメンバー外ないことに気づき辺りを見回すと教室の扉が開き、そこからピンク髪でオッドアイな少女が現れた。

 

「ごめんね〜ツバサが来てくれたし安心して寝ちゃってたよ〜」

 

「もう、何寝てるのよ!」

 

「"君は?"」

 

「ツバサから聞いてるよ〜、最近来たシャーレの先生だよね、おじさんは小鳥遊ホシノよろしくね〜」

 

「さて、全員揃ったわけだしようやく調査に踏み込めるわけだ」

 

「はい、連邦生徒会もようやく動いてくれましたから」

 

「始めようか、最近更新度で襲撃してくるヘルメット団の調査を」

 

 

少年少女達はしることになる。アビドスに埋まる秘密とそれを狙うふたつの巨大な悪意に




ツバサが連邦生徒会長に要求したものは「アビドス復興委員会をアビドスの正式な生徒会組織として承認させること」と「ヘルメット団の襲撃の調査依頼」でした。

アビドス編終わったら閉話で3人の絆ストーリーやるけど

  • 3人とも欲しい
  • ひとりだけやって本編
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